【感想、レビュー】佐々木典士さん著『ぼくたちは習慣でできている』を読んで努力や才能について考え直す事ができました

 

どうも読書が好きとか言っておきながら最近本をあまり読んでいないたんたん(@tantan4423)です。

 

今回は久しぶりの書評になります。

 

今回の作品は僕がミニマリストを目指すようになった著書『僕たちはもうモノは必要無い』の著者佐々木典士さんの新刊『ぼくたちは習慣でできている』の書評になります。

 

前作の著書はこの日本という国で『ミニマリスト』という言葉を一気に一般的なものにしたと言っていいほどのヒットで社会現象を起こしました。

 

『僕もの』の次回作ということもあって僕も非常に楽しみにしていました。

 

今回の著書はブロガーには嬉しいレビューを書くことを条件に献本をしてもらうものでした。

 

 

僕自身はお金を払ってでも買ってレビューするつもりだったのでありがたい限りでした。

 

期待に沿うようなレビューができるかは不安ですけど書いていきたいと思います。

 

 

『ぼくたちは習慣でできている』の構成

 

この本の構成については10ページ目に書いてありますが、当ブログでも取り上げます。少し省略して書きました。

 

1章は意志力について書かれています。実際に意志が弱かったことによって習慣化できない人が多いと思います。そういった人に読んでいただきたい。

 

2章は習慣について書かれています。習慣とはあまり考えなくても無意識に行動できる事であります。習慣化すれば多くの事をストレスなく行うことができます。


3章は習慣を身につけるために何をすればいいか?ということです。具体的な方法が50にわけて段階的に説明しています。


4章は「努力」「才能」について考える章です。習慣を学んだことによって感じた可能性について書かれています。

 

どんな嫌なことでも習慣化(パターン化)してしまえば案外楽にできることが多いです。

 

時間ややり方を統一してワンパターンに持ってきて簡単にすれば面倒くささが解消されることも結構あります。

 

1章: 意志力は生まれつき決まっている?考察

自由時間が多すぎると何をしていいかわからなくなることへの共感

第1章では佐々木さんがワニブックスを退社して、フリーランスになって自由な時間が増えたという話から始まった。

 

しかし自由時間は多すぎることによって自分で何をするかを毎日考えるとう事は大変だということが書いてあった。

毎日やることを見つけるのも大変だった。雑事を見つけてはこなし、おもそうな場所を見つけては出かけていたのだが、やがてそれにも飽きてくる。

 

それは僕もよく分かることで今現在は僕自身は働いているのですけど、生活費を下げたおかげでたくさん働く必要が無いため月に13〜14日はお休みを頂いている

 

普通の人より多く休んでいるのですけど暇になることが本当に多い。

 

毎日友達と遊べるほど交友関係も無いし、自分で何をするかを考えるのが面倒くさくてひたすらブログを書いたりYouTube を見たりしている。

 

逆に他から「これをしろ」と言われた方が楽な事は結構多い。

 

強制された行動があるから自分で選んで行動することにありがたみを感じて幸福になるという事があるので共感しました。

意志力があると思ってたは人はそもそも誘惑されている自覚が無い

 

そもそも意志力というものが我慢する力であるのですけど、そもそも誘惑に打ち勝つのはとても困難なことだと思っている。

 

僕だってお腹が空いたらコンビニに走っていきますし、誘惑に打ち勝ったことなんか負けた回数のはるか下回っています。

 

著書ではこの誘惑に対しての意志力に対して

 

意志力が強いと思われていた人は、誘惑に抵抗している時間が短かったということだ。誘惑を打ち切れる強い意志を持っていたのではなく、そもそも誘惑されていた時間や回数が少なかった。

 

と書かれていて「なるほど・・・」と思った。確かに意識をしてしまっている時点で誘惑を受けてしまっている。

 

ということは意志力というものより意識しない努力の方が圧倒的に大事だということにもなる。

 

そして「悩むということは意識を呼び起こしている」と書いてあって、その意識した回数が増えれば増えるほど誘惑に負けてしまう確率が上がってしまう。

 

断酒や禁煙や不摂取にしてもそもそも意識しないというのが正解で努力で解決するような問題でも無いように感じる。

 

ミニマリズムは物事の合理化だと僕は考えていて無駄をとにかく取り除いて仕組み化(習慣化)するように意識している。

習慣化することによって意識自体を減らすことができる

 

仕組み(習慣)を作ってしまえばあとはその仕組みに従って行動することによって誘惑による苦痛を味わう必要が無い。

 

そういう意味でも自分が楽をする上でも習慣づくりは大事だと思う。

 

習慣は仕組みを作って反復することによって自然に生まれてくるものだと思っている。

 

意識をしないようになるためには最低数ヶ月は誘惑に耐えることをしなくちゃいけない。

 

自分が作った仕組みから逃げないように努力が必要だと思っている。

 

しかし仕組みを作って無意識に実行することができれば自分のライフスタイルは大きく向上すると思っている。

 

2章:習慣とは何か?考察

人の行動の45%は習慣

人間がしている行動の45%が習慣というのは自分のしている行動の半分は無意識で行われていることを指します。

 

確かにほとんどのことを一からしっかり考えてしまえば時間がかかり過ぎてしまいあっという間に1日が過ぎ去っていくような気がしました。

 

習慣化することによって余計なことを意識しなくて済むように人間の脳がカスタマイズされていることを考えたらなんて人間の脳は優秀なんだと感動しました。

 

ということは今人生が不幸だと感じている人はその要因となっている行動をルーチン化して習慣にしてしまえば楽に生きられるような気がする。

 

著書では習慣の要素として

  • トリガー(どのような仕組みを発動させるか決める力)
  • ルーチン(試行錯誤して見つけた記憶を無意識に呼び起こす)
  • 報酬(その行動をしたことによるメリットがあるかどうか)

が判断すると著書には書かれている。

 

要はトリガーを発動させるためにルーチンが必要でその行動の結果の報酬を求めている事だ。

 

この一連の流れを形成して初めて習慣つけされる。

 

この流れを自分の嫌いな作業に当てはめて行っていけば嫌いな事を感じづらい強靭な人間になれるという事だ。

 

習慣づけとはあらゆる方法で誘惑を断ち切ること

習慣づけをする上で誘惑を断ち切る事はものすごく難しいと思う。

 

僕だってよく「これからは健康のために野菜を多く取ろう」とおもった翌日の朝にとんかつを食っているような意志の弱い人間だ。

 

 

そういう誘惑を断ち切るためには先ほど書いた報酬をもっと魅力的なものにするのが効果的なんだけど、なかなか難しい。

 

そもそも健康のために何を食べていいかわからないし、多くの方法が存在しすぎて「何が本当かわからないから朝からとんかつ食べてやる」とやけくそになってしまう。

 

そして健康自体が曖昧な概念のせいで未来の自分がなかなか想像できない部分があって誘惑に勝てる材料になっていないのが現状だ。

 

そう思えば報酬も明確なものになっていないといけないし、この目標設定で習慣づけの成功率が8割くらい決まったもんじゃ無いのか?って思ってしまう。

 

結局は少しの期間我慢する期間が必要だから無理してでも乗り越えて負担にならないように動くしか無いのかもしれない。

 

第4章:ぼくたちは習慣でできている

 

第3章に関しては習慣づけに関する詳しい方法論なのでここで紹介するのはどうかと思いましたので、気になる方は著書を購入してみてください。

 

 努力や才能は単なる習慣の成果に過ぎない

 

この章ではイチロー村上春樹の話を多く例に出していて努力や才能とはなんだ?という事が書かれています。

 

そもそも「努力」というものが「我慢」と同列で語られているから話がややこしくなるのであって、そもそも努力している人はそれが苦痛と思っていない人が多い。

 

多分目標に向かってい頑張る事を苦痛だと思っているうちはどっかで誘惑が出てきて途中で投げ出してしまう。

 

しかし努力や頑張るというものを当たり前や習慣としてしまえば意識しなくても自分を高める事ができる。

 

その我慢から習慣に移し替えていく具体的方法については3章に詳しく書かれているので参照にしてほしい。

 

僕自身も掃除やブログを書く事に関しては息をするようにする事ができるし、基本的に物事を合理化して考えるのも訓練のたわものな気もする。

 

いつそれが習慣づいたのか分からないけど、他の人からしたらブログも掃除も息をするようにする事はすごい事らしい。

 

多分その方向性がただ違うだけで、イチローの場合はそれが野球に向いていただけかもしれない。

 

そう考えると自分が「才能が無い・・・」いじける事って本当に意味に無い事だと思う。

 

自分のペースで目標に向かって頑張っていけばいい

 

ここでよく言われる「他人と比べない」ということが重要視されているような気がします。

 

それぞれ向かっている幸せへの道も違いますし、それへの過程も違います。

 

ここでいう習慣づけというのは苦痛にならない努力をするためには自分の生活に溶け込ませることであって、他人と比べるものでは無い。

 

よく努力や才能って言ってしまうと他人と競うもんだという考えがあるけど、好きで息をするように努力できる人間には無理しても勝てない。

 

そもそも競おうという考え自体がどうなのかな?って思います。

 

結局自分らしく自分のペースでできる事を頑張っていく事が大事なのかな?って思ったりしました。

 

そして習慣化してしまえば今まで辛かった事も気にならなくなるので苦手な事はどんどん仕組み化して楽にしていけばだいぶ生きるのが楽になると思う。

 

 

まとめ・・・

 

さすがにがっつり書きすぎるとネタバレを含みすぎているのでざっくりと書いていったのですけどこの内容をみてよかったら購入してみてください。