どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のツイートをしました。
介護士の管理職って介護職とは全く違うジャンルで高いマネジメント能力が必要なわけで、介護職から昇格させるよりも他の会社とかから引き抜くとかマネジメントを学ばせに行くみたいな事しないいつまで経っても何でも屋の管理職しかいなくなる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) October 8, 2021
介護士の管理職って介護職とは全く違うジャンルで高いマネジメント能力が必要なわけで、介護職から昇格させるよりも他の会社とかから引き抜くとかマネジメントを学ばせに行くみたいな事しないいつまで経っても何でも屋の管理職しかいなくなる
今回は管理職のマネジメントについてどのように向上させていけばいいのか?ということについて考察していきます。
僕自身は管理職では無いのですけど、大企業や海外の企業がどのようにして管理者育成をしているというケースを参考にして書いていきます。
この記事の目次
大前提として介護職の管理者は「マネジメントのプロ」ではない
介護業界も海外の企業みたいにスペシャリストを集めた形式にした方がいいと思います。
介護の仕事はチームでするので役割分担はしっかりしたほうがいい
というのも介護職は繊細な技術を必要する仕事の性質があるので、しっかり役割を分担して自分の力を最大限に活かす方向がいいと思います。
なので個人的には介護士の業務として
- 掃除
- 洗濯
- シーツ
などの業務が外注するか機械化をした方がいいと考えています。
記録に関しても電子化して時間を減らした方がいいと思います。

一人の介護職が多くの業務を抱える事は結果としてケアの質を下げる
このように考えるのはその人の力を最大限発揮する環境があった方がケアの質も上がるからです。
一人の介護士がいろんな業務を抱えるのは一つ一つのクオリティーが下がる原因になります。
これと同じように介護職の管理者がマネジメント以外の業務に時間を取られるのはどうなのか?と思っています。
シフト表の作成とか完全の無駄です。
自動化ソフトがあるので使ってください。

現場意識が高すぎる介護職の弊害
介護業界が思うように回っていないのは上手いように回せるマネジメントのプロである管理者が少ないからです。
現場に入る管理者がいますけど、実態を把握する意味ではいいけど実際に時間を使ってケアをしたりするとその人の求められている業務ができなくなります。
特に管理者には
- 業務改善
- 教育環境を作る
- 仕事の振り方
という大事な仕事があります。
でもこれらができずに回っていない施設が多いのです。それは管理者が本来の仕事をできていないからです。
そして管理者に対して現場の意識が強すぎてマネジメントの考えが薄いのも原因だと思っています。
管理職のマネジメント能力を上げるための方法

介護職の管理者のマネジメント能力を上げるためには以下のような方法があります。
・管理者候補に対して一定期間の研修を行う
・大きい媒体が行う「マネジメント研修」に積極的に参加させる
・会社負担で学校や講習に通わせる
上記の3つの方法に関して以下に解説していきます。
管理職候補に対して施設内で一定期間の研修を行う
この研修というのは施設や法人内での研修のことです。
他の部署の管理者に対して一定期間の付いて回って教育期間を設けることです。
もちろんメンターに関してはしっかりした知識を持っている人間である必要があってそういう人材が育っている施設なら施設内で完結できることも多いです。
ここで間違ってはいないのが、現場に多く入ってしまう管理職をメンターに指名しないということです。
昔から「現場に出る管理者はいい」みたいな風潮が強いのですけど、現場を視察したり意見交換を交わすのはいいのですけど、がっつり介護業務に入るのはやめた方がいいと思います。
それはメインの管理業務を怠っていることでもありますし、そもそも管理者に現場に入られたところで萎縮したりする可能性もあります。
この方法は施設内で質の高い管理者教育のマニュアルができている所しかできません。
あと単純にその施設のやり方だけでは知らないうちに時代遅れのマネジメントを教えツッづけることになるので定期的に勉強会に参加してもらって新しい知識を身につけられる環境である必要があると思います。
「見て覚えろ」みたいな施設ははっきり言って論外です。

各企業や法人や国が主催する「マネジメント研修」に数多く参加させる
個人的にオススメしたいのが
- 大企業
- 国や県や市町村
- 法人
という大きな媒体が開く「マネジメントの講習」に参加するのがいいと思います。
とは言っても時代にあったマネジメントを学ぶ必要があるので、どちらかというと介護業界よりかはIT業界みたいな最先端の業界の人が講師をしている方がいいですね。
介護業界自体はマネジメントに関しては他の業界よりも遅れをとっていると思いますし、そもそも介護職員を大事にしない風潮が強いのであまりお勧めできないです。
マネジメントに関しては個人的には本を数多く読んで学ぶのもいいと思いますね。
でもこれだと個人の努力の範囲になってしまうので、難しいですね。
なので時代にあった質の高いマネジメントの研修会に数多く参加してもらう方がいいと思います。
結構介護業界はいきなり指揮を取らせようとするのですけど、あまり良くないです。
あと閉鎖的な業界なのでマネジメントをする側が悪質な労働環境を無意識に作ってしまっているケースも多いので、もっと他職種の人が多く集まる研修会がいいと思います。
介護職の「閉鎖的で同調圧力の強い」問題に関しては別の記事で解説しています。

会社や業界負担で学校や講習を受けていただく
はっきり言って介護業界に優秀な管理職がいないのは管理職の人材育成に対して積極的じゃないからというのが大きいです。
そもそも管理という仕事は現場の介護職とは全く違うもので、相手の気持ちを理解できるから務まる生ぬるいものではないです。
なのでしっかり学校に行くとか講習を受けさせて教育を外に外注するようにした方がいいと思うんですよね。
アメリカの大企業では管理職候補の人間に対して会社が大学に行くように命じて(その時の給料の保証はする)大学に行ったら管理職につける。みたいなことを普通にしています。
日本の人材の質は世界四位なのに労働生産性が先進国で最下位なのは労働者を使う側が他の国よりも劣っていると言っても過言ではないです。
そして一人でもそういう人材を育てれば上記の職場内の研修で良い人材を育成することが可能になるので最初の一人をいかに育成して行くか?ということが大事です。
現場の介護職にすぐ管理業務をやらせようとするのはあまり良く無い

何度も書いていますけど、管理者に現場に入っていただくみたいなことを日常的に行なっている介護業界はいつまでたっても管理者のマネジメント能力が上がるはずないです。
職員の成長にお金と時間が使えない施設は維持が難しい
そして管理者側が自らの時間を犠牲にしてお金も払わないと学べない環境で「成長しろ」というのは無責任です。
別に労働者からしたら成長しなくても給料をもらうことが可能なのでわざわざ時間とお金を払って施設に貢献する意味は全くないです。
なのでしっかり管理者の労働環境や持つべき仕事を明確化して磨いてほしいスキルがあれば会社負担で研修や講習を受けていただいた方がいいです。
はっきり言って管理職に現場の業務をさせている間は管理職の質は上がりません。
これは管理者の責任ではなくて経営方針の悪さです。

管理者の能力次第で働きやすさが全然違う

個人的にいろんな施設で働いて感じることは管理者の質=その介護施設の質ということです。
上の立場の人間が現場に多く入っている施設は基本的に業務改善も進まずに忙しいだけの職場になっていることが多いです。
逆に働きやすい施設では管理者がマネジメント業に専念できています。
介護者の気持ちも時間の余裕があるので理解した上でよい対処をしているというのがあります。
あと単純に少し介護士に寄りすぎて自分が現場時代と重ねて説教したりみたいなのも最悪ですね。
そういうケースがあるならあらかじめ現場に入らない方がいいです。第三者の視点で現在の労働環境や働き方に関して改善の一手を打つ必要があります。
ちなみに派遣で働くとこういうのを見極めた上で自分にあった職場を見つけてそこの就職することも可能です。
派遣には様々なメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・介護業界のマネジメント能力は低い
・マネジメントに関して学ぶ機会がない
・現場に入ることが多くてマネジメントの視点が薄い
・管理者育成は外注した方がいい
・管理者次第で施設の働きやすさが格段に違う
僕は下で働くことが多いので、やっぱり管理者に左右されるということを実感させられます。
なので転職の際にはその管理者への教育システムを確認してもいいかもしれませんね。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。