どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
よく発信していると「介護業界に勤めて年数低いのによく発信できるな」という経験不足を指摘されることがありますが、僕のターゲットはクソ詳しい層ではなくて全く分からない(転職したことない層)であってその0を1にするような発信をしています。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) July 25, 2020
よく発信していると「介護業界に勤めて年数低いのによく発信できるな」という経験不足を指摘されることがありますが、僕のターゲットはクソ詳しい層ではなくて全く分からない(転職したことない層)であってその0を1にするような発信をしています。
上記のツイートを掘り下げつつ、「経験年数が浅い、僕が情報発信をする理由」について解説して生きたいと思います。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
経験年数が浅いことのメリットは第三者の視点になれる

僕自身は介護士を5年続けたのですけど、この時期が一番微妙な時期なんですよね。
- 施設業務に慣れてマンネリしやすい
- 変化を受け入れづらくなる
- 若者の視点が消えてしまい施設色に染まってしまう
- 悪い事が悪いと思えなくなる
そういうのが嫌なのでいろんな施設を巡りながら情報発信をしています。
介護業界はマンネリ化しやすい
そもそも介護施設での業務はやるべきことがある程度決められているんですよね。
一応利用者様の対応は臨機応変に変えていく必要があるのですけど、基本業務に乗っている範囲なんですよね。
僕のしている夜勤専属という働き方や派遣という働き方も以下の記事のような感じで基本業務が決まっていてそれに臨機応変な利用者様への対応となっています。


なので結局経験していると「前いたあの人と傾向が似ている」という事で前のケアをそのまま反映させるみたいなことも可能なんですよね。
慣れは早いけど、成長がなくなってしまう
それは自分の業務が楽になるのでいいことではあるのですけど、そればっかりしていても何も変化はないんですよね。
そもそも僕自身が
- 同じ仕事ばかりしていると飽きる
- 変化を加えて面白くしていきたい
- コストパフォーマンスを何より重視する
性格もあってマンネリは本当に無理なんですよね。
だからこそどんどんいろんな施設に行って刺激を受けつつ発信しつつ情報を集めて働くようになりました。
しかし同じ施設で働き続けて情報発信や情報収集をしなくなってしまうと、変化が生まれないので飽きた業務を繰り返し行うつまらないものになってしまいます。
そのマンネリ自体が非効率的なものだと、変化を加えたくなるところがあります。
あと悪い習慣がマンネリ化してしまって「介護ってこんなもんか?」ってなってしまうのも大きな問題だと感じています。

悪い風習を当たり前だと感じてしまう
例えば介護業界にある悪い風習もマンネリ化しちゃうんですよね。
- 有給は使えないもの
- サービス残業は当たり前
みたいなものって完全に悪い習慣でしかないんですよね。
長い期間そのような環境で働いていると間違いも当たり前になってしまいます。
でも普通に考えたらこれらの行為は社会的にアウトなことなんですよね。
そういう第三者の観点がなくなって来たら終わりだと思っていてその立場を守る為に積極的な発信や交流や副業や派遣をしている感じです。

特に僕は第三者という立場で広い視点で物事を見る事が大事だと思っていてそれができていないから介護業界がブラックと言われる所以ではないか?と思っています。
それほど介護施設内は閉鎖的な空間ですよね。
経験年数だけ重ねたところでマンネリしてしまうと成長も止まって与えられるものが少なくなってしまいます。
なので経験年数が浅いうちはマンネリが進んでいないからこそ第三者の観点を忘れない事が大事だと思っています。
介護業界にもっと新しい人材が入ってきてほしい

いろんな施設を巡っているとどこの施設も若い人材が不足しているように感じます。
- 看護師が全員60歳越え
- 25歳の僕が最年少
- 平均年齢は40歳を超えている
みたいな施設が多かったです。
それほど介護士を避けている若者が少子化とともに減ってきているということになっています。
新規参入する介護士が「聞いていた話と違う」という状況を避けてもらいたい
その数少ない若者が介護職を始めるにしても「聞いていた話と違う」みたいな事が多いんですよね。
- 有給の給付が明記しているのに取れない
- 残業代の明記があるのに残業代を出さない
- 教育のシステムが整っていない
- 介護事務と書いているのに現場に入れさせられる
みたいな求人詐欺みたいなことって多いんですよね。

僕の場合も休憩時間が明記してあったのに休憩が実際になかったみたいな事がありました。
ちなみにこの案件は派遣会社にクレームを入れる、休憩時間を深夜の時間外で全て提出するという事で簡単に解決しました。
しかしそこで社員で働く人はずっと休憩時間がないままでした。
このように「書いていたことと違った」みたいなことは介護業界の信用を下げる行為なので、真実を伝えていく人は必要だと思っています。
多くの介護士が当たり前だと思っていることは実はこれから入ってくる人からしたらおかしなことってたくさんあるんですよね。
その現実と目の前の情報を見分けてもらいたいなと思います。
人手不足だからって無理に人を集めるのはアウトですし、結局それで辞めた人がネガキャンを始めることもあります。
それって長い目で見ても損でしかないです。

介護の「やりがい」や「キラキラ」が強調されがちで現実が伝わっていない
介護の仕事をしていく上で高い理想とやりがいは大事だと思っています。
しかし「やりがい」が先行して現実を歪ませているのなら、その歪みを取り除いていかないと新しく入ってくる人が可哀想でしかないです。
僕のしている事はいかに理想と現実のギャップを埋められるか?という事であって、別にネガキャンではないです。
よく僕の発信をみて「介護士失格」みたいな声もあります。
逆に理想が先行して現実を伝えられない人こそ介護士失格な気もします。
人と関わる仕事で正解がないから自己肯定する為にも理想やキラキラややりがいで埋めていかないとやっていけないというのはわかります。
しかしこれから入ってくる人に対してそのやりがいや理想を押し付ける事はどうなんだろうと疑問を感じています。

いかに0を1にするかを大事にして発信している
よく「経験年数浅いくせに、何もわかっていない」みたいな意見を聞きます。
経験年数が浅いのは事実ですし知識もスキルも浅いのは事実です。
しかしこのサイトやSNSで発信しているのはそういう分かっている層ではないです。
どちらかというと以下のような人に向けて発信しています。
- 介護をこれから始めようと思っている人
- 若者で詳しく介護の現実を知っていない
基本は0を1にする発信なのでもうすでに1に達している人からしたら物足りない部分はあると思っています。
介護は経験がものをいうものではあるのですけど、マンネリから抜け出していない人が介護を語っても「でもお前一つの施設しいないやん」ってなることもあるでしょ?
一つの施設についてしか発信できない人よりいろんな施設で経験年数が浅いながら働き続けていることに価値があるのではないか?と思っています。
あと経験年数が浅いとか言って年数マウンティングをしてくる人の話を聞いても何もつまらないんですよね。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

経験年数は関係なく発信できること自体が貴重な能力である

そもそも僕自身がサイトとSNSという媒体を持って発信できてそれで収益を上げられているというのは事実です。
逆に同じような働き方を実現している介護士の方をあまり知りません。
そういう意味でも発信で稼いでいること自体が貴重な能力だと思っていますけどどうなんでしょうか?
経験年数で判断していただくのはいいのですけど、その経験年数を生かしてどのように還元しているのでしょうか?
これからはスキルの掛け合わせの時代なので、経験年数を重ねただけの人には価値はないと思っています。


結局最初の職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。