どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
介護職が左翼側になるのは分かるんだよな
・介護士の給料が低いのは国がそのようになるように設定しているから
・国が介護施設に対して儲けずらいシステムを作ってる
・悪質な労働環境の是正ができない
そりゃ左翼にもなるよな
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) May 10, 2019
介護職が左翼側になるのは分かるんだよな
・介護士の給料が低いのは国がそのようになるように設定しているから
・国が介護施設に対して儲けずらいシステムを作ってる
・悪質な労働環境の是正ができない
そりゃ左翼にもなるよな
今回は上記のツイートから介護職が左翼側になりやすい理由について解説していきます。
ちなみに僕は右翼か左翼かというよりかはリバタリアンという個人の自由と経済的な自由を望むちょっと違った立場です。
この記事の目次
介護士が反社会的な思考を持ってしまう理由
介護士が反社会的な思想を持ってしまう理由としては以下の3つのことが挙げられます。
・国の決めたシステムの影響が大きいから
・悪質な労働環境が是正されていない
・国次第で介護士の問題を解決できるのにしない点について
上記の理由が大きのではないか?と思っております。
介護士の問題は言ってしまえば国の問題であって、なかなか個人がどうにかできる性質ではないことを多くの介護士が理解しています。
なのでその分国に対する怒りを感じる人が多いのだと思います。
介護士が不遇なのは国の決めたシステムによる影響が大きいから
介護士の給料が低い原因として介護施設がなかなか儲けられないように介護保険によって制限をかけているということが大きいですね。
介護保険の目的としてはなるべく多くの人に介護サービスを利用してほしいという思いからできてそれはいいのですけど、その低い利用額を補う補助金の少なさが問題になります。
中には高級志向の有料老人ホームに関しては高いサービスと設備を前面に出して大きな入居金や利用料を払っていただいてその分介護士に還元するみたいなこともあります。
なので介護士の給料一つとっても地域や施設の形態によって全然違うのですけど、国の依存が強くて高い利用料が取れない施設ほど介護士の人件費が抑えられてしまいます。
介護サービスは国が主導して行なっていることなのに公営ではなくて民間での運営になっていることも大きな問題な気もします。
結局人件費の削減として民間に委託しているのですけど、元から国は介護事業に関してそこまでお金を使いたくないのだと思う人がいても仕方ないですよね。
悪質な労働環境が是正されない点に関して
これに関しては介護の仕事じゃなくてもそうなのですけど、福祉の仕事は非常に労働環境が悪いことで定評があります。
- サービス残業
- 休日出勤
- 持ち帰りの仕事
- 長時間労働
僕の周りの介護士でもこのようなやりがいの搾取が普通に行われています。
これも国の介護士への不遇によって施設側に多くのお金を落とさずに多くの人材の採用ができなかったり、経営者が利益を残すために人件費を抑えるような行為に出ています。
日本は世界でも有数の労働環境が悪い国で個人の能力値は高いのに国としての生産性が低い(言ってしまえば経営者のレベルが低い)国ということがデータとして出ています。
悪質な労働環境にさらされた介護士からしたら「こんな自分が苦労していないのは国がやるべきことをしていないから」と思ってしまってもおかしくないですよね。
国のさじ加減で解決できる問題であると思われているので、国の体たらくだと感じてしまう
僕自身も介護業界に5年いるのですけど、まだ介護は発展途上の業界だと思っています。
発展途上だと伸び代があるという意味もありますけど、介護保険施行からもう20年近く経とうとしています。
しかし介護現場の労働環境や低賃金という問題は解決していないですし、介護サービスを提供する本来の目的である社会不安の除去がそこまで進んでいないように感じます。
ここのところに関しては新元号「令和」の発表された時に書いた記事にまとめてありますので良かったら読んでみてください。
逆に20年近く介護業界の大きな問題を野放しにして低い賃金で働いているのを認めていた国にこれから期待できるのか?不安になる方も多いと思います。
実際に介護の場合は国との結びつきが非常に強い仕事です。
だからこそ介護士への不遇に関して国への不信感が出てくるのはいたって普通なのではないか?と思っています。
介護士が反社会的な思想を持つのは当然だと思う
なんか「左翼」とか「反社会的」とかいうといい印象はないかもしれないですけど、介護士の場合は当然な考えな気もします。
本来は国営でするべき事業なのに経費削減のために民営化して民間に投げて、悪質な労働環境が生まれて補助金も大した渡さない。
そして介護施設が儲けることをしづらいようなシステムを作って低い賃金できつい業務をさせることを推し進めてきたわけですからね。
それで「文句言うな!」というのは無理があるのではないか?と僕は思っています。
今のような状況のままだとこれから介護士になろうと思う人は少なくなりますし、僕自身も胸を張って「介護士はいいぞ」とはなかなか言えません。
僕自身がこのブログで派遣と副業を掛け合わせて収入を上げるべきと主張しているのは介護施設と国のことをあまり信用していないからです。
国や自分の勤めている施設に期待したところで安い賃金はなかなか変わらないです。
はっきり言って僕みたいな働き方をする人がたくさんいたら介護業界は破綻すると思います。
やっぱりどの介護士でも自分の生活が一番大切です。その生活を国によって脅かされているわけだから反社会的になるのは当然だと思っています・
いくら不満を持ったところであなたの生活は良くならない
とは言ってもいくら国が不甲斐なくて介護士の給料上がらなかったり、労働環境が良くならない事実は変わらないです。
結局生活変わらないと意味ないですし、国が悪いのは分かるけど文句を言っても何も変わらないです。
だからこそ変わるための努力は必要なのではないか?と思っています。
生活を良くするためには自分で考えて行動すること
僕の場合は介護士の仕事は好きでしたけど介護士の給料じゃ自分の好きなように人生を歩めない事実に絶望した経験があります。
頑張っても給料が低いって結構メンタルにくるんですよね。
でもよくよく考えたらいくら頑張っても給料は上がらないようにできていますし、収入を上げるためには自分で行動しないといけないと思いました。
実際に僕自身は上京して給料の高い夜勤専属で働きながら余った時間をブログのに費やしました。
おかげで今では毎月介護士の給料をこえるぐらいの収入を得ることができました。
僕もかつては思考停止て国のせいにして努力をしていなかった
とは言っても僕も「介護士の給料が低いのは国のせい。国のせいで僕は苦しい。」みたいなことを嘆いていた時期はありました。
言っていることは確かにそうではなるのですけど、そんなことを言ったところで何も良くならないんですよね。
結局給料を上げるためには転職かビジネスをする以外の選択肢はないわけで、僕の場合は両方してしかも住む環境もガラリと変えました。
環境を変えたら過去の自分に戻りたくない一心で生活費の節約、副業の時間の確保に関しては試行錯誤を重ねてきました。
それが今もその時のように文句言って何もしていなかったら手取り15万円以下のままでしたね。
転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・
・介護士が反社会的な思想を持ってしまいのは仕方ない
・しかし不満を持ったところで生活は向上しない
・生活を向上させるためには自分で考えて行動するべき
介護士が左翼化するにはしょうがないのですけど、左翼化して生産性のない文句を垂れ流すだけの存在になっても意味はないです。
文句を言うのなら今は文句をお金に変えることができる世の中です。
僕自身もブログを使って介護業界の違和感や文句やちょうどいい関わり方などを発信してお金をいただいております。
実際に僕自身は転職を機に自分の人生を見直して再構築することにしました。
そう言う意味では転職一つで人生変えることも可能だと言うことです。
労働環境や風習などは職場によって自分の人生は大きく左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。