どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護職で働いていると苦しい日々で「自分すら信じられなくなる」と感じる時が来る
その時に大事なのは
・弱点から離れる
・変化を続ける
ということ
自分の強みを活かす環境を探し続けないとキツい
弱点を克服なんてしたところで状況は改善しません
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) March 22, 2021
介護職で働いていると苦しい日々で「自分すら信じられなくなる」と感じる時が来る
その時に大事なのは
・弱点から離れる
・変化を続ける
ということ
自分の強みを活かす環境を探し続けないとキツい
弱点を克服なんて自己満足でマウント取りたい人しか得しません
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
働いていると自己嫌悪に陥って「自分のことすら信じられない」と思ってしまうことがあります。
そういう時の対処法について実際に僕が実践していることを書いていきます。
働く上で結構大事になところでもありますので最後までじっくり読んで見てください。
・「自分を信じられなくなった」介護職が今すぐすべきこと
・なぜ自分を信じられない介護職が出てくるのか?
・自分を守るための行動を常にしていくために・・・
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護職員には自己嫌悪に陥るタイミングが必ずある

僕自身は今は少ないストレスの中で働いているのですけど、以前はそうではありませんでした。
保育士の時も介護職の時も「なんでこんなに自分はダメなんだ」と落ち込むことは多かったです。
ある時に急に客観的に自分のことを見て「男なのに低年収なんか負け組だよ・・・」と落ち込んだ事もありました。
僕の場合はその落ち込みをバネに自分で副業を始めて、今に至りました。
この自己嫌悪に関してはすべての介護職員が経験しているのではないか?と思っています。
人間関係や労働の苦しみよりも急に来る自己嫌悪がきつい
働いていて「一番苦しい」と感じる瞬間は「自分のことすら信じられなくなった時」です。
別に仕事での人間関係や労働内容自体に関してはそこまでストレスを感じることはそこまでありません。
しかしその環境を他の人と比較したりすると一気に苦しみが押し寄せてくるような感覚になります。
その自己嫌悪は油断しているといきなりやってきて、自分を苦しめる事が多いです。
そういう時って考えても仕方ないことをグダグダ考えてしまうんですよね。
「周りの人はいい大学から大企業に行っている」「平均年収を下回っている」「同期が自分より仕事ができる」みたいなことをずっと考えてしまいます。
僕自身が結構自己嫌悪に陥りやすいタイプだったので、個人的には仕事や人間関係よりもこの急に来る鬱みたいな感覚がキツかったです。
最近はそこまでないのですけど、時々自分に襲いかかります。
自分を信じられなくなるのが一番キツイ
仕事自体は8時間働けば終わりますし、辛いことがあっても家に帰ってしまえばそんなこと大したことないからです。
上司に叱られても、それは非常に勉強になりましたしあくまで仕事という割り切りができていたのでそんなに大したことなかったです。
しかしこの急に来る自己嫌悪は終わりがないような感覚になってしまいます。
本当に酷い時は職場が近づいてくると、腹痛や嘔気に襲われていたぐらいです。
自分を信じられるというのは、最後の砦みたいなものということを自分の実体験でも感じました。
※介護職の鬱の話に関しては以下の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

「自分を信じられなくなった」介護職が今すぐすべきこと

ツイートした通りですけど、結論を書くと「自分の弱点から逃げろ」「常に変化していこう」という二つのことです。
これらは簡単なことではないのですけど、自分を守るためにも苦手なことから逃げて、環境を変化させるということは必須です。
この二つに関して以下にて解説していきます。
自分の苦手なことから逃げる
僕の場合ですけど、幼少期から苦手なことがいくつかあります。
・同じ場所で止まること(長時間の移動とか無理です)
・手先が不器用である
・ルーティン的なことを繰り返していると飽きる
言ってしまえば多動なんですよね。
そういう意味では常に動き続けて、いろんな人と関わる現場での介護職は僕にとってはあっている仕事でした。
適正にあっていない仕事をすると自己嫌悪に陥りやすい
しかし保育士の場合は僕自身が不器用で注意力が散漫すぎるのと新人で右も左も分からないということも合間って最悪でした。
介護職の仕事でも職場によってはまったく無能になってしまうこともあります。
僕はその度に自分の無力感を感じるような職場からは徹底的に逃げてきました。
苦手なことをし続けてしまうとどんどん「自分はダメな人間なんだ・・・」と思えてしまいます。
噛み合いが悪いと思ったら環境が悪いと判断して逃げるということはしたほうがいいです。
適正にあっていない仕事だと同僚やお客様にも不都合がある
自分の苦手なことをし続けていても組織としても顧客にしてもみんなが悪い思いをしてしまいます。
中には「弱点克服も大事」という人もいますけど(日本人はこの弱点克服に重きをおく人が多い気がする)弱点克服したところで平均以下にしかならないです。
もし弱点を克服して自分の強みを伸ばせるなら積極的に取り組んだほうがいいと思いますが、ほとんどの場合は全体的に低い能力値になってしまいます。
時間は平等に与えられているわけで、その時間は有効に活用するためには苦手なことから逃げて自分の強みを伸ばすことが大事です。
ダメな部分は得意な人に任せるということをすればいいです。
完璧なんてありえませんし、完璧を目指したところでその組織でしか通用しないケースも多いので、あまり完璧主義にならずに無理なことは無理と諦めたほうがいいと思います。

常に環境を変化させ続ける
これは僕が多動気味な性格が強く影響していますけど、常に環境や人間関係に新しい風を吹かせることは大事だと思います。
ある職場では自分は使えない人間だったけど他の職場では期待されて戦力として活躍するみたいなケースは山ほど存在します。
一回今の環境から離れると以前の自分を客観視できる
僕の場合も元々は無能で何もできない人間でしたけど、環境を変化させたら必要としてくれて期待もしてくれました。
一つの職場にしか身を置いていないと視野が狭くなってしまって、「自分はダメなやつなんだ・・・」という思いになってしまいます。
しかし一回外に出てみると実はそうではなくて、「前の環境が自分に合っていないだけだったんだ」と思えます。
どこに行っても無能な人がそうはたくさんいません。
僕自身も転職する前は自分のことを無能で人間のクズだと思っていました。
でも今では収入も人一倍稼ぐことができていますし、家族も「家族の誇りだ」と言ってくれています。
それは自分に合わない環境を変化させて、自分に合う環境を探し続けてきた結果だと自負しています。
環境を変化させなかったら今頃僕は何をしていたのか?ということを考えると本当に怖いです。
よく似たようなことで「介護職が合わない」という悩みを持っている人がいますけど、ほとんどの場合が「職場が合わない」なんですよね。
もう少し視野を広げて自分を評価してもらえる社会に身を置いたほうがいいと思っています。

なぜ自分を信じられない介護職が出てくるのか?

最初の方に書いたところでもあるのですけど、ここでは介護職に標準を置いて書いていきたいと思います。
主な理由としては以下のことが考えられます。
・介護職は正解のない仕事であるから
・頑張っても給料が上がらない(周りと比べてしまう)
・マウンティング合戦になりやすいから
以下より解説していきます。
介護職は正解のない仕事であるから
介護の仕事は相手が人間で直接生活の支援をする仕事なので人それぞれで対応も違います。
また自分のしたケアが一番最適だったのか?という確認をする術がないために「本当に自分がしていることが正しいのか?」と思うことが多いです。
そこを割り切って「自分は全力を尽くした」と思えるならいいのですけど、なかなかそうはいかないのが人間の心理です。
正解があるってすごく精神的に楽な部分なんですよね。
僕は介護の裏で副業でブログをしていたのですけど、副業に関してはアクセスや売る上げを上がればそれが正しいということになります。
しかしそういう明確な正解がない仕事である介護ほど自己嫌悪に陥りやすいです。
そういう意味でも他の仕事以上にメンタルのケアを大事にするべきなんですよね。

そして何より自分のケアが利用者様の命に繋がっているので責任は重大です。
そのことも相まって精神的に追い詰められらすいです。
頑張っても給料が上がらない(周りと比べてしまう)
人によって違うところでもありますけど、介護職の給料は他職種の平均以下であるデータもありますので給料の部分で比べて「自分はダメだ」と思う人も少なくありません。
僕も実際に特養で働いていた時は周りの友達の収入を聞いて「羨ましいな」とか思っていました。
実際には給料の額がその人の人間としての質を担保するわけではないですし、単に業界が潤っているのか?そうじゃないのか?という違いでしかありません。
それでも給料の部分は大きな自己肯定感に繋がるのも事実です。
僕自身も以前よりも稼げるようになって心の余裕は大きく変わりました。
お金が与える精神的安定は非常に大きいと思っています。
それで自分に自信がなくなってしまうのも無理ない話だと思います。
貯金や給料は立派な精神安定剤だと思っています。

マウンティング合戦になりやすいから
先ほど「介護は正解のない仕事」ということを出したのですけど、その影響で「僕が正解だ」という人も同時に出てきます。
・長く介護に携わっているから自分が正解
・経験がないお前は間違っている
・自分のいうとおりしたら間違いはない
みたいな感じの人は結構います。
そういう人たちは正解が中自分を肯定するために他人の仕事を否定して精神的優位に立つことで安心感を得ようとします。
そういう人は基本的に無視しましょう。
特に正解がない仕事なので人の成功経験がそのまま他の人に通用することは少ないです。
そしてその強要されたことが自分が苦手なことだったりすると最悪です。
介護は正解がなくてミスが許されないという立場に立つ仕事なのでその分自己肯定感を保つのは難しいです。
ちなみに結構意識せずにパワハラを行う人も多いのでこういうマウンティング合戦になりやすいですね。

自分を守るための行動を常にしていくべき

基本的に自分を守ることを第一に行動をしたほうがいいです。
仕事にしても無理して続けてしまってそこでダウンしてしまっては仕事の目的である「お金を稼ぐ」ということができなくなります。
なのでまずは自分を守って安定的に収入を確保するために動いて欲しいと思っています。
気を抜いてしまうとすぐ自分の精神は削られてしまいます。
そしてその時にはあまり誰も助けてはくれません。
基本は自己責任の世界なので厳しいです。
なので「この職場やばいな」とか「合わないな」とか思ったら環境を変えてみることをお勧めします。
転職に関しては以下の項目で解説しますのでぜひ読んで見てください。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・「自分を信じられない」というのが一番やばい状態である
・「苦手なことから逃げる」「環境を変えて変化し続ける」は徹底して行うべき
・介護職は自分を信じられない状態になりやすい仕事であることを理解する
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。