どうも以前夜勤専属として介護施設で働いていた、たんたん(@tantan4423)です。
皆さんは介護士の仕事の夜勤についてどう思われますか?
・体力的に厳しい
・健康に悪い
・夜は職員も少ないので不安
上記のような声をネットでも現実でも多く言われます。
この記事はそんな「介護士の夜勤」について実際に夜勤のみをする「夜勤専従」という働き方をした経験から解説していきたいと思います。
- 介護夜勤の勤務時間
- 介護夜勤の業務内容
- 介護夜勤をするメリット
- 介護夜勤をするデメリット
- 稼ぎたい人は夜勤専従がいいこと
・実際に介護夜勤専属を2年間続けました
・介護夜勤専属で最高月収30万円を超えました
・この記事を読んでくださる方が1万人以上います
・働き方に関する本を商業出版しました
実際に介護夜勤をしてきたので現場の人間視点で解説しています。
僕も介護夜勤専属をするに当たっていろいろ調べていたのですけど、全然介護士側の情報がなくて困りました。
なので自分で作りました。
※介護士で夜勤専属の仕事をしたい人は介護派遣を使うべきです。介護派遣に関するまとめ記事もありますのでご活用ください。

この記事の目次
- 1 介護の夜勤の勤務形態について
- 2 夜勤をする職員の人員体制について
- 3 常勤の介護職員は何回夜勤に入るのか?
- 4 介護夜勤の基本業務・どんな仕事内容か?
- 5 夜勤の休憩について
- 6 介護夜勤をするメリット
- 7 介護夜勤のデメリットについて
- 8 夜勤の待機時間の有効な使い方
- 9 夜勤中に急変が起こった際にするべき事
- 10 介護で稼ぎたい人は夜勤専従をしたほうが良い
- 11 【経験談】僕は夜勤専従の仕事をしたおかげで人生変わった
- 12 夜勤が楽な施設の見極め方
- 13 介護士の転職エージェントの活用方法
- 14 夜勤専属の賃金が高い介護派遣会社を紹介
- 15 未経験者は初任者研修を無料でとれる派遣会社で働こう
- 16 派遣を利用することによって受けられるメリット
- 17 この記事のまとめ
介護の夜勤の勤務形態について

介護夜勤の勤務時間は主に2種類ある
介護の夜勤は主に2つのパターンがあります。
- 【3交代制】21時〜翌日7時の夜勤(内休憩2時間)
- 【2交代制】17時〜翌日10時の夜勤(内休憩2時間)
時間が前後したりするのかもしれませんがだいたいこんな感じです。
2交代制・3交代制の夜勤の休みについて
2交代制の夜勤は1回の夜勤で日勤2日分働いている扱いになります。
2日分の夜勤をすると必ず休みが来るようになっています。
3交代制の夜勤は7時に終わった日が休みになります。
①夜勤⇒休み⇒仕事
②夜勤⇒明け⇒休み⇒仕事
①の方が拘束時間が少ないですけど次の日が仕事なので体力的にきつかったりします。
②は拘束時間が長いですけど明けと合わせて実質2連休になっていて得した気分になります。
基本は多くの施設が②の二日分拘束される勤務を行っています。
個人的には2交代制の夜勤をオススメします
個人としては②の方をオススメします。理由としては以下の通り。
・職場に行く回数が少なくなる
・夜勤は夜勤だから一回に二日分働いたほうがいい
・明けや入りの時間を有効に使える
特に効率的に働いて稼ぎたいと思う人にはお勧めの働き方だと思っています。
夜勤をする職員の人員体制について

夜勤を担当する介護職員は施設の形態によって違ってきます。
それぞれの施設の夜勤時の人員配置は以下の表の通りです。
施設の種類 | 一般的な人員配置人数 |
特別養護老人ホーム(特養) | 利用者25人につき1人以上 |
老人保健施設(老健) | 利用者20人につき1人以上 |
グループホーム | 利用者9人につき1人以上 |
小規模多機能型 | 利用者9人につき1人以上 |
施設によって人員配置が違う理由
表を見ていただくと、施設によって職員の配置基準が違いますが日勤の職員の数より少ないことになっています。
理由としては以下の通りです。
・利用者様は寝ているから
・レクリエーションや入浴の業務はないから
・基本は巡回などの見守り業務になるから
日勤と比べて多くの利用者をみる必要がありますので、個人にかかる責任という面では大きくなりますね。
常勤の介護職員は何回夜勤に入るのか?

これは僕自身がいた施設の経験ですが。以下の通りです。
・最初の施設(特養従来型)〜人手不足のために月に6~8回の夜勤
・最初の施設(特養ユニット型)〜月に4〜5回
・転職した東京の有料老人ホーム〜月に5〜7回
・島根の有料絵老人ホーム〜深刻な人手不足のため月8〜9回
・現在の島根の老健〜月4〜5回
上記の通りです。施設の形態というよりかはその施設の人手不足の具合によって変わってくるのが現実です。
僕が常勤として特養で働いていた時は大体月に4回でした。
夜勤専属として働いている時は、月に8回していました。
人手不足の施設ほど常勤の職員でも夜勤に入る数が増えて「ほぼ夜勤専属」みたいな職員もいました。
介護夜勤の基本業務・どんな仕事内容か?

僕が実際にしていた夜勤のお仕事
ここでは僕が実際にしている夜勤での業務を書いていきます。
17:00~17:30 看護婦さんからその日の利用者さんの体の状態について申し送り
17:30~19:00 夕食介助、帰室介助
19:00~22:00 ここからは待機で基本はコール対応。
22:00~23:00 オムツ交換
23:00~5:00 コール対応。1時と3時に巡回。ここで休憩に2時間入る。
5:00~6:00 オムツ交換
6:00~7:00 コール対応
7:00~9:00 起床、食事介助
9:00~10:00 記録を書いたり、利用者さんと話をしたりする。
基本的にこの動きで、急変などがある時は時間が前後する事があります。
しかしこの仕事内容は基本的に変わりません。
夜勤のメインのお仕事はコール対応です。
夜勤はコール対応が主な仕事です。
利用者様が夕食を食べて寝るのが夜の7時ごろになって、その時間に遅番が上がる事が多かったです。
それからは夜勤しかいないので、コールがあったらトイレに連れていったりお茶を持っていく事が多いです。
そのコールであったことは介護記録に記載をします。
夜勤中は残っている仕事を処理することも
基本は待機になるので夜間の記録を書いたり残っている仕事(委員会や行事関係)を片付けたりしています。
とは言っても派遣の僕の場合は特にすることがないので好きなことをして過ごしています。
時間によっては一人でそのフロアを見ることがあります。
また定時で巡回をして利用者様の安全確認も重要なお仕事です。
急変がない限りは大気の時間が長いのでそれぞれ好きなことをして過ごしている印象です。
急変が起こると忙しくて休憩時間が無くなることも
急変があればその利用者様の対応があって忙しくなって仮眠を取ることができない時もあります。
とは言っても基本急変は起きませんので基本は椅子に座ったり3時間に1回の巡回に行く程度です。
急変に関しても看護師が夜勤についている施設とかだったら対応が大変ではないことが多いです。
特養などの施設では看護師は家で待機していて急変があった時は電話をして呼び出します。
そこから指示をもらって救急車を呼ぶのでそれまでの対応は介護士がするので大変です。
看護師のいる施設は有料老人ホームや老健があります。
今は有料老人ホームに勤めているので後は日勤帯のできなかった仕事を消化したりなど少しの雑務をこなすような感じなります。
正社員の人は委員会の仕事や各担当利用者様の記録のまとめをしていることが多いです。
夜勤の休憩について

夜勤の休憩にしても勤務時間の兼ね合いによって全然変わってきます。
ちなみに僕の経歴としては
・特養従来型〜2時間
・特養ユニット(8時間勤務)〜2時間
・高級有料老人ホーム〜2時間
・有料老人ホーム〜2時間
・老健〜90分
働いてみた感じ2時間の施設が多くて中には1時間や90分もある感じです。
個人的には夜勤の休憩時間は多いに越した事ないです。
今90分で働いていますけどなかなか疲れが取れないどころか余計に体感としては疲れてしまっているという事があります。
あと仮眠室が用意されている施設と用意されていない施設があります。
比較的大きな施設の場合は仮眠室が用意されています。
仮眠室が用意されていない施設では現在空き部屋になっている部屋を使ったりする事が多いですね。
二人で夜勤に入る体勢の施設なら一人が休憩している時間は一人でコール対応や巡回をすることがあるので、それがきつい場合もあります。比較的夜が落ち着いている施設もありますので事前の調査が必要だと思います。
実際に夜勤を経験して一人で現場を捌かないといけない大変さに関して別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

介護夜勤をするメリット

実際に夜勤専従をしている僕が感じているメリットについて書いていきたいと思います。
僕はこのメリットが大きいと思っていて夜勤専属の仕事をしています。
主なメリットとしては以下のようなことがあります。
- 夜勤明けと入りの時間を有効活用できる
- 夜勤手当で給料が高くなる
- 睡眠を充分確保した上で勤務できる
これら3つのことについて掘り下げて書いていきたいと思います。
①夜勤入りと明けの時間を有効に使える
介護職は不規則勤務なのでなかなかまとまった休みが取れないイメージがあります。
土日休みは基本管理職の人や子供のいる職員に当てられるので、平日休みが多いです。
それでも平日休みということは人が少ないのでストレスが少ない状態で休みを満喫することができます。
その上長時間夜勤をすれば明けと休みで実質2連休を手に入れることができます。
入りまでの時間も自由に使えるし、1回の勤務で2日分働くのでその分日勤に出る回数が減ります。
現在は僕は夜勤専属で月に10回の勤務をしています。
職場に行く回数が月に10回しかないのでそれ以外の時間は基本何をしてても良いです。
僕の場合は若いということもあって、夜勤明けに寝ることなく出ていくことができるので実質2連休ですね。
夜勤においての入りと明けは実質休みになるので時間に余裕を持って仕事に入ったり、家の用事をしてから家を出ることが可能です。
時間に余裕を持った行動がしやすいです。それが月に5回くらいあるのでなんか得した気分になりませんか??
僕の場合は早起きが苦手で早朝の勤務ができなかったので夜勤専従なら睡眠時間を確保できるのは大きいです。
自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるのが魅了的だと思っています。
介護士不足なので自分の都合に合わせた働き方ができるのが大きいですね。

僕の場合は夜勤の入りと明けの日をつかって副業をしました。おかげで現在本業以上の成果を上げることができました。このように自分を伸ばすためにも使えるのでまとまった休みは嬉しいと思っています。副業に関してまとめている記事もありますので参考にどうぞ。実体験なので、リアルな情報を手に入れられます。

②夜勤手当が入ってくるので給料が高くなる
「介護をするなら夜勤をしろ」と言われているのはこの夜勤手当があるからです。
夜勤をすると通常よりも多くの額を支給しないといけない法律があるので夜勤はすればするほど夜勤をしない他の職員より多くもらうことができます。
ちなみに僕のところは夜勤1回につき5500円です。
それは施設によって額が違いますけど以前の派遣先では正社員の夜勤1回が1万円を超える場所もあったそうです。
夜勤はすればするほど給料に上乗せされていきます。介護は薄給なのでこの夜勤手当は本当に大きいです。
介護職はいかに夜勤ができるかによって給料が変わってくると思います。
現在は僕は東京で介護派遣で夜勤専属の仕事をしていて、月に夜勤9回(二日分働く)で月に25万ぐらいもらっています。
実際これほどの給料をもらっている介護士は比較的に少ないと思います。それほど夜勤のをしているということが大きいですね。
介護の夜勤専従は効率よく稼ぐ手段として優秀だと思っています。詳しいことは介護夜勤のススメがありますので良かったら読んでみてください。

あと夜勤専従という働きならば空いている日中に他の仕事を入れて収入をアップさせることも可能です。
「夜勤の待機時間を生かして副業をする」ということについて別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

僕も当サイトでアフィリエントで月に20万近く稼いでいるので空いている時間を使って好きなことで稼げる仕組みを作るのも良いかもしれないですね。
介護士の副業について考察した記事もありますのでよかったら読んでみてください。

③睡眠時間を確保した上で業務に入ることができる
僕が夜勤専属をする一番の理由って充分な睡眠を確保してから職場に行ける事と感じている
もちろん夜勤をすれば睡眠不足になるけど、終わったらたくさん寝ればいいわけ
そもそも
遅番→夜勤→明け→休み→早番早番で早く起きるとか少ない睡眠時間で働き始めるということがストレスすぎて無理だった
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) January 24, 2019
介護夜勤のいいところは睡眠を十分に確保した上で業務に入れることだと思います。
介護士の悪いところは不規則な勤務で体調を崩すことなのです。
そのデメリットを打ち消せる夜勤は非常にいいと思います。
僕自身夜勤専属として働いているのですけど、睡眠不足に悩まされることが圧倒的に減りました。
睡眠不足によってストレスも増してしまいますし、業務の効率も下がってしまいます。
日勤の業務と掛け合わせると夜勤は負担ですけど。
でも夜勤専属なら睡眠を確保できるのは大きいです。
睡眠に関してまとめて掘り下げた記事がありますので一緒に読んでいただけると嬉しいです。

介護夜勤は非常に時給が高い仕事です。
僕も東京で働いている時には日給で3万円をもらっていました。
この単価はエージェントによって違います。
個人的にオススメなのが『かいご畑 』です。
ここでは資格の取得も無料できますし、取り扱う案件も多くて満足する転職ができると思います。
無料で5分ぐらいで登録できますのでもし良かったら以下のボタンから登録してみてください。
介護夜勤のデメリットについて

介護夜勤は給料がいいという点と休みが増えたような感覚になるという話をしました。
これらは結構介護職に対するイメージをガラリと変えてくれるものだと思っています。
しかし夜勤をするということは職員が少ない分、自分にかかる責任が重くなるということも知っていて欲しいです。
ある程度の割り切りや覚悟を持って勤務に励んでいくべきではあると思います。
夜勤のデメリットとしては
- 急変の際に対応する職員の数が少ないから不安
- 生活リズムが乱れる
- 代わりが効かないので休みづらい
ということがあります。
以下の項目からは介護夜勤のデメリットを書いていきたいと思いますので判断材料にしていきたいです。
①急変の際に対応する職員が少ないから不安
夜勤に入る職員は「急変がありませんように・・・」祈りながら業務に入っていく介護士の人は多いです。
というのも夜間は昼間よりも職員の数が少ないので不安になります。
急変が起こると以下のような順番で迅速に対応する必要があります。
- 状態確認。もう一人の職員を呼ぶ
- バイタル測定
- 待機しているNsに報告。その後管理者や家族に連絡を入れる
- Ns到着で担当医に指示を仰ぐ
- 救急車到着
- その後記録を書く
という感じに忙しくなることが多いです。
もちろんそれまでのところで命の危険があれば心肺蘇生をしなくちゃいけないです。
僕も一度巡回をしたときに呼吸が停止している利用者様がいて看取りではなかったので心肺蘇生をしたことがありました。
年を取って体が弱くなっているのでいつ何が起こってもおかしくない状態です。
だから急変が起こった際は素早い対応が求められてきます。
そしてその急変の対応が終わった頃には朝になってしまうこともあります。それで休憩に入ることもままならないまま朝の業務に入っていきます。
それでもその急変はなかなか当たることもないのでそこまでの心配はすることはないです。
でも急変対応ができるスキルと知識がないと務まらない仕事だと思います。
②不規則な勤務で生活リズム崩れ体調が悪くなることがある
2時間の仮眠があるにしても朝の10時まで仕事です。
そう考えると夜勤の仕事は過酷ですよね。
さすがに夜中起きていることもあって昼夜逆転の状態になる人だっています。
実際に多くの介護職の人が夜勤の仕事を避けているところがあります。
特に女性とかは生理不順を起こしてしまう可能性もあるので夜勤をする行為自体危険なことになってしまうこともあります。
僕の場合は帰ってから寝て夜も寝るという大量睡眠をとることによって次の日の休みに備えています。
夜勤をするとその日の睡眠時間が明らかに足りなくなってしまうのでどこかで補わないと体を壊してしまいます。
慣れたら自分にあった体調管理の仕方を生み出していくから僕は特に体調を崩すことなくやれています。
夜勤中や夜勤前にできる眠さ対策について書いた記事がありますのでこちらも一緒に読んでみてください。

とは言っても夜勤専属なら毎回の勤務が夜勤なので生活リズムを整えることができます。
逆に不規則な勤務の中に夜勤が入ってしまうと体調を崩しやすいと思います。
③代わりが効かないためなかなか休むことが許されない
夜勤は本当休みづらいです。
夜勤をする介護職の数も少ないですし、少人数での勤務になるので相方にも迷惑をかけてしまいます。
シフト制なので一人が夜勤を休むだけで大きな勤務変更が行われます。
日勤帯だったらちょっと体調おかしいと思ったらすぐ休むことが可能ですけど、夜勤は相当なことがない限り行くようにしています。
人手不足の仕事なのでしょうがないような気もしますけど、職員の数が増えれば休みやすくなりますけどなかなかそうはならないと思っています。
特に16時間の夜勤の場合は体力が持たずにさらに体調が悪くなって、早退してさらに迷惑をかけてしまうことにもなります。
夜勤をするにあたって体調管理は大事です。
でも体調を崩してしまうのはしょうがないことなので逆に体調を崩したぐらいで文句を言ってくる職場で働く意味はないと思います。
僕も夜勤専属の仕事をしていて昼夜逆転しやすいので体調のコントロールが難しいとよく感じています。
ちなみに一回の勤務を休んだ場合はロングの夜勤の場合は二日の有給を使うことになるので注意が必要です。
有給が取りづらいと悩んでいる方は介護士が仕事を休めない現実について月に一回有給を取得している僕が思ったことを書いてみるを参考にして欲しいです。
とは言っても「代わりがいない」とか言っていますけど、それはあくまで施設側の都合ではあるので無理して出勤する必要はないと思っています。
夜勤の待機時間の有効な使い方

夜勤をしていると待機の時間が生まれるのですけど、その時間を有効活用したほうがいいです。
僕の場合は以下のような時間の使い方をしています。
・副業のブログの記事を書く
・ブログのネタ探し
・読書をする
ということを徹底して行なっています。
待機時間に副業を絡めることによって収益を上げることができます。
途中でコールで中断されますけど、それでも生産的な時間です。
このことについて詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。

夜勤中に急変が起こった際にするべき事

夜勤をしているとだいたい急変を対応する事があります。
僕自身も巡回に回った際に心肺停止をしていて心臓マッサージをした記憶もあります。
夜間は人出が少ないので何かあった時に素早くて正確な対応をしないと問題になる事が多いです。
もし利用者に異常を見つけた場合は以下のような行動をして欲しいです。
- 利用者の様子を確認
- バイタルを測定測定値に異変があれば、ナースに電話して指示を仰ぐ
- ナースの指示に従い、病院へ搬送する場合は救急車を呼ぶ
- 救急隊員の指示に従い、必要な措置を行う
だいたいは自分以外の人がいるので協力して対応をする感じです。
注意点としてはその異変があった人に集中しすぎない事です。
その間にも他の利用者さんも何かあるかもしれないので片方が待機をしつつ連絡を入れたり他の部署の夜勤に助けを求める事もあります。
一番大事なのは素早く報告をして指示を仰ぐ事です。
介護で稼ぎたい人は夜勤専従をしたほうが良い

介護は非常に儲からない仕事です。
いくら経験年数を重ねても昇給する額も少ないです。
役職になったとしても夜勤の回数が減ってしまうので給料が下がってしまいます。
出世すればするほど給料が下がるので稼ぎたい人はとにかく夜勤をしましょう。
夜勤専属は常勤職員よりも給料が高い
逆に夜勤をしている人が夜勤をしていない役職の人より給料が多いことが普通にありますので出世欲がなくてお金を儲けたい人は夜勤を多くしたほうが良いと思います。
夜勤手当をもらえるという美味しさと、時間に余裕のある勤務ができます。
独身でお金がほしい方からすると都合の良い仕事であると思っています。
夜勤はすればするほど家にいる時間も長くなるので家の家事をしたりインドアな人からしても嬉しいです。
夜勤専属の需要が落ちることはない
今現在福祉業界は深刻な働き手不足に陥っているので少しでも仲間が増えると僕も嬉しいと思ってこの記事を書いています。
夜勤専属という働き方もあるので、それは求人をみながら自分で判断してほしいです。
僕は当時の彼女の紹介で今の職場に入りましたけどできればハローワークから行ったほうがいいです。
職業訓練を受けてヘルパーの資格を取れば一気に正社員になることが出来ます(仕事内容は非正規とあまり変わらないのでなり得)
これから高齢化してくる社会において介護士は重宝されますのでいずれかは待遇改善はありそうですね。
実際に介護士歴10年の方対象に月の給料が8万円アップする処遇改善の話も出ています。

「手に職」の強みについて
もし家族が介護を必要とされる場面があっても現場で得た知識をフルに使って対策を練る事ができるので生きるためにも非常に役に立つ仕事だと思います。
介護士という仕事はどこでもできますし世の中で必要とされている仕事なので現場での経験や資格があれば仕事に困ることはないです。
手に職があれば思い切った挑戦ができるので良いのではないでしょうか?

【経験談】僕は夜勤専従の仕事をしたおかげで人生変わった

ここまで言ってしまうと大袈裟かもしれませんが、実際に人生変わりました。
以前は地方で手取り15万円の正社員で働いていました。
上司のボーナスを見て僕とそんなに変わっていないことから「将来の自分の人生の絶望感」を感じて転職を検討しました。
そのときに夜勤専従という働き方を知って、上京して夜勤専属として有料老人ホームで働き始めました。
夜勤専属の仕事は生活費の余裕を生む
そうしたら手取りが25万円になって僕の生活は一気に楽になりました。
その働き方をこのブログで紹介したら副業の収入も生まれました。
あの時にそのまま地方で手取り15万円の仕事をしていたら僕はどうなっていたのだろうか?と考えると恐ろしいです。
なので僕的には介護夜勤の専従は非常にいい思いをした働き方です。
実際に一緒に働いていた夜勤専従の人も「高いお金を短い労働で稼げるのは嬉しい」と言っていました。
介護の仕事と言っても働き方によって全然違います。
僕は介護夜勤専従という働き方があっていました。
時間対効果は非常にいいのではないか?と思っています。
ちなみに地方の介護士は都市部で働いた方がいいと思っています。

夜勤が楽な施設の見極め方

夜勤は大変な仕事のイメージがありますけど、それは施設によって様々ですね。
なのでせっかく働くなら大変じゃない夜勤の方がいいと思うはずです。
その時の見極めのポイントとして
- 休憩時間の有無
- 施設の傾向(高級志向か?)
- 担当フロアの入居者の数と介護度
実際に僕も今は比較的仕事の少ない夜勤の仕事をすることができて無理なく介護の仕事を継続することができています。
そう言う意味でも施設選びは大切です。
派遣では何回も職場を変えやすいのでいい職場が見つかるまで移動し続けるのはいい戦略だと思います。

介護士の転職エージェントの活用方法

今から夜勤専従という働き方をするためには今の職場を離れる必要があります。
理由としては今の施設ではもう既に夜勤専従がいるか、夜勤専従がいなくても現場が回っているからです。
なのでエージェントで夜勤専従を募集しているところを探してもらう必要があります。
エージェントの活用に関しては以下の記事がありますのでじっくり読んでみてください。

夜勤専属の賃金が高い介護派遣会社を紹介
この記事を最初に書いた一年後に介護夜勤の派遣を東京にて始めることになりました。
単価としては時給が1500円で夜勤手当が5500円のものです。東京の介護派遣はでは時給1500円が普通です。
ちなみに正社員の場合時給換算すれば最低賃金並みになってしまうことは多いのでお金のことを考えれば断然派遣がオススメです。

夜勤専属はキャンペーンで日給アップすることもある
夜勤のパターンは17:00~10:00という2日分をまとめて働くものになっています。
はっきり言って給料が少ないイメージの介護夜勤なんですけど、この給料ならやってみたいと思う人が多いと思います。
中にはキャンペーン価格で1夜勤が30000円を超えるものもあって、給料を更に上げることが出来ます。
仕事自体も特養の経験があるので全然大丈夫ですし、介護自体どこでも出来る仕事なんだなって感じました。

夜勤専属の派遣でも福利厚生は充実している
僕は夜勤専属の介護派遣として働いているのですけど、給料的にも普通の介護職員より多くもらっています。
夜勤が1回27600円で時には特別単価があってそれが跳ね上がることがあります。
都内なら時給が1500円が普通になっているので手取りで20万円は普通でもらえます。
それで共働きなら生活に困ることは基本的にないと思っています。
福利厚生に関しても交通費も全支給ですし、社会保険や厚生年金も完備しているので普通に正社員と働くのと同じような感じです。
ボーナスや昇進はないが時給交渉で単価アップが望める
ボーナスや昇給はないでけど、単価は高いですし単価交渉したり特別単価で働くようにすればその分をカバーすることも十分可能だと思っています。
特別単価においては非公開のことが多いので登録会に行くとメールで送られるようになります。
僕も定期的に案件をみて隙あれば特別単価で働きたいと思っています。
登録会の情報や細かい情報は公式ページで確認していただければ嬉しい限りです。
未経験者は初任者研修を無料でとれる派遣会社で働こう

僕もそうだったのですけど無資格で介護の仕事を始めました。
介護は無経験でも始めることができる開かれた仕事ではあります。
しかしいずれかは資格を取得しないといけないです。介護士が絶対持っておきたい資格である介護職員初任者研修は取るためには8万円ぐらいのお金がかかりました。
しかし難しい試験とかもなくお金さえ払えば取ることができる資格なので、できるだけとておきたいですね。
その介護職員初任者研修はかいご畑で介護の仕事をしながら無料で取得することができます。
個人的にはかいご畑無料で資格を取って案件が多く単価が高いベネッセMCMで働く流れが強いと思います。
未資格でも現場での経験が全てなので、たくさん働いて学んで力をつけてしまえばどの施設でも必要とされる人間になれます。
無資格の方はまずかいご畑に登録してみてはいかがでしょうか??
初任者資格について知りたい方は【資格】手に職をつけたい人必須の「介護職員初任者研修」は『かいご畑』で無料取得できるを参考にしてみてください。
派遣を利用することによって受けられるメリット

介護派遣をするにあたって多くのメリットを受けることができます。
僕自身も派遣をすることによって人生をいい方向に持って行くことができました。
以下より派遣でのメリットをまとめます。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
委託している人に不利益を被る形になるので介護施設もあまり強気に出る事ができません。
実際に介護士の派遣をしている人ってそこまで多くなくてなかなか派遣という文化が薄いので理解してくれないところはあります。
しかし派遣会社に雇われているので自分のことを守ってくれます。
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

実際に介護職として働く前は夜勤はキツイものだと思っていましたが蓋を開けてみるとあまりそうではありませんでした。
以前の僕は介護に対して高いハードルを持っていましたが、実際に働いてみて介護に対する世間のイメージとは全然違ってビックリしました。
この記事を通して介護に対するハードルが下がって「介護いいかもな・・・」って思ってくれれば嬉しいです。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
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