介護にまつわる社会的問題

コロナウイルスで介護崩壊は目前?これから起こる最悪な事態を考察する

 

どうもたんたん(@tantan4423)です。

5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。

最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。

その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。

今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。

先日以下のようなツイートをしました。

 

【介護崩壊した最悪な事態】

・利用者の多くが命を落とす
・介護士も命を落とす
・リスクを恐れて介護士が退職
・終息後も復活できない
・在宅介護に追い込まれる
・経済的に厳しい家庭が増える
・結果介護虐待が増える

危機感を煽ることになるかもしれませんが、現実にならないことを祈っている

 

上記のツイートを掘り下げていきたいと思います。

コロナウイルスで介護崩壊が囁かれています。

今はギリギリ持ち堪えている状態(既に崩壊しているかもしれませんが)なので、これから大きな問題になってくるのではないか?と思っています。

この記事は相当な悲観論で不快になる人も多いと思いますので、ここでページを閉じていただいても構いません。

それでは解説をしていきます。

コロナウイルスでこれから介護崩壊する施設が増えていく

 

海外の事例をみても介護崩壊をしている施設が増えています。

新型コロナウイルスの被害が甚大な米ニュージャージー州の介護施設で13日、17人の遺体が見つかった。この日、警察に「小屋に遺体がある」との匿名の通報があったという。

遺体が見つかったのは、同州最大規模の介護施設の1つ、「アンドーヴァー・サブアキュート・アンド・リハビリテーション・センター」。

警察は小屋ではなく、収容人数4人の非常に小さな遺体安置所の中で、17人もの遺体を発見したという。

アンドーヴァー警察のエリック・ダニエルソン本部長は、「施設関係者はあまりに次々と亡くなる人数の多さ圧倒されていた」と米紙ニューヨーク・タイムズに述べた。

 

アメリカのニュースではあるのですけど、これは日本の施設も人事ではなくなってしまいます。

実際に今でもデイサービスの閉鎖は相次いでいますし、訪問介護でクラスターが発生しています。

ギリギリの状態と思われていますけど、もう既に崩壊している施設は数多く存在します。

今は緊急事態宣言が出ているのですけど、ここまで蔓延しているのでなかなか近いうちに終息することはないと思っています。

崩壊しなくても今の状態を続けたら崩壊してしまう「崩壊予備軍」に分類される施設も多いですし、その施設がどれぐらいの期間持ち堪えられるのか?

長期戦になればなるほど崩れていくのは目にも明らかです。

介護崩壊をした後の最悪なシナリオ

 

ここから書くことはあくまで「最悪の事態の予想」という個人的見解です。

そうなるとは限らないですけど、このまま感染が拡大したら起こる可能性は高いと思います。

特に免疫力が弱い高齢者の命を預かっているわけなので、多くの命が失われる可能性は大いにあります。

本来はそうなることは望まないのですけど、命の選択を迫られる施設は増えてくると思います。

本当嫌な世の中だと感じています。

多くの利用者が命を落とす

 

コロナウイルスで命のリスクが高いのは高齢者です。

免疫力が低くてただですら医療や介護がないと生きていくことが難しい中でコロナウイルスは大きな脅威になります。

そうなってくるとウイルスに感染してしまったら効果的な治療もできなくて命を落としてしまう人は多く出てしまいます。

そうならないように介護現場も最新の注意を払っているのですけど、感染するものは感染してしまいます。

介護職員が家から通っているということも大きな感染のリスクになるのも事実です。

しかし入居している利用者さんが命を落とすのは感染のルートが少ないのでリスクは少ないです。

それでも0でとは言い難いですし、一回出てしまったら集団感染する可能性が高くなってしまいます。

実際に海外でもロックダウンが施行されている地域の入居の施設でも集団感染が起こっています。

また中の介護士が全員家にいてくれるのか?というのも非常に怪しいところです。

危機感が薄い人が外出してウイルスをもらって感染に繋がることも考えられます。

介護崩壊したら多くの高齢者の命が無くなるのは安易に想像できます。

 

多くの介護士が命を落とす

 

命を落とす結果になってしまうのは利用者だけではなくて介護士も一緒です。

もし施設内で集団感染してしまったらその利用者さんのケアをしている介護士も濃厚接触者になってしまいます。

その結果命を落とす介護士も一定数出てくると思いますし、その介護士の家族にも感染する結果になってしまいます。

「若者の重症度は低い」という声がありますけど、0ではないので警戒しないといけません。

実際にイギリスでも20代のケアスタッフがコロナウイルスに感染して死亡した事案もありました。

ロンドンのディーンマッキー(28歳)は、1週間ほど前にウイルスの症状で病気になる前に、老人ホームで介護者として働いていた 彼は月曜日の夜に病院に運ばれましたが、火曜日の早い時間に亡くなりました。

 

このように若い人材でも重症化したり亡くなったりするケースがあります。

コロナウイルスの最前線で働くと言うことは命のリスクを背負っていることです。

介護崩壊は多くの利用者と介護士の命を奪っていくと思います。

 

介護関係者の自殺も増える

 

 

コロナウイルスの影響で多くなショッキングの現場を見ることも出てくると思います。

最初に書いたアメリカの施設が遺体安置上みたいになっていたのも初めてみた時は大きなショックを僕も受けました。

集団感染してしまうと介護施設は大きな混乱をしてしまいます。

業務量も通常よりも多くなってしまいますし、ウイルスを持ってきたであろう介護士は責められてしまうかもしれません。

感染を拡大させたことの責任感から命を絶ってしまう人も出てくるかもしれません。

責任感が強い人ほど心を病んでしまいます。

 

介護施設が遺体安置上になってしまう

 

アメリカの施設の話は日本でも起こり得ることです。

感染者数が爆発的に増えて介護士が職場に来れなくなってしまって病院に入れないみたいなことが起こってしまうと施設で息を引き取る利用者さんも増えていきます。

しかし亡くなった人の処置をできる人も少なくて人手不足に嘆いています。

コロナウイルス以外でも亡くなる人もいますし、すぐには運んでくれないかもしれません

そうなってくると起こってくるのが介護施設の遺体安置上化です。

本当にこれは最悪な事態で日本でここまでなるのか?というのは疑問にはなりますけど、全然あり得る話です。

コロナウイルスで高齢者の人権が奪われることも普通に起こってくると思います。

命の危険を感じて多くの介護士が退職する

 

 

僕も現在介護現場から離れていますけど、命の危険を感じて介護士を辞める人も増えてくるのではないか?と思っています。

コロナ終息後に介護士が増える話がありますけど、その時に既存の介護士がどれぐらい残っているのか?というのは疑問に感じます。

またそもそも介護士が入ってこれる施設の箱があるのか?とか事業をしている人がこれからも続けるのか?というのもあります。

今回の件で「リモートワークができる会社」の需要も高まっていくと思いますし、働き方も大きく変わってくると思います。

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介護士が騒動の中で減ってしまうと感染者が出なくても現場が崩壊して閉鎖に追い込まれる可能性もあります。

結果的に介護崩壊してしまいます。

在宅介護に追い込まれる家族が増える

 

介護施設の閉鎖が相次いで来たら、今在宅介護をしている人が施設に家族を入れることも難しくなってしまいます。

またここ最近事故や病気などで医療や介護を受ける必要になった人が出た時に受け入れ先がなくなってしまいます。

そうなってしまうと在宅で対応をすることになってしまいます。

介護施設や病院が本来持っている役割を果たすのも難しくなってしまいます。

またデイサービスやショートステイの閉鎖が相次いでるなかで、本来は介護施設にいるはずの時間に家族がケアをすることになってしまいます。

そうなると高齢者だけでなくてその家族が巻き込まれる形になってしまいます。

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経済的に厳しい家庭が増える

 

在宅介護をすることになって経済的に厳しい家庭も増えてくると思います。

在宅介護をすることによって介護離職する結果になって貯金を切り崩しての生活になってくるかもしれません。

今現在でも在宅介護をきっかけに経済的に困窮する人も増えています。

その流れがさらに加速するのではないか?と思っています。

介護施設は僕たち国民からしても大きなセーフティーネットなのです。

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介護虐待に繋がる

 

在宅介護を余儀なくされ慣れない介護をしていて経済的に追い込まれたら介護虐待という結果に生きついてしまいます。

実際に今はコロナウイルスの影響で虐待などの人権問題が起こっていることが問題になっています。

家という狭い空間に決まった人間関係とずっと過ごしていると人間関係にも日々が入ってくることがあります。

その上経済的に追い込まれていたり慣れないことをしているとストレスが蓄積されていきます。

結果的に両者が損をすることになってしまいます。

コロナウイルスにおける心のケアは重要な課題になってくると思います。

人間は弱い生き物ですから。

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介護崩壊は避けて通れないです

 

介護崩壊は避けられないと思っています。

今の緊急事態宣言を国民が全員守るとは考えられないですし、実際に今でも街に行けば多くの人がいます。

もちろん街にいる人の数は減っていますけど、不十分に感じます。

そこから介護施設に何かしらのルートで感染がして爆発するということもあります。

特に介護士という仕事は出勤をしないと成り立たない仕事柄出勤時に感染する可能性を0にするのは難しいと感じています。

 

強い使命感や責任感や技術や知識や給料は関係がない

 

 

介護士がいくら素晴らしい技術や知識や高い意志を持っていたとしてもコロナウイルスは忖度しません。

介護士の給料をあげたところで感染を止めることにはつながりません。

逆に給料をあげて多くの介護士が来るようになったらその分感染リスクは上がってしまいます。

気をつけている人でも感染してしまいます。

在宅ワークができる仕事でもないので、いかに周りの人たちが感染させないか?と言うことが大事になります。

しかし通勤で公共交通機関を使っている人とかは少なからず感染しているリスクはあります。

このことを踏まえるとなかなか感染予防をするのは難しいと思っています。

政府が介入して本当に必要ば仕事以外は休業か在宅ワークに切り替えないときついと思っています。

命の選択を迫られる介護施設は増えていく

 

 

現在はギリギリ持ち堪えている状態ではあるのですけど、近いうちに命の選択を迫られることになります。

実際に欧米の方を見ても「若者を救う」という動きになっています。

確かに若者を生き残らせることの方が将来的に考えたら良いというのは仕方ないと思っています。

税収的な意味でもそうですし経済的にも働いてくれる若い人材を生き残らせるのは合理的です。

でも本当はそんなことはしたくないだろうし、苦痛の選択になっています。

「この流れが日本にはこない」とはなかなか思えないんですよね。

そこまで日本の政策がいいとは思いませんし、実際に外に出歩いている人は結構多いですからね。

なのでこのままの状態だと命の選択をさせられるのではないか?とは思っています。

 

コロナウイルスの早期の終息だけが介護業界を救う

 

今回のコロナウイルスによって世界中が「ウイルスの脅威を意識して生活する」ということが求められます。

コロナウイルスが終息したとしても次のウイルスの脅威に晒される可能性もあります。

でもその前に医療福祉分野が崩壊してしまえば再生まで時間もかかると思います。

しかもこのコロナウイルスに関しては数ヶ月で終息するとはなかなか言えずに長期間の戦いになることが予想されます。

その長期間の戦いに介護業界が耐え切れるのか?と言われれば個人的には怪しいと思っています。

人手が離れる恐れもありますし、一人でも感染者が出たら施設として機能しなくなるわけです。

言ってしまえば消耗戦です。

僕らができることは終息のための行動をすることと、医療福祉関係者に感染させないことです。

僕自身も介護現場に今はいないので、自分にできることをしていきたいと思いますし出来るだけ医療福祉従事者に接触しないようにしたいです。

今回の記事は僕があくまで考える「介護崩壊の最悪なシナリオ」というただの一般人の予測でしかないので、あまり鵜呑みにしないで欲しいです。

でも介護崩壊は普通に現実に起こり得る話なので、考察しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。