今回の記事では「介護施設ももっと利用者を選んでもいいんじゃない?」という内容について記事を書いていきたいと思います。
皆さんの介護施設に傍若無人で介護士を困らせている利用者はいませんか?
実際に多くの施設にモラルの欠けた高齢者が入所して中で働いている介護士が人権侵害を受けているというケースが多いように思います。
以前あった利用者が介護士の首を締めるという事件もこの中に入ると思います。
この事件での介護士が綺麗事を言っていたことをぶった切った記事もありますので良かったら読んでみてください。

さて先日以下のようなツイートをしました。
介護施設も利用者様を選ぶ権利は必要
誰でも入所できるからと言って犯罪者予備軍を入れたら崩壊する
一応入所にあたって調査はするけどもっと施設で穏やかに生活できるかの項目は増やした方がいい
それと同じぐらい悪さのした人は施設の判断で退所させる権限ぐらいないと中の職員も利用者も守れない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) October 26, 2021
介護施設も利用者様を選ぶ権利は必要
誰でも入所できるからと言って犯罪者予備軍を入れたら崩壊する
一応入所にあたって調査はするけどもっと施設で穏やかに生活できるかの項目は増やした方がいい
それと同じぐらい悪さのした人は施設の判断で退所させる権限ぐらいないと中の職員も利用者も守れない
上記のツイートを掘り下げて解説していきます。
介護施設の利用者の入社の選択は厳密にした方がいい理由について解説していきます。
この記事の目次
施設も利用者を選ぶことは大事ですよ

僕自身も介護施設に勤めていて、介護施設が利用者を選ぶということが難しくて批判を集めることは理解はしています。
しかし良い施設運営をしていくためにはリスクを避けるということが大事なので、問題を起こしそうな利用者は受け入れないということはとても大事です。
これからは施設は利用者ではなくて介護士を守っていく時代に入っていきます。
この記事では介護施設が利用者を選んで入所される事を推奨する根拠について書いていきます。
問題のありそうな利用者を受け入れないことが大きなリスクヘッジ

介護士をしていて感じることは多くの施設が満床にさせるためになりふり構わずに利用者を受け入れているということです。
暴力などでトラブルを起こせば介護士だけでなく利用者に不利益になる
多くの介護士さんを悩ませている問題として『暴力・暴言がある利用者』の存在があります。
- 入浴介助していると急に介護職員の首を締めて警察沙汰になる
- 女性介護職員にセクハラをする男性入居者
- 他の利用者と口論になって暴言・暴力をする
これらの可能性を秘めている人を施設に迎え入れるということは非常にリスクがあります。
行動に問題がある利用者が入所してしまうと介護職員の負担が上がるだけではなくて、一緒に生活をする利用者の生活に支障が出てきます。
僕が以前いた施設でもカッとなるとすぐ手が出る利用者がいて他の利用者さんを点灯させたりという事故がありました。
そういうことがあると本来安全が保障された施設で生活をしている利用者さんに身の安全が保障できなくなってしまいます。
お客様のことを考えればあらかじめ問題を起こす利用者をしっかり見極める必要があると思います。

トラブルは起きてからではなくて起きないようにしっかり対策することが大事
入所させてしまうとなかなか退所ができないということから出来るだけ問題のある人に関しては入所前に弾くことが大切になります。
そもそも問題を起こしてから対策するのは遅いです。
被害を受けた人が実在するわけなので、そのような被害を無くすためにも、被害を起こしそうな人を施設に招き入れないという視点が大事ではないでしょうか?
介護施設で『リスクマネジメント』が多く言われていますが、これらは介護士が利用者様に対してすることで重要視されています。
しかしそれよりも問題の根本から潰すためのリスクマネジメントを施設が入所前に行う必要があると思います。
いかに中で生活している利用者やその利用者を支援している介護士を守ることための対策をすべきです。
簡単に言ってしまえば問題を起こした利用者がいた時に施設側がケアに責任を押し付けてくるパターンはクソという事です。

利用者を守るより介護職員を守った方が長期的に得

介護士が不足している今施設側としてはいかに介護士を守れるか?と言うことが大切になってきます。
「利用者のため」という気持ちも分かりますけど、その利用者だって介護士がいないと充分なケアを受けられないわけですし介護士いてこその施設です。
利用者の場合は多くの人が介護施設を求めている現状からいくらでも空室を埋めることができます。
しかし介護士の場合はそもそもの数が足りないためにいなくなっても代わりを用意するのは容易ではないです。
だからこそ今働いている介護士を大切にした方がいいというのが僕自身が何個かの施設で働いて感じたことです。
一人の利用者の為に貴重な介護士を失うのは非常に痛いはずです。
だからこそ徹底的に介護士を守って不満を持たせて離職することがないようにした方が長期的に利用者へのケアの質も落ちなくて安心です。
【提案】調査での項目は増やした方がいい

問題のある利用者が施設に入ってしまうのは施設側が「とにかく空室を埋めることができればいい」と言う考えで何も考えずに利用者を受け入れているからというところはあります。
しかしそれをしてしまうと問題のある利用者が介護職員や他の利用者に害を及ぼし、介護士は退職、被害を受けた利用者の家族から訴えられるというリスクもあります。
なので調査の段階でそのような利用者が施設に入らない為に、厳密な面談や審査基準を設けた方がいいと思います。
それをいうと「利用者が可哀想だ」とかいう声も出てきそうですけど、多くの利用者や介護職員を守る為にはしょうがないと思います。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

まとめ・・・

この記事を読んで「お前本当に介護士かよ」と思われた方もいるかもしれないです。
でも介護士だからといって理不尽な客にサービスを提供する必要はないと思っています。
しかし現状多くの介護士が理不尽な客に悩まされていて、もう少し介護施設は問題のある客を弾けるシステムがあってもいいのではないか?と思っています。
介護施設は犯罪者予備軍を預かる場所でもないし、無法地帯でもございません。
客としての最低限のマナーが守れない人は病気であろうと入ってくるべきではないです。
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