どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し現在は介護派遣にて有料老人ホームで夜勤を月に8~10回する生活を送っています。
現在は島根に帰省して大手のマイナビ介護職で継続して夜勤専属として働いています。
収入は落ちてしまいましたが、副業の存在もあって全然生活を成り立たせる事ができています。
収入は落ちてしまいましたが、副業の存在もあって全然生活を成り立たせる事ができていま
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

今回は人手不足を理由に最低限度の事すらできない介護施設について書いていきたいです。
人手が足りないからって労働者が何もかも諦めて受け入れるのってどうなの?
有給使って業務回らなかったり、残業代すら払えないなら潰れた方がマシ
労働者の当たり前の権利を求めただけなのに変な目で見てくるなんてそいつら手遅れだから気にしなくていいよ
わざわざ合わせて苦しむ必要ないから
— たんたん@副業介護士ブロガー (@tantan4423) November 26, 2018
人手不足は施設側の言い分であって介護士に責任はない
よく人手不足を理由にして、残業代や有給を支給できない施設があるのですけど、人手不足なのは経営者側の責任です。
労働者は契約通りの時間働けばそれでいいですし、それを超える労働をした場合には残業代を申請するのが普通です。
その普通のことが通用しないのが介護業界の悪い部分ですね。
介護士が世間的に底辺職だと言われているのは給料の低さだけでなく、労働環境が底辺だということが多いです。
労働環境に関しては介護士ではなくてその上に立つ人が率先して業務改善を行ってより良いものにするという意識が欠如しているからだと思います。
財源が確保できないとか、人手が少なくて現場を回すことができない、業務に追われているとかありますが、そんなの関係ありません。
- 財源が確保できない→ビジネスが破綻している
- 人手が足りない→その施設にいたいと思えるメリットがない
- 業務に追われている→業務改善、人員補充を行え
これで済まされてしまう話なので言い訳なんてできないです。
これらをしっかりしていない介護施設は転職した方がいいかもしれないですね。
逆に経営がうまくいって介護職の離職率も低い施設があるのも事実です。
これらの施設の特徴は別の記事でまとめたので良かったら読んでみてください。

残業代・有給をすら支給できない施設は潰れた方がいい理由
残業代や有給を申請しない介護士もどうかと思いますけど、施設として「残業代、有給は無理!!」と言っているところは潰れた方がいいですね。
目の前の利用者様もいるからそんなことは難しいと思われるかもしれないけど、人手がいない施設で介護をすることはそこに住んでいる利用者からしたら不利益になります。
そういう施設が潰れてしまった方がもっといい施設に入所することもできますし、人手不足がいき過ぎた施設に入って不利益を被ることを考えたら事業撤廃した方がいいんですよね。
国から厚い支援を受けている特養とかはなかなかそうはいかないかもしれないけど、入居者の幸せを考えたら職員の離職が激しい施設に行っても得することはないですからね。
結局介護士がいないと事業を回す事すら不可能ですし、そのことは先日の鹿児島の事件によって証明されたのではないでしょうか?

僕の場合はどんな施設であろうと有給も残業代もしっかりもらいますし、拒否された時は労基署に申告して催促してもらうようにしています。
ほとんどの人はここまですれば、有給も残業代ももらうことができますし、勝手に正義感でこれらを申請していないだけな気がしています。
施設のために善意で有給や残業代を申請していない人がいましたけど、これらの行為は結果的に目の前の利用者に不利益を与えてしまうのでやめた方がいいです。
当然な事すらできない施設は潰れるべきだし、それを生き残らせているのは介護士側の落ち度だと思っています。
介護士は必要以上に施設のことは気にしなくていい
別に自分が有給や残業代を求めることによって利用者を困らせると思っている人がいますけどそれは勘違いです。
そんな目先のことではなくて自分が有給や残業代を求めることによって他の職員に対しても良い示しになりますし、納得して仕事をすることの方がケアの質も上がっていきます。
仕事に不満を感じている介護士のケアを誰が受けたいんですかね?
有給や残業代を受けられないということは絶対に今の仕事に対する不満を溜まってきますし、その状態で質の高いケアを利用者に与えることなんて不可能だと思いませんか?
はっきり言って介護士の悪い労働環境を作っているのはそこで働いている介護士が理不尽を受け入れているからです。

なので必要以上に施設の理不尽を受け入れる必要はないですし、末端である介護士がそこまで考える必要はないと思っています。
それよりももらえるものはしっかりもらって不満を持たずに働くことの方が何十倍も大事です。
それを多くの介護士が意識をすることによって自然にブラックな運営をしづらくなりますし、介護士が搾取されることも減ってきます。
搾取されることがプロ意識ではありません。

さいごに・・・
介護士は別に特別なことをしなくても自分に与えられている権利を使えばいいだけです。
そんな当たり前な事すらできないのが介護業界の現状かもしれないけど、その場合はしっかり主張するべきです。
介護士が権利を主張して回らなくなっても介護士の責任ではないです。悪いのは施設です。
まずは自分の権利を主張することかはじめてみてはいかがでしょうか?