どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
池袋での高齢者による車の事故はこれからどんどん増えていくと予想しています。理由としては
①介護士不足で認知機能に問題がある高齢者が施設に入れない
②街に問題のある高齢者が溢れかえる
③そういう高齢者が車を運転して事故を起こす結構社会的な問題な気もしました。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 25, 2019
池袋での高齢者による車の事故はこれからどんどん増えていくと予想しています。理由としては
①介護士不足で認知機能に問題がある高齢者が施設に入れない
②街に問題のある高齢者が溢れかえる
③そういう高齢者が車を運転して事故を起こす結構社会的な問題な気もしました。
今回はこのツイートに関して解説していきます。
以前似たような記事を書いたのですけど、内容は重複しているかもしれません。
介護士視点で考えての記事なのでこの事故起こした人個人の事や「上級国民」みたいなことは抜きにして話をしていきます。
この記事の目次
池袋で高齢者が死亡事故を起こした件について
ネットでもテレビでも非常に大きな話題を呼んでいる(いろんな意味もあって)事件です。
この事件に関してあまり理解できていない人は以下の記事と引用を見ていただければいいと思います。
19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で乗用車が歩行者らを次々とはねた。警視庁によると、自転車で横断歩道を渡っていた無職松永真菜さん(31)=同区東池袋2丁目=と長女の莉子ちゃん(3)が全身を強く打ち死亡した。運転していたのは無職飯塚幸三さん(87)=東京都板橋区弥生町=で、「アクセルが戻らなくなった」と話しているという。同庁は運転操作を誤った可能性があるとみて、詳しい事故原因を調べる。
とても悲惨な事件ですね。
この亡くなった方のお父さんが涙ながらに会見をしているのをみて非常に心を痛めました。
ご冥福お祈りします。
これからこのような高齢者の起こす事件が増えてくると考える理由
こんなことを言うのは不謹慎かもしれないですけど、今回みたいな事件は普通にこれからも起こってくると思います。
普通に街には80歳以上の人が車を運転しているのも見ますし、僕の住んでいる島根に関しては多くの割合で存在しています。
もちろん交通事故を頻繁に高齢者が起こしていますし、それが問題にもなっています。
そして何も手を打たずに放置していて自動車じゃなくても認知機能に問題のある高齢者が事故を起こすこともあると思います。
認知機能に問題ある高齢者が施設に入れない
個人的には車を運転して事故起こす高齢者は全員施設に入所すべき対象ではないか?と思っています。
今回の人も一回人を轢いたのに対処できない時点で相当問題があったように思えます。
そう言う人が普通に街で生活しているって普通に考えておかしいのではないか?と思います。
実際に今回の人も認知機能に問題があったという報道もあったぐらいなので、施設に入っていてもいい人だったんじゃないか?と思います(その人が拒否していたとかの話は置いといて)
実際に今回の事件じゃなくても認知機能に問題のある人が車の運転をしていて事故起こしています。
そういう人を見るたびに「施設に入っていたらこんな事件が起きなかったのに」と思わざるを得ません。
施設に入れない問題のある高齢者が街に溢れる
実際に今は施設に入るべき人が施設に入れずに街に溢れている現状があります。
施設に入れない人が認知機能に問題がありながら街で普通に生活しているって普通に怖いことだと思います。
最近「キレる老人」みたいな話もありますけど、社会に適応できない高齢者が増えていて問題になっています。
社会に適応できない人と共存することって結構難しくて、施設に入ってそこで生活してもらう方が多くの人が助かることがあります。
実際に今回の事故にしても施設に入っていたら人を理不尽に殺めてしまうこともなかったですからね。
街で事件を起こして若者の命を奪ってしまう
これからさらに高齢者の割合が増えて若者の数も増えるので若者は本当貴重な存在になります。
はっきり言って今の世の中支える側である若者の数が減って支えられる側の高齢者が増えています。
これを言うと差別主義みたいになりますけど、高齢者の命よりも明らかに若者の命の方が価値が高いんです。
しかしその価値の高い若者の命を高齢者の手で殺してしまうと言うのは普通に社会バランスがおかしくなりますよね。
そしてこの問題を起こす高齢者が施設に入っていたら防げたことでもあるんですよね。
「被害があった時の対処する負担」より「予防をする負担」の方が明らかに軽いので、この問題って国が準備を怠ったからこそ引き起こされた問題ではないか?と思っています。
問題のある高齢者が街にいたら事件を起こすのも時間の問題ですからね。
個人の責任もあるけど、社会的な構造の問題な気もする
事故を起こした本人や87歳に車の運転をさせた家族にも大きな責任もあります。
しかしそもそも87歳が車を運転できる世の中がおかしいですし、そういう事故を起こす人が施設に入っていないのは社会の構築の失敗なのではないか?と思っています。
事故を起こした本人だって「人を殺してやろう」と思って車を運転していた訳でもないわけだから、この事故を起こして誰も得する人いないんですよ。
なので事故を防ぐための予防策が取っていなかったのが原因かな?とも思っています。
そして87歳に運転できて、施設に入所できない現状ではこれからどんどん似たようなことが起こって明日は自分が高齢者の運転によって轢かれてしまうかもしれません。
今回の問題で本人や警察を責める声が多いですけど、個人的には予防をしっかりしていなかった国の法律とかに関して怒りを感じています。
介護士を補充して少しでも問題のある人に介護サービスを受けていただきたい
話を変えて介護現場の話をしますけど、介護士不足がどこの施設でも深刻になっています。
その上で介護施設が不足して多くの待機児童ならぬ『待機老人』が溢れています。
そういう方が街に出て事件を起こすことを考えたらもう少し介護士を増やして施設の数を増やして欲しいと思っています。
そうしないと街に溢れた高齢者によって僕たちが命を奪われてしまう可能性が高くなってくるんですよね。
今は施設に入りたいけど入れない高齢者も多いです。
2025年には介護が必要な高齢者に対して38万人の介護士が不足するようになります。
このままだとどんどん今回みたいな事件が増えてくるのではないか?と不安になっています。
介護職を増やすことは社会不安を取り除くことに繋がる
介護職を増やすことは今回みたいな事件を起きる可能性を下げることに繋がると思います。
実際に今回の事件で「明日自分の命が奪われるかわからない」と危機感を感じている人も多いと思います。
だからこそ、国が総力をあげて
- 自動車運転の定年を設ける
- 介護士・介護施設を増やして認知機能に問題のある利用者に入ってもらう
ということをしていくべきだと思います。
実際に介護士が増えないのは結構国が大きく絡んでいます。

なので今回の事件を機に介護施設や介護士を増やすための施策に繋がればいいと思っています。
そうしないと多くの国民の不安を取り除くのは難しいと思っています。
なので多くの人に介護職になって欲しいと思っています。
もし介護職になりたいと思っている人は、転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
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という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
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