どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
早く手書きの介護記録を施設から撲滅して欲しい。マジで意味ないし時間の無駄だし、できない人に合わせる意味がなさすぎる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 13, 2019
早く手書きの介護記録を施設から撲滅して欲しい。マジで意味ないし時間の無駄だし、できない人に合わせる意味がなさすぎる
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
いまだに手書きの記録が残っている介護職業界ですけど、流石に時代遅れではないでしょうか?
・介護記録がいまだに手書きの理由
・介護施設がデジタル移行するためにどうするべきか?
・デジタル移行が遅いと若い優秀な人材を手放す
それでは以下より解説していきます。
この記事の目次
介護記録がいまだに手書きの理由

介護現場では今でも手書きの記録が主になっています。
多くの職種では電子化が進んできている中、介護業界はいつまで経っても先に進まないです。
なぜそんなに介護記録が手書きのままなのか?原因は以下のようになっています。
・年配の人が多いので電子機器の扱いが出来ないから
・閉鎖的な空間なので新しいことへの抵抗が強い
・導入コストを嫌っている節がある
以下より上記の事について解説していきます。
年配の人が多いので電子機器の扱いが出来ないから
介護施設によって違う部分はあるのですけど年配の職員が一定数いる施設においてその年配の人が力を持っているケースがあります。
そういう人が管理職などで人の上に立っていると自分ができない事をわざわざ現場に取り入れようと思う人は少ないです。
実際にパソコンの扱いすらもまともにできなかったりする年配の職員は多いです。
そのできない方に合わせる形になっているのでなかなか効率化が進まないんですよね。
手書きの方が時間がかかりますし、記録の保管に時間がかかってしまいます。
それに加えて新しいことへの抵抗が強い事が多いですね。
「出来なかったらどうするんだ?」と出来ないことばかり考えてメリットを考えられない人が多いですね。
そういう意味でもデジタル世代の人はできるだけ平均年齢が若い施設に行った方がいいと思います。

閉鎖的な空間なので新しいことへの抵抗が強い
これは介護業界だけではないですけど閉鎖的な職場は世の中の流れから遅れてしまいます。
日本が鎖国している間に他の諸外国が先に進んでいたのと同じように閉じた空間では前に進めません。
介護施設の中には完全に中で閉じて井の中の蛙状態になっている事が非常に多いです。
そういう施設に新しい考えを持ってきても
・空気を読めよ
・そんなの出来ないよ
・今までのままでいいよ
みたいな感じで跳ね返されてしまいます。
ただ単に環境に適応する能力が低いだけなんですけど、介護業界は結構その節がありますね。
なのでなかなか効率化が進まずに自らの首を絞めている施設が多いですね。
導入コストを嫌っている節がある
介護業界は本当にお金の部分で苦労しています。
・人手不足なのに人員を増やさせない
・給料がなかなか上がらない
・利用者からがっつり取れない
・補助金が少ない
これらの状況で少ないお金をため込もうとするのでなかなか施設投資にお金を使う事が難しいです。
なので導入したくてもこれからの経営のことを考えてしまってなかなか手を出せない事があります。
しかし設備投資をする事で効率が上がって介護職の負担が減ります。
その結果離職率が減るのですけど、なかなかそこまでは考えられる余裕はないかもしれないですね。
介護施設がデジタル移行するためにどうするべきか?

介護施設がデジタル移行を進めるためには先ほど述べたような
- 年配の人の抵抗
- 閉鎖的な空間
- お金の問題
がありますけど、その中でどのようにしていけば電子化が進んでいくのでしょうか?
考えられる対策法は以下の通りです。
・国から電子機器を支給するようにする
・指導の体制をしっかり作れるようにする
・電子に対応出来ない層を切り捨てる
上記の事について以下に解説していきます。
国から電子機器を支給するようにする
これはもう国から支給した方がいいですね。
お金を増やしたところでそのお金を施設側が溜め込んだり新たな採用コストにして設備投資に使わない可能性もあります。
なので電子機器(iPadなど)を現物支給することによって使わざるを得ない状況を作るのがいいと思います。
さすがに現物支給されたのに使わないなんて勿体無いことをしないですし、国の方針なら従う他ないです。
どっちにしても業務の効率化は進めるべきです。
今の職場でも記録はiPadでしているのですけど本当に快適ですぐ打ち終わります。
僕は夜勤をしているので
・巡回の記録
・排泄の記録
・食事の記録
を打ち込む事が多いのですけど、その時に非常に楽ですね。
いつもスマホを使っているのでフリック入力はお手のものです。
話が逸れましたが、現物支給にする事でお金に困っている施設にも導入させるのがいいですね。
指導の体制をしっかり作れるようにする
電子機器を導入してもうまく使えない人は絶対に一人はいます。
「手書きをした方が時間が早い」みたいな人もいるのでそういう人に関してはしっかり指導できるようにした方がいいです。
・定期的に研修を開く
・若い人が教える
・マニュアルを作成する
どうせこれから若い人材(スマホが使える人材)が過半数になるわけなので先を考えて変化させた方がいいですね。
あと最初はできない人もある程度したら出来るようになりますので、慣れるまでの我慢ですね。
電子化が進んでいる介護施設では年配の人でもしっかりタブレットを使っています。
時代の変化に対して介護職も変化すべきであって、その流れを止めるのはどうかと思います。
出来ない層を切り捨てる
残酷かもしれないですけど自分ができないからといって抵抗して非効率なことをさせ続ける人はもう切っていいと思います。
はっきり言って今の時代にパソコンやタブレットの簡単な作業ができない人は仕事をするのは難しいのではないでしょうか?
それは技術職である介護職でもそうです。
医療現場でも電子カルテが出ているぐらいです。
医療福祉の同じジャンルである介護職ではまだ手書きって完全に遅れていると自覚した方がいいです。
タブレット端末が発達してから結構な年数がたったので今の時点で適応できていない人は切り捨てていいと思います。
それなら無理やり移行して慣れさせるまでさせる方がいいです。
電子機器を使えない人がどんどん少数派になっていく中でその少数に忖度する必要はないですね。
デジタル移行が遅いと若い優秀な人材を手放す
なぜこんなにデジタル化に関して「無理やりでも進めるべき」と主張するのはこれから入ってくる人材の存在があります。
若い人材が必要な介護業界において電子化が進んでいないというだけではっきり言ってマイナスの要素が多いです。
あと普通に電子機器を使える若者の方が使えない人よりも優秀なんですよね。
その優秀な人材をデジタル化が進んでいないと敬遠されてしまう可能性もあります。
僕自身もできればデジタル化が進んでいる施設の方が働きたいですし、手書きという文化自体早く無くなって欲しいですね。
これから5Gも来るわけなので、今のタイミングでしっかり電子化進めておかないと本当に世の中に取り残された業種になってしまいますね。
電子化が進んだ施設で働くためには?
僕自身派遣として働いているのですけど、今の施設はiPadで記録をしています。
こういう施設で働きたい場合は事前のリサーチは大事です。
僕の場合は派遣なので電子での記録であることを条件を出して担当の人に探してもらう事も可能です。
はっきり言ってこれから介護職で働く人ほどしっかり設備投資にお金を使う施設で働いた方がいいです。
ここら辺をケチる施設は本気で経営しているわけじゃないし、設備投資の重要性を理解していません。
変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
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⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
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解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・介護記録がいまだに手書きの理由として遅れた介護現場の体質である
・介護施設がデジタル移行するために国が総力をあげるか、反体勢力を切り捨てる。それぐらいの価値はある
・デジタル移行が遅いと若い優秀な人材を手放すので、出来るだけ早くした方がいい。あともう少ししたら5Gも来るので
電子化に関してまだ疑問の声もありますけど、はっきり言って今でも遅すぎるぐらいですね。
先ほど書いたようにこれから5Gも来て大きな変化が近いうちに来るのに、まだ昭和って意味不明すぎますね。
結局できない人が多くてそのできない人に合わせているのでなかなか進まないんですよね。
そんな業界にこれから人が集まって来るのか?と言われたら疑問ですね。
やっぱり時代の変化に追いついている業界の方が若い人材から人気ですよね。
実際に今働いている若い介護士も早いうちに電子化が進んだ施設に移動した方がいいです。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。