どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在26歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回は介護士関係なく誰にでも関係が出てくるであろう親の介護について書いていきたいと思います。
介護の仕事をしていると親戚から当てにされることが多いと思います。
僕自身も身内での介護の相談に乗ることが多いですが、その相手は介護によって疲れた顔をしている人が多いです。
そもそも介護の相談をする以前に親に関する意識を変えていかなくちゃいけないって個人的には思っています。
結論を先に言ってしまうと施設に早く任せたほうが良いです。
※在宅介護に関してまとめた記事がありますので、読んでいただければ近いが深まると思います。

この記事の目次
親の介護はすぐ諦めて介護士に任せた方がいい

親孝行として子どもが親の介護をするケースがあるのですけど、できればすぐ諦めて欲しいと思っています。
介護をするために仕事を退職をしたり、周りの人との付き合いができなくなってしまって社会から孤立するケースを多く見てきました。
僕自身多くの施設で自宅で介護をしてきたご家族様をみてきたのですけど、本当に疲れ切った表情をしていました。
施設に入所された後に面会に来られた家族様が「本当に施設に入ることができて良かったです・・・」って安心された姿がとても印象的でした。
そもそも健康寿命(介護が必要ない状態)と寿命とは10年ほどの開きがあると言われています。
言ってしまえば介護の期間は10年近くあるということです。
この期間社会から孤立してしまった家族が社会に再び戻っていくのは難しいと思います。
介護者の高齢化もあるので介護後にすぐに介護が必要な状態になってしまうことだって考えられます。
自分の人生の大事な10年を親の介護に費やす必要性があるかと言われてみれば僕からしたらないと思います。
それならお金をもらいながら介護をするプロに任せるべきだと思っています。
他人に介護して欲しい人は多い現実がある

僕の今いる有料老人ホームでは機能が高い利用者様が多い傾向です。
「子どもに介護してもらうのはなんか嫌」って理由で自分の意思で施設位入った人もいました。
「親孝行のために介護をする」と思っている方もいるかもしれないですけど、それが本人から負担になっていることも結構あります。
そういう気持ちの部分は元気なうちにしっかり確認するべきなんだろうけど、できなかった場合に家族の意思が本人の意思となってしまうことが多いです。
施設に親を預けることが悪いことだと思い込んでいる人が一定数いるのも分かります。
一時期の気持ちによって長い期間介護に縛られるのはどうかな?って思ってしまいます。
介護施設に入ることによって家族以外のつながりも新しく生まれるケースだってあります。
実際に施設に入ったとしても介護度が軽い人なら普通に外に友達と遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりみたいなことは普通にしています。
施設内のイベントや他の利用者さんとのコミュニケーションをとることができます。
施設の中で一つの社会ができているので、介護される方も孤立しづらくていいのではないか?って思ったりもします。
事前にどのような死に方をしたいのか聞く事が大事

家の中で自分の家族に面倒を見てもらうだけの日々もどうかと思ったりもします。
もちろん本人の意思ということがあるのだけど、介護施設が増えてきた背景から家で絶対に介護をしなくちゃいけない時代でもないです。
介護される本人よりも介護者自身が元気な事のほうが僕は大事だと思います。
介護をして消耗してしまって、次の介護対象者になってしまうのも気の毒な話だと思ってしまいます。
介護破産をしないために大事なことは本人との密な話し合いだと思っています。
具体的にこれは話しておいたほうがいいこととしては
- 延命治療を希望するのか?
- 相続はどうするのか?
- 葬儀に関する希望は?
- 自分が自宅で介護が出来ない趣旨を伝える
- 重要書類やハンコの場所は?
これらを話しておいて何かしらの書類に残しておくほうがいいのかな?って思っています。
特に早い段階で「自分は介護できません」って親に伝えることは大事なのではないかと思ったりしています。
早めにいうことによって、親は子供を当てにしなくなるので自分で施設に入るためのお金を貯めるようにもなると思いますし、自覚を持った生活をすることができます。
後は、初期症状が出たときにすぐに介護施設への入居申請ができることもいいですね。
重症化してしまうと自分自身で判断することができなくなってしまうので、家族が判断することによる負担が上がってしまいます。
あらかじめ決めておけば「これは本人と話して決めたことだから」と割り切った判断がしやすいです。
お互いが嫌な思いをしないためにもあらかじめの話し合いは大事だと思います。
介護施設に預ければ精神的に楽になるケースが多い
1対1で介護できる在宅のほうが充実した介護と思うかもしれません。
しかしあくまで家族での介護は素人の介護ではあります。
家に介護をする環境を整えるのはお金もかかりますし(介護保険で安くはなりますが・・・)自分で全てしようとしても大変です。
他人に介護されるのが嫌という気持ちがあるかもしれないですけど、後々の自分の人生のことを考えたら圧倒的にプロにお任せしたほうがいいと思っています。
介護士はお金をもらって介護をしている資格をもったプロでもあります。
もし何かがあったとしても素早い対応をすることができますし、在宅で介護をするよりも環境が整っていて安全でもあります。
介護士の事件が気になる人もありますけど、それはごく一部の話です。
ほとんどの介護士は高いプロ意識をもった人たちです。
良い老人ホームを探している人にオススメサイトは??
家族が介護状態になったときのことを早い段階で話し合うということはとても大事なことです。
とても当たり前なことかもしれないですけど、それができていない家族が介護に苦しんでいると現場で働いている僕は感じています。
家族にとっても入居する利用者さんにとっても、介護が必要ない時に詳しい知識を蓄える必要があるように感じています。
もし介護施設に入居するなら、絶対に自分たちで介護施設を探さないほうがいいです。
理由としては以下のようなことがあります。
- 介護保険は複雑で理解が難しい
- 最後の住む場所を知識もない状態で決めるのは危険
- 運営状態が悪くて追い出されることがある
- 介護士の質が低くて危害がある
ということが考えられるからです。なので老人ホームを選ぶ代行の業者にお願いするのが一番いいと思っています。
そのなかで一番僕がオススメしているのはきらケア老人ホームです。
きらケア老人ホームは僕も登録している「きらケア」という介護専門派遣をしている会社です。
日々あらゆる介護施設に介護士を派遣している言わば「介護のプロ集団」が運営している「老人ホーム選び代行業者」なので、これから入所する人にとって心強い存在になります。
- 首都圏6000以上の有料老人ホームの情報を管理している
- 空室状況や施設の雰囲気まで情報を把握している
- とにかくスピーディ、最短1週間での入居も可能
- 一人一人にアドバイザーがつくので安心
自分で老人ホーム探しをすると希望の施設が満室だったということが多くあります。
しかしきらケア老人ホームではその介護施設の今どのような空室状態になっていることを把握して確認をしてくれるのでわざわざ無駄足をする必要がありません。
介護派遣業務を行っているので、介護職から見た中の情報を知っているので、予算にあった最善な施設選びをしてくれます。
申し込みから最短で1週間で入居できたという声もあり、緊急時の施設入所にも適しています。
きらケア老人ホームは無料で登録して利用できるので公式サイトでまず確認して見てはいかがでしょうか?
公式サイトから基本情報を入力すると
0120-202-628
のフリーダイヤルから電話が掛かって来ます。この電話で詳細を確認がきます。
初めての方もコンサルタントが親身になって話を聞いてくれて安心ですね。
何も知らない状態でも登録をしてヒヤリングをすることで良い施設に巡り会うことができます。
※東京、神奈川、埼玉、千葉県の「有料老人ホーム」の紹介を行っています。特養や他の地域の紹介は行っていません。
さいごに・・・

親を介護施設に預けることは抵抗がなかなかあることかもしれません。
しかしそれでは親子共々消耗してそれが重大な事件に繋がってくることはよくあります。
そうならないように自分の家族とは介護の話はしておいたほうがいいと思います。
まずは介護者の負担を軽くすることが親の介護において優先事項です。
間違っても一人で抱えこまずに近くの市町村役場に相談に行ってみてください。
少子高齢化の社会において今後の日本では多くなっていくと思います。
誰もが直面する家族の介護についてこの記事を読んで少しでも知見を広めてくれたら幸いです。