どうもたんたん(@tantan4423)です。
現在コロナウイルスの影響で世の中が大きく変わってきています。
僕の友人でも休業になって給料が下がったり、事業をしていた人で撤退することを余儀なくされた人は数多く存在します。
介護士も例外ではなくて、デイサービスに勤務している人で休業になって給料やボーナスがカットされている人もいます。

まだコロナウイルスも収束する気配はないのですけど、介護士のアフターコロナの世界の考察をしていきたいと思います。
- 介護士のアフターコロナで起こる「働き方の考え方」への変化
- 介護士は増えるの?減るの?
- 介護士はこれからどう生きていけばいいのか?
それでは解説していきます。
この記事の目次
介護士のアフターコロナで起こる「働き方」への意識

介護士はコロナウイルスにおいて前線で働いている仕事です。
病院と同じように崩壊をしてしまったら多くの国民の命に関わってしまいます。
実際に欧米の方では介護施設でクラスターが発生して多くの高齢者の命が失われています。
高齢者ということもあって、命の優先度が低いことで他国では切り捨てられてしまう事が多いです。
日本がこれからどのような対策をするのかは不明ですけど、介護施設が経営している以上介護士も非常にリスクの高い仕事です。
この項目では介護士がコロナウイルスによって変わる意識について考察していきます。
「自己犠牲」の働き方への疑問を持つ
介護士の仕事は自己犠牲によって成立していると言っても過言ではないです。
現在ウイルスが蔓延している施設において、介護施設が休業する事なく高齢者のケアに当たっている点からしても言えます。
医療現場でも言えることではあるのですけど、介護士は感染するリスクが高くなろうと現場に行って支援をしなくてはいないのです。
この傾向はコロナウイルスの感染が発覚する以前からあった風習で「利用者様のために介護士が犠牲になるのは仕方ない」という風潮がありました。
介護士の仕事は低賃金で労働環境が悪いことで知られているのですけど、今回のコロナウイルスによって更に見えやすくなったように感じます。
しかし働いているのは人間です。
人間誰しも自分が大事ですし、低い給料で「命をかけて働け」と言われてもいい思いはしないです。
世間では「命を守るための行動を」と言われていますが、その逆のことを介護士はしています。
その働き方に関して疑問を持つ介護士が出てきても不思議ではないです。

テレワークの仕事への意向
現在コロナウイルスでの影響でテレワーク化が多くの企業で進んでいます。
実際に僕も現在はすべての仕事を在宅でしています。
「在宅で働ける」ということがこれからの世の中で需要が出てくるのは確かです。
命をかけて現場で働くというのはなかなか厳しいものがあります。
介護士は在宅ではできない仕事です。
介護士の中でも「現場で危ない仕事をするより在宅で仕事がしたい」と思う人も増えてくると思います。
もちろん在宅で働けるだけのスキルは必要ではあるのですけど、メリットは大きいです。
今回のコロナウイルスみたいな感染症や緊急事態はこれから先にないとは言い切れないので、その備えになります。
多くの介護士が「在宅でできない仕事」ということの大変さや辛さを感じていたと思います。
その後悔から学び在宅に流れることは全然あると思います。

命のリスクを仕事と天秤をかけることになる
僕自身が現在フリーランスを続けて介護現場に行かない理由として「命と天秤にかけた」からです。
本来なら今頃介護現場に復帰をするつもりでした。
しかしコロナウイルスの感染拡大によって介護現場で働く事が大きなリスクになると判断して在宅の仕事を続けることになりました。
あいにく収入が途絶えるみたいな事が有り難いことにないのですけど、出来るだけ収束までは在宅で対応したいと思っています。
今働いている人の中でも退職して失業保険で食いつなぐ選択を貯金がある人はとる可能性もあります。
あまり言ったらよくないかもしれませんが、介護に限らずにコロナウイルスが収束すれば仕事はできます。
仕事ができるのは命あってこそです。
今回のコロナウイルスで命を守る行動の優先順位が上がる介護士は増えていると思います。
介護士は増えるのか?減るのか?

「コロナウイルスの影響で介護士が増えるのか減るのか?」ということはあちこちで議論されています。
僕個人としては「人の心理が決める事なので分からない」と思っています。
しかしそれでは終わってしまうので、以下より介護士が増える要因や減る要因に関して解説していきます。
失業者が介護業界に流れる可能性
コロナウイルスの影響で多くの失業者が介護士になるというリーマンショックと同じことになるという意見があります。
確かにコロナウイルスの影響で事業ができなくなる企業が倒産したり、クビを切ることが起こってしまうとその人たちは転職活動を余儀なくされます。
国もそういう失業者に対して介護業界に行ってもらうように政策を打ち出す可能性が高いです。
ハロワークとかに行っても積極的に介護の仕事を勧められるみたいなことも増えてくると思います。
これらの政策や仕事不足の状況において介護士の入職者が増える可能性があります。
ちなみに失業をした人に介護士をオススメする記事もありますので合わせて読んでみてください。

現役介護士が他職種に流れる可能性
他職種から介護士になる人が多いとは思うのですけど、それと同時にコロナを戦い抜いた介護士が離職する可能性もあります。
先ほどの項目で解説した「テレワーク思考が強まる」ということが要因です。
いつまた同じような自体になる変わらない状態で介護士を仕事を続けることをリスクに感じる人は離れる可能性があります。
また今のところ介護士の死亡例があまりないのですけど、更に拡大して多くの介護士の死亡者が出てきたら介護士の数は減ります。
コロナウイルスが収束と言っても気を抜いた時に第2波第3波がくる可能性もあります。
今の介護士の仕事に命の危険を感じて離れたい人が出てきても不思議ではないです。
先ほどの失業者が流れる可能性も「介護ではなくて他の業界なんじゃないのか?」という疑問もあります。
今のコロナウイルスでの病院や施設の大変さをみて「ここで働きたい」と思う人が出てくるのか?とか思ったりします。
また景気が回復したら一回離れた人材が元の業界に戻る可能性もあります。
失業者が景気が回復するまで失業保険や生活保護で食いつなぐみたいなことが増えたら介護士は増えないのではないか?と思っています。

待遇を改善しない限り、入職者が増えるけどすぐ離職する
なにより「介護士の仕事は給料が低くてリスクがあって大変な仕事」というイメージがコロナウイルスによって更に定着したような気もします。
その状況で介護士を増やすための「今の給料の低さのままで来るのか?」とか思ったりします。
失業者だって仕事を選ぶ権利はありますし、介護業界以外でも人手が欲しい業種もあります。
またコロナが落ち着いたら新しい事業を始める企業も増えて求人を出すようになります。
他の業種と人材確保の競争をして今の介護士の待遇では厳しいと思います。
その上危険性の高い仕事をしたい人は多いのでしょうか?
そう考えてしまうとアフターコロナで介護士不足が解消するというのは考えづらいのではないでしょうか?
一回介護士不足がなぜ起こるのか?ということを考えた方がいいと思っています。

介護士はこれからどう生きていけばいいのか?

アフターコロナでも介護士という仕事の考えられ方は大きく変わってきます。
最前線で命を貼って頑張ることによって感じたことは多いと思いますし、世の中も働き方に関しての考えも大きく変わってきます。
この項目ではこれからの働き方への提言をしていきたいと思います。
在宅でも収入源を得られるスキルを求めるべき
この記事では何度も書いていますけど、「在宅で仕事ができるスキル」を得る事が次の災害や感染症が来たときのリスクヘッジになります。
僕の場合は在宅で仕事ができる事が今回のコロナウイルスで助かりました。
これから「復業」が当然になって多くの人が会社以外からの収入を得る流れは出てきます。
実際に今でも自粛期間を生かして新スキルを得る勉強や副業を始めている人は多いです。
選択肢が多い状態で次の波に備えるべきです。
不本意な労働をしないためにも個人で動いていく必要があると思っています。
「介護士の副業」に関しては別の記事で解説していますのでご活用ください。

介護士の命を軽視する介護施設から離れるべき
今回のコロナウイルスで介護士に対して優しい施設とそうじゃない施設が顕著になりました。
・風邪症状があるのに出勤を強要された
・休業中の給料カットやボーナスカット
・コロナウイルスで神経質になったクレーム対応が下手
・介護従事者に対して差別から守らない
そういう施設は退職するべき施設です。
施設が普段から介護士のことをどれほど大切にしているのか?ということは緊急時にこそ現れます。
命を預ける介護施設選びは非常に大事です。
働いてはいけない介護施設の特徴をまとめた記事もありますので一緒に読んでみてください。

介護士で働く環境を変えたい人は転職しよう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
- アフターコロナによって介護士の仕事への意識は変わる
- 介護士不足解消に関してはあまり期待できない
- これから在宅で稼げるスキルが求められる
- コロナウイルスを機に違う施設に転職をしてもいい
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。
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