どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在25歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
【退職引き止めする施設はアホ】
・介護士の横のつながりが強いからすぐ噂になる
・何もしない無知で能力ない人しか集まらなくなる
・その分ケアの質も下がり利用者からの評判が悪くなる
・どの施設も受け入れたくない利用者を受け入れないと資金繰りが難しくなる
— たんたん@副業介護職 (@tantan4423) May 7, 2019
【退職引き止めする施設はアホ】
・介護士の横のつながりが強いからすぐ噂になる
・何もしない無知で能力ない人しか集まらなくなる
・その分ケアの質も下がり利用者からの評判が悪くなる
・どの施設も受け入れたくない利用者を受け入れないと資金繰りが難しくなる
上記のツイートに関して掘り下げて『退職を引き止める施設に先がない理由』について解説していきたいと思います。
目次
退職引き止めをする介護施設が非常に多い
多くの介護士さんが退職を申し入れた時に上司から「その退職辞めてくれないかな?今人がいなくなったらうちが困るの知っているでしょ?」という風に引き止める介護施設が多いです。
本音としても介護施設は常に人手不足な現場なので一人でも退職されるとシフトが組めなくなってしまうということが起こってきます。
現状でも介護施設の勝手な都合によって有給を勝手に入れたり希望休を拒否するようなことが起こっています。

このように施設側の勝手な都合であって、目先のことしか考えられない性質のせいで退職の意思を持っている介護士を引き止めるという行為が出てくると思っています。
僕自身も退職をする時に引き止められたのですけど、それに応じずにその次の月に退職しました。
退職引き止めをすることによって起こる負のサイクル
退職を引き止めをすることに対してのメリットとしてはその職員が案外退職を取り消してくれるかもしれない(10%あるかないかぐらい)ですね。
でもそれ以上にデメリットが大きいですね。
退職の意思を持っている人を引き止める行為ってあまり良く思われないですし、「もう二度とこの施設では働かない」と思うはずです。
この負の印象が施設運営に大きく関わってきます。
この項目ではこの負の印象がどのように運営を悪くするのか?ということを順番に説明していきます。
①退職を引き止めたけど退職した人がその施設の評判を流す
最初に書いたように退職をしつこく引き留めようとする施設に対しては不信感が湧いてきます。
「こんな施設だからやめようと思ったのは間違いじゃなかった」という感じです。
なので逆に屈強な意思を持って退職引き止めには応じないと思います。
最近は退職代行があるので、こういう退職を受理してくれない施設に対しては使うこともできます。
退職代行の記事もありますので良かったら読んでみてください。

そしてその退職した後にその職員が次行った施設や友人の介護職に対して「あの施設は最悪だから絶対に行かないほうがいい」という風に話すことがあります。
僕自身もそんな話を聞いたことは何回もありますし、「あの施設どうだった?」と聞かれた時は普通に「辞めたほうがいい」とは言います。
このようなことを繰り返すことによってその施設は地域の介護士から敬遠される存在になってしまいます。
これを「名誉毀損だ」と施設は思うかもしれないですけど、介護士も施設からしたら大事なお客さんです。
そのお客さんに理不尽なことをして悪い口コミを流されるのはしょうがないことだと思います。
②介護士は横のつながりが強いので質の低い無知の介護士しか求人で集まらなくなる
介護士からの評判が悪い施設になったらその施設に入ってくる介護士の質が下がってしまいます。
そもそも介護の専門学校や短大に行っている人材に対して学校側は評判の悪い施設の求人を紹介することはできませんし、転職組もその施設の悪評走ってるので選択肢から外れます。
結果残るのはその地域に住んでいない人か介護を経験したことない人とか、他の施設で使い物にならなかった人材のみです。
いい人材はホワイトな施設に取られてしまいますし、その人材が転職するときに評判の悪い施設にわざわざ行く意味はないのです。
もちろん給料を弾んで多く渡すことによっていい人材は集められますけど、それをしていたら退職をした介護士が悪評を流すことはしません。
③その分ケアの質の低い介護士が集まって、利用者様からの評判が悪くなる
無知で質の低い介護士を集めて起こることは介護施設内で提供できる支援の質が低下してしまうということです。
人が集まらないことはその分手厚いケアをすることができません。
インシデントや事故やクレームも増えてその処理にも時間を取られると思います。
退職が多い施設はせっかく育ってきた人材を手放してしまうケースも多いので、いい職員ほどどんどん辞めていきます。
利用者からの評判が悪くなってくるとその施設に入ることを避けてしまう利用者も多くなります。
特に有料老人ホームなどの入居金や、月額利用料が高い施設の場合は値段に合ったサービスを提供することができないので、他の施設に流れていきます。
そうなってくると他の施設が受け入れたくない問題があって大変な利用者を受け入れないと回すことができなくなります。
退職引き止めされた人は無視か賃金交渉したほうがいい
介護施設で正社員で働いていると退職時に大体の確率で引き止められます。
背景としては人手不足があるのですけど、だからと言って同情する余地もないです。
もし給料を数万円あげるなりの対応をすればいいと思いますけど、その力は介護施設には残っていません。
引き止めにあった時は
- 賃金交渉をする
- 無視してやめる
のどっちかをしてください。
賃金交渉に関しては月に数千円じゃなくて数万円レベルです。
ほとんどの施設が払えない額だと思いますけど、たまに払える施設が存在するので交渉はしといて損はないです。
これで給料が数万円上がって心地よく働けるのならそのままでいいですし、それでも辞めたいなら退職届を出してやめればいいです。
その際に気をつけておきたいことが有給休暇の残り日数でこれが少なければいつ辞めても大丈夫な状況になるので基本的には毎月消化したほうがいいということです。
賃金交渉と有給の関係性に関しては別の記事で紹介していますので、良かったら読んでみてください。
この記事では派遣のことですけど、施設の引き止めに対しても有効だと思います。

人を人として考えずに目先の利益を追ってしまうのは破滅への第一歩
今回書いたことは大げさのように思えるかもしれないですけど、結局退職の引き止めをする介護施設は介護職のことをシフトを埋める駒としか考えていないんですよ。
そんな施設が絶対に安定した施設運営をすることはできないですし、退職の引き止め以外でも人権侵害の行為を平然としている可能性も高いです。
それなら何も言わずに退職させたほうがまだ、悪い印象も薄くなるかもしれません。
案外何かあってその職員が戻って来るかもしれないので最後に引き止めて悪質な退職をされたらその話が施設外の介護士にも伝わります。
実際に僕自身もいろんな施設の評判を聞く機会があります。
その評判を聞いて「この施設だけは行くのやめよう」と思ったりもしています。
特に介護施設は地域に根付いて他の施設との繋がりもあります。
しかし評判の悪い施設は横のつながりからも外されてしまいます。
目先のことを考えて退職を引き止める気持ちはわからなくはないです。
でも引き止めたところでやめる人はやめます。そして辞めた人は確実にその施設に対して悪い印象を持ってしまいます。
なのでまずはもう少し介護施設は目先のことでその場凌ぎみたいなことをするのではなくて、将来自分たちが困らないように何ができるのか?を考えたほうがいいと思います。
この記事のまとめ
・介護士の横のつながりが強いからすぐ噂になるから、あまり変なことはしないほうがいい
・退職を引き止められたら無視するか賃金交渉をする(有給は使った状態で)
・介護施設は目先の利益を追い求めすぎているから広い視点で考えよう
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退職の引き止めに関してはブラック施設の特徴なので追記しました。

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