介護コラム

介護施設のネットを使った採用がSNSに偏っている件【SEOも対策しよう】

 

どうもたんたん(@tantan4423)です。

現在はフリーランスとして活動をしているのですけど、以前は現場で介護職として働いていました。

普段はそんな介護職の働き方に関する悩みを解決する記事を書いています。

先日以下のようなツイートをしました。

最近「採用費をかけずに介護職を集める為に発信をしよう」という流れがあってすごくいいと思う

でもそれだとやっぱり貧乏臭さみたいなのが、抜けずに「採用費をケチりたいだけじゃん」みたいになってしまうから、他の集客方法も試した方がいい

SNSに特化しようとしすぎてレッドオーシャンになってる

上記のツイートを掘り下げていきたいと思います。

最近「採用でエージェントはお金かかるからSNS使おうぜ」みたいなことが言われていますけど、もう既にレッドオーシャンな気がします。

僕自身は一応SEOやSNSを活用した発信でご飯を食べているので、普通の人よりかはWEBマーケティングに詳しいです。

その視点から介護業界のマーケティングやブランディングに関して「SNSだけではなくてSEO対策やリスティングをしてみては?」という話をしていきます。

ちなみに介護業界や施設の一番のブランディングは「幸せに働く職員である」という話をしていますのでもし良かったら読んでみてください。

介護施設の一番のブランディングは『介護職の幸せ』である理由 どうもたんたん(@tantan4423)です。 保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 最初の3年は島根県で法人内のシ...

 

記事の著者の信憑性

・Twitterフォロワー2万人

・ブログ10万PV

・収益100万円

・上場企業のファンコミュニケーションズ開催のブロガーアフィリエイターセミナーに登壇

・ブロガーの本に掲載

・自身の著書を商業出版

一応介護業界の中ではマーケティングやブランディングに関しては長けている自負があります。

 

 

介護施設のSNS戦略がもうレッドオーシャンである

 

早めに動いていた施設がSNS戦略で人を集めていますけど、今から頑張っても彼らの二番煎じになってしまうのではないか?と思います。

何よりお金がかからない採用方法なので競合も多いです。

お金がない介護施設が多いので、広告費にお金をかけられずに「無料のSNSを活用して人を集めよう」というのはよくある話です。

気軽に誰でも出来ることは簡単に真似されてしまいますし、競争が激しくなっています。

介護業界はマーケティングの部分に関しては数週遅れなのでネットを使った採用戦術をしていないところがあります。

でもこれも時間の問題で時期に多くの施設が参入してきます。

その中で少ない人材を多くの施設で奪い合うのはなかなか厳しいのではないか?と思っています。

こういう物は基本的に先行者利益になってくるので、後発組はいかに差別化したマーケティングをするのか?ということを考えた方がいいと思います。

※ちなみに介護職自体がSNSをすること自体は非常にいいことですし、何事もした方がいいと思っています。

介護職のフォロワーを増やす戦術に関しては別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

【SNS】介護職がTwitterでフォロワーを増やす方法【具体例も添えて】

 

SNS意外にも集客の方法がたくさんある

 

介護施設の集客のツールはチラシやSNSだけではないです。

逆にこの二つに固執して他の集客の手段が取れていなくてもったいないと感じることが多いです。

 

介護施設のSEOが崩壊していることが多い

 

各介護施設にはHPがあるのですけど、これらのサイトが施設の名前を打たないと検索結果に出ないということが多いです。

それが非常にもったいないです。

ここで検索エンジンに適正化された情報をまとめることができれば「地域+介護施設」みたいなもので表示されるようになります。

しかしサイト自体をメンテナンスしていない介護施設が多いです。

また最近SNSでの集客をする方向に行っているのですけど、そのSNSをサイトに紐づけているのか?ということもあります。

あと個人的に介護施設のHP自体が読み辛いですし、そのHPから施設の色が分かり辛く感じます。

SNSの集客と合わせてサイトの適正化も一緒にした方がいいです。

 

集客にお金も使った方がいい

 

最近の流れでは「採用にお金をかけるのはナンセンス」みたいな意見がありますけど、確かにエージェントに流すだけという受け身の方法では意味がないと思います。

しかし自発的に情報を世の中に出していくために使う広告宣伝費なら、効果もありますし、結果的にサイトやSNSの知名度も上げることができます。

で個人的にして欲しいこととしては

・リスティングを利用する(グーグル広告)

・YouTube広告、Twitter広告を使う

・マーケティングに特化した人材を採用・外注する

これらを行うことで現在の状況でとりこぼしていた層に対してリーチできますし、結果的に採用費を抑えることができます。

結構ここらへんの戦略を取れない介護施設が多いので、逆に取り組むことで集客方法で差別化することができます。

ここはアフィリエイター的な思考ですけど、多くの介護施設があまり集客に関しての知識が薄いと感じています。

なのでそういうマーケティングに特化した人材を採用して、施設の知名度アップや採用戦略に組み込んでいくことが大事です。

流石に知識のない人にSNSやブログで発信をさせるのは難しいです。

なのでプロの力を一回借りてもいいと思います。

あと「お金を使わない採用」にとらわれるのも良くなくていろんな戦略をして検証するのもいいと思います。

特にSEOとかに関しては改良の余地が大きいと思います。

 

影響力を持つ個人とタッグを組むのもいいと思う

 

最近はネットやリアルで影響力を持つ個人も出てきていますので、その個人に依頼してコンテンツを作成してもらうこともできます。

アフィリエイトや企業案件は他の業種では当たり前にありますし、実際に介護業界でも転職エージェントはアフィリエイトを活用して顧客を増やしています。

その中でSNSだけを使って資本力を使って様々な方向で発信をしている企業から顧客を流入させるのは普通に難しいです。

共感力だけで資本力に太刀打ちをするのは難しいです。

施設がアフィリエイトをするというのも普通にありだとは思っていますけど、なかなか資本的には厳しいです。

なので影響力を持つ人とコラボをして何かをするというのが多くの人にその施設の存在を知ってもらえる機会になるのではないか?と思っています。

そう言った意味でも介護業界でインフルエンサーを誕生することを心から祈っている感じです。その理由に関しても別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでください。

介護士で影響力を持ったインフルエンサーを誕生させたほうがいいと思う理由 どうもたんたん(@tantan4423)です。 5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。 最初の3年は島根県で法...

 

おわりに・・・

 

今回は自分がブログやSNSで身に付けたマーケティングの経験で今の介護業界に足りない部分に関して書いていきました。

個人的には介護業界は何周も遅れているように感じます。

だからこそ早めに様々な広告の施策を打って欲しいと思います。

どの採用戦略が施設の色に合っているのか?というのもありますし、すべての人がSNSのみで戦うのは難しいと思っています。

だからこそこの記事をきっかけにもう少しマーケティングに関心を持って施設にあった広告を打ち出すことができたら嬉しく感じます。