どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護職員がプロ意識を持って働く事はとても大事なんだけど、その意識を搾取するような事業所が多い。
そもそもプロだと言うならもっと多くの給料を払うべきだし、現状の給料だとアマチュアレベルみたいなものだよ。
介護士の質の向上をして欲しいならその搾取の意識を取り除く必要があるよ。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 30, 2021
介護職員がプロ意識を持って働く事はとても大事なんだけど、その意識を搾取するような事業所が多い。
そもそもプロだと言うならもっと多くの給料を払うべきだし、現状の給料だとアマチュアレベルみたいなものだよ。
介護士の質の向上をして欲しいならその搾取の意識を取り除く必要があるよ。
今回は上記のツイートについて解説していきます。
介護士に「プロ意識」を求めるような声を聞くけど、プロと言うにはお粗末すぎる給料です。
結局「プロ意識」を強要する側は搾取しているケースも多くて、プロに見合った待遇を渡していないことも多いです。
プロ意識を持つ事は大事ですが、それを搾取するような事業所は許してはいけないと思っています。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
プロ意識を求められることの多い介護士

介護士の仕事をしていると「プロ」という言葉を聞くことが多いですね。
プロとしての自覚は絶対に必要ではある
介護士は専門職ということもあってプロとしての自覚とか意識が大事だと言われています。
確かに介護の仕事は人の命を預かる関係上、強い責任感や高いスキルが必要になってきます。
なのでプロ意識は絶対に必要だと思います。
医療福祉分野で「プロ」という言葉を聞くことが多い
でもそれは介護に限らずどの仕事にも言えることです。
しかし介護や保育や医療の分野になると場合はこの「プロ」という言葉を聞く機会が多いです。
逆に今僕がいるWEBやITの分野では中々人の口から「プロ」という言葉を聞くことがないです。
別にプロであるのは普通のことです。
でもそれを強要する傾向があるように感じます。
プロ意識も釣り合わない待遇で薄れてしまう
しかしそれならもっと対価を上げてもらわないとみんな意識高く働く必要はないんじゃね?と考えたりしています。
実際に多くの介護職員が求められることと対価が釣り合ってないことに関して不満を持っています。
僕自身も介護職として働いていて、その気持ちはとてもわかります。
介護士の不満に関して記事を書いていますのでご活用ください。

良い仕事をして欲しいなら待遇を上げるのは当然

良い仕事をして欲しいと思いながらしっかり対価を増やさないというのはどうなのか?と個人的には思っています。
資格取得のお金も施設や国が負担すべき
当然今まで以上にプロ意識を持っていろんな事を学んだり資格を取って欲しいと思うのならば研修の参加や資格取得にかかるお金を会社は負担すべきです。
それをせずに中の人間のプロ意識を煽って実費で資格や取らせておきながら今までの給料で働いてもらうのはどうなんでしょうか?
資格手当もそこまで高くない現実から分かる事は施設としては資格に対してそこまで価値を感じていないという事です。
損をする資格取得は誰もしたくない
多くの介護士は資格がある事を価値がある事だと思っているかもしれないですけど、その分の対価がないという事は現時点に資格に対しての価値はそこまでないという事です。
今の現状で資格を持っている人と持っていない人でそこまで給料の差がないという事実から「別に資格がなくてもよくない?」となってしまうのは当然ではないでしょうか?
あと単純に介護士の給料って資格の有無よりも働く場所によって左右されるので、給料を上げたい人は資格を取るより都市部で働いたほうがいいです。

そもそも現在の介護業界は良い仕事に対して良い対価を払うという習慣がないので、頑張りが反映されづらいところがあります。
なので事実としてプロ意識がなくても、普通に稼ぐことができますしプロ意識をもってたくさん働く事は損という構図ができています。

給料を上げないのに良い仕事を求めるなんて虫のいい話

何度もこのブログでは書いているのですけど、給料を上げないのに良い仕事を求める介護事業所が多すぎます。
良い仕事を求めるならその分給料を上げるべきだし、労働者だって給料の交渉をする権利だってあります。
給料が低いという事はその程度の仕事という事であり、給料を上げないという事は今までの仕事をして構わないという解釈をしてもいいのではないでしょうか?
もちろん事業所的には安い金額を払ってたくさん働いて欲しいという思いがあるのは分かるのですけど、別に労働者がそれに従う必要があるのか?と疑問になります。
介護の仕事は人の命の預かる仕事で責任感が必要なのは分かります。
その責任に応じた給料を払っているのか?と言われればどうなのでしょうか?
給料の低い仕事はやっぱり責任感を感じにくいのは事実です。
そもそも月に手取り20万もいかないのに人の命を預かって責任やプロ意識を求めるのはどうなんでしょうか?
個人的にはその額は人の命を預かる大きな責任を持つ人がもらう金額ではないと思います。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・

そもそもプロ意識のプロとはなんなのでしょうか?
話を聞くところ
- 利用者の為なら自分の時間やお金を犠牲にするのがプロ
- 暴力を振るわれたり、セクハラされてもニコニコ笑うのがプロ
みたいなことが言われてそれって単に施設にとって都合のいいだけの人材なのではないのか?って考えてしまいます。
別にそれでいいのならいいかもしれないですけど、個人的にそういった働き方がしたくないので派遣として週に2回しか働かない生活をしています。
正社員でガッツリしてる人からしたらプロ意識の欠如した人間に思われるかもしれないです。
しかし契約に明記された仕事はしっかりこなしていますので、給料分の仕事はしている自負はあります。
プロ意識という得体の知らないものを追い求めるより、目の前の業務を淡々とこなしていく事の方が大事だと最後に伝えたいと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。