どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護施設が入居者と職員を集めるために
・入居者だけではなくて職員を大切にできる
・「職員も客である」という意識
・内部情報を隠さない
・綺麗事で騙さない
・ネットでのブランディングも意識
・職員だけではなくて入居者を育てられる
以前のやり方に固執しているとすぐ破綻してしまいます。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) May 19, 2021
介護施設が入居者と職員を集めるために
・入居者だけではなくて職員を大切にできる
・「職員も客である」という意識
・内部情報を隠さない
・綺麗事で騙さない
・ネットでのブランディングも意識
・職員だけではなくて入居者を育てられる
以前のやり方に固執しているとすぐ破綻してしまいます。
上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
今回は「介護施設が職員と入居者を集めるためにするべきこと」ということを解説していきます。
結構多くの施設が「入居者だけではなくて職員が集まらない」と困っていますよね。
実際に僕が今まで行ってきた施設も両方不足して経営が不安定になっているところは多かったです。
解説したことを施設が頑張って実践できたら、質のいい職員や入居者を集めて安定的に運営できると思います。
今回解説する内容は以下の通りです。
- 今までの介護施設経営の方法が通用しない理由
- 介護施設経営でブランディングが重要な理由
- 介護施設が入居者と職員を集めるためにできること
介護職の方は【まとめ】絶対に働いてはダメなブラック介護施設の21の特徴を徹底解説を読んでいただけるといいと思います。
この記事の目次
今までの介護施設経営の方法が通用しない理由

簡単に言えば今までのような非人道的な経営をしていると人もお金も集まらずに経営破綻に追い込まれてしまいます。
理由としては以下の通りです。
- 「介護職員」は客であるから
- 職員に悪質な労働をさせる介護施設は良い施設に人が流れる
- ネットで悪評が流れて入居者も集まらなくなる
①「介護職員」は客であるから
現在はどの施設でも介護職員が少ない状態なので介護職に対してリスペクトの足りない介護施設には人が集まってきません。
・安い給料で多くの仕事をさせようとさせる
・介護職の専門性を軽視する
・自分が指示をすればなんでも言うことを聞いてくれると思う
このような経営をしていたら今は簡単に人が離れていきます。
別の観点で考えれば、介護職も経営者が利益を出したり自己実現をするために集まってきてくれた客みたいなものです。
その辺を理解せずに「給料を払っているからなんでもしていい」と思ってしまうとしっぺ返しを食らってしまいます。
下で働いている職員からしたら理念は関係なく給料や快適に働ける労働環境を提供して欲しいものです。
そういう意味では理念をしっかりした上でその理念のために介護職の時間やお金を理不尽に奪わないと言う誠実性が必要ではないか?と思っています。

②職員に悪質な労働をさせる介護施設は良い施設に人が流れる
地方の介護施設とかをみていると本当に介護職員に甘えているなと感じる事が多いです。
・人手不足を言い訳にサービス残業をさせる
・人手不足を言い訳に有給を拒否する
・人手不足を言い訳に休日出勤を要請する
・介護職に経営側が推す議員の投票をお願いする
こういう介護施設が介護職員の犠牲に元に成り立っている事が多いです。
そういう施設に優秀な人材が育つわけでも、求人を見てやってみようと思いません。
優秀な人材はそもそも良い施設と悪い施設を見極める力があるので、最初からブラックな施設は目向きもしません。

③ネットで介護職員からの評判が拡散される時代なので、入居者も集まってこない
これからさらにブラックな経営は批判されますし、隠す事もできなくなります。
実際に僕みたいな発信者が情報を掴んで拡散する事で多くの人に「この施設やばい」みたいなのが伝わります。
どっちにしても以前よりもネットのおかげで介護施設の内情が開くようになったのが介護職からしたら大きな救いですね。
個人的には介護施設を選ぶ側のことを考えて食べログみたいに施設を実際に勤めた人が評価出来るシステムがあればいいかな?と思います。
今まではこれは口コミで行われていたけどネットで行うみたいなサービスが出てきたら一気にこの信用の見える化は進んで差が出てくると思っています。
この評判や口コミを確認した人が「うちの家族はこの施設に入らせない」と思うのは普通だと思います。
介護施設経営でブランディングが重要な理由

先ほども「ネットの評判」について少し触れましたが、これからの介護施設運営はネットを意識した方がいいです。
最近、勢いのある介護施設の一つである『HIDAMARI GROUP』はSNSを利用して介護現場の集客に成功しています。
こういう施設がこれからどんどん増えていくことが予想されます。
この項目では「介護施設のブランディングはなぜ大切か?」について以下の項目で解説していきたいと思います。
- ブランディングを軽視している施設は「情報を隠している」と思われてしまうから
- 職員や入居者がどのようにしているのか?を知りたい人は多い
- 集客のツールは多い方がいい
ブランディングを軽視している介護施設は「情報を隠している」と思われてしまうから
介護施設を運営する上で情報発信をすることによってその施設への信用を集める事ができます。
情報発信する事ができる組織というだけで
- 発信できるぐらい外に開いている施設である
- ネットをある程度使いこなせる施設である
- 若い人材が少しはいる施設
- 中で違法労働をさせていない施設
という事が分かります。
発信をしているだけである程度の信用を集める事ができます。
逆に発信をしていないだけで「裏でヤバいことをしているのではないか?」という意識を持たせてしまいます。
「守秘義務」とはいいますが、守秘する必要のない情報は積極的に発信した方が、信頼につながります。
職員や入居者がどのようにしているのか?を知りたい人は多い
職員がどのように働いているか?とかそういう部分は多くの求職者や入居希望者は気になっているところです。
発信をしていないと、「なんかやましいことがあるのではないか?」と思ってしまいます。
そういう意味でもブランディングを軽視すると人が集まりにくくなります。
SNSで発信をするのもタダな訳なので、採用費をかけなくてもできることはあるのではないか?と思っています。
この部分は個人の介護職としてのブランディングとも似ていますね。

集客のツールは多い方がいいから
今はネットの集客は無視できないレベルになっています。
地方自治体やハローワークが勝手に施設に誘導してくれるわけではないです。
利用する職員や入居者だって「いい施設にいきたい」と思っています。
その職員を取りに行くにあたって、ネットを使って施設の生活を様々なツールで発信をするのは大事です。
ホームページをしている施設はありますが、全然情報が更新されないところも多いです。
SNSやサイトでの集客は、手数料が取られるわけではないです。
施設にお金を残す意味でも積極的に発信をして、集客する必要があります。
ブランディングの上手下手は将来の介護施設経営に大きく影響してきます。
これからさらに施設間の差が明らかになってくる
- ネットの登場
- 個人が影響力を持ってきた
- 介護施設を評価するツールの登場
によって介護施設の経営にも明暗が分かれそうです。
「その施設が実際に働いてどうだったのか?」という声が多く集まってその施設の評価がリアルな声がみれるようになります。
この時代においてサービス残業など職員から搾取する行動をする施設の評判は悪くなって人が集まらなくなります。
そうなってくると職員は良い施設に集中してきますよね。
介護施設が入居者と職員を集めるためにできること

介護施設が入居者と職員を集めるためにできることは以下の通りです。
-
入居者だけではなくて職員を大切にできる
-
内部情報を隠さない
-
ネットでのブランディングも意識
これまで解説した部分と重複するところはありますが、大切なことなので何度も伝えていきたいと思います。
入居者だけではなくて職員を大切にできる
入居者を大事できる施設は多いです。
しかし中には「入居者の幸せのために職員の犠牲をするべき」みたいな施設も多いです。
入居者が生活できているのは介護職員が尽力しているからです。
両方大切に出来てこそ、一流の介護施設だと思います。
しっかり職員にもリスペクトを払って心地よく働ける環境を用意できるのかはとても大切なことです。

内部情報を隠さない
介護施設を安定して経営をするためには「嘘をつかない」「隠さない」ということが大事です。
「やりがい」とか「ありがとう」を求人に書いていては逆効果です。
逆に「給料は低いです。しかし頑張って利益を出していきます」の方が共感が持てます。
もちろん守秘義務は守って出せる情報を出しましょう。
大事なのは施設のファンを作ることです。
嘘をついても中で生活したり働くとすぐバレてしまいます。
その後、悪評を流されて次の入居や求人に影響を受けてしまいます。

ネットでのブランディングも意識
あとは先ほどから何度も書いている「ネットを意識する」ということです。
ネットで集客することで採用費を抑えることができます。
大事なのは「この施設で働きたい」と思ってもらうことです。
そのために自分たちの施設を見せていくことが大事です。
介護職員はどんどん転職しよう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
- 今まで通りの介護施設経営は意味がなくなる。
- 意味なくなる理由としては「ごまかしが効かなくなるから」
- 介護施設にファンを作ることが大事
- そのために介護施設は積極的な発信をするべき
- 一番大事なのは「嘘をつかない・隠さないこと」
介護現場の労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。