どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在27歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回は最近話題のお掃除ロボットを介護施設でも積極的に導入した方がいいのではないか?ということについて書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました。
【介護施設への自動掃除ロボット導入をすべき】
多くの施設では掃除員を雇って掃除をしてもらいますが、継続的に給料を払わないといけないので、大量の掃除ロボットを導入して掃除を行えばコスト削減になります。 pic.twitter.com/lXBSOtGeRH
— たんたん(深井竜次) (@tantan4423) October 1, 2018
【介護施設への自動掃除ロボット導入をすべき】
多くの施設では掃除員を雇って掃除をしてもらいますが、継続的に給料を払わないといけないので、大量の掃除ロボットを導入して掃除を行えばコスト削減になります。
今回は介護業務の効率においてお掃除ロボットはどうなのか?ということを解説していきます。
この記事の目次
お掃除ロボットを介護施設に導入するメリットとデメリット

僕自身も最近島根に彼女と一緒に生活するようになってお互い仕事で忙しい時とか掃除をするのが面倒臭すぎてお掃除ロボットの導入を検討しています。
そして思ったのですけど、介護施設でロボット掃除機を複数台導入したら初期コストはかかるかもしれないけどすぐにペイできて掃除代行を頼まなくて済むのではないだろうかと。
ちなみに先に結論を言ってしまうとお掃除ロボットを導入するべきメリットは
- 掃除にかかる人件費の節約
- 介護士の掃除業務軽減
- ロボットという未知なものに入居者様が愛着を持ってくださる可能性
デメリットは以下の通りです。
- 初期費用が高い(複数台購入するから)
- 大きな業務改善になる
- 壊れた際に修理に出さないといけない
- 自立者の多い施設では障害となってしまう
という事が考えられました。以上の事について詳しく書いていきたいです。
介護施設が自動お掃除ロボットを導入するメリット

以下からは介護施設が自動お掃除ロボットを導入するべき理由について書いていきたいと思います。
①掃除員の人件費削減
介護施設では人件費を払って掃除員を雇っているところが多いです。
もちろんその方々が頑張って働いてくださるので綺麗な施設が保って多くの人が不快な気持ちにならずに生活する事ができています。
しかし高性能のお掃除ロボットが導入されれば人間が掃除をするよりも時間はかかるかもしれませんが、定時の時間を気にせずに掃除を完了する事ができます。
もちろん初期費用はかかるかもしれませんが1年に掃除の委託の人件費に固定された額を出し続けるよりかははるかに安上がりだと思います。
②既存の職員の大きな業務改善になる
例えば施設に10万円のルンバを50個置いたとしても500万円です。
500万円といえば掃除員の2人ぐらいの年収になるので一年稼働すれば元を取りつつ永続的に人件費を節約する事ができます。
そのお金をさらなる設備投資に使ったり足りない人件費の足しにして充実した介護を提供することもできます。
もちろん掃除員を0にすることは難しいかもしれないですけど、ロボットを増やした分掃除員の数を減らして調整することもできます。
その節約したお金でさらにたくさんのルンバを設置すればいい思います。
多分施設は広いので各個人の部屋にルンバを置くだけでも大幅な業務削減になると思います。
③介護士の掃除の負担軽減
施設によっては掃除員の数が少なく、介護士がゲスト部屋を掃除する施設もあります。
しかし本来介護士の業務は直接的なゲスト様への介護支援なので掃除にシーツにかかる時間はできるだけ少なくした方がいいと思っています。
そのときに自動掃除ロボットがあればスイッチを押せば各居室の掃除が完了するので昼食で食堂に出ている間に1部屋ぐらいなら掃除が終わります。
個人的には各居室に置くことを理想としていますので、相当な台数が必要ですが別にこれから普及していけば家族持ちで持ってくることだって可能です。
介護士のケアの質を上げたいのなら掃除というタスクを削ることは結構大事だと思っています。
普通に考えて介護士の仕事ではないですからね。
④入居者様がロボットとのふれあいを楽しめる可能性
多くの自動お掃除機ロボットの購入者がルンバを自分のペットのように可愛がっているという話をよく聞きます。
もしこれから時代が進歩して軽い会話ぐらいができる自動お掃除ロボットが出てきたら居室に籠りがちなゲスト様にもいい影響を与える可能性もあります。
掃除をしながらふれあいの対象と考えるととても使用用途は広いと思います。
アニマルセラピーみたいにAIセラピーという感じにゲスト様にリラックスを与えることだってできます。
ずっと介護士が一人に付き続けるのは難しいので、その空いた時間をAIと関わることで精神的な安定にも貢献すると思っています。
介護施設が自動お掃除ロボットを導入するデメリット

以下からは自動お掃除ロボットを導入するにあたって懸念されることを書いていきます。
ちなみにこれらは技術が進歩して精度が上がれば上がるほど解決する問題でもあります。
①初期投資費用が高い
お掃除ロボットの型にもよって全然変わってくるのですけど、高いもので10万円近くする機械を複数個導入するのはコストは高いと思います。
先ほど書いたように僕個人的には各個室に置くのがベストだと思っていてそれだとその施設の床数×10万円です。
小さい規模の施設なら全然いいと思いますけど、そういう施設は掃除員を雇ったりせずに介護士が掃除をすると思うのですけど、「なら自分たちで掃除した方が安つくよね?」となります。
現場で働いている身からすると介護士の負担の削減のほうが大切だと思っているのですけどなかなか現場で働いていない管理側は理解を示してくれないと思います。
逆に各個室のゲスト様に個人持ちということで購入してから入所するというシステムを作るのもありだと思っています。
②故障の際のメンテナンスの手間
ルンバみたいな機械が故障した時にその時の修理代がかかってしまうのが現実です。
施設側で修理する事ができるような機械ではないですし、手間がかかってしまうのは避けられないかもしれません。
ルンバの場合はレンタルのサービスもあるのでそれを利用してみるのもいいかもしれませんね。
これからルンバもどんどん進化してハイテクになって故障もしづらくなってくるので施設でも積極的に導入しやすくなります。
導入するための初期投資が高くてメンテナンスに時間とお金を取られるのならば導入しない方がいいとなるのも当然かもしれないですね。
③自立者の多い施設では障害となり得る
個人的には一番自動お掃除ロボットの導入にあたって懸念する問題ではあるのですけど、お掃除ロボットが原因で転倒をしてしまうのではないか?という事です。
基本的に高齢者は足が弱いので何もない平らな場所で転倒して車椅子生活を余儀なくされるのは日常茶飯事です。
ルンバの動きはトリッキーなので当たらないように歩くことは高齢者からしたら結構難易度が高いのではないか?と思ったりしています。
とはいっても基本掃除をするのは入居者様が部屋から離れているタイミングになるので別に問題はなさそうですが、ルンバが動きやすい部屋の環境を整えることは大事だと思っています。
ものが多いと故障の原因にもなりますし所定の位置に戻らなくなってそれを踏んで転倒みたいなこともあり得るので気をつけてはいきたいですね。
まとめ

実際にお掃除ロボットを導入するにあたっては大きな壁があるかもしれません。
しかし今回の書いたデメリットが解消できれば大きな経費削減と業務軽減になるのでこれからに期待ですね。
実際にデメリットの場合はテクノロジーの進化で機能が上がっていけば解決する問題でもあります。
ルンバを含めたデジタル機器の導入が介護施設で進んでいない原因についてまとめた記事もありますので良かったら読んでみてください。

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