介護派遣で働くメリット・デメリットを現役派遣介護士が徹底解説します
若手介護士について

なぜ若い介護士が少なくなっているのか?現役介護士が詳しく解説します

どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。

島根県で特別養護老人ホームで働き上京。東京の有料老人ホームで1年ほど夜勤専属の仕事をして再び島根に帰ってきました。

現在は島根の有料老人ホームで働いています。

普段は仕事をする傍らブログで副収入を得て生活をしています。

このブログは搾取されている介護士が快く働くためにどのような意識も持ったほうがいいのか?という事について発信しています。

今回は新卒の介護士が少なくなっているという事実に関してどのように対応すべきか?と言う事について書いていきます。

若者の労働人口が減っている

皆様もご存知のようにこの国では少子高齢化が進んでいます。

生まれてくる子供が少ないと言うことはその分労働者の数が減ると言うことでもあります。

その中で介護職に就きたいと思う若者の数が減ってくるのは当然だと思います。

特に介護職の場合は他職種と比べて10万円近く給料に差がありますのでわざわざそのような仕事を始める必要があるのか?と考えます。

普通に考えたら優秀な人材ほど高待遇の仕事に就きたいと思います。

介護業界だけでなくどこの業界も人手不足に悩まされています。

その中で介護業界で新人が入社すること自体なかなかないと思います。

介護士育成の専門学校の人が減っている

地元の介護士育成の専門学校に入学する人が減っています。

以前は介護施設に実習生を受け入れてその人がそのまま実習先に入社することは多くありました。

しかし今では専門学校に入ってくる学生が少なくなっていて、新卒の人材を確保することあ難しくなっています。

僕が以前勤めていた施設でも大きな施設なら数人はいたのですけど、小規模の施設になると新卒が全然入って来ないことは多いです。

地元の専門学校では1学年に1クラスしかなくてそのクラスにいる学生も20人以下という現状になっています。

以前は学校を卒業するだけで介護福祉士を取得できる学校が数多くありました。

しかし今は国家試験を受けないといけないということもあって学校に入る意味がないということもあります。

専門学校卒の学生は入社時点で多くの介護の知識やスキルを持っていて即戦力になる人材でした。

しかしその学生が減っている以上即戦力で若い人材を確保する事が難しくなっています。

施設は今いる人材をしっかり教育するべき

新卒の人材に期待する事ができなくなった介護施設でするべきことは今いる職員の教育だと思っています。

実際に他職種から未経験で介護現場に入ってくる人が多いわけですし、その人たちに施設で良い人材になるための育成をする必要があります。

しかし現状は人手不足を言い訳にきっちりした教育をする事ができずに現場に放り投げられてしまうケースがあってケアの質が低い施設が多いです。

転職組が多いことから介護士の平均年齢も高く、新しいことへの吸収力や意欲が低くなかなか現状を改善する事ができていません。

特に介護士の場合は最初の1年が非常に大切だと感じていて、その1年でケアの基礎である

  • 正しい排泄介助のやり方
  • 危険のない移乗
  • 入浴介助の方法

などを身になるように教育する必要があります。

しかしそれができない施設が多く

  • ケアの質が低い
  • ケアの質が低いことによって各職員の負担が大きくなる
  • 結果離職する

という負のサイクルにはまっています。

人手不足であるのはしょうがないですけど、それを理由に教育や資質の向上を放棄してしまうのはどうかと思います。

教育がしっかりしていれば介護士が他職種に流れる事が少なくなる

しっかり教育できれば結果的に長く施設にいてもらうこともできますし、新しく入る人にまたしっかりした教育をする事ができます。

新卒や即戦力が望めない今だからこそ今いる人材の育成に力を入れるべきだと思っています。

と言っても僕の場合はしっかり教育してもらった結果「どこの施設でも充分働ける」と思って転職してしまいました。

でも介護士がしっかりとした知識や技術を身につければ、多くの施設で通用するようになり介護士自体の数を減らさずに済みます。

まずは介護業界から立ち去る人間が少なくなるようにどこでも通用するような人材育成が必要だと感じました。

さいごに・・・

多くの介護施設が人手不足に悩まされていますけど、給料を上げない限り人材を集めることは不可能です。

それができないのならしっかり教育をして長く施設にいてもらえるようにすべきだと思います。

ケアの質が低い施設は離職率が高く、逆に良いケアをしている施設は離職率が低いです。

そもそも新卒が集まらないのも介護士への悪いイメージを持っている人が多いのも事実ですし、実際に介護士は労働環境が悪く給料が低いところが多いです。

だからこそせっかく来てくれた介護士に対してしっかりした教育と離職しないような労働環境を提供する努力が必要だと感じています。