どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在26歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
地方の介護施設には質の高い介護士が安月給で働いている。
その職員を高い給料でヘッドハンティングする事で質の高い職員を最初から配置する施設を作れる
なので今地方に高級志向の老人ホームを作って資金力で他の施設で安く働いている職員をヘッドハンティングできたら双方幸せだと思う
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) May 30, 2020
地方の介護施設には質の高い介護士が安月給で働いている。
その職員を高い給料でヘッドハンティングする事で質の高い職員を最初から配置する施設を作れる
なので今地方に高級志向の老人ホームを作って資金力で他の施設で安く働いている職員をヘッドハンティングできたら双方幸せだと思う
今回は地方には優秀な介護士が安月給で働いているという事について書いていきたい思います。
- 地方では優秀な人材が安月給で働いている
- 都市部では優秀じゃない人材が高給取り
- 質の高い人材が安月給で働かされるのは機会損失
この記事の目次
地方の介護施設には質の高い介護士が安月給で働いている

僕が以前いた地方での施設は
- 長年働く職員が多い
- 研修を定期的に行う
- ケアの質が高い
- 人間的にも介護士向き
みたいなどこの施設も欲しいような人材が手取り15万円程度の安月給で働いていました。
でも彼らは自分が優れた人材だということを自覚しておらず「他の施設ではもっとすごいことをしている」と言っていました。
その後僕は上京し東京の高級有料老人ホームに勤めましたけど、地方の施設より断然にケアの質が落ちていました。
でもほとんどの職員が手取り20万円以上はもらっていました。結局介護士は技術があれば給料が上がるのではなくて
- 働く場所(都市部がいい)
- 施設の形態(有料老人ホームは給料払いがいい)
- 働き方(夜勤が多ければ多いほど給料が上がる)
という部分が大きいと感じます。
はっきり言って都市部の有料老人ホームに地方の特養で働いている人材が流れたらほとんどがエース級の働きをしてくれます。
手取り20万円を出せる施設の一人勝ち状態になる

そんなエース級の人材を手取り15万円で地方は抱えているなかで地方で手取り20万円を提示できる施設があったら人材は流れていきます。
ベネッセなど全国に規模を持つ大手が地方に進出して各施設の優秀な人材を「手取り20万円だすからうちに来てください」みたいなことがあったらどうなるでしょうか?
地方の介護士からしたら管理職や夜勤専従をしない限り手取り20万円を超えることは基本的にありません。
しかし資本力を持つ都市部にある企業が地方に進出したら手取り20万円代で介護士を雇うことは全然可能です。
実際に今でも介護士の給料が少なくて近くの工場(手取り20万円近くある)に転職する人がいます。
なので同業の介護職で手取り20万円を出して採用できる企業が出て来たらそこの多くの人材が流れていきます。
そうなってくると地方の施設は
- 優秀な人材がヘットハンティングされてケアの質が下がる
- 人手不足に陥る
- 多くの入居者を受け入れることができずに収益が下がる
と悪循環に陥ってしまいます。
逆に手取り15万円も正社員に払えずに個人のサービス残業で回しているような施設は潰れてもいいと思っています。
しかし高齢化率の高い地方での施設の倒産は街に介護の必要な高齢者が溢れる要因になってしまいます。
そういう意味でも優秀な人材を手放さないように地方の介護施設の低賃金の問題は解決させるべきですね。

質の高い介護士が安月給で働かされるのは機会損失

別に質の低い職員が流出する分はいいかもしれないですけど、知識やスキルがあるエース級の職員を食い物にする施設があります。
でももしその職員が今より高い給料の誘いがあった際に今の施設に残るのだろうか?と言われたらどうでしょう?
介護職はただでさえ女性が多い仕事で結婚や出産を機にやめてしまうことも多いのです。
しかし給料が低いから他の仕事をしたり他の施設にヘッドハンティングされる介護士は案外多いです。
質のいい介護士はその施設において中心的な存在であり、いなくなったら施設でのケアの質は格段に落ちてしまいます。
そうなってくると利用者様の満足度は下がってしまいます。
施設がするべきことは優秀な人材を手放さないということです。
介護業界は介護職の善意で成り立っている部分はあります。
その中に資本を持った集団が参入して来たら一気に食われてしまいます。
やっぱり生活するためにはお金が必要です。
重要な仕事をしているのに給料に反映されないのは働くモチベーションを保つことは難しいです。
なので優秀な人材にはしっかり給料を払うべきでしょうし、安い給料で働いている介護士がいたら大きな損失になるのです。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

地方の優秀な人材をいかに生かすかが鍵
介護士の給料では収入面での自立ができないことも大きな問題です。
しかし優秀な介護士は多いのでうまく生かしてケアの質の向上を図っていってほしいです。
僕自身もそこまで優秀な介護士ではないですけど、副業や転職を生かしてそこらへんの介護士よりも稼いでいる自負はしています。
でも多くの人は忙しくて副業もできないですし、転職で給料を上げるという発想がしずらいです。
地方の場合はほとんどの施設が低水準での給料なのでいろいろ工夫する必要があります。
介護の場合は国が大きく関わっている分野でもあるので処遇改善を積極的に行ってほしいと思っています。
介護士側は労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。