どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護施設のシフト作成は管理者が受け持つことが多いけど、優秀な人材をシフト作成に使ってしまうのは本当に勿体ないです
今はシフトを自動で作ってくれるシステムもあるので積極的に利用して負担を少なくするべき
まだ手書きのシフトの所もあるけど、時代遅れで職員の事を何も考えていない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) January 27, 2021
介護施設のシフト作成は管理者が受け持つことが多いけど、優秀な人材をシフト作成に使ってしまうのは本当に勿体ないです
今はシフトを自動で作ってくれるシステムもあるので積極的に利用して負担を少なくするべき
まだ手書きのシフトの所もあるけど、時代遅れで職員の事を何も考えていない
今回は『介護職のシフト作成の難しさと機械損失』について
・シフト作成の難しさ
・管理者が現場を離れることの機会損失
・シフト作成は外注すべき
という内容を順を追って説明していきます。
この記事の目次
介護職のシフト作成は難しい

介護施設の形態によって違うのですけど、介護職のシフトは本当に難しいとシフト作成に奮闘している介護士を見て思います。
24時間体制でどの時間帯にも職員がいけないという制約は勤務表を作る人を困らせてしまいます。それ以外でも
・スタッフの不満が出てくる。意思を汲み取ることは不可能
・作成時間がかかって生産的ではない
と言う問題が出てきます。これらの難しい点について以下より解説していきます。
スタッフの不満が出てくる場合がある
勤務表を作成するにあたってスタッフの事を考える必要は出てきます。
そして勤務表が作成するのが人ということから一部の職員から不満の声が出てきます。
- 夜勤が多い
- 夜勤が少ない
- 連休がない
- 土日出勤が多い
- 早番が多い
- 希望休が通らない
- 勤務表を出すのが遅い
みたいな声が出てきます。
このように勤務表を作成する側は多くの職員の意思を汲みつつ早く仕上げることが求められます。
確かに介護職からしたら勤務表の内容によってその月の生活が変わってくるわけですから当然ですよね。
しかし現状は人手不足だから全スタッフの思った通りの勤務を組んであげることは不可能です。
なのでどこかで連休がなくなる職員が存在するみたいなことが出てきます。
そしてそれに納得できない不平を感じた職員が退職するなどのことがあるので責任の重大です。
この問題に関しては管理者の腕というよりかは人手不足で24時間回さないといけない介護施設の状況によるものです。
そして全ての職員が納得する勤務表の作成は不可能だと思ったほうがいいですね。
誰かの希望を通すことによって誰かの希望を通さないみたいなことになりますからね。
結局声の大きな人の希望だけ通ってしまうだけになるので、正解の勤務表の作成はないものだと思っています。
作成に時間がかかる
このように勤務表は
- 希望休をきく
- 個人になるべき寄り添った勤務表にする
- 毎日規定の人数を配置できるように調整する
という風にやるべきことが多いので作成に時間がかかります。
良くあるのが15日に希望休を締め切って25日ぐらいに勤務表を出すみたいな感じですけど。
結構多いのが次の月の数日前に勤務表が出てきて「いつも遅すぎ」というスタッフの声を多く聞きます。
そう考えて10日ぐらいは勤務表作成に時間が使われます。
はっきり言ってこれは時間の使いすぎて管理職がするべきことではないと思います。
基本は管理職がするのが勤務表作成ではあるのですけど、長時間勤務表作成で管理者を拘束してしまうのはいかがなものだと思います。
この機会損失に関してはのちに記述します。
管理者がシフト作成はしないほうがいい理由

管理職が多くの場合シフトを作成すると思うのですけど、はっきり言ってそれは辞めたほうがいいんじゃない?と思ったりします。理由としては
・管理職の職員は優秀である
・優秀な人材が生産的ではないデスクワークをする機会損失
・優秀な人材ほど後輩の育成のために現場に出たほうがいい
この三つが挙げられます。以下より解説していきます。
管理職になる人はその職場でも有能な人材
管理職に昇進する介護士は普通に下で働いている介護士よりも現場で優秀な働きをしているからなのはいうまでもないと思います。
そうじゃなければ管理職に抜擢されないですからね。
中には誰も管理職になりたくなくて管理職の椅子の押し付け合いみたいなこともあるのですけど、基本は管理者はその施設において優秀な人材です。
その有能な人材にシフト作成というデスクワークをやらせててもいいのか?と思ってしまいます。
有能な人材である管理者を机に貼り付けにしてしまうシフト作成
こんなこと言うのはあれですけど、シフトの作成を現場で優秀な人材である管理職の時間を使ってするべきことではないと思っています。
本来シフトの管理に関しては介護よりも事務寄りの仕事なので現場で働く技術職である介護士がするのは非効率的な気もします。
そして介護士不足の施設であろうと介護側の人がシフトを作成しているところを見ると「その時間で現場に入ったほうがいいのではないか?」と思っています。
言ってしまえば管轄が違うわけですし、介護士はシフト作成に向いていないとすら思っています。
先ほど書いたスタッフからの反発があると言う点からしても同じ職種の介護士が作ることによって寄り添ったものになるかもしれないですけど、近いからこそ反発が起きます。
こんな事を言うのはあれですけどシフト管理は介護職でましてや優秀な管理者の仕事ではないと思っています。
完全に時間の使い方を誤って生産的ではないですからね。
優秀な介護士は現場に出て育成をしたほうがいい
「優秀な人材の使い方としてデスクワークをさせることは良くない」と先ほどの項目で説明しましたが、ならどうしたらいいのでしょう?
それは簡単で現場に出てその優秀な能力で現場を助け周りの介護士のレベルを上げるように教育をすればいいのです。
普通に考えて優秀な人材はどんどん育成をして同じような優秀な人材を作ったほうが質の高いケアを提供できます。
そして効率も上がるわけなので結果的に業務改善にも繋がります。
デスクに貼り付けて勤務表を作成させるよりいかに生産的で将来につながるかは明らかだと思います。
しかし現場では多くの管理者がデスクワークに追われ本来優秀なケアをする能力が買われて管理者になったのに、非常にもったいないと感じちゃいます。
シフト作成は自動作成ツールか他の業種に外注すべき

何度も書きますけど優秀な管理職をデスクに貼り付けるのは非常にもったいないことだと思います。
「それならシフトはどうすればいいんだ?」となるかもしれないですけど結論を先に言うと
・外部の人間に外注する
・シフトの自動作成ツールを使用する
事をお勧めします。介護士はそもそもデスクワークに弱い傾向がありますので非効率的なやり方でシフトをアナログに作成してしまいます。
しかし自動作成ツールや事務業を専門的にしている方はもっと効率的に素早く仕事を終わらせることができます。
自動作成ツールなんて必要な情報を打ち込んだらすぐ勤務表を作成してくれるので本当にお勧めです。
人間が10日ぐらいかけてやっていたシフト作成をものの1時間もかからずに行ってくれるので利用しない手はないです。
もちろん機械に感情はなくてみんなが納得する勤務は組めないですけど、それはしょうがないような気もします。
それなら派遣で自分の働く条件を伝えて働くのがいいような気がします。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・
- シフト作成の仕事は他職員からの不満や偏りが生まれる
- シフト作成の時間が無駄でしかない
- 有能な人材である管理職を机に貼り付けにするシフト作成は生産的じゃない
- シフト管理は介護士がするべきことではないから機械で自動化したほうがいい
- 機械がしたことなら不満のぶつけ先がない
何度も言いますけど勤務表作成は介護士のする仕事ではないです。
その時間があればもっと現場に入ってシフトを回すことができますし、後輩の育成をすることができます。
機械がすぐできる仕事を介護士が長い時間をかけてする意味はないと思います。
実際に中には自動シフト作成システムを使っている施設が効率を図っています。
結局最初の職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
でも実際には管理者がシフトを手作りして大きな負担になっている施設もあります。
そういう姿を見て「管理者になりたくない」という人もいるのが事実です。
そして中には一部の職員だけが優遇されてしまうケースもあります。機械も完璧ではないのでシフトの偏りが生じてしまう可能性があります。
そういうときは派遣で働くのがいいと思います。派遣なら曜日や時間やシフトの固定がしやすいので自分にあった働き方をシフトに左右されずに行うことも可能です。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。