どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
日本の介護の労働力の不足を外国人の移民で補うという意見があるけど意味ないです
日本は物価が高いから、給料も少しは高い。でも
・求めるクオリティが高すぎる
・そのクオリティに給料が追いつけない外国人が来ても普通に萎えて帰国する
僕が外国人なら日本でしかも介護の仕事は選ばない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) July 20, 2020
日本の介護の労働力の不足を外国人の移民で補うという意見があるけど意味ないです
日本は物価が高いから、給料も少しは高い。でも
・求めるクオリティが高すぎる
・そのクオリティに給料が追いつけない外国人が来ても普通に萎えて帰国する
僕が外国人なら日本でしかも介護の仕事は選ばない
上記のツイートを掘り下げつつ、「外国人労働者は介護を選ばない理由」について解説していきたいと思います。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
外国人労働者に介護の仕事をして欲しい国の思惑

人手不足が深刻な介護業界に国は外国人を使って人手不足を埋めて欲しいという考えがあります。
人手不足で外国人に人材に目処が立っている
【参考記事】外国人労働者受け入れ拡大。介護現場で不安の声:しんぶん赤旗
「深刻な人材不足」を理由に外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改定で法務省は、制度導入から5年後までに14業種で約34万人を受け入れるとしています。そのうち最も多いのが介護業の6万人です。現在でも低賃金などの処遇改善が求められている介護現場で、労働者の働く環境を抜本的に改善しないまま外国人労働者の受け入れを拡大しようとしていることに不安の声が上がっています。(北野ひろみ)
簡単に言ってしまえば外国人労働者に低い給料で働かせて人手不足を解消したいといういかにも国が考えそうなことですよね。
実際に日本に移住してくる外国人も多いのでこの人たちに労働者になってくれたら非常に助かると思います。
とはいえこんな安易な考えでの外国人を介護現場に増やそうとしてもうまくはいかないですよね。
上手くいかない理由は「外国人も同じ人間だから」
普通に外国人も僕たちと同じような感情を持った人間だからです。
なので普通に失敗して他の業種に人が流れて終わりです。
介護業界が「外国人と合わなかったらどうしよう」という杞憂は意味ないです。どうせ彼らは介護業界には来てくれませんからね。
てか全部国の思惑通りに物事が進んでくれたら外国人に頼らずとも国を回していくことができると思います。
介護が「単純労働」と思われることに関しては別にどうでもいい

外国人を派遣するにあたって「単純労働である」ということが基準になっています。
その単純労働に介護も含まれて怒っている介護士が多いです。
仕事は適性適所が大事なので上下はない
でもよく考えれば大事なことは人手不足の解消です。
介護士の仕事内容関係なく、単純労働にして外国人を集めないと国が破綻する可能性があるのでそうなったと考えるのが自然です。
なので個人的には介護が単純労働と言われようがどうでもいいです。
実際にそんな単純労働の介護ですらまともにできずにやめて他の世界で稼いでいる人もいます。
単に向き不向きの話なような気もします。
それを国が定義したのは悪意があるとは思いますけど、角に反応する意味はないと思います。

自分のできる仕事をすればいいだけ
逆に僕は単純労働であるとよく言われる飲食店の店員や接客やコンビニバイトみたいなことが全然できません。
アルバイトしていても無能の極みですからね。
多分年収1000万円稼いでいる人でも単純労働すらできない人は五万といます。
なので別にそんなこと気にせずに自分のできる仕事をしていればいいのではないか?と思います。
実際に僕自身は介護に関してはお金の為にしているのであって、どう思われようが正式の労働ですし、別に「そんなこと言ってもあなたはできないでしょ?」とかしか思わないです。
あくまで他人の評価の話であって、決められた給料で働いている僕らが気にすることではないと思います。

介護現場の現状では外国人が集まらない2つの理由

先ほどから外国人労働者が介護に集まらないと言っているのですけど主な理由としては
・求めるクオリティーが高い(プライドが高い)
・求めるクオリティーに対しての給料が低い
ということが挙げられます。
以下より解説していきます。
求めるクオリティーが高すぎる(介護士のプライドが高い)
単純に介護士の仕事は非常に求められることが多いように感じます。
「それがプロだから」というのはわかるのですけど、にしても求められるものが多いです。
外国ではもっと適当に働いていることとかありますね。
特外国人労働者にきてもらう東南アジアのベトナムやフィリピンやマレーシアみたいな国とかでは今のこの国の介護士の完璧主義には追いつけないと思います。
日本人の僕でも普通に介護士は完璧主義が多くて完璧にレベルの高いことをこなさないといけないという意識は強いと思います。
実際に僕みたいに派遣で月に半分以上休んでいる人がいたら「こんな人がいるから介護業界のイメージが悪い」みたいなことを言う人がいる国ですからね。
単純に言って介護職としてのプロ意識の高さがプライドの高さになって他人にもそれを求めてしまう節があって、お客もそれを求めています。
別にそれでしっかり高い給料をもらえれないいのですけど、介護職ってそうじゃないですよね?

求めるクオリティーに関して給料が追いついていない
簡単に言えば介護の仕事はコストパフォーマンスが悪いと言うことが外国人が介護をしないと思う理由の大きなところです。
なんか外国人労働者に対して労働力の補充という人間として見てないところがあるのですけど、外国人だって人間です。
普通に高い質を求められるのに給料が低い介護職に誰がつくのでしょうか?
介護業界で外国人労働者の受け入れ態勢みたいなことを話し合っていますけど、心配ご無用です。
そもそも日本人労働者に対して生活できる給料すら払えない介護業界が外国人を入れるって正気の沙汰じゃないですよね?
外国人ということで日本人よりさらに低い給料で「勉強だから」とか言って働かせるんですよね?
給料払えないくせに偉そうなこと言うのはどうなんでしょうか?
そもそも外国人からしたら介護業界はお断りですよ。

日本人が選ばない仕事を外国人が選ぶと考えるのは安易

日本人のしたくない仕事を外国人ならしてくれるという考え方が結局差別的と言うか見下した考えなんですよね。
労働をするに当たっては日本は最悪な国でもある
それなら自分の国でまったりと低い給料で働いていた方が幸せです。
あと別に介護職じゃなくても他の仕事が外国人を受け入れてくれるのならそっちにいけばいいですからね。
介護業界は傲慢ですよね。だから底辺職と言われるのだと思います。
てかそれぐらいなら他の国に行った方がいいですよね。
介護業界が外国人を見下して選ぶ立場ではない
本当自意識だけが膨らんでいるのはどうかと思ってしまいます。
もし自分が外国人労働者になったとして介護業界で働きたいと思いますか?
そのための受け入れ態勢や給料を用意していないのに働けと言われてもわざわざ生活環境の違う国に行く意味ないですよね。
それと同じです。一緒に働かせようと思うのなら奴隷が増える的な考えだとうまく行くわけないですよ。
そんなことなら日本に来るぐらいの行動力のある人なら速攻やめてシフトに穴開けますよね。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護業界に外国人は集まらない
・得だと考えて日本に来る人が損する介護士の働きをするわけない
・そもそも介護業界は労働者を奴隷と考える経営者や管理者が多い
・コストパフォーマンス悪い労働は外国の人は余計にしない
言ってしまえば介護業界が外国人労働者のことを考えるだけ意味ないです。
そもそもたくさんある仕事の中で日本で比較的ブラックな介護職を選ぶ人は少ないです。
それが外国人だとしてもです。日本人がしたがらない仕事が外国人がしたいわけないじゃないですか。
逆にしっかり受け入れ態勢をしっかりしていたり、給料をしっかり払ってくれる人間扱いしてくれる施設はいいと思います。
てかそもそも多くの日本人介護士ですらブラックな労働をさせていますからね。なので外交人のことは気にせずに自分のことを考えた方がいいと思います。
はっきり言って介護士はどんどん転職してもっと労働の流動性をあげた方がいいと思います。
流動性が低いから世の中の動きについていけませんし、閉鎖的になって質も頭打ちになってしまいます。
そして給料に関しても転職や働き方を検討すればあげることも可能です。ちなみに僕は派遣で働くことがブラック環境を打破することにつながると思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。