介護派遣で働くメリット・デメリットを現役派遣介護士が徹底解説します
介護の問題

地方の介護施設には高いスキル豊富な知識を持っている介護職が埋もれている事実

 

どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。

僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。

最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。

その後上京しベネッセMCMという派遣会社にお世話になっていて月に25~30万円ほどの収入を貰っています。

 

ベネッセMCMで仕事を探す

【評判、口コミ】ベネッセMCMで実際に働いて感じたメリット・デメリットを徹底解説しますどうも介護派遣で夜勤専属をしているたんたん(@tantan4423)です。 今回は僕がいつもお世話になっている介護派遣会社ベネッセMC...

現在は島根に帰省して大手のマイナビ介護職で継続して夜勤専属として働いています。

これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。

かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。

かいご畑で無料で資格取得

かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

https://www.tantandaisuki.com/entry-2018-05-04-10562

今回は地方には優秀な介護士が安月給で働いているという事について書いていきたい思います。

この記事で伝えたい事

  • 地方では優秀な人材が安月給で働いている
  • 都市部では優秀じゃない人材が高給取り
  • 質の高い人材が安月給で働かされるのは機会損失

 

地方の介護施設には質の高い介護士が安月給で働いている

昨日このようなツイートをしました。

地方の介護施設には質の高い介護士が安月給で働いている。 その職員を高い給料でヘッドハンティングする事で質の高い職員を最初から配置する施設を作れる なので今地方に高級志向の老人ホームを作って資金力で他の施設で安く働いている職員をヘッドハンティングできたら双方幸せだと思う

 

僕が以前いた地方での施設は

  • 長年働く職員が多い
  • 研修を定期的に行う
  • ケアの質が高い
  • 人間的にも介護士向き

みたいなどこの施設も欲しいような人材が手取り15万円程度の安月給で働いていました。

でも彼らは自分が優れた人材だということを自覚しておらず「他の施設ではもっとすごいことをしている」と言っていました。

その後僕は上京し東京の高級有料老人ホームに勤めましたけど、地方の施設より断然にケアの質が落ちていました。

でもほとんどの職員が手取り20万円以上はもらっていました。結局介護士は技術があれば給料が上がるのではなくて

  • 働く場所(都市部がいい)
  • 施設の形態(有料老人ホームは給料払いがいい)
  • 働き方(夜勤が多ければ多いほど給料が上がる)

という部分が大きいと感じます。

はっきり言って都市部の有料老人ホームに地方の特養で働いている人材が流れたらほとんどがエース級の働きをしてくれます。

手取り20万円を出せる施設の一人勝ち状態になる

そんなエース級の人材を手取り15万円で地方は抱えているなかで地方で手取り20万円を提示できる施設があったら人材は流れていきます。

ベネッセなど全国に規模を持つ大手が地方に進出して各施設の優秀な人材を「手取り20万円だすからうちに来てください」みたいなことがあったらどうなるでしょうか?

地方の介護士からしたら管理職や夜勤専従をしない限り手取り20万円を超えることは基本的にありません。

しかし資本力を持つ都市部にある企業が地方に進出したら手取り20万円代で介護士を雇うことは全然可能です。

実際に今でも介護士の給料が少なくて近くの工場(手取り20万円近くある)に転職する人がいます。

なので同業の介護職で手取り20万円を出して採用できる企業が出て来たらそこの多くの人材が流れていきます。

そうなってくると地方の施設は

  • 優秀な人材がヘットハンティングされてケアの質が下がる
  • 人手不足に陥る
  • 多くの入居者を受け入れることができずに収益が下がる

と悪循環に陥ってしまいます。

逆に手取り15万円も正社員に払えずに個人のサービス残業で回しているような施設は潰れてもいいと思っています。

しかし高齢化率の高い地方での施設の倒産は街に介護の必要な高齢者が溢れる要因になってしまいます。

そういう意味でも優秀な人材を手放さないように地方の介護施設の低賃金の問題は解決させるべきですね。

質の高い介護士が安月給で働かされるのは機会損失

別に質の低い職員が流出する分はいいかもしれないですけど、知識やスキルがあるエース級の職員を食い物にする施設があります。

でももしその職員が今より高い給料の誘いがあった際に今の施設に残るのだろうか?と言われたらどうでしょう?

介護職はただでさえ女性が多い仕事で結婚や出産を機にやめてしまうことも多いのです。

しかし給料が低いから他の仕事をしたり他の施設にヘッドハンティングされる介護士は案外多いです。

質のいい介護士はその施設において中心的な存在であり、いなくなったら施設でのケアの質は格段に落ちてしまいます。

そうなってくると利用者様の満足度は下がってしまいます。

施設がするべきことは優秀な人材を手放さないということです。

介護業界は介護職の善意で成り立っている部分はあるのですけど、その中に資本を持った集団が参入して来たら一気に食われてしまいます。

やっぱり生活するためにはお金が必要ですし、重要な仕事をしているのに給料に反映されないのは働くモチベーションを保つことは難しいです。

なので優秀な人材にはしっかり給料を払うべきでしょうし、安い給料で働いている介護士がいたら大きな損失になるのです。

地方の優秀な人材をいかに生かすかが鍵

介護士の給料では収入面での自立ができないことも大きな問題です。

しかし優秀な介護士は多いのでうまく生かしてケアの質の向上を図っていってほしいです。

僕自身もそこまで優秀な介護士ではないですけど、副業や転職を生かしてそこらへんの介護士よりも稼いでいる自負はしています。

でも多くの人は忙しくて副業もできないですし、転職で給料を上げるという発想がしずらいです。

地方の場合はほとんどの施設が低水準での給料なのでいろいろ工夫する必要があります。

介護の場合は国が大きく関わっている分野でもあるので処遇改善を積極的に行ってほしいと思っています。

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