どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在26歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
なんでも言われた通りに頑張る「キラキラ介護士」は経営者からするとめっちゃ都合のいい存在
安い給料でも頑張って働いて利益を出してくれるから
そりゃ経営側は「やりがい」や「ありがとう」を強調します
それに乗せられて割りに合わない労働をする事が搾取されないために大事
— たんたん(Fukai Ryuji) (@tantan4423) June 23, 2020
なんでも言われた通りに頑張る「キラキラ介護士」は経営者からするとめっちゃ都合のいい存在
安い給料でも頑張って働いて利益を出してくれるから
そりゃ経営側は「やりがい」や「ありがとう」を強調します
それに乗せられて割りに合わない労働をする事が搾取されないために大事
上記のことについて解説していきます。
実際には介護施設にいる介護士の半数以上はキラキラ系だと思っています。
そしてその介護士たちはそのやる気や高い意識を介護施設に利用されて搾取されているのではないか?と考えています。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
イメージアップで喜ぶのは搾取する側
介護士のイメージアップとか言って「意識高くプロ意識を持って」という改善案があるのだけど、そういうところが介護士のイメージを下げているんだぞ。
それって単に『給料は安いけど意識高くてたくさん働いてくれる都合のいいコマ』という評価だから。
頑張りの方向性が違う。
— たんたん(Fukai Ryuji) (@tantan4423) January 19, 2019
よく介護士界隈で給料の低い問題になると「介護士のイメージをあげようそうすれば給料も上がる」という主張が出てきます。
「職業のイメージ」と給料は比例しない
確かに介護士の仕事ぶりが認められていないから給料が低いです。
ここで勘違いして欲しくない事としてイメージの悪い仕事で高い収入を得ている人もいます。
- 定期的に不祥事がある国会議員
- 大災害を引き起こした東京電力
- 過労で自殺に追い込んだ電通
そう考えるとイメージと収入は比例しないということは言えます。
そもそも介護士の給料が低いのはイメージが悪いからではなくて、国がお金を介護士に払いたくないからです。

客も経営者も安いに越した事はない
そしてもし仮に介護士のイメージが良くなっても意味はないです。
給料を上げなければ『質の高い介護士を安いお金で使い倒せる』と喜ぶだけです。
そうなってくると逆に「安いお金じゃ動かない介護士」というマイナスなイメージを付けたほうが危機を感じて給料をあげるのではないでしょうか?
自分の能力を高めて収入を上げようとすると、使い勝手のいい介護士にしかならない可能性の方が高いです。
自分が国や介護施設を運営した時を考えても、安い人件費で利益を最大化したいと考えた時に、お金は払わずに良い人材を欲しいと思いますよね?
単に人を使う側を喜ばすことでしかないんですよね。

ほとんどの介護士は搾取されている事実について

そもそもほとんどの介護士は現在少ない給料で必要以上に働かされている現状があります。
介護士のサービス残業の話は多い
他の業種と比べてもサービス残業をしているという声も多いです。
逆にその残業を正当化する声が介護士の中で出ているぐらいです。
介護士は結果が数字として出ない分、頑張りが対価として払われないシステムなので、搾取されるケースが多くなっています。

キラキラ系は都合のいいように扱われる
そうなってくると意識の高いキラキラ系介護士は無意識のうちに消耗してどこかで精神的に参ってしまって鬱になってしまうケースがあります。
介護士に鬱になったりする人って本当に真面目で真剣に介護に取り組んでいる人がほとんどです。
なぜ意識の高い人が鬱になってしまうかというと理想と現実のギャップを感じてしまうからなんですよね。
- イメージアップのために頑張る
- しかし頑張った分の対価がない
- 対価が低い=自分の価値がない
- プラス人間関係や過酷な労働環境で心身ともに疲労
- 鬱になる
- 退職
結構このサイクルで真面目な介護士さんが再起不能になってしまう事が多いです。
このようにして意識の高い介護士はボロ雑巾のように使い捨てられます。

介護業界に対する期待は捨てた方がいい

逆に長く働き続けられる人ほど仕事に対してやりがいや目標みたいなのを掲げずにお金をストイックに稼ぐために働いている人が多いです。
あまり国や施設に期待しない方がいい
実際に僕も介護業界のイメージアップとかそういうのはどうでもいいと思っている人間です。
別に介護施設や業界や国に対して対して期待もしていないです。
なので余計なことを考えずにお金のための労働をしています。
そうすれば理想と現実のギャップに苦しむこともありません。
期待をするから苦しいのです。
「介護業界はそういうもの」と割り切って働く必要があります。
あと「介護士のイメージアップ」とか言いますけど、それは介護士よりも経営側や国が頑張るべきことではないか?と思っています。

現実と理想のギャップを感じた人が離職しやすい
実際に僕自身複数箇所の介護施設を行っていますけど、介護士を辞めたいなんて一度も思った事がありません。
僕の場合は極端かもしれないですけど、変に期待して病んで仕事をやめるより、意識低くても働き続けた方が世の中のためなんですよね。
長期的に働き続けられることを考えて少しゆるく働くのがいいのではないか?と思っています。
あくまで労働の選択は労働者の自由です。
別に無理して働く必要もないと思いますし、介護士をしたから怪我をして他の仕事ができなくなるのは本末転倒です。
あくまでお金のために仕事をした方がいいと思います。

介護士の頑張りの方向性が違うのが問題
介護士のイメージアップの為に奔走しているキラキラ系介護士です。
しかし、もう少し頑張りの方向性を変えたほうがいいのでは?と思います。
先ほど書いたようにイメージアップしても必ず収入が上がるわけでもないです。
逆に使い勝手のいい駒のように使われる未来が待っています。
それなら介護士の給料が低いことによってどのような問題が起きるのか?ということを伝えられる為に意識低く働いた方がいいんじゃないか?と思います。

必要な仕事だからこそ、頑張って働かなくてもいい
介護の仕事は必要な仕事です。
その必要な仕事の給料が低いことが大きな問題になります。
大きな問題が起きたら国も「これ以上問題が起きなように給料を上げて質を上げてもらわないと」という方向になります。
正社員で働いているとなかなか分からないことです。
しかし、派遣で働いていると人手不足が深刻な施設は正社員よりも良い待遇を用意してくれることは多いです。
施設も国も本当に困ったらお金をたくさん払ってでも介護士を確保しようとします。

がむしゃらに頑張る介護士が増えると給料が上がりづらい
「それなら給料上げろよ」と思うかもしれないですけど、正社員とかは今の給料で働き続けているのでそりゃそのままです。
介護施設を運営する側からして一番避けたいリスクは人数不足で事業自体が運営できないという事態です。
それを避ける為にも少しでもいい条件を出して新しい人材を確保しようとします。
そう考えれば介護士が頑張ることはイメージアップというよりも給料払いの悪い施設からは即離脱して人手不足に困る施設で働く事かもしれません。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

現役介護士がオススメする絶対に登録しておきたい3つの介護転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・
仕事に対してやりがいを求めるのは素晴らしいことではあるのですけど、頑張れば給料が上がるという考えは安易すぎるのではないか?と考えています。
介護施設の形状今現在稼げていなければ国が処遇改善を行わない限り給料は増えないです。
それはイメージアップより危機感を持たせる方が効果的ですし労力も少ないです。
イメージアップに奔走して結局いいように使われて消耗するのは本末転倒だと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。