どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在26歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。
https://www.tantandaisuki.com/entry-2018-05-04-105624
今回は特浴機を導入していない施設について書いていきたいと思います。
※転職を検討すべき「ブラック施設の見極め方と特徴」について別の記事でまとめていますのでご活用ください。
https://www.tantandaisuki.com/entry-2018-09-06-122447
この記事の目次
自立度が高い人専用の施設にしようと特浴機を導入していない所がある

この記事を書こうと思ったのは僕が現在派遣されている施設に特浴機が置いていないからなんですよね。
もちろん特浴機を使用する人がいないという事だと思います。
現実は半分以上の利用者は一般浴に入る事ができない人です。
施設に入居するときの面談でも「うちは特浴機がなくて自立じゃなくなったらシャワー浴になりますけどいいですか?」という確認を取っているようです。
そんな事いいわけないだろ!!とか思っています。
なんで高齢者介護施設において特浴機の設置を介護保険によって定めていないかはっきり言って分からないです。
その分重度化してお風呂に入る事ができない利用者に対して利用料金を下げるならまだいいかもしれないけどそういう事はしていないようです。
よく自立度が高い施設で特浴機を導入していない所があるけど、そういうところって利用者さんが身体機能低下したら退去してもらうつもりなのかな?って思ってる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) December 7, 2018
特浴機導入は必須だと思う
「僕の施設だけかな?」と思ってツイートしたら案外多くの人が同じような状況になっていたようです。
さすがにこれって施設側の落ち度ではないでしょうか?入浴する選択肢が与えられないというのは大きな問題だと思っています。
特浴機・ストレッチャーがないまま機能低下してシャワー浴のみになってしまう事がある

介護士側からしても特浴機がなくてシャワー浴のみになっている利用者には同情と無力感を感じるという人が多いです。
僕の施設では設立当初は高級路線で比較的機能が高い利用者を多く受け入れようという方針でした。
しかし地方での高級路線の施設は多くの入居者を集める事ができず採算が取る事ができずに介護度関係なく利用者を受け入れる方向にシフトしました。
しかし設立時に自立度が高い人のみを集める形を取っていたので施設の構造が要介護の必要な人に適した形態になっていないという問題が発生しました。
- 施設内の手すりが少ない
- 特浴機がない
- 要介護のケアを得意とする職員が少ない
特に特浴機がないというのは大きな問題です。
施設に入った時は元気でも年々機能が衰えてきて支援のレベルが上がってしまい一般浴をする事ができなくなるのは普通に介護の仕事をしている人は分かります。
しかしそのような予想すらできずに理想が先走って適切なケアを提供するにふさわしくない施設を作ってしまいました。
社会福祉法人が運営している施設ならそういうような事はないです。
あいにく民間の株式会社が運営している施設なのでそこらへんのことすら想定できなかったのかもしれません。
それはあくまで施設や大元の会社の問題であって入居者がお風呂に入いりたいという訴えがあった時にその機会を提供できないというのは大きな問題です。
機能が衰えたら有無を言わずにシャワー浴になってしまうのは生活の場である介護施設ではあってはいけない事だと思います。
入居者の機能が低下する事が予想できないのか?

はっきり言って介護を提供する施設で特浴機がないのは論外だと思っています。
特にそこに住んで生活する形態を取っている以上機能低下は絶対に起こることなのでそれに適応した設備を整えておく事が大事です。
特浴機の導入がしていないという事は機能が低下して普通のお風呂に入れない人に対してシャワーのみで入浴する権利を保証されない事になります。
それって生活の場である介護施設においてあってはならないことだと思うし、機能によって受けられるサービスが異なる意味でも平等性に欠いてしまうのではないでしょうか?
特浴がないことによる弊害は簡単に予想できます。
そして今現在も重度の入居者がいるのに特浴機を導入しないのは介護を提供する専門の施設においてはふさわしくないです。
設備が整っていない施設で働く意味はないです。

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。
仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。
絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。
特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。
③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。
④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。
⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。
⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方
オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。
特浴機は機能が下がった入居者に退去してもらうルールがない限り絶対に導入すべき
特浴機がないのに重度の入居者を抱えているのは施設としてどうかと思います。
そもそも生活する形態なら特浴機の設置を義務化すべきです。
介護度が上がるのは当然ですし、介護度が上がったから出ていってもらうみたいなことが簡単にできないです。
だからこそ1人で風呂に入れない人が出てくるのは当然という意識を持つべきです。
普通の風呂に入れなくなったら一生シャワー浴しかできないのは流石におかしいと思います。
この部分に関しては各施設や企業の努力によって解消できます。
逆にそれすらできていない施設は運営しない方がいいですし、他の面でも入居者に不利益を与えてしまう可能性も高いです。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。