どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在27歳で5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
いつまで経っても介護職の給料が上がらないのは
・国
・経営
・顧客介護職に甘えているからです
それを受け入れて従順に仕事をしているから「どんどん甘えよう」ってなっているわけ
どこかで線引きをしないと甘え続けて介護士の負担が上がっていく
— たんたん(深井竜次) (@tantan4423) October 6, 2020
いつまで経っても介護職の給料が上がらないのは
・国が
・経営が
・顧客が介護職に甘えているからです
それを受け入れて従順に仕事をしているから「どんどん甘えよう」ってなっているわけ。
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
今介護職がこんな不足して2025年問題が懸念されている中でいつまで介護職に甘えた運営をしているのでしょうか?
・介護職の給料が上がらずに憤りを感じている人
・どんどん増えていく仕事に不満を持っている人
・上記のような問題にどう対応していくか?知りたい人
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護施設が介護職に甘えて依存していると思う理由

介護施設が介護職に甘えて依存していると考えられる理由は以下の通りです。
・介護職が給料以上の労働を辞めてしまったら崩壊するから
・福祉という言葉をチラつかせて奉仕することを求めているから
・運営が上手くいかないのを社会や介護職の責任にしがちだから
とにかく経営能力やマネジメント能力が低くて、介護職の自己犠牲でしか成り立たない脆い施設が非常に多いように感じます。
以下より上記の事について解説していきます。
介護職が給料以上の労働を辞めてしまったら崩壊するから
実際に多くの施設で介護職がサービス残業を辞めたら回らなくなります。その他にも
・休日出勤をやめる
・有給を積極的にとる
・残業自体しない
・違法労働をさせられた介護職が労基に行ったり訴える
を全部してしまうとほとんどの施設が経営できなくなると思います。
でも上記の4つは労働者としてのごく当たり前の権利を使っているだけです。
ごく当たり前の権利を使ってしまったら崩壊するって普通にその時点でおかしいですよね。
そんな団体が労働者を集めて雇用しているのですからね。
そしてそれを当たり前かのように多くの施設が行なっているので本当におかしな業界であるということを最初に言っておきます。
奴隷がいること前提で回そうとしているのでそりゃ歪みも出るでしょう。
施設のいう人手不足は単なる「奴隷不足」なんですよね。

福祉という言葉をチラつかせて奉仕することを求めているから
よく搾取をする福祉施設の特徴として「福祉」という言葉を使った精神論が出て来ます。
・「福祉」はお金ではないんだ
・「させていただいている」事に感謝しなさい福祉だから
・「僕たちは社会の福祉に貢献しているからそれだけでいいんだ」
みたいな感じです。
書いてみて思ったのですけど、本当にカルト宗教みたいな感じですね。
「福祉のため」と言ってしまえば相手は言い返す事もできないですし、言う方も正しいことを言っている風に見せられるので本当に便利な言葉だと思いますね。
それで介護職員をコントロールしてサービス残業や休日出勤や有給を取らせなかったりさせるのでタチが悪いですね。
「奉仕の精神」に対してとことん否定している記事がありますのでもし良かったら読んでみてください。

運営が上手くいかないのを社会や介護職の責任にしがちだから
僕の観測して来た経営者の中で多くの人が「今の施設がうまくいかないのは職員の努力不足だ」と思っている人がいます。
それははっきり言って間違いですね。
なぜそのように思うのかというと以下の通りです。
・優秀だと思う介護職を集められなかったor育てられなかった経営の責任
・優秀な人材がいたけど放出してしまったのはどうなのか?
・単純にマネジメントや事業計画の失敗ではないか?
・職員が成長するための研修や設備投資にお金を使うことができたか?
経営は多くのお金を手に入れられるリターンがある一方で経営に置けるミスやダメな点の責任を負うべきです。
職員が努力不足なのも、努力できるチームを作れなかったもの経営の責任です。
中の人間の責任ではないですね。
- お金も出さないし
- 業務改善もしないし
- 教育に力を入れるわけでもない
施設が何もしないのに優秀な人材が欲しいって甘え以外の何者でもないんですよね。

介護職は身を呈して介護施設や福祉に従事する必要はないです

介護職の立場からしたら先ほど説明した施設にいる意味はないと思いますね。
理由としては以下の通りです。
・あくまで介護職は仕事であってボランティアではないから
・良い福祉を提供できないのは仕組みづくりが下手だから
・介護職がお金や時間を犠牲にしないと成り立たない施設にいる意味はない
上記の事について以下に解説していきます。
あくまで介護職は仕事であってボランティアではないから
サービス残業なんて完全にボランティア作業なんですよね。
それなら最初から労働契約を結ばずにボランティアで来て貰えばいいだけです。
労働契約を結んでいるのにボランティア作業をさせるのは違法労働で裁かれます。
そして労働者である介護職も労働者としての意識を持って時間や法律を厳守すべきだと思います。
自主的に奉仕活動をする介護職員がいたとしても経営や管理者がしっかり注意できるのが職場のあるべき姿だと僕は思っています。
それすらできていない施設に労働量を提供して生き残らせるのは違うのではないか?と思います。
まずはしっかり介護職を人間として尊重して扱うことが大事ではないでしょうか?

良い福祉を提供できないのは仕組みづくりが下手だから
先ほど書いたような「介護職の質が低い」という経営者の発言は「自分は人を育てる事も意欲もない無能です」と言っているわけです。
良い人材を集められないのも良い人材がいなくなってしまうのも言ってしまえば経営の責任です。
給料が低い状態で介護職が「質をあげよう」と思えるわけがないんですよね。
普通に「給料低いならそれだけの働きをしよう」と思うのは当然だと思います。
対価を与えないということはそういうことですし、低い給料で集まった人は高い質を持ってこないと思った方が無難だと思いますね。
逆に介護職はもっと手を抜くということを覚えた方がいいと思いますね。

介護職がお金や時間を犠牲にしないと成り立たない施設にいる意味はない
そもそもダメな介護施設があって多くの労働者を不幸にしているのはその施設で働く人がいるからなんですよね。
そのダメな施設に利益を与えて生き残らせていること自体が社会からしたらマイナスなことですし。
今の世の中はお金や時間を使って大人にした人間をたった数年でボロ雑巾のように使ってしまうような状況です。
これから仕事を始める人のために「ブラック企業には利益を与えない」ということを徹底すべきではないでしょうか?
こういうダメな施設を増やしても良い福祉を提供できないし、多くの労働力が使い倒されてしまうので転職を使って淘汰させた方がいいと思います。

介護業界は転職を活発化させて質の低い施設を淘汰した方がいい
先ほど書いたように転職は絶対にした方がいいですね。
転職が活発化されてない業界だとダメな事業所が生き残ってしまいますし、それで多くの人が犠牲になってしまいます。
ダメな施設には職員も利益を与えないという意識が必要です。
実際に介護職に人が集まらないのはダメな介護施設が多いからであって、「こんなブラックで働くぐらいなら他の仕事がいい」となってしまいます。
そういう悪いイメージをかき消すためにもダメな施設は淘汰すべきなんですよね。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

絶対に登録しておきたい3つの介護転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護業界は介護職に甘えて搾取する事を当然としていることが多い
・介護職はその茶番に付き合う必要性はないので、もっとドライに関わった方がいいと思う
・転職を活発化させたらその分ダメな施設が淘汰される
介護職として働くにあたっては視野を広く持つことが非常に大事ですね。
転職や副業にしても介護職が自ら判断していい生活を送るための選択肢としては有効ですね。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。