どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
でも最近はまた介護現場が恋しくなっていますね。
さて、先日Twitterで以下のようなツイートをしました。
多くの介護職が「仕事を辞めたい」と思いながら働いているのって虚しい
嫌なら辞めればいいし、嫌になる程頑張る必要なんて無いと思う
ちょうどいい距離感を自分で作って介護に関わればいいと思う
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 18, 2022
多くの介護職が「仕事を辞めたい」と思いながら働いているのって虚しい
嫌なら辞めればいいし、嫌になる程頑張る必要なんて無いと思う
ちょうどいい距離感を自分で作って介護に関わればいいと思う
上記のツイートに関して掘り下げて書いていきます。
先日「介護職を辞めたいと思う人が6割いる」というデータが出ました。
その件に関して具体的に
- なぜ「介護職を辞めたい」と思うのか?
- 介護職が向いていない人の特徴
- 「介護職を辞めて良かった」と思う実際の声
について解説していきます。
実際にこの記事を読んでいるあなたも「介護職を続けたらいいのか分からない・・・」と思っているかもしれません。
なのでこの記事を読んで少しでも気が楽になったり、これからどのような行動をすればいいのか?ということを知っていただければいいと思います。
それでは解説していきます。
実際に介護の仕事を辞めたいと思った時にはすぐに転職エージェントに登録して転職活動をすべきです。
個人的にオススメなのが【きらケア介護派遣】です。
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解説記事もありますので読んでみてください。
【まとめ】『きらケア介護派遣』の口コミ・評判・メリットを現役介護士が解説
この記事の目次
- 1 なぜ「介護職を辞めたい」と思うのか?理由を解説
- 2 介護職の6割が「仕事辞めたい」と思っている統計が出た件について思ったこと
- 3 ちなみに僕は介護職を辞めたいとは思ったことはない
- 4 介護職が向いていない人の特徴を徹底解説
- 5 【経験者は語る】介護職を辞めてよかったこと
- 6 介護士を辞めたいと思う人が多いのはチャンスです
- 7 介護士が減ることによって介護ができる人間の価値が上がる
- 8 介護士は少ないと案件の単価は上がるけど、実際は多くの高齢者が困ってしまう
- 9 辞めたいと思っている人はどんどん辞めてもらったほうが個人のお金的な面では良い
- 10 介護職はもっと気を楽にして働いたほうがいいです。
- 11 介護派遣で働く事でデメリットをかき消す事ができる
- 12 この記事のまとめ
なぜ「介護職を辞めたい」と思うのか?理由を解説

実際に僕の周りでも「介護職を辞めたい」と言っている人が何人もいるのですけど、実際に話を聞いてみると以下のような理由がありました。
・給料が低い
・社会的地位が低いと思われている
・仕事自体が非常にキツイ
・不規則な勤務体制(夜勤あり)
・結果が数字として出ないのでやる気が湧いてこない
・利用者や家族の暴言や暴力が大きなストレスになっている
上記の6つの理由に関して以下より解説していきます。
介護職が実際に転職したいと思う理由についてさらに掘り下げた記事もありますのでもし良かったら読んでみてください。転職の際の面接のテクニックも一緒に書いていますのでもし良かったら読んでみてください。

理由①:給料が低くて生活がキツイ
介護職は、大変な仕事内容の割に、給料が安い仕事という事で有名です。
実際に介護職をしていない人でも「介護職は低賃金」というイメージが強く定着しているぐらいです。
そのイメージは実際にそうだと思いますし、介護職で年収1000万円いく人はほぼいない事実からいくら頑張っても頭打ちになる現実があります。
実際に僕の周りの人たちを見ていても地方では年収300万円行くか行かないか?ぐらいなので非常に経済的には厳しいと感じています。
僕の以前の上司は「生活ができない」という経済的な理由で近くの工場に就職してしまいました。
いくら優秀な人でも生活できないぐらいに追い込まれてしまう事からも介護職の収入の低さは重大な欠陥ではないか?と思っています。

初任給に関してはだいたい手取り15万円ぐらいでもっと少ないところもあります。
最近ツイッターで「#手取り15万円(14万円)」がトレンド入りしましたが、介護職は非常に共感できると思います。
実際に僕も手取り15万円だったですし、ほとんどの人が通った道ではないか?と思っています。

実際にどのような仕事をしているかというと
・排泄介助
・食事介助
・車椅子やベッドへの移乗介助
これらの仕事だけではなくて認知症を患った人に対しての精神的なケアとしてのコミュニケーションも最近は比率も高くなっています。
最近は少子高齢化や家族や利用者様からのニーズが高まっていることにあり、年々介護職の仕事は過酷さを増しています。
なのに給料は上がるどころか上がり続ける消費税や社会保障料の増大によって生活はどんどん苦しくなっています。
一応2019年の10月から経験年数10年以上の介護職の月の給料が8万円アップする処遇改善が施行されました。

それでも一番お金が欲しいであろう若い介護職さんの給料は上がっていませんし、それが苦になって辞めてしまう人は多いのではないか?と思っています。
何より介護職以外の正社員で働いていると月収20万円になる事は普通です。
しかし介護職では月収20万円以下が普通です。
それで一人暮らしで自立して生活するのは非常に難しいのではないか?と思っています。
それでも工夫次第で生活する事は可能なのでその辺に関しては別の記事で解説しています。

それでも将来的な不安を感じてしまうのはしょうがないですしそのストレスが「介護職を辞めたい」というストレスになっていますね。
実際に新人の介護職が早期退職するケースも増えています。その理由について解説している記事もありますのでもし良かったら読んでみてください。

理由②:社会的地位が低いと思われている
介護職は、給料の低さと合わせて、社会的地位が低いという特徴もあります。
そもそも社会的地位なんて別に存在しないと思ってはいますけど、気にする人は多いと思います。
実際に介護職であることを理由に理不尽な目に遭っている人は多いです。
・結婚の挨拶に相手の家族の家に行ったら反対をされてしまう
・周りの大人に認めてもらえない
・誰でもできる仕事だと思われている
介護職に対して上記のような考えを持って排除しようとする人は人間的に問題があるとは思います。
しかしこれも介護職でなかったら起こらなかったことですし、経済的に相手に不安を抱かせてしまうのは事実でもあります。
高齢社会になっていて、介護を必要とする人は多くいて需要は非常に高い仕事です。
介護職がいなくなってしまったら世の中の治安は一気に悪化するのではないか?というのは感じています。

しかしその需要に反して、社会的地位が低く、嫌煙されがちな職業であるのは変わらないです。
実際に最近ロスジェネに対して救援策みたいなのが政府から出ていますけど、当の本人たちは「介護職だけは嫌だ」と思っている人も多いです。
社会的地位の高い仕事はないとは思っていますけど人の心の中には「位の高い仕事」は存在して人間関係に大きな影響を及ぼしてしまいます。
でもこれは介護保険を管轄して介護職の給料をコントロールする補助金を出している国の責任ではあります。

仕事内容としても大変なのは多くの人が知っていますけど、基本的な家事の延長線上にあるもので、「誰にでもできる仕事」というイメージも強くあります。
でもそれははっきり言って勘違いです。
誰でもできるなら介護保険を作って介護を外に外注するという事はしません。
実際に多くの介護職が早期退職している事実からも「誰にでも始められるけど誰でもできない」という状況になっています。


専門職的な話をすると介護職は、介護福祉士といた国家資格があるものの、医者や看護師と違って、受験資格を得る為に費やす時間も必要ないです。
比較的難度が低い試験であるため、社会的な価値がほとんどないという部分もあります。
最近では、試験の制度も見直され、資格を取得するための難易度が多少上がりました。それでも他の資格に比べたら、まだまだ社会的価値が低いのが現状です。
結局介護職のイメージが変わらない限り社会的な地位が上がらずに、理不尽な目に遭ってしまうということがこれからも続いて行くと思います。
実際に中で生活をしている利用者からしたら専門職というよりかは「お手伝いさん」的な感覚が強いことも事実です。
一生懸命勉強してきつい仕事を頑張っているのに「社会の目」が悪い事は続けて行く上ではきついのではないか?と思っています。
理由③:仕事自体が非常にキツイ
介護職を辞めたいと思う理由のひとつに、仕事が重労働というのが挙げられます。
先ほど書いたように身体介助だけではなくて認知症や精神疾患を持った様々な症状の方と接します。
はっきり言って介護の範囲も広がってきていて、その割に介護職が増えていないので仕事量のみが増えていきます。
そういう意味でも介護職はストレスが非常に高い仕事であると言ってもいいと思います。

その上で安全を確保しながら介護をしなくてはいけないため、神経も使いますしそれでさらに疲弊していきます。
休みに関しても人がいない事で休日出勤や有給休暇が取得できないということが出てきます。
この状態で「介護職を続けるのは限界」と思う人が出てきてもしょうがないと思っています。
そんな職場でも有給休暇をしっかり取っていくためにしたい事は別の記事で解説しています。もし良かったら読んでみてください。

理由④:不規則な勤務体制(夜勤あり)
一般のサラリーマンなら、平日の昼間に働いて土日祝日に休むのが基本ですが、介護職はシフト制になっているので休みの日が不規則になってしまいます。
・土日休みではない
・毎日決まった時間に出勤しない
・19時に退社した翌日に朝の7時に出勤する
こうなってくるとなかなか精神的に休まる余裕がなくなってきます。
中には休日出勤を要請されたり、管理職とかになってくると急に連絡があって職場に行かないといけなくなります。
そうなってくるといつ呼び出されるか分からなくなるので、なかなか気持ちが落ち着く時間がなくなってしまいます。
その上に夜勤まであるので、生活のリズムがズタボロになってしまう介護職さんが多いです。
一応働き方によってはシフトを固定することも可能ですけど、それだと正社員での勤務が厳しくなってしまいますよね。
それなら別の職種に転職したほうがいいと思うのは当然かもしれませんね。
ちなみに僕はあえて派遣で働いて実質月の半分以上休むような生活をしています。介護職でも工夫次第では忙しすぎる環境から脱することができます。
理由⑤:結果が数字として出ないのでやる気が湧いてこない
仕事にやりがいが見つからないのも、介護職を辞めたいと思う理由のひとつです。
介護職といえば「感謝がやりがい」みたいにいう人もいますけど、それをモチベーションにできない人もいます。
やっぱり多くの人はお金をモチベーションにパフォーマンスを発揮しますよね。
本来は介護職に対しても高い給料を払って、お金の意味でもモチベーションを維持させる事は大事だと思います。
やっぱり頑張っても生活が良くならないという現実は非常に重いのではないか?と思っています。

中には「稼ぎたい額を介護で稼ぐ」みたいな考え方を持って派遣で最低限の労働で稼ぐ人がいます。
そういう合理的な判断ができな限り介護の仕事に対して将来性を感じられないのではないでしょうか?
給料や労働環境の悪さはそれほど、人のモチベーションを奪って離職に繋がるのではないか?と思っています。
大変な仕事にも関わらず、やりがいが見いだせないため、介護職を辞めたいと思う人は少なくありません。
好きで介護の仕事を始めたのに本当にひどい話だと思っています。

理由⑥:利用者や家族の暴言や暴力が大きなストレスになっている
利用者からの暴力や暴言やセクハラをきっかけに、介護職を辞めたいと考える人もいます。
実際に僕のいた施設でも利用者による介護職へのセクハラがありました。

特に認知症の利用者を受け入れている介護施設ではそういうことが多発しています。
実際に認知症の人の場合は「認知症だからしょうがない」で片付けられてしまうケースが多いです。
なので介護職が泣き寝入りしてしまって大きな傷を残してしまうケースもあります。
認知症を受け入れている施設で働いていると、暴力的な利用者の世話をすることがあります。
中には暴力的になってしまうこともあり、物を投げたり介護職員に対して殴る・蹴るなどの行為をすることもあります。
最近のニュースでも認知症患者が暴力をしたり刃物を振り回すような事件も増えています。

ケガの状態によっては入院や通院をしなければならないこともあり、しばらくは介護職員としての勤務ができないこともあります。
ケガから回復して職場に復帰できたとしても、また利用者から暴力を受けるのではないか、という不安も出てきて当然です。
とても理不尽なことではありますが、これは介護職をしなければ受けることがなかったものです。
介護職の6割が「仕事辞めたい」と思っている統計が出た件について思ったこと
参考記事はリンクから読むことができます。
全国労働組合総連合(全労連)は22日、特別養護老人ホームなど介護施設で働く人の6割以上が「仕事をやめたいと思うことがある」と回答したとの調査結果を発表した。賃金の低さや人手不足による忙しさなどが背景にあるという。
介護職の6割が辞めたいと思っているって普通に考えたら異常な世界だなと感じますね。
この記事を読んで思ったことを先に言ってしまったら「辞めたいなのになぜ辞めないの?」ということですね。
辞めたいのに辞められない介護職員が多い
介護士を辞めたいと思っているのに辞められない介護士の話をよく聞くのですけど、「なぜ辞めないの?」って普通に疑問に感じてしまいます。
理由としてはだいたい把握しているつもりなんですけど主に
・仕事を辞めたら生活ができないと思っている
・転職するのが大変・新しい施設に馴染めるか不安
・しがらみがあって辞められない
ということがあります。
でも実際に介護士が辞めたいと思ってしまうような環境を作ってしまっている施設や国の介護事業の運営の仕方も多くの問題があると思っています。
そして人の世話をする仕事の関係上「自分が抜けたら利用者が困る」という考えに陥ってしまってなかなか辞められないという話も聞きます。
介護士の「辞めたい」はあまり信用できない
個人的な考えですけど介護士の「辞めたい」ってなかなか信用できないんですよね。
実際に辞めたいと言っている人に関して、なんだかんだ言って残っていますし、実際に辞めた介護士の人ってそこまで多くないんですよね。
逆に何も言っていない人ほど簡単に辞めていく印象があります。
なのであまり介護士の辞めたいというのは挨拶みたいなもので、あまり辞めるという行動に移す人は少ないように感じています。
とはいっても介護士の仕事ってどこの施設の人手不足なので結構簡単に辞めても他の施設が雇ってくれるのでそこまでダメージは少ないです。
僕自身も今は4つ目の施設ですけど特に問題なく転職ができています。
というかこの統計をみて「介護士の6割は介護士を辞めたい」と思い込みそうですけど、実際は「今の職場が嫌」ということなんですよね。
なので、職場が変わって自分に合う職場につければそんなに大きな問題ではないと思っています。
しかし問題なのは辞めたいと思っているのに行動に起こさずに「辞めたい」と言い続けている人がいるということではないでしょうか?
もっと深掘りしてそういう辞めたいという人が一回派遣で働いてしまうとあまりもの働きやすさで嫌じゃなくなるということがありますね。

ちなみに僕は介護職を辞めたいとは思ったことはない
もちろん「この職場は合わないから辞めたいな」みたいなことは思ったことはあるのですけど、介護職自体を辞めたいとは思ったことないですね。
というのも普通に介護職の給料で生活ができますし、普通に刺激のある仕事ですし、人に直接感謝される仕事ってなかなかないのではないか?とは思っています。
とはいってもこの仕事に全身全霊を捧げているわけではなくて自分にできる範囲で働いているのでそれがいい方向になっているのではないか?と思っています。
もちろん他職種に比べて給料は低いのですけど、その分は節約や副業で補えばいいと思っています。


そしてそれに運良く成功しているので自分に適した労働量で介護の仕事ができているのが非常に大きいと思います。
現在は実質16日しか働いていませんけど、それぐらいが介護を嫌いにならないちょうどいい仕事量なのではないか?と思っています。
逆に週5で仕事をしていたら普通に介護嫌いになっていたと思います。
仕事との適切な距離は大切だと思います。
介護職が向いていない人の特徴を徹底解説

ここで介護職をしていて「しっくりこないな・・・」と思っている人に関して介護職が向いていない人の特徴を解説していきます。
特徴としては以下のことがあります。
・コミュニケーションが得意ではない(人が好きではない)
・日々学んで成長する気力を持っていない
・優しすぎる性格(自分の思ったことを表に出せない性格)
・マルチタスクが苦手
・マイペースで介護の仕事をしようとする
・見返りを求めて働こうとする(感謝されたいとか)
・ストレス耐性が以上に低い
・高い年収を目指している
以下で詳しく説明しますのでこの部分をみて「僕は当てはまるかも?」と思った人は一回考え直したほうがいいと思っています。
介護職に向いていない人の特徴に関して3つの特徴に絞って詳しく解説している別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

コミュニケーションが得意ではない(人が好きではない)
介護士の仕事は3大介助(食事・排泄・入浴介助)と言われていますけど、それをするだけが介護の仕事ではないです。
基本的にはコミュニケーションの仕事だと思っていて
・利用者様
・利用者の家族
・同僚
・他職種の職員
などコミュニケーションをする相手の種類と数は非常に多いです。
よく介護の仕事を「高齢者と関わっておけばいい」みたいな考えを持っている人がいますけど非常に危険な考えです。
もちろん相手は認知症などでうまく言葉を伝えられないこともあってコミュニケーション能力や傾聴の能力が求められてきます。
また年齢が上がるにつれてコミュニケーションは難しくなります。
そして何よりも介護はチームプレイです。
なので利用者だけではなくてあらゆる方向へのコミュニケーション能力が求められてきます。
元から人と関わるのが苦手な人はなかなか厳しいところはあるかもしれません。
特に介護の場合は結構理不尽なコミュニケーションが存在したりしますので、難しいと常日頃から感じています。
無理して頑張ろうと思っても、仕事をする本人にとっても大きなストレスになってしまい、長く続けることは難しいでしょう。
実際にコミュニケーションの部分に悩んでしまって仕事を辞めてしまうという人も多く存在しますので自分の適性は考えたほうがいいかもしれません。
日々学んで成長する気力を持っていない
こんなブログを書いている僕ですが現場では常に新しい知見を得ようと日々奮闘している介護職です。
介護の場合は「正解のない仕事」と言われることがないので、生涯学び続ける必要があります。
経験年数を重要視する声もありますけど、介護現場もどんどん進んできています。
・電子化が進んでペーパーレスが進んできている
・電子機器が取り扱えない人はつかない
・SNSやブログなどで人材を集める施設が出ている
このような新しい情報や動きを捉えていかないと、どんどん時代に取り残されていきます。
いつもで古いやり方や自己流や経験に頼った方法論が通用するとは限らないです。
それほど介護の世界は発展途上で伸び代がある業界です。
介護施設によっては定期的な研修がありますし、SNSとかを活用して色んな優秀な人材と会うことができます。
よって学び続けて見る世界の視野を広げていくことが大事ではないか?と思っています。
ちなみに今はセルフブランディングして自分で価値を上げていく時代ではあるので、ネットの活用は積極的にしたほうが得られる情報も多いと思いますね。
自分自身で発信をすることで影響力も集まりますし、その分情報が多く集まりますからね。

優しすぎる性格(自分の思ったことを表に出せない性格)
「介護職=優しい」というイメージを持っている人がいますけど、優しいだけではこの仕事を長く続けるのは難しいと思っています。
というのは、実際に相手にするのは生身の人間であってみんながみんな善人というわけではないです。
中には介護職のことを「召使い」みたいに考えている人も多くいます。
実際に結構介護保険適応外の作業を要求することもありますし、「お客様は神様」思考を持った人は介護職への当たりが非常にきついです。
そういう時に相手の要求を流したり拒否することが時には必要になります。
なんでも「はい。できます」とか言ってやってしまうと現場が混乱してしまいますし、さらなるトラブルに繋がる可能性もあります。
相手に優しいとか優しくないと関係なく決められたサービスをしっかり提供することが大事です。
別に介護職はドラえもんでもないです。
現場の状況とその人の状態を見て相談してサービス内容を決めていくことが大事なっていきます。
マルチタスクが苦手
介護職の仕事は常にマルチタスクの連続です。
・利用者を見守りながら記録をする
・一人の歩行介助をしながらコール対応をする
・食事介助をしながら隙を見て配薬をする
みたいな場面は数多くあります。
もちろん仕事を抱え込みすぎては一つ一つの仕事の質が下がってしまいますけど、同じことを続けておけばいい仕事ではないです。
なのである程度器用に現場を回すためにマルチタスクができる人じゃないとなかなかきつい部分はあるかもしれませんね。
マイペースで介護の仕事をしようとする
介護職の中にはマイペースで仕事をする人がいますけど、基本的には利用者のペースに合わせて支援をすることになります。
自分のペースで仕事をしようとするとその分相手との噛み合いが悪くなったり、結果サービスの質の低下にもつながります。
時間がないときでも基本的には利用者に合わせて支援を提供します。
その時はうまく他の勤務者とコミュニケーションをして業務を回していく必要があります。
もちろん自分の思った通りの時間に業務が終われなかったりするみたいなことがあって残業をすることもあります。
その場合は上司に掛け合って業務の振り分けを考え直したほうがいいかもしれませんね。
相手のペースに合わせることは基本的にストレスのかかることです。
なのでそのせいでイライラすることもあります。
でもそれはしょうがない部分でもありますし。あなたが悪いわけではないです。
いかに利用者や家族から評価してもらえることが大事ではあるので、あまり評価軸が定まっていないのが介護の仕事です。
数字や効率性を追い求めたい人は「合わない」と感じることが多いかもしれませんね。
もちろんそれも先ほど書いたように「相手のいいなりになる」みたいなことではなくて、サービスの範囲と自分たちの職場の状態を見てのことになります。
どっちにしてもいかに相手に合わせてケアできるのかが大事になってきます。
見返りを求める(感謝されるのが当たり前だと思っている)
介護の現場では、必ず自分の仕事で感謝されるわけではありません。
こんなことを言うのは厳しいかもしれませんが、介護職は仕事でしているので、そこにはお金が発生しています。
なので別にそこにケアをしたから「相手に感謝されて当然だ」みたいな考えははっきり言って驕りでしかないです。
確かに介護の仕事は非常に辛くて、相手のことを思ってケアをしているのは事実です。
なので「相手に感謝してほしい」と思ってしまうのはしょうがないかもしれません。
でも別に感謝するかどうかはその方の気持ち次第ですし、感謝しない人は悪い人なわけではないです。
なので感謝しない人も存在しますし、その人たちに対しても平等にサービスを提供しないといけないのが介護職です。
ストレス耐性が異様に低い
介護の仕事は非常にストレスがかかりやすい仕事だと思っています。
その辺に関しては別の記事で解説はしていますのでもし良かったら読んで見てください。

介護職のストレスがかかりやすい場面として具体的には・・・
・給料が低い
・人間関係が悪化しやすい
・利用者からの理不尽な暴言や暴力がある
・守られない介護職
・休みが少ない(不規則な仕事)
このような環境で働いているとストレスが溜まります。
その結果うつ病になって仕事をやめてこれからの人生に大きな影響を与えてしまうこともあります。
その辺のことは別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

なのである程度理不尽なことがあることは覚悟してそういうストレスに耐性がないとなかなか続けるのは難しいと思います。
とはいえこれに関しては構造的に介護業界の悪い部分でもあるので、はっきり言って悪い風習です。
なので早く改善されればいいと思っていますね。
高い年収を目指している介護職
残念ながら介護職はお給料のいい仕事ではありません。
僕自身は今は介護職の給料は手取り15万円あるかないかぐらいです。
なので副業を始めたり節約をしてそれである程度金銭的には豊かになった実感があります。
先ほど見返りの話をしましたが金銭的な見返りも薄いのが介護職です。
実際に介護職は好きだけど、続けることができなくて転職した人は多く見てきました。
本当に厳しい現実です。
僕も現在月収100万円とか豪語していますけど、これもITの分野に戦場を置いているからです。
介護職オンリーで高い収入を目指すのは無理があります。
その場合は副業か他職種の転職は必須になります。
ちなみにオススメの副業に関しては別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

そう言う意味でも介護職で高収入を手に入れたい人はあまり厳しいと思います。
実際に副業で年収1000万とか持っていける人は他の仕事をしても優秀だと思いますし、他のジャンルで頑張ったほうがいいと思います。
【経験者は語る】介護職を辞めてよかったこと

ここでは実際に介護職を辞めた人が感じている「辞めて良かった」という声に関して書いていきたいと思います。
その理由は具体的に以下のようなことがあります。
・介護の仕事を辞めて収入が増えた
・介護の仕事を辞めて残業代をもらえるようになった
・頑張ったことが給料や数字として見えるようになる
・「社会的な立場の低さ」という思い込みから解放された
・生活リズムが整って健康的になった
・極度のストレスが減って心地よく働けるようになった
・正解のある仕事で迷わなくなった
・土日祝日に休むことができる
結構「介護職を辞めて良かった」という声は非常に多くて介護職の僕も耳が痛いようなことが多いです。
しかしそれでも事実ですし、実際に介護職を辞めて人生を好転させた人は非常に多いです。
なので僕自身も目を背けずにしっかり現実を書いていきたいです。
介護の仕事を辞めて収入が増えた
介護職の平均年収は250万円から300万円の人が多いと思います。
しかし世の中を見てみると日本人の平均年収が420万円であることからして、介護職の給料がいかに低いことかわかるかと思います。
もちろんこれは平均でもあるので、あなたの転職の仕方によって満足いく給料がもらえる可能性も普通にあります。
しかし平均が低いということは収入が低い層がいるわけで、そういう意味では他職種についたほうが年収は上がりやすいのではないでしょうか?
先ほどは仕事に対して収入を重要視している人は「介護職向いていない」と書いたのですけど、収入を上げたい人は違う仕事をしたほうがいいです。
これから介護の給料が上がってくる可能性はあるとは思いますけど、それはいつになるかわかりません。
その時が来たらまた転職すればいいのではないか?と思っています。
介護の仕事はあいにく人手不足で近い将来でも再び始めることは可能であると考えています。
そういう意味ではお金が必要な時期だったりお金に大きなウエイトを置いている人は介護の仕事をしないほうが将来に希望を持てるのではないか?と思っています。
介護の仕事を辞めて残業代をもらえるようになった
残業をもらえるということは当たり前なことではあります。
しかし一部の介護施設では残業を強要するのに残業代を払わない施設があります。
人手不足で少ない人数で現場を回しているので、何か起こればすぐ残業になってしまいます。
そして介護施設側の経済の悪さもあって、その残業代を払わないみたいなことは普通にあります。
他の企業でもサービス残業が問題になりますけど、介護業界ほどこのサービス残業の話を聞いたこともありません。
介護職の中でも普通にサービス残業をしすぎて最低賃金を下回っているという話をよく聞きます。
しかしそれはあくまで福祉業界の話であって他の職場では普通にありえないことです。
なので他職種で働くことによって残業に関しての理不尽は減るのではないでしょうか?
そもそも残業代が払えない会社はどんな職種とか関係なく無くなるべきだと僕は思っていますけどどうなんですかね?
介護職はセーフなんですかね?

頑張ったことが給料や数字として見えるようになる
介護職の方にお金や数字の話をすると「介護職はそういう仕事ではない」と怒られることがあるのですけど、お金や数字という結果は非常に大きいと思っています。
数字を目標にすることでモチベーションが上がるのも事実ですし、実際に介護職で「何を目標にしていいかわからない」みたいな感情を持って働いている人は案外多いです。
介護職の努力を正当に評価されないのは数字が出てこないからではないか?と思っています。
数字で人を見るのはあまりいいと思わない人がいますけど、数字がないことで理不尽な扱いを受けてしまうことが増えます。
介護の仕事は基本的には主観的な部分で評価されますし、客観的な評価軸が定まっておらずに人を評価するのは非常に難しいです。
どれだけ頑張ってサービスを提供したところで、それが結果として数字として出ないというのはなかなかきついものがあります。
先日バーンアウト(燃え尽き症候群)についての記事を書いたのですけど、結果が数字として出てこないというのは大きなモチベーションが削られてしまいます。

特に「自分の力を試したい・上に上がっていきたい」という上昇志向を持っている人からしたら転職して戦いの舞台を変えたほうがいいのではないか?と思っています。
「社会的な立場の低さ」という思い込みから解放された
「社会的立場の低い仕事」みたいな話をよく介護業界でされたりしていますけど、個人的には「社会的立場の上下」は存在しないです
そもそも仕事によって差別したり偏見を作る側が悪いわけであってその人たちを糾弾すべき
なぜそんな人に評価される道を選ぶのだろうか・・・
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) November 16, 2020
先ほども書いたように「社会的立場」というのはあくまで幻想に過ぎないと思っています。
仕事なんて別に単なる役割分担であって、それに上も下もないというのは僕の考えです。
単にそれは自分たちが満足いく環境で働けていないから勝手に上と下を作っているのではないか?と思っています。
よく看護師や医者と比べられて「社会的評価が低い」と思ってしまう人はそもそも介護みたいな数字が出ない仕事をしないほうがいいのではないか?と思っています。
僕自身も数字を見るのが好きなのでそこは副業でしているのですけど、数字がないと社会的な評価を求めたくなってしまいます。
実際によくある「看護師や介護士を見下す」みたいな話も結果が数字として出ないから資格とかを引き合いにして他の職種を見下すみたいなことをしているだけです。
数字で評価されない世界の弊害みたいなものです。
結構他人と比べたりする癖がある人は転職したらその素質を発揮することができるかもしれませんね。
生活リズムが整って健康的になった
介護施設で働いていると夜勤は避けて通れません。
僕自身も夜勤のみをする生活をしていますけど、同じシフトとはいえ夜勤をずっと繰り返すのはなかなかきついものがあります。
夜勤だけが出来ればまだ良いのですが、日勤と夜勤の繰り返しで体調がズタボロになってしまう介護職さんは多いです。
早番や遅番や日勤や夜勤を繰り返していると毎日同じ時間に寝ることができません。
実際にこのことによって不眠症などの睡眠障害を抱えてしまったり併発して鬱になってしまう人も存在します。
介護職を辞めることでこのような問題から解放されるのは非常に大きいのではないでしょうか?
実際に介護職をやめて体調がすこぶるよくなった人は非常に多いです。
それに加えて介護職は肉体労働です。
僕も何回も腰を痛めてしまいましたし定期的に体調を崩してしまいます。
そのことによって本来使えていたお金や時間を無駄にすることになります。
女性の場合は肌荒れが減るとか生理が乱れなくなったみたいな話もよく聞きます。
これらの問題から逃れられて満足した人は非常に多いと思います。
よく「体調管理ができないのは社会人失格」みたいなことが言われますけど、介護職の場合は完全にそういう環境で働いていることが原因ですよね。
極度のストレスが減って心地よく働けるようになった
介護職の人間関係は非常に難しいと思います。
理由としては以下のようなことがあります。
・専門性のある仕事で高いプライドを持っている人が多い
・強い思いを持って仕事に取り組んでいる人が多い
・正解がないことを仕事にしている
・ストレスの負荷が大きいので当たりが強い(攻撃的な職員の存在)
こういう現状があるので利用者だけではなくて中の人間との関わりも非常に難しいと感じることが多いです。
あまり言い方は良くないですけど、介護の仕事をしていると精神を安定させるのは非常に難しいです(その職場によりますが)
現場も常に人員ギリギリで回しているのですけど、その中でも事故を防いだりする必要がありますし、何かあったら自分の責任になってしまいます。
人の命を預かっている職場なのでその分ストレスの大きさも半端ではないです。
あと職員だけではなくて相手は認知症を患った方やその人を介護してきて疲弊しきった家族のコミュニケーションも大事な仕事です。
あと単純に利用者からの暴力を受けたことがあるみたいな介護職が多いのですけど、そういうことは普通に働いていたら起こらないですよね。
しかも問題を起こした人がお咎めなしということは普通にありますけど、そういう職場に身を置くのは恐怖だと感じるのは普通の感覚ではないか?と思っています。

正解のある仕事で迷わなくなった
先ほどから何度も書いていますけど介護の仕事は正解のない仕事です。
なので職場の目標に関しても「感謝されるケア」とか「地域に貢献する」みたいな具体的でよく分からないふわっとしてものが多いです。
組織の目標がはっきりしないとその分判断の根拠もないですし、合理性はないですよね。
介護施設の中では利益を上げることを第一にしない非営利組織の運営もあるのでその分、しまっていないんですよね。
マネタイズの部分を曖昧にしてしまうとその分その事業はフワフワしたままで締まらないんですよね。
そういう意味でも頑張った分給料になりやすくて利益を追い求めるシステムの会社はその分大きな力になっていっそ質の高いサービスを提供できます。
介護の仕事に正解はありません。
利用者の体調はその日によって違いますし、「臨機応変に」が常日頃適応されているようなものです。
一般企業では明確な売り上げの目標があってそれが大きな成長をもたらしてくれます。
しかし介護の仕事を明確に数字で評価することがほとんど出来ないのです。
「頑張ってもしょうがない」みたいな諦めのムードが漂っているところもあります。
そういう意味でも正しく評価される基準があることの幸せを感じるかもしれませんね。
土日・祝日に休めるようになる
介護の仕事をしていると不定休なので土日や祝日関係なく出勤します。
お盆や正月も関係なく勤務なので「みんなと違う休みはこんなに辛いんだ」と思う人も多いと思います。
土日・祝日に休める日も何日かはありますが、基本的には平日休みになってしまう事が多いですね。
僕自身は平日休みの方が好きなのでいいのですけど、「土日は人と遊びたい」みたいな人はきついかもしれないですね。
僕の場合は平日休みが続いて普通に友人と疎遠になりましたね笑
しかし介護職を辞めて他の仕事をすることによって普通に土日祝日休むことができます。
そういう意味では「みんなと同じ日に休みたい」という人は
土日・祝日に休めれば、友人とも予定を合わせやすいのでプライベートを充実させる事が出来ます。
介護士を辞めたいと思う人が多いのはチャンスです

介護士という仕事は世間的にはブラックな仕事と言われています。
確かに介護士は他職種と比べて給料が低い傾向がありますし、高齢者と直接関わる仕事でもあるのでストレスは大きいと思います。
そして介護士は2025年には約全国で38万人不足しているという話もあるので待遇をよくして多くの介護士を集めたいところではあります。
介護士不足と少子高齢化の問題で世の中に施設に入れない老人が溢れていることが社会的な問題になっています。
介護士の待遇の低さからどんどん辞めてしまうことが多いので多くの現場でも人手不足で悩んでいます。
ということがあるのですけど、介護士が辞める問題に関しては僕からしたら非常に都合の良いことなんですよね。
介護士が減ることによって介護ができる人間の価値が上がる

介護士は現在でも多くの施設が求めているので、価値は高いと思っている。
しかしその価値にあった対価をもらうことができていないだけで、価値ある仕事だということは多くの人が感じていることです。
実際に高齢化によって介護の必要な高齢者が多いという現実もあって、その人たちの死に場所である施設で働いている介護士は絶対に必要な存在です。
介護士の数が少なくなればなるほどその価値は上がっていきます。
介護士をするだけで社会からしたら絶大なる貢献をすることができるので承認欲求を満たすことができるのは大きいです。
あとはそれに似合う対価をもらうだけなんですけど、そのために必要なことがもっと多くの人が離職することです。

介護士は少ないと案件の単価は上がるけど、実際は多くの高齢者が困ってしまう

結構今頑張っている介護士からしたら嫌な記事を書いてしまいました。
介護士が給料が低いという事実からも「いなくなったら困る」ということを思い知らせるということも大事なんですよね。
なので介護士を辞めたいと思ったら無理に頑張るのではなくてとりあえず辞めて他の業種で働いていつか単価が上がるのを待つという戦略もできます。
こういう案件を見ると介護士をやめてくれた人に感謝の意が出てくるほどです。
でも社会的には介護士は30万人以上不足していて高齢化社会において大きな懸念になっています。
自分だけの事を考えると人手不足になる事は嬉しいことです。
実際に多くの高齢者が満足な介護サービスを受けられずに困ってしまうのは介護士として現場に立っていると心苦しいです。
介護士として働いているこんな僕でも入居者さんは「あなたがいてくれて助かった」とか「ありがとう」とかとても感謝してくれるんです。
そういった方々の生活において困っていることを支援する介護士はもっと必要ですし離職も防いでいくべきだと思っています。
スキルも大事ですけど介護士をしたいという人が貴重な存在になるので自分は価値のあるスキルを持っているという意識を持っても良いと思っています。
僕みたいに夜勤だけということもできますし、夜勤なしや週に数日とかそういう働き方が可能なのも介護ならではです。
無経験で飛び込むにあたって介護初任者研修(元ヘルパー2級)という資格が必要です。
僕も無経験で介護業界に飛び込んできたのですけど、この資格は8万というそんなに安くないお金を使って手に入れました。
最近は介護派遣会社が資格会社と提携をして無料で資格取得ができるとこともあるので利用した方がいいと思います。
派遣会社に関しては複数登録して比較することが大事になってきます。
個人的にはこれから介護士を始めたい人はかいご畑で無料で資格を取って高単価の案件をこなすことを強く勧めています。
新しく介護士を始めるにあたってお金の問題はクリアしておきたいですからね。
辞めたいと思っている人はどんどん辞めてもらったほうが個人のお金的な面では良い

介護士が辞める現実は施設や社会からしたら大きな損失です。
あるのですけど、個人として考えれば数が少なくなり過ぎればさすがに待遇改善をしてこれ以上離職しないようにしてくるので給料は増えます。
非常に残酷な話ではあるのですけど介護施設は潰れてはいけないので、一定のラインを下回り始めたら待遇改善に出てくるはずです。
介護はあいにく外国人労働者の導入や機会化も難しいので逃げた人材を再び集める必要が出てきます。
なので僕からしたら介護士の数は少ないほど待遇がよくなるんでしょね。
派遣をしていたらわかるのですけど、単価が高くなるのはボーナスのあとなんですよね。
理由としてボーナスをもらってそのまま辞める介護士の方が多いのです。
人手不足になる施設が多くていつもより高いお金を払っても人に来て欲しいという感じになるので狙いめになるんですよね。
施設の危機は労働者のチャンスでもあるのです。
介護職はもっと気を楽にして働いたほうがいいです。

介護の仕事が「人と関わる仕事」なのでなかなかリラックスして働くことは非常に難しいと多います。
しかしそれでも気持ちに余裕がない状態で働いていても追い込まれるだけではないか?と思っています。
実際に人と関わる上でケアする側の心の余裕がないとミスにつながりますし、良い仕事は良い精神状態である必要があります。
なのでもう少し楽な気持ちで働いてみることをお勧めします。
あくまで介護職とはいえお金を稼ぐ手段であって、そこまで仕事を深刻に考える必要はないと思います。
確かに目の前の利用者もいますけど、それでも「仕事は仕事」と割り切って適切な距離感で関わることが大事ではないか?と思っています。
介護派遣で働く事でデメリットをかき消す事ができる

先ほどまではネガティブなことを書いてきましたけど、実際に僕はそんな介護職に5年働いています。
別に僕の場合はそこまで介護職を辞めたいとはここ最近は感じていません。
というのもそれは少し介護の働き方でも変わった働き方をしているからです。
そもそも僕の場合は月に8回の夜勤をしているだけですし、残業代ももらっていますし収入も副業のおかげで今年は年収1000万円を島根という地方で達成することができました。
なので別に介護の対して「好きでやっている」という感じが大きいですね。
僕自身は派遣で働いているのですけど、本当に気持ちに余裕を持って働くことができています。
この気持ちの余裕というのが非常に大事なことだと思っています。
派遣で働くことによって以下のようなメリットを受けて気持ち的に楽に働くことができます。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・「介護職やめたい」というのは当然の感情ではある
・介護職にも向き不向きがあるのでそこを見極めて仕事選択をするべき
・介護職をやめた人が幸せになっているケースは多い
結局いい職場に巡り会えるまで転職する覚悟は大事な気もしますね。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
実際に介護の仕事を辞めたいと思った時にはすぐに転職エージェントに登録して転職活動をすべきです。
個人的にオススメなのが【きらケア介護派遣】です。
無料で5分ぐらいで登録できますのでもし良かったら以下のボタンから登録してみてください。
解説記事もありますので読んでみてください。
【まとめ】『きらケア介護派遣』の口コミ・評判・メリットを現役介護士が解説
それではこれで終わりにします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。