どうもたんたん(@tantan4423)です。
現在はフリーランスとして活動をしているのですけど、以前は現場で介護職として働いていました。
そんな介護職をしていた僕が今回は在宅介護にお勧めの介護食・嚥下職を宅配してくれるかサービスを紹介していきます。
在宅介護について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

この記事の目次
在宅介護で介護食を自分で作るのは大変です【リスクもあります】
まずお勧めのサービスを紹介する前に在宅介護における食事がいかに大変なのか?ということについて話したいです。
結構多くの人が在宅介護をしていると自分で食事を作るということをしているのですけど、忙しい日々の中で介護をしながら食事を作るのは大きな負担です。
その中で飲み込みの機能が下がっている高齢者にあった食事を作るのは非常に大変です。
調理方法を間違えてしまったら命の危機につながっています。
在宅での窒息と嚥下機能の関係に関しては研究結果があるので詳しく知りたい方は読んでみてください。
在宅で療養する要介護高齢者において、1年間に11.7%の者に窒息事故の既往が認め ¥られた。 また, 脳血管障害、嚥下障害のある者は、窒息事故を起こす危険性が高く、このような既往をもつ者を介護する場合には、食事を中心とした日常介護において細心の注意を払う必要性のあることが示唆された。
で自分たちでこの嚥下食を作ろうとしたら刻みが多くなってしまって見た目が悪くなって食欲が湧かないということも多いです。
実際に介護職としてムースの食事を介助をしている時も内心では「この食事美味しそうじゃないなぁ」「どんな気持ちで食べているのだろうか?」と思ったことはあります。
また介助者は普通の食事を食べるので別に作るということは負担が大きいんですよね。
この悩みを解決するのが今回紹介する「宅配食事」というわけです。
介護用の宅配弁当(宅配食事)とは?
食事宅配サービス(宅食・配食サービス)は、栄養に配慮した健康的な食事を自宅までお届けするサービスです。
一般的な出前やデリバリーとは考え方が異なります。
高齢者の飲み込みに配慮した介護食や忙しいけど栄養バランスに気をつけたい方向けの健康食、食事制限のある方向けの制限食など、ニーズに合わせた物があります。
先ほど書いたように飲み込みに配慮した食事を家族が別で用意するのは非常に負担が大きいです。
一応市販で介護食は売ってはいるのですけど、「介護の食事感」というのはあって、なかなか食欲をそそられる物ではなかったりします。
また調理を少しでも間違えてしまうと命の危険が出てきてしまいます。
そういうリスクを考えるとプロの管理栄養士が調理から栄養面まで考えて食事を作って配慮してくれるのは非常にありがたい話です。
あと食材の買い出しをする必要もないので、在宅介護みたいになかなか家を離れることができない人も活用した方がいいと思っています。
オススメの介護食・嚥下食サービス一覧
ここからはオススメの介護食を宅配してくれるサービスを紹介していきます。
僕が厳選していいと思ったサービスは以下の3つのサービスです。
メディカルフードサービス
・医学的・栄養学的な情報 に基づいたおかずが提供させる
・お届けサイクル や 1回あたりの食数を選ぶことができる
・「やわらか食 」や「制限食 」が豊富で在宅介護に優しい仕組み
・日替わりメニューなので飽きることがない
・製造から販売まで自社で管理をしているのでコストがかかっていなくて安い
・管理栄養士に無料相談することができる
やわらかダイニング
在宅介護での食事に迷ったら嚥下の状態で3段回で選ぶことができるやわらかダイニングがオススメです。
介護をしていると嚥下の状態が変わっていきて昨日まで食べられた物が食べられることがなくなります。
初回に関しては配送無料なので始めやすいのも魅力的ですね。
・嚥下段階に合わせて食事を3種類から選べる
・管理栄養士が常駐している
・嚥下食でも普通食と変わらない見た目
・味も濃すぎず薄すぎずにちょうどいい
・定期お届けコースだと送料無料になる
・冷凍なので賞味期限が長い
まごころケア食
食事の柔らかさに関しては1段階しかないのですけど、企業独自の調理方法を実施しています。
おかげで非常に柔らかく美味しく仕上がっています。普通の食事に見えますけど、飲み込みが難しい人でも美味しくいただくことができます。
・施設に実際に食事を配送している実績のある会社なので安心できる
・送料無料でずっと利用できるサービス
・歯茎だけの人でも潰すことができる柔らかさである
著者一番のオススメは「やわらかダイニング」です
個人的には【やわらかダイニング 】がオススメです。
理由としては在宅介護をする上で高齢者の飲み込みの機能が落ちてしまうことがあるので、その時に対応しやすいからです。
その上で見た目や味に関してそこまで変わらないので、満足度が下がらないです。
食事形態を変えたい時にはしっかり相談に乗ってくれるので在宅介護での強い味方になると思っています。
あと食事形態が変わってもそんなに値段は変わらないのもいいですよね。
是非気になる方は以下のボタンからサイトに行くことができますので確認してみてください。
宅配サービスを使うことは甘えではありません
「介護は自分たちの手で全てするべきだ」と言って他のサービスを使うことを躊躇っている人もいます
でも在宅介護とかでは、それが命取りになって最悪事件に発展する可能性もあります
なのでどんどん様々なサービスを使って楽をするべきだと思うし、それが親子両方を救うことになると思っています。
— たんたん@『幸せな働き方』出版 (@tantan4423) February 27, 2020
「介護は自分たちの手でするものだ」と思っている人は」意外に多いです。
なので外部サービスを使うことに関して「手を抜いている」と思って敬遠している人もいると思います。
しかし、それは誤解であって頼れるサービスはどんどん活用して介護者の負担は下げた方がいいです。
「なんでも自分でしなきゃ」というのは介護者を追い詰めてしまう結果になってしまいます。
結構在宅介護の虐待事件をみるとこの使命感を強く持っている人は多い印象です。
在宅介護をする上での一番の問題はストレスが蓄積されていくことです。
なのでこのストレスを取り除くことはどんどんしていくべきです。
そういう意味では食事の宅配も積極的に使って楽をしましょう。
それがより良い介護につながります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。