どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
『副業禁止』という施設側の勝手な都合は無視していいよ。
副業禁止するなら副業しなくていい分の給料を渡すべきだし、それがバレたところで転職すればいいと思うよ。時間外での行動は基本制限すべきじゃないし、副業は解禁する国からの容認があるわけだから別にいいんじゃない。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 24, 2021
『副業禁止』という施設側の勝手な都合は無視していいよ。
副業禁止するなら副業しなくていい分の給料を渡すべきだし、それがバレたところで転職すればいいと思うよ。時間外での行動は基本制限すべきじゃないし、副業は解禁する国からの容認があるわけだから別にいいんじゃない。
このツイートに関して深く掘げていきます。
僕自身が介護士をする傍ら副業をしてそれで本業を超えて現在は独立するに至っています。
一方で「副業禁止」とする介護施設が多いのも事実です。
そんな事実に対して「そのままだと優秀な人材はいなくなってしまうのではないか?」と危惧しています。
そこで今回は『副業禁止の施設の都合は無視していい』理由について説明していきます。
まずは「なぜ副業禁止にするのか?」を解説してから「副業をするメリット」「副業禁止は無視するべき理由」について解説していきます。
※そんなのはいいから「副業で稼げる方法を教えて欲しい」という人は以下の記事が参考になりますので、読んでみてくださいね。

この記事の目次
副業をする事は経営側からしたら都合が悪い

副業をする介護士って頭の悪い管理者や経営側からすると本当に邪魔な存在としか思われないんだよね。
本気で『本業が怠る』と思っている人もいるらしい
低い給料しか渡さずに都合の良いように使っておきながら本当おこがましいと思うね
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 24, 2021
そもそも自分の経営する施設に、どの職員よりも圧倒的に稼いでいる人間がいるのは不都合なんですよね。
人手不足の介護施設からしたらそういう人材は思うように使えないですからね。
会社以外で稼げると会社を辞めてしまう恐れがある
簡単に言えば、人材流出を恐れているという事なんですよね。
施設からしたら安い金額で納得して働いてくれる人材が欲しいわけですし。
もし中の介護士が副業で稼いでいたとして、「この給料でこの時間拘束されるのは割りに合わない」と思われたらおしまいなんですよね。
中には、介護の仕事が好きで趣味みたいな感じで働いていて「別に無給でもいい」みたいな人もいますけど。
僕も現在ブログで生活できる分の収益を労働時間以下の時間で生み出していますけど、そっちの方がいいですからね。
こういう現状もあってひどい介護施設に関しては今でも速攻辞めるという事をしていますけど、流石にこのようにされたら施設は痛いです。
お金のために労働をする必要のない人間を施設におけば他の職員のモチベーション低下に繋がりますし、離職が進みますからね。

会社に依存しなくなってしまう
会社の給料は「今月はこれで生活してね」というお小遣いみたいなものでそれで労働者をコントロールしているんですよね。
介護士の場合は給料が低いので
- 安い給料を渡す
- 資産形成できない
- 辞めた後のリスクヘッジができないために辞められない
- 結果安いのに施設の給料に依存する
という状況を安い給料を渡すことで実現できるんですよね。
しかし副業で自由を手に入れた人間からしたら、自分が嫌だと思ったらすぐ辞める事ができるので会社への依存をしなくなります。
別に施設で働かなくても生活ができるので、わざわざ会社に自分の身をゆだねるみたいな事をしなくてもいいんですよね。
会社に依存しない人は賃金以上の働きを期待する事ができないので都合が悪いんですよね。

理不尽な命令を拒否させる事が多い
副業をする人間ってお金のリテラシーが高い人間だと僕は思っています。
なので当然労働法に関しては熟知しており、理不尽に「サービス残業をしろ」と言っても断ったりします。
「お金に余裕があるからそんな小さなお金なんか気にしないだろ」と思われがちです。
しかし副業介護士は定時後からが本当の仕事の開始になりますし、その残業があれば時給以上の価値を生み出せる事を知っています。
そんな人間がわざわざ時間を差し出してましてや、給料を払わないサービス残業を受け入れるのでしょうか?
悪質な介護施設はサービス残業をすることによって資金を作り業務を回しているのでそのようなことをされたら都合が悪いと感じちゃうかもしれないですね。

介護士は副業をするデメリットはない

【介護士の副業はメリットだらけ】
・人手不足なので副業をした介護士をクビになかなかできない
・クビになったとしても他の施設で簡単に雇ってもらえる
・介護は総合サービス業なので副業のスキルが生かしやすい
副業で稼げる介護士はどこの施設も欲しいという時代がくると思います。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 24, 2021
介護士の副業はメリットが大きいです。
会社に依存しない働き方の実現だけではなくて、副業をしたことによって辞めらさせられたり次の仕事が見つからないという事が存在しないようなものです。
逆に副業で稼げる人材の方が総合職である介護士からしたら優秀なスキルなんですよね。
そもそも人手不足なのに副業をしていたからクビにできる余裕はない
そもそも「副業をしたらクビになる」とか言いますけど、人手不足の現状簡単にクビにはできません。
与えられた業務をしっかりこなせる人材なら副業をやっていようが手放したくないのが上の気持ちです。
そもそも辞めさせたところでその穴を埋めるために他の職員が奔走したり採用コストをかけて採用して教育させるのはなかなか面倒です。
はっきり言って副業をして辞めさせられた介護職員の話なんて聞いたこともないのですね。
僕の場合は副業が禁止されていない派遣社員なので関係はないですけど、正社員でも簡単にクビにはなりません。
今人手不足である施設は労働者と立場が逆転していかに辞めさせないか?という事を考えるので、普通に仕事している人を手放すことはないです。
そもそも介護業界に代わりを用意できる余裕はないのです。

クビになっても他の施設で普通に雇ってもらえる
もしクビになっても別の施設が職員を募集をしているので応募して正社員で働き始めればいいのではないでしょうか?
普通に数年働いた人間なら即戦力として期待されます。

場合によっては今の施設より良い待遇を用意してくれるかもしれないです。
そもそも介護士の場合は昇給よりも転職で給料を上げていく時代なので、また自分が納得する施設を選べばいいのではないでしょうか?
介護士にとってクビは全然リスクではなくて、逆に給料アップのチャンスと思った方がいいと思います。
介護職の副業は本業の成果につながる
そもそも「副業をすると本業はおろそかになる」という意見が何の根拠もありません。
まぁ副業をすればサービス残業しなくなるのでおろそかになるかもしれないですけど、それは法律違反ですからね。
逆に副業で培った能力は介護現場に還元する事ができると考えています。
例えば僕のしているブログの場合は
- 記事を書くために介護の情報を仕入れる能力がつく
- 副業をする事で介護の知識をつけられる
- 施設のサイトの運営ができる
という能力を身に付ける事ができるので副業をすることによって業務の幅が広がります。
逆に業務時間外に自らのスキルを磨いてくれているのでありがたい限りなのですけど、それを本業が怠ると考えるのは浅はかな気もします。
副業禁止は無視していいです

このような副業を禁止するぐらいなら副業をしなくても充分生活できる給料をしっかり渡すべきではないでしょうか?
副業を禁止できるほど給料を渡せていない施設が多い
まぁそんな余裕がないので少ない給料で最大限働かせようとしているわけですけど、筋が通らないんですよね。
もう副業に関しては国が推進しているぐらいですし、会社に止める権利はないんですよね。
明らかに副業が原因だという根拠があって重大な過失があれば話は別です。
しかし、そうじゃない限りは副業をしたからパフォーマンスが下がったという根拠がないんですよね。
ただ単に副業させて会社に依存しない人材がいたら都合が悪いだけであって、別にその言葉を真に受ける必要なんてないんですよね。
そもそも副業禁止をすること自体法律違反です
副業禁止とか言っていますけど、基本的には違法なので無視して副業はしていいです。
その事がきっかけで降格させられたり不当な扱いを受けた場合は訴えればほとんどの場合勝つ事ができます。
違法なルールを作って社員に押し付ける時点でもう勝ち目はないです。
なので副業をするデメリットはそこまで存在しないと思っています。
逆にそれで訴えて勝つ事ができれば、慰謝料という形でお金をもらうこともできます。
副業禁止で副業をしない人は解禁されてもしない

そもそも今の段階で副業に取り組んでいない介護士が解禁されたから取り組むわけではないと思います。
副業を始めるには環境づくりが大切
副業を始めるためには環境づくりをする必要があってその最初の段階で激務な介護職はそもそも副業をする元気がないのではないか?と仮定します。
僕の場合は以下のようなことをしました。
- 生活費を一気に落とす
- 出勤日程を調整できる派遣にする(正社員は諦める)
- 少ない生活費を少ない出勤日数で稼ぐ
- 出勤日数が少なくなれば時間が生まれるのでひたすら作業する(休みの日も基本パソコン)
という方法をとりました。
派遣なら気にせずに副業もできるし、環境も作れる
派遣なら副業を禁止されていませんし、変に周りに気を使わなくて済むのでありがたいです。
逆にここまで出来ない人はなかなか取り組み始めたり継続するのは難しいのではないでしょうか?
なので今の段階でそれが出来ていなくて仕事を言い訳に先送りをしている人が副業を始めたり継続できるのか疑問に感じます。

副業を充実させつつ職場の人に文句言われたくない人は派遣がオススメ

職場のことを気にせずに副業をしたい人は派遣がオススメです。
派遣なら副業のことを誰にも文句を言われないですし、言われたとしたら契約を更新しなきゃいだけです。
その他にも派遣はいろんな旨味があります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
委託している人に不利益を被る形になるので介護施設もあまり強気に出る事ができません。
実際に介護士の派遣をしている人ってそこまで多くなくてなかなか派遣という文化が薄いので理解してくれないところはあります。
しかし派遣会社に雇われているので自分のことを守ってくれます。
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。
介護派遣で働くメリット・デメリットを現役派遣介護士が徹底解説します
仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・

- 副業禁止で喜ぶのは経営者
- 単に都合が悪いから禁止したがる
- 副業をしてもクビにもならないし、クビになっても人手不足なので次の職場がすぐ見つかる
- 逆にプライベートな時間で勝手に成長してくれるからコスパいい
- 頑なに禁止したいならもっと給料を払うべき
- 副業解禁させてもほとんどの人は労働にリソースを奪われ副業をする余裕がない
はっきりいって「副業はうちの施設は禁止」ということは無視してやりたかったらすればいいのではないでしょうか?
副業をした方が収益も上がるし、スキルも身につくし、楽しいわけだからしない理由がないように思えます。
そのためにも時間を作ったり消耗しない労働を目指していく必要があると思います。
どのような副業をしていいかわからない人は介護士にオススメの副業(Wワーク)を紹介していきますに解説していますので参考にしてみてください。
職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。
これにて終わります。閲覧ありがとうございました。