どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
一部の富裕層の高齢者とかは家族が周りから「介護されていると思われたくない」という気持ちから介護サービスを使わずに個人で介護士を雇うみたいな流れがある
言ってしまえばフリーランス介護士なんだけど、とにかく富裕層で介護保険が絡まないので報酬が高い
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) January 8, 2021
一部の富裕層の高齢者とかは家族が周りから「介護されていると思われたくない」という気持ちから介護サービスを使わずに個人で介護士を雇うみたいな流れがある
言ってしまえばフリーランス介護士なんだけど、とにかく富裕層で介護保険が絡まないので報酬が高い
上記のツイートに関して解説していきます。
ツイートに書いた通りですけど、介護士や施設で利益を上げていきたいなら富裕層に対してのビジネスを行った方がいいのではないか?という事です。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
最近、個人で介護士を雇うケースがあるらしい

僕自身が職場の人に聞いた話です。
最近はお金を持っている人が個人で家政婦みたいに介護士を雇って介護をしてもらうというケースがあるそうです。
介護保険を利用しないかというと、「周りの人に介護を受けているのを知られたくない」という人が一定数います。
確かに地位やお金がある人からしたら自らの力の保持の為にも弱っているところを見せたくないみたいなところはあるかもしれません。
そういう人たちの需要から最近はフリーランス介護士が増えています。
そしてお金を持っている人が個人の介護士を雇う傾向があるので、比較的収入が多いですね。
そういう意味でも介護保険を通じてお金をもらうケースよりも取り分が多いので、富裕層に対してビジネスとして介護を行う方が稼ぎやすいです。

介護施設はお金がない人に対して運営を行っているので国のさじ加減一つで変わる

一方で介護保険を利用した方を対象に運営している介護施設は国からの補助金の関係もあって安定したお金が入ります。
しかし国のさじ加減で介護施設の収益が減ってしまうのでどうなのだろうか?と思います。
実際に介護士の給料も現在手取り20万円あればいい方みたいな話もよく聞きます。
これに関しては国のせいだと言ってもいいような気がします。

実際介護保険施行後から介護士の給料や施設の収益はなかなか思わしくないです。
なので国が介護士や施設のお金をコントロールできる傾向があるので、「稼ぎたい人」からしたらなかなかきついものがあるのではないか?と思います。
単純にどのような働きをしたところで給料も収益も変わらないならモチベーションが低下しやすいです。
しかし一方で個人で仕事をもらって価格交渉ができれば自分の付加価値さえ上げていけば収入も増やすことができます。
こっちの場合は自己責任ではあるのですけど、その分リターンが大きいです。
なので大きい額を稼ぎたい人はこういう富裕層に対して介護を提供するのはありだと思います。
お金がない人に対してのビジネスが介護現場を崩壊させている

施設の中でも儲かりやすいビジネスモデルの高級志向の有料老人ホームなどは良いサービスを受けたい人がお金を払って納得した上でサービスを受けています。
一方で安い料金で利用できる老健や特養などの施設の入居者をみてみると「安いから質は低いのは当然」という考えはないです。
大体の人が「お金は払いたくない。でも高いサービスを受けたい」という人が多いです。
最近の介護現場の崩壊に関しては安いのに質の高さを求める客が増えたことが問題ではないのでしょうか?

利用料が安いということはその分介護士の給料も低くなりやすいということであって「給料安いのに求められるものが高い」という謎の状況になります。
それならそういう施設ではなくて高いお金を払ってくれる人に良いサービスを提供する方が納得いくのではないでしょうか?
僕が今回紹介している「富裕層向けにビジネスした方がいい」ということに関しても同じで、お金もないのに文句ばっか言う人を避ける為にした方がいいと思います。
なので介護士側も比較的高級路線の施設がいいですし、運営する際も高級路線を打ち出した方がいいんですよね。
個人間契約なので安い値段でたくさん働かされるのではないか?という懸念

この問題に関してはフリーランス界隈が抱える問題みたいなことがありますね。
実際にこういう人たちって非常に安い値段で買い叩かれやすいんですよね。
介護のフリーランスに関しては富裕層に対してビジネスを行うケースなので少し高めの値段をこっちで提示するようにしてお金を払えない人をスクリーニングすればいいだけです。
てか相手に提示させたお金でビジネスするのは微妙なのでフリーで介護士をするなら自分で価格をつけた方がいいと思います。
そして契約時間を明確にしてそれ以上の場合は延長料金みたいな感じで別途料金をいただけばいいと思います。
個人的に信用が集まってきたら価格を上げて他のクライアント(利用する富裕層)への営業をかけて価格交渉すればいいと思います。
フリーランスに大事なのは交渉力です。
逆に交渉せずに相手に提示される額をそのまま飲むようなフリーランスは会社勤めしていた方が遥かにマシです。
なのでこの質問は愚問です。フリーはリスクを背負って稼いでいるわけですし。
覚悟がない人は転職で給料や労働環境を変えた方がいい

僕自身は派遣で働きながら個人事業主でビジネスをしている人間ですけど、個人事業にすると考えることがたくさんあります。
- 営業
- 交渉
- 支出把握
- 帳簿をつける
- 確定申告
- 売上下がっても自分の責任
これらのことは全て自分に降りかかるところはあります。
なので覚悟を決めてこっちの世界に入らないと後悔します。
しかし僕が見るところ多分ほとんどの施設勤務の介護士は個人事業主にならずに転職で自分で環境を作っていった方が安定しています。
それか僕みたいに二足のわらじみたいにするのもあります。
その場合は派遣で時間の余裕を作るのが有効です。
派遣は以下のようなメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・個人受注する介護士は稼ぎやすい
・スキルや知がある人ほど独立した方がいい
・お金持ち相手にビジネスした方がいい
・お金がない人ほど文句を言って働きづらくなる
僕自身はスキルや知識や経験が浅いので施設勤務はありがたいです。
しかし自分に自信があって自分がもらう給料が釣り合っていない人は個人で仕事をもらって活動してもいいのではないか?と思っています。
個人で仕事をするにあたっては支出管理や確定申告や交渉などの今まで会社がしていたことを自分でしないといけなくなるのである程度は覚悟した方がいいです。
逆に大きく稼がなくても「楽に働きたい」みたいな人は転職した方がいいと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。