どうもたんたん(@tantan4423)です。
現在はフリーランスのブロガーとして在宅で働いています。
不安定ではありますが、個人的には最高の仕事だと思っています。
さて先日以下のようなツイートをしました。
コロナウイルスの影響で休業をする介護施設がこれから出てくると思いますが、その時に「給料カット」を行う事業所は今すぐにでも辞めた方がいいと思います
失業保険の方が多くの額をもらえることもありますし、他の運営している施設に転職しよう
その場に居続けて低い給料をもらうより良い選択です
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 21, 2020
コロナウイルスの影響で休業をする介護施設がこれから出てくると思いますが、その時に「給料カット」を行う事業所は今すぐにでも辞めた方がいいと思います
失業保険の方が多くの額をもらえることもありますし、他の運営している施設に転職しよう
その場に居続けて低い給料をもらうより良い選択です
上記を深掘りします。
「コロナウイルスで休業している施設の給料カット」に対して介護職がどのように対応するべきか?を解説していきます。
この記事の目次
コロナウイルスで休業した施設で給料カットするところは早く離れた方がいい

理由としては以下の通りです。
・介護士の生活のことを考えていない
・介護士のことを考えるなら事業を畳んで会社都合で失業保険を受けさせる
・他にも退職する職員が出てくるので、再開後にキツくなる
順番に解説していきます。
※コロナウイルスで起こる最悪な事態について解説した記事がありますのでもし良かったら読んでみてください。

介護士の生活のことを考えていない
コロナウイルスで辛いのですけど、事業を継続しているなら職員の給料を払うのは当然の義務です。
アルバイトや派遣の場合は出勤した時間の給料を払えばいいのですけど、正社員でそれをしてしまうと実質的に失職したのと同じになります。
今まで通りの給料を払えない状態は既に破綻しています。
給料カットして職員の生活が厳しくなるのは見えている
元から少ないと評判のある介護職の給料をカットしたらまともに生活できなくなります。
生活保護より低い水準になってしまう可能性も高いです。
また事業が停止した施設の多くは通所型のデイサービスなどが多いです。
これらの施設は夜勤がない関係で他の介護職よりも収入が低い傾向があります。
ここら辺のことを考慮したら「クビにしてもらった方が得」という状況になってしまいます。

介護士のことを考えるなら事業を畳んで会社都合で失業保険を受けさせる
本当に「介護士や利用者を家族だと思っている」とか言っている施設はもう事業を畳んで欲しいです。
事業をたたむことがマイナスを生んでいる事業も中で働いている職員も救う結果になります。
事業をたたむ際の退職なら会社都合で早く多くの失業を保険を受けることができます。
事業を停止させて給料カットって相当たちが悪いのではないか?と思います。
一回事業を畳んで、終息後に事業を再開させればいい
個人的に経営が赤字になって回復する見込みがないケースなら事業をたたむべきです。
介護が社会的に求められていたとしても、事業ができないと無に等しいです。
いつくるか分からない終息のために従業員を抱えるのは大きなリスクでしかないです。
このままだと事業者も従業員も共倒れしてしまいます。
それなら事業を畳んだ方が明らかにマシです。
ビジネス的な視点でも中で働く人の視点でも稼働していない事業と職員を残す意味はないのではないか?と思いますね。
再雇用を約束に事業をたたむのは辞めた方がいい
失業保険を会社都合で出す際に事業を継続して再雇用を約束して退職させることがありますけど、辞めた方がいいです。
それは不正受給の要件を満たすことにもなります。
そして職場に職員を縛り付ける結果にもなってしまいます。
それならコロナ終息後にまた事業を立ち上げればいいだけです。
手続きは大変かもしれませんが、結果的には自分も職員も損をしづらいと思います。
中途半端が一番まずいです。
他にも退職する職員が出てくるので、再開後にキツくなる
そもそも働けるのに働けずに給料が下がる状況は退職者を多く生む状態になります。
そうなると再開後の運営は厳しいものになります。
事業所は多くの赤字を抱えていますし、職員も数が少なくて苦労すると思います。
入居者を集めることを考えれば一回畳んで事業を再開するのと労力はそこまで変わらないです。
変わるのは休業した期間に給料をカットされて貧しくなった職員と、赤字の事業です。
10万円の給付分を給料やボーナスからカットする職場も辞めた方がいい

先日広島県の知事が「県職員は給付された10万円は県の財源にする」という発言をしました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国からの現金10万円の一律給付について、広島県の湯崎知事は記者会見で、県の職員が受け取る分は基金に積み立ててもらうなどし、今後の感染防止対策など県の政策の財源に活用できないか検討していく意向を明らかにしました。
はっきり言ってしまうと「泥棒」です。
この泥棒を企業が給料カットという形で行うのではないか?という懸念もあります。
事業がきつい状況でその状況をなんとかしたい施設が個人のお金に手を出す形になります。
所属するだけでお金を奪われるというのはなかなかひどい話だと思っています。
給付金の10万円を給料カットという形で奪っていく事業所は出てきそうですね。
特に休業をしているデイサービスの職員は注意が必要
業界は違うけど今の段階で保育所でも給料4割カットしているし
事業が厳しくなって追い込まれた事業所は何をするか分からないです
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 22, 2020
実質的に個人の給付を奪う形になるから
個人的には1世帯の給付よりも職場が給料カットという形で合法的に給付金を奪うということの方が抗議するべきだと思います
事業者も大変なのでそのお金に手を出す確率が0ではないです
特に休業している事業所に働いている人は所属することを辞めることも選択肢に入れた方がいいと思います
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 22, 2020
給付金の情報が出てきた時にそれを利用して給料カットをする事業所は出てくると思います。
理由としては事業が苦しいからです。
確かに出勤していないので給料を払いたくないというのはありますけど、それなら先ほど書いたように事業を畳めばいいだけです。
給料カットをすることで実質個人に入る給付金を奪うような形になってしまいます。
職員の給料を握っている経営者が好き勝手できる無法地帯になっています。
このことに関する抗議はもっと上ってきてもいいと思います。
自分の生活を守ることを第一優先すべき
休業をしていて自宅にいる人で給料をカットされている人は即刻のその会社を辞めた方がいいです。
会社にも「なんとか会社都合で辞めさせてくれないか?」と相談した方がいいです。
休業状態の給料カットは生殺し状態です。
普通に休業をして利益が無い会社が今まで通り給料を払う余裕はないです。
なので離れて失業保険や転職で食いつなぐ道を選んだ方がいいです。
まずは自分の生活を守ることを第一に考えるべきです。
それは事業者も同じだと思います。

介護士の採用を控えている施設もあるのでエージェントに相談した方がいいです
休業している施設で働いている介護士は会社都合で失業保険をもらうか、転職するべきです。
働かなくてもお金がもらえる状況ではありますけど、失業保険と給付金をもらえずに給料カットは流石にきついと思います。
元から給料が低い仕事なのにそこからさらに減ってしまうのは大きな支障が出ます。
転職に関しては介護士の受け入れをしていない施設もあるので、エージェントに相談して案件を探してもらうのがいいと思います。
介護職の転職に関して参考になる記事の紹介
ここでは僕が今まで書いてきた介護士の転職に関する記事をまとめて紹介します。
【介護士の転職のロードマップ】
介護士の転職のノウハウを細かくまとめています。
この記事を読めば介護士の転職の知識は得られます。
【介護士の転職理由と面接テクニック】
ここでは介護士の転職理由と面接で意識したいことを解説しています。

【介護士のエージェントの活用方法】
エージェントをあまり使ったことない人が多いので良い使い方について解説しています。

【介護派遣の情報まとめ】
介護派遣に関しての情報がまとめられています。
今の状況だと正社員よりも派遣の方がいいのではないか?と思っています。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

まとめ・・・
というわけで今回は以上とします。
世の中が混乱しているからこそ、自分に不利益を与えてくる存在に注意するべきです。
今回の騒動で自分がどの場所に身を置くのか?ということはしっかり考えるべきだと思います。
どの場所に自分の命を預けるのか?ということをコロナウイルスが考えさせてくれました。
結論としては休業したタイミングで施設の動きを観察しましょう。
給料が減ることがあったら身を置く環境を変えた方がいいですね。
という一種の注意喚起をして終わりたいと思います。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。