どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
国家資格である介護福祉士以外の資格ってあまり価値はない
というのも単なる資格ビジネスの搾取でしかない
あと取った時点でみんな同じでオリジナリティがないので稼げない
その時間やお金で本を読んだりネットで調べた方が理解が深まるからね
あとマウンティング材料にしかしていない人もいるよね
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) November 3, 2020
国家資格である介護福祉士以外の資格ってあまり価値はない
というのも単なる資格ビジネスの搾取でしかない
あと取った時点でみんな同じでオリジナリティがないので稼げない
その時間やお金で本を読んだりネットで調べた方が理解が深まるからね
あとマウンティング材料にしかしていない人もいるよね
上記のツイートについて掘り下げつつ『介護士の民間資格自体には価値はない理由』を解説します。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
民間の介護士の資格自体が価値がない3つの理由

介護士の資格自体に価値がないという理由としては。
- 大幅に給料が上がった例が少ない
- ただ単に肩書きを与えて自己満足させる役割しかない
- 資格の有無と年収は比例しない(資格があるから優秀ではない)
上記のことについて解説していきます。
①民間の資格を取って大幅に給料を上がった介護士をみたことない
介護福祉士は話が変わってきますけど、その他の民間の資格を取得することによって金銭的なリターンはありますか?
僕の観測の範囲内では民間の資格を取ったとしても給料に反映しないことが多いんですよね。
その時点でその資格自体には金銭的な価値がないと言うことが分かります。
なので「取らなくていい」というのが民間の資格について思うことです。
金銭的な価値がないと言うことは取る意味がないと言うことですからね。
言わば資格は「プロ認定」ですけどその肩書きに給料が払われないという事は価値がないという事です。
あくまで資格ビジネスの餌にされているという感覚を持って置くことが大事になります。

②民間の資格は自己満足感と肩書きを与えるだけに存在している(資格ビジネス)
上記のように「民間の資格に金銭的な価値がないから取る意味ない」というとだいたいよく反論が来ます。
- 頑張って取ったのにそんなことを言わないでください
- ある人とない人では違います
- お金じゃない
努力して勉強したから資格を取得できたと言うのは事実ですけどその頑張りが市場では評価されないんですよね。
ここでいう評価とは金銭的な利益があるか?ということです。
民間の資格というのは国が認めたものではなくて単に資格ビジネスの一環に過ぎないんですよね。
お金を払って肩書きを与えてもらうだけで市場価値を上げてくれるものではないんですよね。現に価値があると思われているなら給料は上げてくれますからね。
資格をとっても給料が上がらない介護士の仕事にとって資格は価値がないと考えてもいいと思います。

③資格の有無と年収は比例しない
初任者研修に関しては取らないとまともに働けないので取得しましたけど、後は今の所介護福祉士しか取る気は無いですね。
最近「スマート介護士」みたいな新しい資格が出て来て介護士の専門性の向上を煽り立てています。
その謳い文句を鵜呑みにしてどんどん資格に手を染めるのはいかがなものだと考えています。
その資格を活かして自分でビジネスを立ち上げるのならいいのですけど、単に労働者として働き続けると決めている人が民間の資格を取得する意味はないと思います。
後単純に世の中のお金持ちをみるとほとんど資格なんて持っていないんですよね。
僕自身は初任者研修と喀痰吸引しか持っていないですけど、介護福祉士やケアマネや社会福祉士の資格を持っている方よりも収入は多いと思っています。
実際に今現在の僕の収入は賃金が比較的低い島根で月50万円以上はありますけど、これ介護関係で稼いでいる人はほぼいないのではないか?と思っています。
最近は副業が跳ねて100万円を突破したのですけど、これ自分でビジネスしないと普通に無理だと思います。
そして実際に無能だと思っている介護士が裏で100万円稼ぐ時代が副業解禁とともに進んでくることが予想されます。

稼げる人は資格に固執せずにビジネスを起こすので資格に固執するのは逆に稼げなくなるのではないか?と思っています。
資格を取って満足する介護士の将来は明るくない

僕自身は半分フリーランスみたいに働いているところもあって最近は個人の時代を感じています。
どうやったって介護士の仕事では稼げる額が限界がありますし、今はネットがあって簡単にビジネスを起こしやすいのが大きいです。
このような選択ができる社会において資格というのが没個性というか陳腐化しやすいんですよね。というのも
・資格を取得した時点で知識が平均化している
・オリジナリティーがないから稼ぎにくい
・資金源の少ない介護施設で働く事前提の資格であるから。
という背景があります。以下より解説していきます。
取った時点で持っている知識が平均化している
みんなで同じ講座を受けて、同じ試験を受けて同じような実践をして取得できるのが資格な訳ですので資格をとった時点で差別化できないんですよね。
もちろん介護施設で働く分にはいいのですけど、稼ぎたいとなった時に資格を取るという時に周りの人と同じようなことをしても失敗するのは目に見えています。
平均化している人間を作ってしまう段階で今の速度のある時代において致命的なような気もします。
結局与えられた教材を教えてもらっているだけです。
それで稼げるはずもありません。
そういう平均化した人材は副業をしても稼ぎ辛いですね。
自分で価値を生み出していくのが副業をする上で大事なので、「教えてもらう」みたいな受動的な感じだと普通にきついです。

オリジナリティーがないから稼ぎにくい
「個の時代」において資格はないと仕事ができないものを除いて取るのは時間の無駄だと僕は思っています。
その資格の取得のために得た知識で独立するのはまだありです。
独立するなら資格ではなくて自分で本を読んだりネットで調べたり起業系のサロンに入った方がいいような気もします。
今は資格講座よりも優秀な生きたコンテンツや情報がネットや本に溢れています。
独立するときは基本的に経営の仕事になるので専門的な部分よりもお金の稼ぎ方や税金のこと経費のことを学んだ方がいいとは思います。
どっちにしても資格を取って終わったとしても同じような人がたくさんいるだけで差別化できずに稼げないというのはあります。
現に今たくさんある介護士の資格のほとんどが取得したところで給料に影響ないし、転職したとしても月収50万円とかならないですよね。
それならその資格を取っている時間で自分でビジネスを立ち上げて副業という形で稼いだ方が効率いいし稼げる額も上がっていいのではないか?と思います。
後単純に介護士で副業でビジネスをしている人が皆無なので狙いどころでもあると思うんですよね。

資金の少ない介護施設に雇われる前提での資格だから
そもそもなんですけど資金源が少なくてただでさえ給料を多く払えない介護施設に資格をちったから上乗せみたいなことができると思っていますか?
僕はそれはないと思っていて資格を取ったら給料を上げずにその専門性だけを奪って逃げていくのが明らかです。
しっかりその資格を金銭的に評価してくれる施設ならいいのですけど、ほとんどそうじゃないですよね?
評価してくれない資格なんて必要ないと個人的に思っています。
元から資金が少ない介護施設にスキルと知識だけを提供して対価を払わなくていいならそりゃ国も施設のどんどん催促しますよね。
はっきり言ってそれはバカバカしいですね。
そもそもただでさえ労働者は資産を増やしにくい傾向があるのに給料が低い介護士で同じように働き続けるという発想があまり良くないように思います。
資格にしてもそうで利益にならない資格は取るべきではないです。はっきり言って自己満足の為にお金払うほど余裕はないでしょ?
もう少し損得を考えてもいいような気がします。

介護士は資格に固執せずにいかに自分で稼げる能力や嗅覚を身につけるべき

資格に固執せずに自分で稼ぐ力を身につけることが大事です。
よく資格を持っているか持っていないかで優秀さを判断する人もいます。
しかし優秀だろうと給料が低く抑えられている中介護士という雇われの仕事で優秀である意味はあまりないのではないか?と思っています。
今はスキルを掛け合わせて本業を生かした副業や個人事業をする流れが加速してきているのでその流れに介護士も乗るべきだと思います。
個人的には頑張ったら金銭的に報われる仕事に力を入れて生活の基礎は労働で稼ぐという働き方が安定を求めつつ収益をあげることができます。
まずは自分で稼ぐ力を身につけるのが大事だと思っています。
そのためにはいかに差別化することが大事で、能力の平均化である資格には価値がないと言ってもいいと思います。

ちなみに僕の場合はどうなのか?

僕の場合はこんな偉そうなブログを書いていますけど、介護福祉士すら持っていません。
とは言っても介護福祉士に関しては近いうちに取りに行きたいと思っています。国家資格ですからね。
逆に介護福祉士以外の資格を取る意味はないと思っています。
なんども書いていますけど、お金にならない資格は価値がないと判断されているからです。
僕自身のポジションとしては
- 派遣夜勤専属の介護士だった
- 毎日記事を更新するブロガー
- 副業で月100万円稼いだことがある介護士
- 他の介護士よりも働いている日数が少ない介護士だった
- 現状の介護士の働き方を強く批判している
みたいな感じです。
逆にこのようなポジションどりをしている介護士はなかなかいないですよね。
結局資格みたいに「みんな一緒に取ろうね」みたいな世界においては差別化が難しいのが実際のところです。
今はネットがあるので自分のポジションを明確にして自分の発信力を高めていくことが大事だと思っています。
そうすればある程度マネタイズもしやすいです。
資格に僕がこだわらないのは差別化できずに稼げないということが大きいですね。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・民間の資格には価値がない
・自己満足感を得る為に存在しているのが民間の資格
・資格は没個性につながりやすい
・資格よりも稼げる力を身につけるべき
資格を揶揄するような記事になりましたけど実際に資格に固執しても収入は上がらないんですよね。
結局自分が優秀だと思い込みたい人たちを肯定するものでしかないんですよね。民間の資格はそんなものだと思います。
しかし介護福祉士や初任者研修みたいな絶対に必要な資格に関してはとるべきですね。ないと仕事になりませんから。
でもこれらの資格を取るためにはお金がかかってくるのがネックですね。そういうときは資格取得支援のある施設やエージェントを使うのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。