どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回はどのような理由があろうと介護される側である高齢者を虐待する事は許されないし援護する事は出来ないという事について書いていきます。
理由関係なく相手の生活を脅かす行為は許されない
先日以下のようなツイートをしました。
はっきり言って在宅介護で親を虐待する子供や体罰をする先生や利用者を虐待する介護士の気持ちは分かるのだけど、援護は出来ないよね。
どんな背景があろうと手を出した事には変わらないわけだし、犯罪者という事実には変わらない。
— たんたん/戦略的介護派遣 (@tantan4423) January 20, 2019
はっきり言って在宅介護で親を虐待する子供や体罰をする先生や利用者を虐待する介護士の気持ちは分かるのだけど、援護は出来ないよね。
どんな背景があろうと手を出した事には変わらないわけだし、犯罪者という事実には変わらない。
最近高齢化の影響から高齢者の数が増えた事によって介護に携わる人(介護士だけではなく家族も)が多くなっています。
高齢者の介護をする事は並大抵のことではないので高齢者にそのストレスを虐待という形でぶつけるケースも多くなっています。
事件になって逮捕された家族や介護士が何故このようなことを起こしたかという部分について「介護がきつくなった」とか理不尽なことがあったというケースが多いです。
確かに介護は理不尽なことが多くてそのストレスをどのようにしたらいいのかわからなくなるのは同じ介護従事者としても分かります。
しかしそれでも高齢者に対する虐待行為を援護したり同情するのは良くないと思っています。
上記のツイートに関して以下より掘り下げて解説していきたいと思います。
犯罪者の背景をみて同情するのは辞めた方がいい
虐待を起こした背景は分かるのですけど、それを聞いたところで「それならしょうがない」と思うのはどうか?と思っています。
そうなると背景があれば虐待という行為が正当化されてしまう訳です。
どんな理由があろうと犯罪は犯罪なので許してはいけません。
犯罪に関してはしょうがないが通用しない世界です。
高齢者の虐待に関しても、犯罪を起こしてしまうぐらいなら逃げてしまった方が明らかに良かったです。
- 在宅で介護をしているのなら市町村に駆け込み、「もう介護できない」と伝える
- 介護士ならその人のケアに入らないように上司に掛け合うか仕事を辞める
人の介護は責任のあることなんですけど、ストレスを抱えて「この人がいなくなればいいのに」と行動を起こすぐらいなら逃げてください。
そうすれば犯罪者にならなくて済む訳です。
それをせずに虐待という選択をしてしまった人には同情の余地はないです。
最近挑発された教師が生徒を殴ってしまった事がありましたけど、これも一緒でどんな理由があろうと傷害を与えた方が法によって裁かれます。
可哀想かもしれないですし、その人が罰を受けるのはおかしいと思うかもしれませんがそれはしょうがない事です。
トラブルになりそうならばその場から逃げることが大事
「じゃあどうすれば良かったの?」とか言われるけど、それはトラブルになりそうな人とは関わらないようにするしかないかもしれない。
教師なら問題解決まで学校に来ないとか、介護士は転職する、在宅にしてはそもそもしない。親と距離を置くみたいなことをするしかないんだな
— たんたん/戦略的介護派遣 (@tantan4423) January 20, 2019
僕自身が介護をしている時に理不尽を与えてくる利用者に遭遇して自分に対応できないと感じたらとりあえずその場から離れます。
そして上司に相談して違う人にケアに入っていただくなどの対応をしてもらいます。
それが「投げやり」と言われるかもしれないですけど、間違いを犯すよりかは全然いいです。
その代わりの人だって無理なら無理と言えばいいですし、どの人も対応できなかったら「もうウチでは対応できません」と降伏すればいいです。
いかに自分を守るか?ということを考える必要があって、そのためにはトラブルが起きる前に察知して逃げる事が大事です。
その人のケアをしなくて上司に「責任感がないのか!!」責められたとしても別にいいと思っています。
他人に責められる方がまだいいです。犯罪者になるぐらいなら。
親の介護にしても無理心中とかするぐらないなら逃げ出せばいいのではないでしょうか?
監督責任で罪に問われる怖さもありますが、市町村に「無理です」と言っておけばそんなこともないです。
他人の介護に自分の命や人生を削る必要は全くないと思っています。
無理なら無理というべきだし、責任を投げてでも誰かに助けを求め逃げるべきです。
それをせずに相手を攻撃をして警察のお世話になるより明らかにましだと思います。
まとめ・・・
高齢者虐待の背景をみて同情したくなる気持ちも分かりますけど、それは人に傷害を与えた人にしょうがないは通用しません。
どんな理由があろうとダメなものはダメです。
別にそれは高齢者に限らなくて、他の人間関係においても同じです。
手を出した時点で人生が終わってしまう可能性があります。
特に今はネットの存在によって多くの人の目に入っている訳ですし、今まで以上に自分の言動に気をつける必要があると思いました。