どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
韓国の徴兵みたいな感じで数年に1週間ほど介護施設や保育園に実習する義務を課せばいいのにと思う
多くの人が介護や保育の仕事を舐めているし、自分がサービス利用する時にゴミみたいなクレーマーを生まないためにもいい
法律を決める人は必ずするべき
した事ない人が良い決定ができると思えない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) September 1, 2020
韓国の徴兵みたいな感じで数年に1週間ほど介護施設や保育園に実習する義務を課せばいいのにと思う
多くの人が介護や保育の仕事を舐めているし、自分がサービス利用する時にゴミみたいなクレーマーを生まないためにもいい
法律を決める人は必ずするべき
した事ない人が良い決定ができると思えない
国民の介護に関する理解が浅すぎるのでもう義務教育化するか数年に一度介護実習を義務化したほうがいいという主張です。
現状介護の知識や経験が浅い人間に介護業界の主導権を握られているのはあまり良くないと思いますので。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護現場の現状を正しく把握している人が少ない

僕が介護士をしているという話をすると「それは大変だね。私にはできない」みたいな話をよく聞きます。
でも「私介護できない」ってこれからの高齢化社会において非常にきついのではないか?と思っております。
「介護をしない」心に強く決めて親と縁を切って全く関わらないとか圧倒的資金で解決するならいいのです。
しかし、そうじゃない限りは介護についてはしっかりスキルと知識をつける必要があります。
そして介護に関する知見がないために無理を言って介護施設を困らせる人が多いです。
そういう意味でも国民全体の介護に対する知見を広げる必要があると思っています。
ましてや法律を決める政治家などはもっと知って欲しいと思っています。

自分で介護を経験したことない人に関して理不尽を言ってくることが多い
先ほど書いたように介護施設に対して頻繁にクレームを入れてくる系の家族がいるのですけど、その人たちは基本的に無知な人が多いです。
- そもそも契約書をしっかり読んでいない
- 契約書にできないことを書いているのにするように強迫する
- 制度や介護に対する理解が足りないので自分の親を特別扱いしてくれないと怒る
- 老健に長年住んで出て行こうとしない
特に字が読めない系の人はきついですね。
契約書に書いている特記事項を守らないとか忘れてしまうとか意味を理解しようとしないみたいなのは非常にきついです。
介護施設も人手が少ないので現場でケアをするのが精一杯の中無知の家族に振り回されるみたいなことがあります。
実際に在宅で介護をしていたとか福祉関係の仕事で働いていた人は非常に協力的です。
しかしそうじゃない人はお金を払えばなんでもしてもらえると思っている人が大半な気もします。
現在の介護現場が疲弊しているのは周りの理解が足りないからなのではないか?と思っております。

介護士の仕事に対して綺麗事で考えている人が多い
これは広告戦力の悪さでもあるのですけど介護の仕事に対して以下のような言葉が求人とかでも使われています。
- 思いやり
- 感謝
- アットホーム
- やりがい
みたいな言葉が当たり前のようについて回っているのですけど、これ全部綺麗事なんですよね。
介護士をしている人のほとんどがやりがいを求めているわけではなくてお金を求めているわけです。
介護士に対してなんでもしてもいいと思っている「介護士を人間扱いしていない利用者や家族」が多いのも介護士の仕事に対して「好きでやっているんだろ?」感があるんですよね。
確かに好きでしている部分もあるのですけど、それはあなた方のわがままや理不尽を受け入れるわけではないんですよね。
普通にどの仕事をしていても「サービス提供者を人間だと思わない」みたいな人はイラっとしますよね。
介護士も同じです。理不尽な利用者や家族は嫌いですし、二度とサービスを使って欲しくないし今にでも出て欲しいと思っています。

今だに自分と無関係の問題だと考えている人が多い
この項目の冒頭での会話でも介護に対して他人事な人って結構います。
でも介護士の仕事をしていなくても自分の家族が介護状態になって自分で一定の期間介護に携わる可能性は0ではありません。
そして自分自身が介護が必要になりますし、その時に無知なのはどうなのだろうか?と思います。
実際に僕が介護している利用者様も介護とは一体なんなのか?ということを把握しておられない人が多いように思えます。
もちろん認知機能の低下とかありますけど、しっかり対応できる人でも自分がどのようなケアを提供されるか?を把握していない人は多いです。
でも自分がケアを受けるにしても介護施設に介護を任せるにしても自分で介護をするにしても知らないことを1から積み上げていくのは非常に困難です。
しかも最近は介護者の高齢化もあるのでなかなか新しいことを覚えることが困難になっています。
そういう意味でも若い段階から介護に関しての知識を定期的に身につけられるシステムがあればいいのではないか?と思っています。
無知識のまま介護を始めるのは貧困への入り口です。
介護一つで生活が壊れてしまうことは普通にあります。

【提案】数年おきの介護実習を義務化しませんか?

ここで提案なのですけど、介護実習を韓国の兵役みたいに義務化してみたらいかがでしょうか?
もちろんその間の給料は会社や国が保証する形でいいと思います。
というのもあまりにもこの国の人は介護に対しての知識もリスペクトもないですし、自分の人生において非常に大事なことなので定期的に学ぶ必要があると思います。
5年に1度ぐらいで数週間でいいと思います。
なぜそうするべきなのか?なのは以下の通りです。
・介護現場での経験がない人が口を出すのはどうなのか?
・国全体で介護の問題に対して取り組んでいくべきだから
・介護士に対する不遇は介護の仕事を軽視している人が制度設計をしているから
上記の3つの理由について以下より掘り下げて書いていきます。
介護現場で働いたことない人が介護現場に口を出すのはどうなのか?
こんなことを言うのはあれですけどろくに現場で働いたことがない人が介護現場に口出しをしてくるのは如何なものか?と思っています。
よくいるクレーマーと言われる人は単に自分のストレス発散の材料として介護士を使っているだけのこともあります。
「介護士はなんでもしてくれる人」という考えも非常に無知だと感じています。
でも僕がこのようなことを言ったところで実際に介護を経験したことがないのでなかなか実感できません。
しかし現場の介護をすることを義務化して介護現場に触れたら自分の要求がいかに理不尽なのか?と言うことがわかることがあります。
介護士側もできるだけ要求に応えたいのですけど、現場はその要求を受けいられられるものでもないですし、割りに合わない仕事をしてると思います。
他の仕事ならお断りできるところを直接人と関わる仕事なのでなかなかそう言うわけにもいかないです。
介護士って人の命を預かっているのでなかなか「できません」が言えないのです。
その背景の部分を実際に介護現場に入って感じていただきたいですね。
最近の報道や裁判判決からも理解の薄さが出ています。


介護の問題は国全体で問題意識を持って取り組むべきであるから
そもそもなんですけど介護士不足の問題が大きな社会問題になって2025年には介護士が約40万人不足すると言われております。
そのなかで介護を数年に一回数週間取り組む義務を導入したら人手不足の問題も結構解決しそうなんですよね。
もちろんこれは介護だけではなくて保育に対しても同じことを思っております。
「専門性がない」と介護士からは批判を集めそうです。
別にガツガツの身体介助とかではなくてコミュニケーションとかレクリエーションや技能実習みたいな形で現場に多くの人が入ったほうがいいのではないか?と思っております。
結局保育士不足も介護士不足も国の大きな問題であって本来は給料を上げてこの職業の人を集めるのも大事なんですけど、まずは多くの人の意識付けとして現場に出るべきです。

介護士に対する不遇は介護現場をよく知らない人が机上の空論で制度を設定しているから
これは完全に国や政治家や官僚に対してなんですけど、はっきり言って介護のことをよくご存知ではない人たちに介護のことを決められるのは不信感があります。
しかもそれで決められたことが非常に介護業界や介護士を舐めているとしか思えない内容ですからね。
介護士の給料は他の職種と比べて大きく下回っています。
でも介護士がいないと社会的に大きな問題が起こり続けます。
今は民間運営なのに介護施設が稼ぎにくいように国がコントロールしているみたいな状況なので国が介護士の仕事を軽視していると言うことが大きな問題だと考えております。
実際に介護士の人で国に不信感を抱いている人は比較的多いと思っています。
それほど国が介護士の給料や労働環境をコントロールできる立場なのに対して低く設定されているのは悪意があると思われても仕方ないです。

介護実習の義務化に反対する人に対して

多分今回みたいな提案をすると反発する人は確実に多いとは思います。
しかし反発する人は結局介護に対して「他人に任せておけばいい」という考えが非常に強いのではないか?と思っています。
確かに韓国の徴兵に関しても否定的な考えが多いので似たような介護の招集性を採用するのは感情的に反発すると思います。
でも実際にそこまでしないと介護に対する理解が深まらないまま業務の妨げをしてしまうような人間が増えてしまいます。
未来の介護業界のことを考えない政策がどんどん可決させてしまいます。
それほど介護の必要性が高いのに介護に対しての関心や知識が低いのは問題があると思います。
だから荒治療というよりかは世の中が介護に対してもう少し寛容になっていくべきだという考えのもと多くの人が現場で介護を知っていただきたいと思っております。
介護士側は転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

あくまでこの記事に書いているのは個人としての考えです。
でももう少し政治家とかは介護の現場に立ってから介護の政策に手を加えて欲しいと思っております。
そもそも何も知らない人によって自分たちの労働環境や生活が変わってしまうのはなかなか納得できないですね。
とはいっても今はなかなか介護士を取り巻く環境が一気に良くなることは期待できないので自分で環境を作り出していく必要があると思っています。
なので介護士も転職を積極的に活用して自分に適した労働環境を作っていくことが大事です。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。