介護派遣で働くメリット・デメリットを現役派遣介護士が徹底解説します
保育士の働き方

多くの保育士が保育所に絶対職場復帰しない理由を潜在保育士である僕が徹底解説します

どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。

僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。

最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。

その後上京し現在は介護派遣にて有料老人ホームで夜勤を月に8~10回する生活を送っています。

2018年の10月に島根に帰って有料老人ホームで再び夜勤専属の仕事とアフィリエントの副業をして生活をしています。

今回は「潜在保育士」について書いていきたいと思います。

潜在保育士は保育士不足解消の救世主として大きな期待が寄せられています。僕自身も潜在保育士なのですけど、はっきり言ってその期待に応えることができません。

保育士の資格を持っている方も持っていない方もこの潜在保育士について知っていただいて何故潜在保育士が潜在であり続けるか?ということを知っていただけたら嬉しいと思っています。

この記事で伝えたいこと

  1. 潜在保育士とはなんなのか?
  2. 潜在保育士が潜在であり続ける理由
  3. 職場復帰したいけど保育士という仕事がブラックすぎる

それでは以下にて解説していきます。

そもそも潜在保育士とは?

潜在保育士とは「保育士資格」を持っているのにも関わらず保育園などの保育関係の仕事をしていない人のことを言います。

僕自身も今は介護の仕事をしているので、潜在保育士になります。

現在保育士資格を持っている人は全国で累計119万人を超えているのですけど、その中で働いている人は43万人です。

資格を持っている人の半分以上の人は保育士の仕事をしていない状況です。

もしこの残りの人が全員保育現場で働くことができれば現在社会的な問題になっている「待機児童問題」も一気に解決します。

なので国もこの潜在保育士に現場で働いてもらうよう希望しているのですけど、潜在保育士は毎年増えていく一方です。

なぜ多くの保育士が現場復帰をしないのでしょうか?その理由について次項で話していきたいと思います。

潜在保育士が潜在であり続ける理由

潜在保育士が職場復帰しない理由としては保育士の離職の原因とほぼ一致しています。

「保育士辞めたい」と思う理由を保育士を辞めた僕の経験に基づいて書いていきますどうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。 僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 ...
  • 低賃金
  • 労働環境の悪さ
  • 人間関係の悪さ

これらの問題が保育業界全体で解決できていないのにこれらが原因で辞めた人が戻ってくるはずありません。

これら3つの要因について以下より書いていきます。

低賃金が解消されないから

保育士の給料は他職種と比べてもとても低いです。

僕が保育士だった時の給料は手取りで12万円でした。

地方ということもあったのですけどさすがにフルで働いてこの金額となると働くことがバカバカしくなります。

それなら働かずに生活保護を受けた方が心身ともに穏やかに暮らせていいのではないか?と思ってしまうぐらいです。

保育士の給料は主に保育料と国の補助金によるもので保育料に上限があり、国の補助金が少ないとどうしても給料を上げることは難しいです。

保育士の給料が少ない理由については別の記事に書いていますのでよかったら読んでみてください。

保育士の給料はなぜ上がらない?保育士を取り巻く労働の実態や背景どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。 僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 ...

多くの保育士がその給料の低さから実家生活を余儀なくされたりしています。

僕も保育士の仕事を続けていたら実家生活がずっと続いていたかもしれないですね。

どっちにしろ保育士が給料が低くて辞めて、一回辞めた人も他の仕事で保育士よりも給料をもらっているのでなかなか復帰は厳しいということですね。

過酷な労働環境だから

 

保育士の仕事は本当に激務です。子供の世話をするだけではなくて、その以外の行事の準備や委員会活動や家族や地域との連携まで多岐に渡っての仕事があります。

保育所に行くと綺麗な掲示物がたくさんあるのですけどこれら全部保育士がサービス残業や持ち帰りの仕事をして身を削りながら作ったものです。

はっきり言って掲示物やお便りを作るぐらいならその時間分早く帰らせて欲しいですね。

僕の場合はちょっと変な保育士ということもあって何があっても絶対に定時で帰る人だったので毎回「なんで残らないの?」と言われ続けていました。

でもよくよく考えれば残業代を払わないのになぜ自分の時間や労働力を提供しないといけないか理解ができません。

保育士の善意がないと成り立たない保育所なんて潰れた方がいいと思うぐらいです。

どっちにしても違法労働が堂々と職場に残っている職場に帰って働きたいと思う人は少ないはずです。

保育所の労働環境については別の記事でまとめていますので良かったら読んで見てください。

保育士のサービス残業・持ち帰り等のブラックな環境を改善するためにするべき事どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。 僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 ...

人間関係が悪化しやすい仕事だから

先ほど書いたように保育士の仕事は

  • 低賃金
  • 過酷な労働環境

という働くにあたって大きなマイナスポイントがある仕事です。

その環境で働き続けることは並大抵なことではありません。

実際に多くの保育士さんがそのストレスで心を病んでしまったり、人間関係のトラブルを起こしてしまうことがあります。

保育士は女性の職場ということもあって、職場内でのカーストやいじめみたいなこともあって僕の同期もその以外に遭って辞めていきました。

いじめを行なった保育士の人は後に内部告発によって減給させられたのですけど、こういう問題が起こってもしょうがないと彼女たちに同情もしてしまいました。

実際にお金周りの悪い企業は内部の人間関係が悪かったり労働環境も悪い傾向があります。

そうなってくると提供できるサービスの質も下がって子どもへの成長の障壁になってしまいます。

人間関係に多くの不安を残す保育業界に潜在保育士が戻ってくるか?と言われても微妙なところだと思います。

保育士の人間関係については詳しく別の記事で書いていますので良かったら読んで見てください。

【保育士を辞めたい】人間関係に悩んだらすぐ転職して環境を変えた方がいい理由どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。 僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 ...

職場復帰したいけど働き方に不安を持っている潜在保育士が多い

  • 給料
  • 労働環境
  • 人間関係

働く上でこの3つの要因が解消できていない保育士という仕事に一度辞めた人が戻ってくるのか?と言われたら微妙です。

僕も潜在保育士ですけど、稼げなくてキツくて人間関係に問題のある業種なんて絶対いきたくないです。

保育士という子どもと関わる仕事は資格を学校に取りに行くほど好きな仕事なのに、働く上での不安が大きいのが現状です。

保育士を辞めて他の仕事を始めた人が言っているのは「こんなに楽な仕事なのにこんなに給料をもらっていいの?」ということです。

別にその仕事が高給でもきつくない仕事でもないですが保育士の仕事があまりにキツイせいで他の仕事が楽園のように感じるようです。

保育士不足は社会的な問題でもあるのでこの3つの問題に対しては真摯に取り組むべきだと思います。

まず保育士が待遇面をよくすることが大事

保育士が辞める原因って全て賃金の低さから連鎖して起こっていることです。

  1. 給料が低いから多くの人が辞める
  2. 人が辞めて人手不足だから仕事内容がどんどんハードになっていく
  3. ハードな仕事だからストレスをためて人間関係の問題に発展する

これをひたすら繰り返して今の保育士の不足の問題はあると思います。

潜在保育士の活用もいいですけど、今現在現場で踏ん張って子どものために頑張って働いている保育士さんをもっと見て欲しいです。

彼女たちの給料を上げるだけでも違います。給料が上がれば少しはキツくても我慢できますし、お金によるストレスは軽減されます。

「保育士はやりがいもあるし稼げる」となれば潜在保育士も帰ってくると思いますし、今いる保育士の離職を防ぐことだって可能です。

はっきり言って今のままでは待機児童問題は解決しないし、子どもを日本で育てられないのならこれから子どもを産もうと思う人も減ってくるかもしれないです。

そうなる前に早く手を打って欲しいと切実に思っています。

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