どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回は損保ジャパンの人員削減で介護分野に配転されるニュースについて現役介護士が思ったことを書いていきたいと思います。
この記事の目次
今回のニュースの概要
今日いつも通りツイッターを眺めていたらとあるニュースが入って来ました。
損害保険ジャパン日本興亜が2020年度末までに、従業員数を17年度比で4000人程度減らす方針であることが24日、分かった。全体の約15%に相当する。ITを活用し、業務の効率化を進める。余った従業員は介護などを手掛けるグループ企業に配置転換し、新卒採用も抑える。希望退職者の募集は予定していない。
20年度末の従業員数は2万2000~2万3000人程度に減り、人件費などを年約100億円圧縮できる見通し。
金融業界では、三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手行も、ITを活用した人員削減を急いでいる。
最近トヨタの社長が「終身雇用は崩れた」的なことを言っていて富士通などの大企業が人員削減をしていたのでこのニュースに関しては「まぁそうだよな」というのが素直なところです。
でもこの文に書いてある「余った従業員を介護事業に回す」という表記を見て「これは介護士ブロガーの出番だ」と思ってこの記事を書きました。
今回のニュースでの反応や僕の考え
このニュースに関して僕のフォロワーさんのツイートをこの記事でまとめます。
この記事介護の事バカにしていないか??
なんか使えない奴を左遷する先が介護事業って介護をメインにしている人に失礼なんじゃないのか?https://t.co/arnVS8JKY1
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) June 25, 2019
この記事介護の事バカにしていないか??
なんか使えない奴を左遷する先が介護事業って介護をメインにしている人に失礼なんじゃないのか?
このツイートに関しては冗談です。別にバカにしているとも思っていないですし、この流れは自然だと思いますので。
とは言っても介護する人材が増えるのはいい事
効率化していくとどんどん多くの人がクビになる(そのうち解雇規制もなくなる)からそういう人材が多く介護に流れてくる
そう思うと介護の給料を上げる意味が薄れてきそうだな
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) June 25, 2019
とは言っても介護する人材が増えるのはいい事 効率化していくとどんどん多くの人がクビになる(そのうち解雇規制もなくなる)からそういう人材が多く介護に流れてくる そう思うと介護の給料を上げる意味が薄れてきそうだな
これに関しては多分今の給料で人材が集まってくるなら無理して給料を上げる必要はないと思っています。
介護士個人からしたら困るけど社会は助かりますからね。
そうなると世の中的には非常に助かるよな
一方で人が来たら介護職の給料を上げる意味が薄れてくるわけなんだけどね
まぁ僕自身はいいけど今時点で低い人からしたらあまりいいニュースじゃなさそう
やっぱり自分が一番でしょう
介護業界よくなっても自分の生活良くならないと意味ないし
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) June 25, 2019
そうなると世の中的には非常に助かるよな 一方で人が来たら介護職の給料を上げる意味が薄れてくるわけなんだけどね まぁ僕自身はいいけど今時点で低い人からしたらあまりいいニュースじゃなさそう やっぱり自分が一番でしょう 介護業界よくなっても自分の生活良くならないと意味ないし
普通に介護士の給料を訴えて来た人からしたらあまりよくないかもしれませんね。
確かにこの書き方だと介護事業に行くのは多くの人が望んでいない感じはありますね。まさに罰ゲームみたいなものですね。
どうやら介護事業への転換は罰ゲームみたいな認識を持っている人は多そうですね
このリプを見ても「よくやった!」という声が多いけど、これ言っている人もどんどん人件費削減で削られてその罰ゲームとやらをする未来が現実的なんだけどどうなんだ?
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) June 25, 2019
どうやら介護事業への転換は罰ゲームみたいな認識を持っている人は多そうですね このリプを見ても「よくやった!」という声が多いけど、これ言っている人もどんどん人件費削減で削られてその罰ゲームとやらをする未来が現実的なんだけどどうなんだ?
余った人材が介護業界に流れていくのは普通にある流れ
今回のようなことはどんどん大企業で起こってくる流れだと思います。理由としては
- 人手不足の問題に対してAIでの効率化で対応する
- 効率化したら人員がいなくても回る
- 解雇したり転勤させる
- 介護に人が流れてくる
言ってしまえば時代の進歩で人間が働かなくなるので逆に人間にしかできない仕事に人が流れて来ます。
はっきり言って世の中の仕事の多くが機会やAIが変わって行えるのでこの流れはどんどん広がっていきます。
あと単純に年功序列で歳を重ねて変化に対応できないのに給料が高い人なんてどの企業も必要ないですからね。
しかし介護は人と関わる仕事で機械に代替えできないです。
なので医療福祉に関しては企業を辞めた人が集まってくることが予想されます。
給料が低くても関係なく集まって来ます。
ちなみに大企業が介護事業をするのは大賛成
損保ジャパンで介護事業をしていることは僕は知っていました。
派遣で多くの案件がメールで送られて来ているのでその中でSONPOの名前を持った施設も含まれていました。
個人的にはこういう大企業が介護事業をする流れをもっと加速させて欲しいと思っています。
介護業界の悪質な労働環境の多くは中小の施設の中で起こっていることです。
小さい空間で資本力のない媒体が施設運営していても労働環境は悪くなります。
サービス残業とか経済力がない証拠ですからね。

なのでそういう施設に関してはどんどん大資本が奪い取って市場を独占して欲しいと思っています。
都市部の施設を見ても大企業が運営している施設があるのですけど、非常に労働環境も給料もいい傾向があります。
そういう意味でも介護事業は大企業に任せるべきだと思います。ビジネス的感覚も高いですし。
介護事業への異動に関して罰ゲーム感がある件について
平野さんが言っていたけどこのニュースを見る限り罰ゲーム感を感じてしまいました。
なんか介護事業には人も足りないし、誰もいきたがらないんだな。と感じちゃいました。
損保ジャパンにおける介護事業がどんな立場かは不明ですけど、ITから介護って普通に無理がありそうですね。
でも逆にロジカル思考で現実主義の人が多そうなので業務改善は進んでいいかもしれませんね
でもやっぱり罰ゲーム感がありますね。
介護って「安定していない」というイメージが強いですからね。
そんなことないと思いますけど・・・

介護士の給料が上がる流れには歯止めがかかるかも
ツイートした通りですけど、介護士になる人が増える流れが効率化によって起こるので、給料は上がりづらいかもしれません。
「定着のために給料を上げる」という意見もありましたけど、今ほど定着させる流れも必要なくなります。
今回みたいなケースが増えたら転職先も少なくなると思っています。
人材が増えるのに給料を上げる意味はないと考えられます。
介護士になる人が増えるということはその分税負担が上がることでもありますからね。
それに加えて給料を上げるみたいな流れが起きるとは起こりにくいのかな?と思っています。
派遣で働くことで自分の納得する給料を得やすいです
僕自身は派遣で働いているのですけど、非常に満足な給料を得ることができます。
介護派遣なら都市部で時給1500円からあるので、夜勤を含めてフルタイムで働けば年収300万円以上を手に入れることができます。
派遣にはその他にも多くのメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

さいごに・・・
今回の件に関しては介護士を今している人からしたらあまりいいニュースではないか?と思います。
別に介護士をする人が増えたところで自分たちの忙しさが楽になるわけでもないですからね。
逆に介護士が増えれば増えるほど利益や税金を奪い合う流れが起こるので普通にきついと思います。
しかし社会的には介護士が増えるのでありがたいと思います。
でも社会的にいいことが僕たち介護士に利益があるかは話は別です。
「給料を上げるようなことをしなくても介護士が集まるならこのままでいいや」となって介護士の給料は上がらない可能性も考えられます。
ということを今回の大企業での人材削減で介護事業に転換するニュースをみて感じました。