どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護士になって早い段階で退職をする人がいるのですけど、個人的には3年ぐらい歯を食いしばって頑張って欲しいと思っている
というのも半年とか一年で辞めてしまうと本当に何も残らずに時間だけを無駄にしてしまうから
介護士としての知識やスキルを身に付ければ、これから、自分を助けてくれる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) July 6, 2020
介護士になって早い段階で退職をする人がいるのですけど、個人的には3年ぐらい歯を食いしばって頑張って欲しいと思っている
というのも半年とか一年で辞めてしまうと本当に何も残らずに時間だけを無駄にしてしまうから
介護士としての知識やスキルを身に付ければ、これから、自分を助けてくれる
せっかく介護職を始めたのに「何でこんなに辛いんだろうか?」
このような悩みを持って働いている介護士はあなただけではありません。
僕も介護職を始めた時は何度も辞めたいと思っていました。
この記事では以下のことを解決します。
・僕がなぜ新人の時に介護職を辞めたいと思ったのか?
・その時にどう対処したのか?
・介護職を続ける事によってどのようなメリットを受けられたのか?
という事について書いていきたいと思います。
この記事の目次
僕が新人の時に介護職を辞めたいと思った理由

僕自身も新人の時に「介護士きつい。仕事辞めたいな」と思ったことがありました。
多くの介護士が似たような悩みを持って働いている
結構周りの職員にその事を相談することがあったのですけど「あ〜分かる。私も昔そんなこと思ったことあった」という話を聞くことがありました。
僕自身の経験や周りの介護職の人の話を聞いて結構新人が介護職を辞めたいと思った理由は重なると感じています。
理由としては以下のようなことが挙げられます。
- 右も左も分からないのに高度なことが求められる
- 上司によって指示が違う
- 想像と現実のギャップに悩んだ
ということが多かったです。

右も左も分からない状態なのに高度な事を求めてくる職場にストレスが溜まった
介護現場は人手不足で忙しいこともあって、新人に対してもベテランのような仕事内容を求めてくるというケースがあります。
こういうケースは人手不足が深刻な施設に起こりやすい現象で、「早く現場の穴を埋める存在になってほしい」という焦りから出てくる言葉です。
しかしそんなことを言われたとしても経験が浅くて何をしていいかもよく分からないです。
でも求められていることには応えたいという思いがあるために無理をしてしまったり、言われた言葉を真に受けてしまう新人さんは多いです。
僕自身も「早く一人前になりたい」という思いが多くて慣れないのにオーバーワークして体調を崩してしまったことが多かったです。
あと利用者からしたら新人もベテランも関係なく新人も介護職員という一括りで見てしまうため周りの期待に押しつぶされてしまうということもありますね。

上司によって指導する内容が違って何を信じて良いか分からない
これは教育方針の統一がうまくできていない現場に多い新人の悩みです。
Aさんは「○○しろ」といっているのにBさんは「××しろ」といってどっちを信じればいいのか分からないというのがあります。
結構介護職は自分なりのやり方を身につけて現場で働いているケースが多いので何が正しくて何が間違っているのか?ということが分からなくなってきます。
しかもAさんに教えてもらった事を忠実に守っていたらBさんに「それは違うよ」と言われてしまうと萎えてしまいます。
これに関しては職場の業務の統一をしていなく各職員に技術や知識の共有をしていないだけなので職場が悪いとしか言いようがないです。
新人の時は何も分からないわけなので、いろんな違った情報を聞かされても混乱するだけです。
なかなか「いいところだけ取りいれる」みたいなこともできないんですよね。
いいか悪いかの区別もできないわけですからね。

自分が想像していた仕事内容と違った
よく昔から「介護士になりたい」と言っていた人が実際に現場で働くようになって現実の厳しい業務やトラブルで心が折れてしまうことがあります。
それは本人の気持ちの問題かもしれないですけど、働き始めて介護に対する高い理想を持っている人ほど現実との落差に苦しんでしまうことは多いです。
特に以下のことは多いです。
- 職員同士が仲悪い
- 利用者みんな優しい人ではない
- 認知症の方の症状が重すぎてショックを受けた
みたいなことは結構あります。
結構人と関わる仕事で責任感のある仕事という表部分しか見れなくて実際に目の前にある事を受け入れられないみたいなことはあります。

新人介護士が受けるストレスに対してどのような対処をしたのか?

僕自身も上記した内容の悩みを感じて新人時代を過ごしてもう5年目になるのですけど、その時の悩みに関してどのように意識を持っていったのか?書いていきます。
先に結論を書いてしまうと
- 介護の仕事をお金を得る手段と割り切る
- 自分の中にメンターとなる上司を決めて他の意見に向きすぎない
- ストレスを発散する時間を作る
という事を意識して働いていました。上記について以下より解説しています。
仕事はお金を得る手段だと割り切る
「介護士の仕事は金じゃない」という介護士の方がいますけど、お金を稼ぐために介護職をすることは何も悪いことではありません。
むしろ当然のことです。
逆にもっと介護士はお金を意識した働き方をするべきとすら僕は思っています。
介護職という人と関わる仕事であろうとお金がもらえなければあなたはこの仕事を選んでいなかったはずです。
あくまでお金をもらう手段としてこの仕事をしているわけなので、仕事に対する大きな思い入れをしないほうがいいと思います。
もっとドライになりましょう。
「お金のために働いている」という意識はベテランになっても持っておいたほうがいいです!!

上司の性格を把握してメンターを心の中で決める
介護職は経験がものをいう世界です。
なのでどの上司から学ぶのか?ということは非常に大切なことだと考えています。
- 上司の性格
- 上司の介護技術
- 周りの職員からの評価
をみて「この人みたいになりたい」という上司を決めたほうがいいです。
そしてそのあとはその上司に疑問に感じたことをどんどん質問したり細かな技術を教えてもらえるように距離を近づけましょう。
僕もある上司みたいになりたいと思ってその上司のしている仕事ぶりを観察して実践したり、その上司から話を聞いたりしていました。
そうなると周りの上司と言っていることが違ったりしたとしても、そのメンターの上司を信じて自分のスキルを磨くことができます。
毎回いっていることが違う上司の話は無視して尊敬できる上司を見つけてその技術や知識を盗むようにしよう!

ストレスを発散する時間を作る
個人的には「仕事はプライベートのためにしている」という意識を持って仕事に向き合っています。
「仕事なめるな!」と思われるかもしれないですけど、プライベートが充実していないと仕事でもパフォーマンスを発揮しないですからね。
そういう意味ではプライベートをないがしろにして仕事を優先するような人はメンターにしない事をオススメしません。
別に休みの日をモチベーションにして仕事をしてもいいのです。
あくまで仕事ですので、そこまで命をかけて働くことはしなくていいです。
あとやっぱりプライベートの時間は仕事の事を気にせずに思い切り遊んだほうがいいです。
そういう意味でも職場の同期や同僚とプライベートを過ごしてしまうと仕事を意識てストレスを感じながら働いてしまうので、あまりオススメしないです。
まずは自分がストレス発散できる環境を作ってリフレッシュして仕事に迎えたらいいのではないか?と思っています。
「プライベートのための仕事」という意識を持とう。あくまで仕事なのでそこまで本気にならなくていいです。

介護職を続ける事によってどのようなメリットがあるのか?

介護職を続けることによって介護職ならではの強みみたいなのがわかってきたような気がします。
- 全国どこの施設でも働ける自信がつく
- 将来性のある仕事で食いっぱぐれない
主にこの二つが将来自分が生活していくためにもとても心強いものになっています。
全国どこの施設でも働く事ができるようになった
最初に特養で3年働いてそれから派遣で働き続けてあらゆる施設で働いているのですけど、全国どこの施設でも働ける自信がつきました。
最初の新人の時に「つらいつらい」と言いながら踏ん張って身につけた技術があるのでどのの施設に行っても胸を張って業務に当たることができます。
そして転職市場に定期的に顔を出していろんな施設の現実を見ていると数年特養で働いたことのある人材はどこの施設も欲しい人材になっている事を知りました。
その部分について別の記事でまとめていますのでよかったら読んで見てください。

簡単に言えば「手に職」の状態になっています。

将来性のある仕事であるので、食いっぱぐれることがない
先日男性介護士に将来性はないのか?給料と年収と実際に感じた事を解説していきますに書いた通り介護の仕事は本当に将来性のある仕事だと思っています。
理由としては以下のことがあります。
- 機械に代わりのできない感情を扱っている仕事だから
- 高齢者はどんどん増えてくるから
- そして介護職は前代未聞の人手不足で悩まされているから
ということが多いですね。
そういう意味でも介護の仕事は将来性があるという事を上記の記事で説明しました。
とにかく今辛くても介護職を続けていけば転職という選択でつらい環境から働きやすい環境に移ることも可能です。

続けていたら悩みが減ってくる。新人特有の悩みだと気づく

上記に書いた新人介護士さんに悩みは僕も抱えて働いていたのですけど、その悩みに向き合っているうちにそこまで気にならなくなりました。
新人の持つ悩みは「慣れる」で解決できることも多い
単に仕事に慣れたからそこまで気にならなくなったということが大きいと感じました。
逆に長く働いてくるとマンネリ化するという問題が発生してくるのでそれに悩んでいる中堅〜ベテラン介護士が多いように感じます。
そういう場合には転職という選択肢を取る事を僕はオススメしています。
とにかく初めは期待や不安が大きいので現実とのギャップに悩まされたり慣れない事でストレスが溜まることが多いです。
でもそこでしてはいけないこととしては『他人を変えようということです』これをしようとすると中の人間関係が悪化して仕事どころではなくなります。
新人の方は本当に一生懸命で心に余裕がないのでストレスを受けて悩んだりしてしまいます。
なので慣れて心に余裕を作ってしまうことによって解決することが多いと実体験から感じます。
新人が働きにくい職場もあるので最初の職場選びは重要
新人特有の悩みとか書いたのですけど、もともと人を育てる仕組みができていない施設があることも事実です。
人手不足が深刻すぎて教育に方向が向かない施設で働いてしまうと基礎を身につけないまま独り立ちをさせられてどこにも通用するスキルや知識を得られないということがあります。
だからこそできるだけ介護施設で教育に力を入れているところで働いた方が将来の自分のためになります。
なので最初の職場選びは慎重に選んだ方がいいと思います。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・

いかがだったでしょうか?
長くなりましたので最初に書いた内容を忘れた方もおられるのでここでまとめます。
- 新人介護士が抱く悩みは新人特有なものが多く時間が解決することが多い
- 心の余裕が問題解決の大きな一歩
- 介護士を続けることによって食いっぱぐれない
- 最初の職場めっちゃ大事!
結局最初の職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。