どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在27歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
介護士や保育士の仕事は他の職種に比べてストレスを溜め込みやすい要素が多いですね。
・給料が少ない
・年間休日が少ない
・残業が多い
・一般的に弱者と言われる人と関わるこれらの要素を持っているので一歩踏み外したら余裕で貧困に転落してしまうので自分でコントロールできないとキツイ
— たんたん(深井竜次) (@tantan4423) February 14, 2021
介護士や保育士の仕事は他の職種に比べてストレスを溜め込みやすい要素が多いですね。
・給料が少ない
・年間休日が少ない
・残業が多い
・一般的に弱者と言われる人と関わるこれらの要素を持っているので一歩踏み外したら余裕で貧困に転落してしまうので自分でコントロールできないとキツイ
上記のツイートから「介護士の方はメンタルと身体ともに常に崖っぷちである環境」であると思う理由について解説します。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護士の仕事がストレスを溜め込みやすい理由

介護士は常に大きなストレスと隣り合わせの日々を過ごしています。
そのストレスがいつ爆発して鬱になったりするかは分からない危ない状況になっています。
そのストレスって具体にどのようなところから来ているのでしょうか? 主な理由については以下のことが挙げられます。
・給料が少ない
・サービス残業が多い
・いわゆる弱者と関わる仕事だから
上記の理由について以下より解説していきます。
給料が少ない
介護士の給料は非常に低いです。
僕が働き始めた時には手取りで13万円(住民税課税なし)ぐらいだったので本当に低かったと感じます。
13万円って時給換算したら普通に最低賃金並みですからね。
多くの介護士の方は給料の低さで生活に困っていて、一人暮らしできない方も多かったですね。
ちなみに僕のいた介護士で一人暮らしをしていた方は非常に少なかったですね。
そりゃ手取り15万円も行かないぐらいの給料で何ができるのか?っていう話です。
介護士の給料と貧困についてはそれぞれ記事を書いていますので良かったら読んでいただきたいです。


残業(サービス)が多い
介護士のサービス残業の量は本当に半端ないです。
基本的に毎日だいたい最低2時間ぐらいの残業をしていましたね。
なので月の残業時間は50時間ぐらいはしていました。
しかもこの残業に対価が払われればいいのですけど、対価すら払われないひどい状態でした。
本当ブラックですよね。
そんな事業所が普通に運営されていること自体が普通に考えておかしいと思います。
このサービス残業代が全部支払われるだけで5万円以上は確保できるのにそのお金を盗んでいる行為を保育所は普通に行なっています。
しかもその違法行為に対して「利用者のため」と言って容認しているあたりもどうかしています。
介護士の労働環境は本当底辺で奴隷みたいなものだと思っています。
この底辺な労働環境が大きなストレスになっているのは言うまでもないと思います。

一般的に弱者と言われる人と関わる
弱者というと反感を買うと思います。
福祉の仕事は基本的に自立できていない人間を相手にサービスを提供するので間違いではないと思います。
相手は体に障がいを持った高齢者なので自立していないのは当然です。
社会で守っていないといけない存在ではあります。
弱者と関わることは非常に細かなところまで気を使って尊厳を守りつつ、自立を支援していかないといけないので精神的な負荷が大きいです。
自分が普通に仕事をしていても相手は物事をわかってくれないのでスムーズに仕事が進まなかったり理不尽なことが多いのでそこからストレスが蓄積しやすいですよね。
あと単純に弱者と言われる人には常識が通用しないので、保育園とか介護施設は基本的に無法地帯になってしまいます。
なので普通に現実社会との分断が起こってしまいがちです。
ちなみに介護虐待もその閉鎖的な空間でストレスを溜めているからこそおきます。

ストレスが常にかかっているので一歩踏み外したら崩壊する

先ほど書いた3つのストレスの要因は他の仕事でもあります。
しかし、介護士の場合は他職種に比べて明らかにストレスの質や大きさが違います。
なので一歩でも踏み外してしまったら簡単に壊れてしまいます。
実際に僕が卒業した保育士養成の専門学校の同級生でも心を病んで保育士をやめてしまった人は多かったですね。
鬱になって仕事を辞める人が多い
実際に介護士で鬱を抱えながら働いている人は多いように思えます。
上記した環境に長く身を置いていると人間らしさが失われてしまいます。
介護士をやりたい人は多いのに人手不足が言われているのは介護士の労働環境や給料が非常に悪いからです。
はっきり言って現在の待機高齢者の問題にしても介護士をボロ雑巾のように使っていた事業所や国の責任と言っても仕方ないです。
ボロ雑巾のように使われた介護士が鬱になってしまっても普通にしょうがないと思っています。

ストレスから人間関係が崩壊する
介護士の人間関係って非常に悪い印象を受けます。
というのも介護士を辞める原因は給料だけでなく人間関係も多かったりします。
人間関係が悪化しやすい原因としては日々の仕事からくるストレスが原因で他人に当たってしまうのではないか?と思っています。
「女性が多い職場はいじめが多い」みたいなことが言われます。
これ女性というわけでなく過酷な労働環境に身を置いてしまうと心が荒んでしまうのは当然だと思います。
そしてそのストレスへの対処が下手くそな人が攻撃的になってしまうことが多いです。
新人がすぐやめてしまうのも右も左も分からない介護士に対してストレスフルな上司がイラっとして当たってしまうみたいなことはありますね。
なので新人は心を病んで辞めてしまって、問題のある介護士だけが残る構図になってしまいます。

介護士はまず仕事をコントロールすることが大事

保育士で働く上で大事なのは自分の仕事をコントロールして仕事からのストレスを最小限にする事だと思います。
そのために意識しておきたい事は以下の通りです。
- まずは定時で絶対に帰ろう
- 有給休暇を全消化しよう
- 時間の余裕を作ろう
上記の3つの方法に関して解説していきます。
まずは定時で絶対に帰ることが大事
サービス残業は奴隷のする事なので奴隷から抜け出すために何があっても残業はやめましょう。
残業代を全部払ってもらえるなら話は別ですけど、サービスになってしまう介護施設に勤めてしまったら単純に時間の無駄になってしまいます。
仕事が終わっていなくても行事の準備があったとしても帰ってください。
「残って欲しい」と言われたら「残業代払いますか?」と聞き返せばいいです。
それで払ってくれるなら働けばいいです。
「払えません」とか言ったら何も言わずに帰って家に帰って退職届を書いてください。
介護施設側は保育士の時間やお金を軽視しているのであなたに対して理不尽を与えてくる的になりますので。
そもそも時間での契約になっているので定時が過ぎたら仕事が終わっていなくても帰っていいんです。
時間内に仕事が終わらなかったらそれは管理側が一人一人の介護士の仕事を管理できていない証拠なのでその管理者が無能なだけです。
その無能な管理者を庇うためにサービス残業をする必要はないです。
定時が過ぎた時点であなたの仕事は終わっています。

有給休暇も全消化することが基本
有給休暇に関しては全消化することが基本です。
有給は働かなくてもお金がもらえるシステムなので、使わないと損です。
中には人手不足で使わせようとしない介護施設がありますけど、無視して使ってください。
拒否をされた時点で労働基準監査局にその趣旨を報告して指導して貰えばいいです。
基本的に時季変更権の使用に関しても相当なことがないと難しいです。 そして時期変更なので拒否できるものではないです。
その日の直近で有給はとらせないといけません。
有給の取得自体の拒否は法律違反です。
なので何も考えずに申請します。その時に変な反応をされたら労基署に報告して転職を検討してもいいと思います。

時間の余裕をまず作って体制を整えよう
先ほどの項で
- 定時で帰ろう
- 有給を使おう
というのは単純に今の介護士は忙し過ぎてプライベートの時間が少なくなっているので無理矢理にでも時間を作ろうということです。
今自分が置かれた状況を冷静に見直すことができずにズルズル割りに合わないことをしてストレスを積み重ねていることがあります。
なのでまずは自分の本来ある時間を取り戻して体制を整えようということです。
僕の場合は時間を取り戻したら以下のようなことをします。
- 転職の検討
- 生活の見直し(出費を抑える)
- 生活費を下げて貯金を作る
- 趣味と副業を掛け合わせて収入源を分散する
結局介護士の少ない給料に依存しているケースがよくないのでその状態から抜けるための施策を考えたほうがいいと思います。
その結果介護士を辞めるみたいなことがあってもいいと思います。
結局自分の身は自分でしか守れずに介護施設は守ってくれないのでまずはゆっくり考える時間を作ったほうがいいと思います。

派遣で働けば施設との有給の攻防はなくなる

- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

絶対に登録しておきたい3つの介護転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護士は普通の仕事よりも精神を病みやすい環境に身を置いている
・一歩間違えたら簡単にダウンする
・まずは自分で時間の余裕を作ることが大事
・時間の余裕を持ってこれからの戦略をしっかり練るべき
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
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