どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護士という性質上
・命を預かる責任感
・そのことによるストレス
・感染症のリスクということで職員の心身への負担が大きくなってしまいがち
結果、体調を崩して退職や休職に追い込まれることも多いので、施設ごとにカウンセラーを置く事を義務化した方がいいと思っている
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 17, 2021
介護士という性質上
・命を預かる責任感
・そのことによるストレス
・感染症のリスク
ということで職員の心身への負担が大きくなってしまいがち
結果、体調を崩して退職や休職に追い込まれることも多いので、施設ごとにカウンセラーを置く事を義務化した方がいいと思っている
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
介護職は非常にストレスが大きな仕事なので、メンタルケアを外部に依頼した方がいいのではないか?と思っています。
それほど大事なことです。
・介護職はストレスがかかる要因が多い仕事である
・介護施設にカウンセラーを常駐させるべき
・介護職に長く働いてもらう努力はし続けるべき
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護の仕事がストレスの温床になってしまう理由

介護職は非常にストレスが溜まる仕事です。
実際に僕自身も働いていて結構気をつけていた方ですが体調を崩すことも多いです。
僕自身そこまで体が強いわけではないのですけど、周りの介護職員をみてもストレスで体調を崩してしまう人は多いんですよね。
主に以下のような原因があると考えられます。
- 社会的な弱者に関わる福祉の仕事はストレスが大きい
- 労働環境が適切なものではなくてストレスが溜まりやすい
- ストレスが溜まり体調を崩して退職に追い込まれる介護職
以下より上記の事について解説していきます。
①社会的な弱者に関わる福祉の仕事はストレスが大きい
見出しで「弱者」と書いてしまったのですけど、福祉は基本的に社会的弱者に対してケアやサービスを提供するケースが多いです。
- 身体的に社会的生活が難しい方
- 精神的に社会生活に適さない方
- コミュニケーションに問題がある方
- セーフティーネットが弱い人
介護施設にも何かしらの理由があって社会生活ができない人が多く入居しています。
そういう方々と接するには細かな神経を使って関わって行くので普通の仕事より明らかに疲れやすいんですよ。
何が引き金になって逆上するか分からないです。
人の感情にはいろんな背景や人生があるわけで、いかに刺激をせずに良い生活をしてもらうのか?ということを気をつけて支援をしています。
そういう仕事をしている介護職のメンタルが大丈夫なわけないんですよね。
やっぱり一般の人とは違う部分があるわけで、そのギャップに悩まされたりする介護職は多いですね。
特に仕事人間みたいになってしまうと自分の生活にそのギャップや世間とのズレが侵食するような感覚になります。
それほどストレスの大きな仕事だと思っていただければいいと思います。

労働環境が適切なものではなくてストレスが溜まりやすい
介護現場の労働環境の悪さに関してはずっと言われてきています。
しかし人手不足で多くの高齢者の介護をすることを求められているのでなかなか調整できないのが現状です。
介護サービスは公的なサービスなので介護職側の主張や現場の意思が無視されがちです。
なので介護職のストレスを軽減するような対策はなかなか打たれないというか打たせてもらえないというのが現実です。
このような現実だとどんどん介護職の負担や責任が大きくなってしまって潰れてしまいます。
実際に潰れて休職した人や退職したり、長い期間働くことすらできなくなった人を数多く見てきました。
これは「介護職が甘えている」からではなくて一法人や企業の努力不足によるものです。
介護職を辞める人が増えるのは国益を損ねてしまうことです。
国益である人材を預かっているという意識を持っていただきたいですね。
介護職が減れば減るほど治安が悪くなるのは最近の高齢者の犯罪を見ているとわかることです。

ストレスが溜まり体調を崩して退職に追い込まれる介護職
実際に追い込まれている介護職の人は多いです。
僕が今まで見てきた介護職の中でも、以下のような人がいました。
- 入社時に明るかった人が急に攻撃的な人になった
- 急に仕事に来なくなって長期間休職することになった職員
- 全然話さなくなった人
普段は優しい人が仕事になったら急にどんよりしたり、攻撃的になったりみたいなケースが多いですね。
そういういつもと変わった行動が出てきた次の月ぐらいには休職や退職していることが多かったように覚えています。
そもそも介護職なんて好きじゃないとなかなかやろうと思えない仕事です。
安い給料なのにやってきてくれた職員のモチベーションを奪ってしまう介護施設は恐ろしいと感じますね。

介護施設にカウンセラーを常駐させるべき理由

介護職へのストレスが大きいことに関しては先ほど書いたのですけど、「じゃあどうすればいいの?」とか思っている人がいるかもしれないです。
見出しに書いているのですけど、もういっその事カウンセラーの常駐をさせた方がいいです。
これも完全に義務化した方がいいですね。その理由について主に以下の2点の理由があります。
- 一人でストレスを抱え込んでしまう介護職が多いから
- 第三者からの意見が入りにくい閉鎖的な業界だから
上記の事について以下に解説していきます。
一人でストレスを抱え込んでしまう介護職が多いから
介護職で退職に追い込まれる人を観察するとそのほとんどが一人で抱え込んでいるという問題があります。
周りに相談のできる信頼できる家族や友人がいればいいかもしれませんが、もしその人たちに否定されたらもう行き場もないですかね。
個人的にはこういう相談を年配の人や上司に相談してしまうと「甘えるな」とか「もう少し頑張ろう」みたいなクソアドバイスをもらいます。
なのでしっかりしたプロに相談すべきです。
ただ単に「肯定してほしい」みたいな類のものでもなくて本当に追い込まれているケースもあります。
なので適切な対応や関わりを心得ているカウンセラーがいいです。
近くの人に相談されるとこういう情報が外に漏らされてしまうケースがあります。
特に介護施設の他の職員や上司に関してはあまり信用の置けないことが多いですね。
普通に話が漏れて関係ない自分に話が入ってきたりすることがあるぐらいですからね。
こういう人が多いからこそ一人だけでもプロを置いて適切に対応した方がいいのではないか?と思っています。

第三者からの意見が入りにくい閉鎖的な業界だから
そもそもズブの素人に介護職のケアなんてできるわけがないんですよね。
実際に悩みを相談してもその人が漏らさない保証なんてないわけですからね。
閉鎖的な空間なので他の仲のいい職員に漏らしてしまう可能性もあるわけです。
そういう閉鎖的な空間において第三者の目で職員と関われる人間って絶対に必要です。
客観的に物が観れる人間がいないとその施設に新しく入っていく人がどんどん潰れてしまう恐れがあります。
閉鎖的な空間において絶対に信頼の置けるプロを置くことの意味は大きいと思います。

介護職に長く働いてもらう努力はし続けるべき

今は介護職不足が深刻な社会問題になっています。
その中で介護職に長くは働いてもらう必要があります。
長く働くためにはそのための環境を整える必要があります。
- サービス残業なし
- 利用者から介護士を守れるシステム
- 責任の所在をはっきりする
これぐらいのことはしっかりするべきです。
それをせずに「人手不足で困っている」という介護施設が多くて「そりゃ当然だよ」と言いたいです。
新人も早い段階でやめてしまうケースも多いですので「なぜ辞めるのか?」ということにフォーカスして対策をするべきです。
新人がすぐ辞める理由に関しては別の記事で書いていますのでもし良かったら読んでみてください。

介護職はダメな施設で働き続ける意味はないです

僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
特に今回書いたようなダメな施設で働き続けるのは時間の無駄になります。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護職はストレスがかかる要因が多い仕事なので一人で抱え込まないことが大事
・カウンセラーは絶対に味方で信頼できる存在なので一人いた方がいい
・介護職に長く働いてもらう努力をしない施設が多すぎる。もっと努力すべき
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。