どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
「周りの人が有給を取らないから、私も休めない」と同調圧力に悩んで行動が制限されていると感じている人は多い
結局「目をつけられたくない」「自分だけいい思いをするのは良くない」という周りの目を気にしすぎ
結局みんなが辛い方向にいってしまうので耐久レースから早く抜け出したほうが楽になる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) September 21, 2020
「周りの人が有給を取らないから、私も休めない」と同調圧力に悩んで行動が制限されていると感じている人は多い
結局「目をつけられたくない」「自分だけいい思いをするのは良くない」という周りの目を気にしすぎ
結局みんなが辛い方向にいってしまうので耐久レースから早く抜け出したほうが楽になる
今回は上記のツイートにある「同調圧力が何故強まるのか?」という点を介護士の現場に注目して書いていきます。
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この記事の目次
何故介護士の中で同調圧力が生まれてしまうのか?

なぜ介護士の中で同調圧力が生まれて有給休暇や定時帰宅がしづらくなるのかというと以下のようなことがあるからです。
・仲間意識が強すぎる
・「相手に迷惑をかけられない」と思ってしまう
・仲間から外れる行動(有給取得・定時帰宅)をしたくなくなる
・組織への依存度が高い
・仲間外れになったら人生終わると思っている
上記の5つの原因について解説していきます。
介護士さん同士の仲間意識が強すぎるから同調圧力が生まれる
介護士さんは他の職業と比べて、職場内の人間が仲いいように感じます。
同じ介護士さん同士で休日もランチに行ったり一緒にショッピングをしたりともう友達みたいになっていますね。
僕からしたら「職場の人と遊ぶのはない」と思っているのですけど、結構な人が職場の人とプライベートまで遊んでいたりします。
そして仕事でも先生同士が連携して行事や日々の遊びの形成をしていくことから、普通の職場よりも絆が深まることが多いかもしれません。
これだけ書いていればいいことのように感じますけど、逆にこの仲間意識の強さこそが同調圧力を生んでいると思うわけです。

仲間意識が強いから「相手に迷惑かけられない」と思ってしまう
仲間意識が強くなればなるほど、その仲を維持しようとするため「相手に迷惑かけられない」という心理になってしまいます。
確かに僕の友達や家族との付き合いでできるだけ相手に合わせてお互いが上機嫌にいられるようにします。
それを職場に持ってくることが何が悪いのかというと、単純に自分への仕事の負担が上がってしまうということなんですよね。
仕事の場合は人が退職したりとかで、負担が上がってしまうこともあるので、自分で線引きをしっかりしないとどんどんストレス(負荷)が上がっていきます。
その線引きをする際に「相手に迷惑かけられない」となってしまうと歯止めがきかずにどんどん負担が重くなっていきます。

仲間から外れる行動(有給取得や定時帰宅)をしたくない心理が働く
「相手に迷惑をかけられない」という心理は「迷惑かけて嫌われたくない」という心理が働きます。
そうなってしまうと自分が嫌われないために、自分の負担をコントロールすることが難しくなります。
- 「有給を取ったら迷惑をかけて嫌われてしまう」
- 「定時で帰ったら迷惑をかけて嫌われてしまう」
これらの心理によって職場内での労働環境が悪くなってしまうことがあります。
実際に多くの人が定時で帰られない事と有給を使わない理由を聞くと「迷惑かけたくない」という言葉が多いです。
それほど介護士の世界は閉鎖的なムラ社会になっていることが多いんだと思います。

組織への依存度が高い
何故このように同調圧力を作って「嫌われたくない」と思うのかというと、介護施設という組織への依存度が高いのだと思っています。
介護施設は自分が給料をもらう対象でもありますし、その対象の機嫌を損ねる事をしたら生きていけないと思っている人は多いです。
そして「自分は定年(結婚)までここの園にいるんだ」という人も多いため、自分の第二の家みたいな感じに思っている人は多いように思えます。
本当ならなかなか休んだり、帰れない雰囲気がある介護施設は辞めて他のところに行ってしまったほうがいいのですけど、組織に依存しているのでそういう選択肢も取れません。
その人たちからしたら組織に反する事をすることは死を意味していますからね。
介護施設内が閉鎖的な社会なので仲間外れになったら終わると思っている人が多い
同様圧力が強まる原因は仲間意識が強かったり組織への依存度が高いので、ムラを作ってしまっているんですよね。
なので自分たちのしている事と違う事をしている保育士さんを見つけたら排除しようとします。
何故なら「私たちはこんなに迷惑かけないように頑張っているのにあなたはそれをしていない」みたいになって攻撃してしまうからなんですよね。
そして「迷惑をかけたくない」という思いが強い人は、仲間外れにされたら仕事ができないし苦痛をあたえられるので人生終わりと思う人が多いです。
実際に保育士や介護士の仕事辞める理由の一位が人間関係とあるので、結局その同調圧力から生じたトラブルが原因ではないか?と思ってしまいます。

他人の目を気にしすぎているのが耐久レースになってる

他人の目を気にして、本来労働者として与えられている有給休暇を使用できない空気を出していたり、定時帰宅という当たり前にできない介護の現場は異常です。
有給や定時帰宅は当たり前のことなのに閉鎖的な空間である保育園で権利を行使しようとすると異常行為として捉えられます。
でもこの他人の目を気にせずにこの耐久レースに参加しないだけでこの問題は解決できます。
何があっても定時で帰ればいいです。
それで迷惑になっても無視すればいいわけです。

定時で帰って迷惑かかるのは自分のせいではなくて適切な仕事量を振り分けられなかった管理者の責任です。
この考え方って日本以外の90%以上の国では常識的な考えです。
しかし定時で帰るのは悪いことだと思う人は以上に自己責任が強くてそれを他人にも押し付ける人です。
自分で経営しているわけではないのでそこまで責任は持たなくてもいいと思いますが・・・
一回に職場の人間と戯れる事を辞めたほうがいい

組織に依存したり仲間意識が高いのは本来お金をもらう場所である職場にお金以外の部分を求めているからです。
そのお金以外の部分とは『居場所』のことです。 結構社会人になると人間関係が
- 家族
- 仕事仲間
ぐらいしか無くなってしまうので職場の人間を家族のように扱う人が出てきます。 特に家に居場所がなくて友達が少ない人ほど職場に依存してしまいます。
あくまで仕事の人だから好かれようとしなくていい
僕の場合は別に職場の人間と仲良くしなくても趣味の友達がたくさんいますし、職場に友達探しをしているわけではないです。
なので別にそんな人たちに定時帰宅をしたり有給を取って嫌われてもいいわけですし、逆に「定時で帰らずに残業代もらわないって奴隷じゃん」って思っているぐらいです。
そもそも年齢も全然違って共通の趣味がない人間とどう関わればいいのか?と思います。
休みの日に何しているか?という質問をしても「休みの日も持ち帰りで行事の仕事をしています」なんて言われたらどうしようもありません。
僕が男性で女性が多い職場ということもあるのですけど、職場で好かれるメリットがあまりなんですよね。
好かれたら給料上がるわけではないので。

転職したら関係がなくなる
なにより転職したら関係がなくなるということもあって、そんな人たちと薄っぺらい関係を同調圧力で作っていくことの意味はないと思っています。
僕自身も何回か転職して今は介護業界にいますけど、介護士をしていた時の人とはもう関わりはありません。
そもそも職場の人間関係はお金ありきでつながっている関係です。 なので転職したらその関係は簡単に切れてしまいます。
最初から転職を意識した働き方をしている人は職場の人と戯れることはないと思っています。

仕事仲間は家族でも友達でもない
中には仕事内でめっちゃ気の合う友達が生まれて一生の付き合いになることもありますけど、基本は関係なくなりますよね。
そして同調圧力はそのほとんど関係なくなる人間と良好な関係を作るために我慢するみたいなことなので、別にそんな人に好かれても意味ないと思います。
そもそも仕事仲間は家族でも友達でもないという非常に人間関係の中ではどうでもいい部類です。
しかし結構の人が家族や友達よりも職場の人間関係を重要視して大切な人間関係をぶっ壊す人がいます。
お金を稼ぐための手段である仕事で目的である自分や大切な人との幸せを壊しているって意味不明ですね。
派遣で働くことで同調圧力を無視できる。

僕自身は派遣で働いているのですけど、そこまで同調圧力を気にせずに働けています。
それも仕事をお金を得る手段として割り切っているからなんですよね。
その他にも派遣には多くのメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
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⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
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解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
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・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ・・・

・仲間意識が強すぎるから同調圧力が生まれる
・組織への依存が高いから同調圧力が生まれる
・同調圧力は「迷惑かけたくない」「仲間外れにされたくない」「仲間外れにされたら人生終わる」という心理が働くから起こる
・お金を得る手段である仕事に身を捧げる必要はない
・いくらでも転職はできる
同調圧力で休めなかったりする話は結構聞くのですけど、別にそれを無視して好きなように休みを取ればいいのではないか?と思います。
僕自身も職場との人間関係より目の前の定時帰宅や有給休暇の方が大事です。
逆に定時帰宅や有給で人間関係が崩れるような職場はおかしいので辞めて正解だと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
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