どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
今この記事を読んでくださっている介護士の方で「無駄な職員会議」というものを経験したことはありませんか?
先日以下のようなツイートをしました。
「職員会議の質はその施設の質」というのは強く感じる
時間外で会議に出席させておきながら、時間外手当てを出さなかったり、議題を用意せずに「何かありませんか?」とかいうのも論外
多くの人の時間を無駄にするような会議なら最初から開かないほうがマシ
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) May 14, 2021
「職員会議の質はその施設の質」というのは強く感じる
時間外で会議に出席させておきながら、時間外手当てを出さなかったり、議題を用意せずに「何かありませんか?」とかいうのも論外
多くの人の時間を無駄にするような会議なら最初から開かないほうがマシ
「休みの日に職場に行って会議をしたけど大した決定をせずに時間を無駄に過ごしてしまった」という人は多いと思います。
今回の記事では「介護施設の無駄な職員会議」の問題点と巻き込まれないための方法を解説します。
- 無駄な職員会議の特徴
- 無駄な職員会議を減らすために出来ること
- 介護職員が無駄な職員会議に巻き込まれないためにするべきこと
会議の質はその施設の質だと思ってくださっていいと思います。
中には時間外手当も出さない悪質な施設もあります。
そういう施設からは逃れて自分たちの時間を大事にしてくれる施設を選んでいく事が大事になります。
※転職を検討すべき「ブラック施設の見極め方と特徴」について別の記事でまとめていますのでご活用ください。

この記事の目次
施設の質が低いほど会議の質が低い

職員会議の質はその施設の質に直結します。
今までいくつかの施設で働いて職員会議に参加してきました。
多くの施設が議題も時間も決めずにダラダラ話しているという惨状でした。
話し合って決めた事でも「現場では実現不可能な理想論」みたいなのが多いです。
「この会議意味ないなぁ」と感じる事が多いです。
介護施設での問題を解決する会議ですけど、会議をするだけでは解決する事がないみたいなことも多いです。
結構多いのが「人手が足りなくて事故につながった」みたいなケースです。
この話に関しては「気にするようにする」というふんわりした対策しか出てきません。
ヒヤリハットや事故報告書の対策でも「これ対策できないよね?」みたいな案件の方が多いです。
解決できない問題をダラダラ話すのでは無くて、現場解決できる問題を絞って話し合う必要があります。
取捨選択が上手な施設は質の高い会議をしています。
会議をする時間も各職員が忙しい中集まってしているわけなので、生産性を高める必要があります。
質の低い施設は入居者に向き合わずに目先の利益ばかり追求して利用者を置いてけぼりにしているので一向にケアの質は高くなりません。
職員会議は日々自分たちのしている介護を見直して改善を加えていく会議でもあります。
質の低い会議をするぐらいならしない方がましだと思っています。
無駄な職員会議の特徴とは?

『無駄な職員会議』の特徴は以下の通りです。
- 題材を決めずに会議に望む
- 発言しない職員が存在する
- 時間を決めずに会議をする
- 誰かの失敗を責める会議になる
- 感情的な話し合いになる
以下より解説していきます。
題材を決めずに会議に望む
題材がない状態で会議を開催するのは論外です。
会議の最初で「何か議題にあげたいことはありますか?」みたいに聞いてくる会議は100%する価値がないです。
単に「月に一回会議をしないといけない」というノルマを消化するだけのものになって完全に時間の無駄です。
とっさに出てきた議題に時間をかけて話し合うのは良い意見も出てこないです。
なのでせめて会議の数日前に話す議題を共有して意見を準備してもらうことを意識した方がいいと思います。
発言をしない職員が存在する
参加している職員には時給が発生しています。
中にはサービスでやっている悪質なところがありますが、多くは残業代があります。
会議をするためには数万円の経費はかかっているのです。
その中で一度も発言しない職員は言ってしまえば給料泥棒みたいなものです。
そういう職員は最初から参加させないか、発言を促した方がいいです。
時間を決めずに会議をする
「話がまとまるまで会議をする」スタイルの施設もありますけど、やめた方がいいです。
時間無制限だとダラダラ会議をしてしまってその分の時給を無駄にしてしまいます。
どの仕事でもそうなのですけど、しっかりゴールを決めるという事が大事です。
長く話したからと言っていい意見が出ると限りません。
なので絶対に時間を決めてその時間内で決められるようにしましょう。
決められなくても切ってもいいと思います。
誰かの失敗を責める会議になる
これは結構している施設も多いのですけど、事故が発生した後の会議で「犯人探し」や「失敗を責める会」になる事が多いです。
はっきり言ってこれは全く意味のない行為です。
そもそも事故自体が今の施設の体制ではどうしようもない事が多いです。
なのでその仕組みや体勢を見直せる時間になればいいのですけど、会議に責任の追求をするのは意味がないです。
そのせいで本来話し合うべき対策や議題ができなくなってしまう恐れがあります。
感情的な話し合いになる
介護士は大切な利用者の命を預かっている仕事でその一番近い場所にいる存在でもあるので目の前の現実について論理的な議論をしていく必要があります。
人間と関わる仕事だからといって感情的になって正しくないケアを継続して行ってしまう傾向がありますけど、それは違います。
目の前の入居者の将来の利益のために僕ら介護士は存在するわけなので目の前の感情に流されないことは大事です。
そのためには正しい記録や過去のデータを参考にして多くの専門職と連携してベストなケアを導き出す必要があります。
結構感情に訴えかけるようなことを言ってくる職員がいますが、そういうのは会議で無くてもいいと思います。
無駄な会議を減らすために介護施設ができる事

無駄な会議は経費の無駄です。
誰かを責めるような会議ならしない方がマシです。
いつも人手不足で忙しい介護士だからこそ無駄な時間の使い方はできないです。
具体的に「どのように無駄な会議を減らすために施設や開催者側が意識をするべきなのか?」は以下の通りです。
- 時間と題材を決めてから会議を始める
- 全員参加ではなく限定する
上記について下記より解説していきます。
時間と題材を決めた上で会議を始める
会議をするに当たって「時間」と「題材」はしっかり決めて共有することは大切です。
スムーズに会議に入る事ができますし、時間を意識して効率的に会議を進める事ができます。
また会議参加者が題材を把握していたら、その題材に関する意見をまとめることもできます。
いきなり話す内容を決められても頭の整理がつかないまま話を始めないといけないので、良い会議をするのは難しいです。
時間意識と題材を決める事が短時間で良い結論を導く上で大事です。
個人的に以下のような ことを会議前に準備した方がいいと思います。
- 時間は30分〜1時間で設定して周知する
- 会議参加者に話して欲しい議題を上げてもらい整理する
- 議題を拠有して意見を準備してもらう
- 連絡ノートなどで伝えられるものは会議の話に出さない
基本は短い時間で素早く決めるということです。
そのための準備は徹底した方がいいと思います。
全員参加では無くて限定させる
個人的には会議に関しては全員の職員を参加させる必要はないと思います。
人が多ければ意見の数が多くて整理できなくなってしまいます。
また一言も話さずに会議を終えてしまう人も出てきやすくなります。
経費削減の意味でも毎回人数を決めて参加する職員を限定した方がいいと思います。
参加しない職員は参加する職員に意見を預かってもらって会議で話してもらうのがいいと思います。
全員を揃えようとすると日程調整が大変になります。
無駄な会議に介護士が巻き込まれないために

介護職員会議は大事な事ではあるのですけど非効率な会議は逆に現場を混乱させることにもなります。
そして惰性的でダラダラした会議は職員のモチベーションを奪ってしまいます。
時間外で参加した人の中には「こんなことに時間を使って意味なかった」という声もあります。
この項目では無駄な生産性のない会議に巻き込まれないためにするべきことをまとめました。
- 題材や時間が決まっていない会議には参加しない
- 話して欲しい議題を予め開催者に伝える
- 会議の改善がない所は退職してもいい
上記の3つの点を掘り下げて解説していきたいと思います。
題材や時間が決まっていない会議には参加しない
そもそも題材や時間が決まっていない会議には参加しない方がいいと思います。
時間を無駄にしてしまう可能性が高くて、結果的に何も変化がなかったということも多いです。
会議は非常に学びの多い仕事なんですけど、効率の悪い会議は学びを得られづらいです。
実際に質の低い会議の職員の参加率は悪いです。
また「自分の意見を言っても聞いてもらえない」「説教を始める上司がいる」みたいなことがあると単に不快になって終わるということもあります。
気軽に会議に参加でき学べる場を施設やスタッフが作る事が大事です。
それがない施設の会議ははっきり言って参加する価値はないと思っています。
話して欲しい議題を予め開催者に伝える
自らのアプローチで職員会議の質が一気に変わる事があります。
その一つとしては話して欲しい議題を会議の開催する人に伝えるという事です。
それか自分が会議を主宰するのもいいと思います。
もしそれで議題がないのなら会議は開かなくてもいいわけです。
義務感で話す話題ないのに無理やり話すネタを持ってきて話をする会議ほど無駄なことはないです。
「議題を共有する」ことなく会議を始める施設は初めから話したいことなんてないのです。
開催者も議論する話を探していることもあるので、積極的に伝えてみた方がいいと思います。
会議の改善がない所は退職してもいい
自分から会議を良くするために働きかけてもなかなか変えることは難しいです。
今までやっていたことを変えるのは職員や施設のプライド的に許されないことも多いです。
自分が会議を主催するならいいのですけど、年功序列の風潮が強いところでは発言権すら与えてもらえない施設もあります。
そういう施設は退職して自分のことを大事にしてくれる施設で働きましょう。
介護施設はたくさん存在しますし、必ずあなたの意見を尊重してくれる施設はあります。
次の項目から介護士の転職にお勧めの転職ーエージェントを紹介していきます。
※介護士の転職のノウハウを知りたい人は別の記事で解説していますので読んでみてください。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
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⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
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解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
- 介護施設の職員会議はその施設の質が見える
- 職員会議をする前段階で会議時間や題材を共有する事が大事
- 改善がないのなら職場を変えた方がいい
基本的にケアの質が低い施設は会議の質も低いです。
会議に対してのモチベーションが上がらない(サービス残業の為)ので参加する意味はないとは思いますけど、会議の結果仕事の業務改善が行われて仕事が楽になることも多いです。
業務を見直したりケアの無駄を正したりするので良い会議ができれば良い業務改善になります。
質の低い会議では現在の必要ない業務はそのまま新しく業務を追加したりするので忙しくなります。
そういう施設は介護士は離れたほうがこれからのスキルアップにおいては大事だと僕は思っています。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。
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