どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し現在は介護派遣にて有料老人ホームで夜勤を月に8~10回する生活を送っています。
現在は島根に帰省して大手のマイナビ介護職で継続して夜勤専属として働いています。
収入は落ちてしまいましたが、副業の存在もあって全然生活を成り立たせる事ができています。
収入は落ちてしまいましたが、副業の存在もあって全然生活を成り立たせる事ができていま
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回は来年10月に施行される介護福祉士の月8万円の処遇改善について続報がありましたので記事にしました。
この記事の目次
介護福祉士が来年の10月に月8万円アップする処遇改善が施行される
介護業界で話題の月8万円の処遇改善が来年の10月に施行されます。
その詳しい内容に関しては厚生労働省のページから確認していただけると思いますのでリンクしておきます。
この事に関しては当ブログでも一度記事にまとめました。

介護福祉士の給料は他職種と比べて大きく下回っていてこれから高齢化社会が進んでいくにあたって介護士の給料は問題視されていました。
今回の処遇改善によって8万円年収にして96万円のアップは相当大きいと思います。
条件としては勤続10年の介護士(同じ施設で)という条件があったのですけどこれは大きな進歩ですよね。
介護士が2025年には38万人不足するデータが出てきて多くの高齢者が施設に入れない現場からも介護士の獲得と離職を防ぐためにも給料を上げるのは有効な手段だと思います。
これで多くの介護士が「給料が低いから辞める」という流れは少なくなってくると思います。
本当厚生労働省さんありがとうございます。
同じ施設という縛りが支給ハードルを上げている指摘もあった
しかしこの処遇改善に関しては同じ施設に10年勤めるという条件があったために支給に対してのハードルが高いのではないか?ということが指摘されていました。
僕の場合も介護現場で4年いるのですけど3年で上京したためにこの8万円の処遇改善を受けるためにはまた10年同じ施設で仕事をしないといけないという状況でした。
そして同じ施設という条件を設ける事によって何個かの問題があると考えていました。
- ブラックな運営をする施設が生き残ってしまうのではないか?
- あらゆる施設での経験がないのでスキルや知識が身につきにくい
- あらゆる施設を経験した有能な介護士が処遇を受けられない
- 長い年月働いているとケアマネや相談員などの役職を与えられた時にどうしようもなくなってしまう(転職して介護士として働く選択肢がないから支給を受けられない)
実際に介護士で10年働いている人も珍しいのに転職もせずに同じ施設で働き続けている人なんて相当珍しいと思っています。
そしてこの条件が悪質な施設を生き残らせてしまうことを考えると、同じ施設ではなく業界での経験年数でくくってしまった方がいいと考えていました。
そもそも勤続10年=高い専門性ではなく、いかに新しいことを学んで取り組んでいくかということもあるので同じ施設での勤務が10年と言ってもそこまで高い専門性を兼ね備えていないという問題があります。
でも先日発表された改善案でこの問題点は解消されました。
同じ施設ではなくて業界の経験10年に変更になった
そう思っていた時に厚生労働省から処遇改善の条件の変更のニュースを聞きました。
来年10月の賃上げ、“業界10年”の介護福祉士も 事業者が判断可能 厚労省方針
現場を長く支えている介護職員らの賃上げに向けて来年10月に創設する新たな加算について、厚生労働省は事業所の判断で“業界10年”の介護福祉士も対象に含められるようにする方針を固めた。
新加算の増収分は勤続10年以上の介護福祉士の給与に充当する − 。これを基本的なルールとするが、在籍する「経験・技能のある介護職員」にも等しく配分する柔軟な運用も可能とする考えだ。複数の法人を渡り歩いてきたスキルの高いベテラン介護福祉士なども、事業者が認めれば恩恵を受けられる仕組みとする。詳細は来月に提案する予定。
事業所が判断するということですが、多くの施設を運営する側は処遇改善を受けさせて職員の離職率を下げた方がいいと思っていますので大丈夫だと思います。
これで僕自身もいろんな施設で経験を積んで10年経ったら正社員で雇用されて処遇改善を受けるというルートを確保することができました。
実際僕以外でもこの変更に大きな恩恵を受けた人は多いと思います。
しかし介護処遇の使い方を決めるのは各事業所
これは今までの処遇改善においても大きな問題になっていたのですけど、処遇改善を国から介護士個人ではなくて、事業所に渡しています。
そしてその使い方を事業所に「人件費で使うように」といって一任していました。
そして事業所は
- 毎月の給料ではなくボーナスに一括で渡す
- 介護職員以外の人にも支給(施設で働いている人全員)
みたいなことしていたのでそこまで介護職員への恩恵が大きなかったことがあります。
本当は介護士のための処遇改善なのに他の職種の人材が離職しないために
- 看護師
- ケアマネ
- 相談員
- 調理師
- 掃除員
などの本当は介護士がもらうはずのお金が行ってしまっていました。
なので本当なら国から10年勤続介護士に直接支給する形が取れればいいんですけど、そうではありません。
なので今回の処遇改善も各事業所が10年経過した職員を大量に囲ってこの人たちに支給される処遇を10年経験していない職員や他職種に支給されるのはあると思います。
制度としてはどうかと思いますけど、介護業界の資金回りがよく職員に還元しやすくなるのはいいのではないでしょうか?
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

経験と高い技術を持った介護職員になることが大事
もちろん10年という期間のうちに大きな経験をして高い技術を持った介護職員になることが大事です。
厚生労働省でも大原則としては経験年数と技術が高い専門性が高い人に支給するものとしているので個人としてしっかり努力する必要はあると思います。
だからこそこの10年をいかに充実した介護士人生を歩んでいくかがとても重要になるのではないか?と考えています。