どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
緊急事態宣言を出したところで介護士が出勤をしてリスクを抱えている事実には変わらない
人員が増えるわけでも備品が増えるわけでも給料が増えるわけでもないです
みんなが自粛している時に「低い給料でお国のために働け」というのは不平等さを感じる
感謝の言葉よりもまず給料を上げろ!!
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 7, 2020
緊急事態宣言を出したところで介護士が出勤をしてリスクを抱えている事実には変わらない
人員が増えるわけでも備品が増えるわけでも給料が増えるわけでもないです
みんなが自粛している時に「低い給料でお国のために働け」というのは不平等さを感じる
感謝の言葉よりもまず給料を上げろ!!
上記のツイートを掘り下げていきます。
先日コロナウイルスの拡大によって緊急事態宣言を出されたのですけど、介護士の中では「で、なに?」という人は多かったと思います。
この記事の目次
緊急事態宣言が出ようと介護士には関係ない話

多分ですが、ほとんどの介護士の方が「緊急事態宣言なんて関係ないよ!!」と思っています。
逆に緊急事態宣言を出されたことで自らの命の危機をより強く意識したと思います。
緊急事態だろうと出勤しないといけない
緊急事態宣言で休業を要請する業種が多くあるが、介護施設に自粛要請は出てない
理由は単純で、「いなくなったら多くの高齢者が命を落としてしまうから」
介護施設が自粛することによって中で生活していた高齢者は家に帰らないといけない
そんな仕事をしてる人の給料が平均以下なのは舐めているよね
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
今回の緊急事態宣言で休業を要請する業種が多くあるのですけど、もちろん介護施設に自粛要請は出ています。
理由は単純で、「いなくなったら多くの高齢者が命を落としてしまうから」です。
または介護施設が自粛することによって中で生活していた高齢者は家に帰らないといけません。
そうなると在宅介護をすることが求められてしまって多くの家庭が崩壊する恐れがあります。
言ってしまえば病院や介護施設は最後の砦になっています。
なので災害が起ころうが感染症が蔓延しようが関係なく出勤をしなくてはいけないのです。
介護士は引き続き大きなリスクを背負って働かなくてはいけない
出勤でコロナウイルスに感染したら、体の弱い方が集まる施設では多くの死者が出る
介護士も命がけ
自らの感染のリスクを背負いながら高齢者の命を守らないといけない
中には施設から出られないも出てくる
大きなリスクを抱えながら今現在も働いているから手当ぐらい出せよと思うよ
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
中で生活をする高齢者のために電車に乗って出勤して、近い距離で関わります。
もしその出勤の段階でコロナウイルスに感染していたら、高齢者の中でも比較的体の弱い方が集まっている施設では一気に死者が出てしまいます。
なので介護士も命がけなのです。
自らの感染のリスクを背負いながら中で生活する高齢者の命を守らないといけません。
もし感染してクラスタ化してしまったら施設は閉鎖しないといけないですし、中には施設から出られない介護関係の人も出てくると思います。
それほど大きなリスクを抱えながら今現在も働いています。

しかも給料はとても低い(改善されない)
緊急事態宣言の会見でも介護現場の人への感謝の言葉を伝えた
感謝していただいているのは嬉しいが、「それだけ?」と思う
介護職は大きなリスクを背負って命をかけて働いている
その状態で今までと同じ給料というのはどうなの?
人の善意を前提に政策を出してもその人たちがいなくなったら意味ない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
昨日の緊急事態宣言に伴う会見の中でも介護現場の人への感謝の言葉を伝えられました。
もちろん感謝していただいているのは嬉しいですが、「それだけ?」と思ってしまいます。
先ほど書いたように介護職は大きなリスクを背負って命をかけて働いているわけです。
その状態で今までと同じ給料のままというのはどうなのか?と思ってしまいます。
個人的には給付よりも医療福祉現場を崩壊させないようにお金でつなぎとめるという方が大事ではないか?と思っています。
コロナウイルス前よりも仕事の内容や責任感がガラッと変わっているわけです。
その分「特別手当て」などを支給してくれたらいいのに?というのは感じますね。
「単にキツくなっただけ」という状態でこれから更に加速するコロナウイルスの波に対応できるのか?とは疑問に感じます。
このままでは介護業界から去る人が増える

介護業界自体人手不足に悩まされていますけど、コロナウイルスをきっかけに更に加速するのではないか?と思っています。
誰も自分の命を投げ売って働きたいわけではない
介護士であろうと「自分や周りの人の命を守りたい」と思っています。
ただ働かないと生活ができないから働き続けているわけで、自ら進んで命を捧げたいとは思っていないです。
「みんなが協力するべき」みたいな空気があるけど、これ協力じゃなくて一部の人たちを犠牲にする方針なんだと感じる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
そもそも介護士であろうと「自分や周りの人の命を守りたい」と思っています。
ただ働かないと生活ができないから働き続けているわけで、自ら進んで命を捧げたいとは思っていないです。
実際に貯金や副収入を持っているような人はこのタイミングで退職をして失業保険と貯金や副業で食いつないでいく選択をします。
僕も今は副業だったブログの収入をメインにして今はフリーランスで在宅ワークをしています。
それは自分の命を守るためであって、緊急事態に備えて以前から家で働けるように準備をしてきたからです。
もし給付がされるようになって仕事を辞めても生活ができる状態になったら多くの人が介護業界を去っていくと思います。

使命感や責任感だけ人は動かない
命をかけてまで働くような選択をしているのは「お金が欲しいから」
「働き続けないとお金がもらえずに生活できない」と思っているから、無理しても働き続ける
「責任感」「使命感」と言っていますけど、お金がもらえなくても同じことが言えるのか?
まずは特別手当てを出して欲しい
人はお金で動く
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
お金の力は偉大です。
今回の命をかけてまで働くような選択をさせているのは「お金が欲しいから」です。
「働き続けないとお金がもらえずに生活できない」と思っているからこそ、無理してでも働き続けます。
口では「責任感」「使命感」を装って言っていますけど、お金がもらえなくても同じことが言えるのでしょうか?
なんか介護業界は以前からこの理念や使命感や責任感が先行して「お金は最小限与えればいい」みたいな考えが蔓延しているように感じます。
それだと本当に命の危機を感じたり後ろ盾ができたら多くの人が離れていくと思います。
「給料の低い介護士に見られている利用者の命も低く見られているな」とか感じたりします。

「働かなくても生きていける」と気付いた人からいなくなる
一部の人で「生活保護や失業保険があれば生きていけるんはないか?」と気付いた人が離れていきます。
実際に「働かないと生きていけない」というのは幻想
日本で餓死する確率はほぼないですし、医療制度も社会保障制度も充実している
実際にそれで生きてる人は多い
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
はっきり言って医療現場も介護現場も既に崩壊していると僕は思っています。
「瀬戸際の状態」とか言っていますけど、今から医療重視者や介護士が急に増えるわけでもないです。
そもそも介護業界に関してはコロナウイルス前から人手不足で崩壊していた施設も多かったです。
その中で起こったコロナ騒動でもう医療福祉現場の体力は限界を超えていると思います。
いつ介護施設や医療現場でボイコットや一斉退職が起こってもおかしくないです。
実際に中で働く人の善意によって支えられている部分が大きいです。
でも一部の人で「生活保護や失業保険があれば生活水準を下げれば生きていけるんはないか?」みたいに気付いた人が離れていきます。
実際に「働かないと生きていけない」というのは幻想です。
日本で餓死する確率はほぼないですし、医療制度も社会保障制度も充実しています。
給付を受けなくても現行の制度を活用すれば生きていけますし、実際にそれで生きてる人は多いです。

コロナウイルスで人々の不安や不満は積もっている
・備品が充実していない
・上がらない給料
・どんどん上がる要求値
・減らない出勤への負担こんな状態が続いて今いる人材が残り続けるのかな?
みんな自分を守りたい思いを抑えて現場に行っている
そんな彼らに今まで通りの給料で今まで以上に働くことを求めていたら、みんな壊れてしまうよ
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2020
「この危機を乗り切るために僕たちが頑張るべきだ」という意識よりも「こんな危険なことをしているのに報われない」ということに怒りを持っている人は多いです。
その不安や不満が募ってきて結果的に退職につながります。
誰もが自分が一番可愛いですし、社会のために自分を犠牲にすることはしょうがないことだとは思わないです。
そもそもコロナ対策に関しても現在頑張っている医療福祉が引き続き頑張ることを前提にしています。
その前提が崩れることなんて全然あり得ますし、頑張り続けるために先立つものが必要です。
それがないとコロナ対策も無意味になりますし、感染も拡大して被害も増えていきます。

【結論】医療福祉従事者の給料を上げろ
結局人はお金に動かされます。
年収300万円でずっとリスクを背負ったまま働き続けるのは難しいです。
逆にこの水準で命を貼って頑張っている人にもっと感謝すべきです。
実際にお医者さんで仕事を辞める決意をしたケースも出てきました。
新型コロナウイルスが蔓延してから、
叩かれるのも覚悟の上で言うけれど「私がボロボロになってまで守って救ってやる価値が本当にあるのか?」
と思うことが増えてしまった。
若者が人生の門出を祝われることすら自粛している、させられている今の状況で、パチンコや旅行やジムや会食やと遊び回っている、それを自慢気にすら話している高齢者。
なんの罪もないドラッグストアの店員にマスクや紙製品が店頭に並ばないことを責め立て怒鳴り散らす狂人。
「あの人は病院勤めだから近寄ったらコロナがうつるよ!」
と指差して言った子連れの女。不調を訴えて訪れている人、具合の悪い人で溢れる外来の待合席に大股を広げて座り「どこも悪くはないけどここに来るのは友達との会合のようなものだから」「コロナは若者のせいでうつるんだから若者は外来に来るな」と堂々と喋る人でなしのクソジジイ。
「おまえらには必要ないだろ!」と入荷したマスクを買おうとした親子を押し退けてマスクを買った中年の男。
「コロナ騒ぎで風俗行けないから受診したらナースに医療の一貫として抜いてもらいたいよな」と話していた若い男。
これらをリアルに目の当たりにして、
「こんなやつらの命を守って救ってやる必要がどこにあるのか」
「私や同胞が今まで救ってきた、守ってきた、看取ってきた、病気や怪我と戦うまっとうな人たちと同じ治療やサービスを、こんなやつらが受ける権利があるものか」
と、心底思った。
これが現実です。
同じような人も増えてきます。
介護職に関してはこれに加えて「低賃金」という要素もあります。
ボロボロになりながらする意味は本当にないと思います。
なので給料はいち早くあげて、周りの人間もしっかり自粛して医療福祉現場への負担を下げて欲しいです。
それをしない限り医療福祉現場の崩壊はすぐ訪れると思います。
というかもう既に積んでいる状況でもあります。
「沈没する船に早く逃げ出せるのか?」という状況になっていると思います。
それは業界や国が介護業界を軽視して給料や労働環境や人員の確保ができなかった結果です。
また相手の都合も考えずにお金を出さないのに負担を増やすようなワガママな要求をし続けた結果でもあります。
今でも間に合う方法があるのなら「今すぐにでも給料をあげて引き止める」ということです。
もう中の人間の善意を前提とするのは辞めましょう。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。
