どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護士をする上で大事なのは、人を思いやる心とかでは無くて『いかにストレスの少ない場に身を置くのか?』ということなきもする。
いくら優秀で思いやりがある人でも環境がその人を追い込めて介護から遠ざけてしまう。
好きだった仕事が好きじゃ無くなるケースなんて山ほどある。
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) September 12, 2020
介護士をする上で大事なのは、人を思いやる心とかでは無くて『いかにストレスの少ない場に身を置くのか?』ということなきもする。
いくら優秀で思いやりがある人でも環境がその人を追い込めて介護から遠ざけてしまう。
好きだった仕事が好きじゃ無くなるケースなんて山ほどある。
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
介護士の体調管理について書いていきます。
最初に結論を言ってしまうと「ストレスの掛かりすぎ」に一番注意してください。
・介護士が体調を崩す原因を解説
・一番気をつけたほうがいい事はストレス管理である理由
・ストレスを緩和するためには環境を変える事は一番大事
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護士が体調を崩す原因を解説

介護士が体調を崩す背景について以下のような要因があります。
・身体介助によって腰痛になってしまう
・不規則なシフトで健康問題に
・利用者様から風邪をもらうこともある
・過酷な労働環境で鬱になるケースも
以下より上記の事について解説していきます。
介護士は他の仕事よりも体調を崩しやすいので「気をつける」ということで解決できないんですよね。
身体介助によって腰痛になってしまう
「介護士の腰痛は職業病」という言葉があるように介護士で腰痛に悩んでいる人は多いです。
・車椅子からベットに移る際に腰を痛める
・入浴介助時に体を痛める
・高齢者は介護者よりも背が低いので介助時に腰を曲げることが多い
僕自身も今まで腰痛で数週間のお休みをもらったことがありました。
腰痛になってしまうと自分の私生活でも大きな影響を与えてしまうので本当に困ったものです。
常態化してしまうともし介護を辞めた時でも腰痛を原因で他の仕事ができないくなります。
そういう意味では介護の仕事は命がけなんだなと思ったりします。

不規則なシフトで健康問題に
介護現場は原則不規則なシフトを組まれます(シフト固定の方もいますが)
・早番(7時〜16時まで)
・日勤(9時〜18時まで)
・遅番(10時〜19時まで)
・夜勤(17時〜10時まで)
みたいな感じになっています。
このシフトがバラバラに組まれて前日19時まで働いたのに次の日7時から仕事が始まるみたいなこともあります。
そんな生活を送っていたらいくら気をつけていても体調が崩れると思います。
介護士の体調を崩すのは仕組み上の問題は結構あるように思います。

利用者様から風邪をもらうこともある
高齢者は非常に体が弱いので、多くの病気をもらいやすいです。
・インフルエンザ
・ノロウイルス
・風邪
いくら介護士や利用者様の体調に気をつけていたとしても限界があります。
面会者や外部からの人が菌を持ってきて抵抗力の弱い利用者に移ったら一発で感染は広がります。
「体調管理も仕事のうち」とか言いますけど、こういうのはしょうがないです。
過酷な労働環境で鬱になるケースも
僕が観測する限りでは毎年鬱になってしまう介護職員をみます。
その介護職員をみていても別に弱かったとかそういうものはなかったです。
鬱になってしまう人の傾向を見ると以下のような特徴があります。
・介護に対して強い思い入れがある人
・人に言われたことを真に受けてしまう人
・過労気味な人
・責任感が人一倍強い人
これに関して別に「介護に向いていない」とか言いたいわけではないです。
介護士の過酷な環境と重い責任感が人を鬱にさせるのであって、それをその人を責めると言うのは流石によくないと思います。
介護現場で働いているのですけど、介護士が鬱になるのは結構当たり前ではないか?と思っています。
それほどひどい環境で働いていますし。

一番気をつけたほうがいい事はストレス管理である理由

上記で「介護士が体調を崩す背景」を書いたのですけど、一番気をつけてほしいのはストレス管理です。
ストレス管理に関しては自己責任みたいなところがあります。
・「気をつける」と言う言葉で片付けてはいけない
・多くの体調不良はストレスから起こる
・いくら気をつけても過酷な労働環境では意味がない
上記の事について以下に解説していきます。
「気をつける」と言う言葉で片付けてはいけない
よく「体調気をつける」みたいな事言っていますけど甘いです。
気をつけるだけで体調を崩さなくなったら誰も苦労しないわけです。
・インフルエンザに気をつけながら介護してもインフルエンザになる
・腰痛をいくらケアしたとしても、身体介助をしている以上リスクはある
・鬱に気をつけていても鬱になる
とても当たり前な事ですけど、「気をつけたら大丈夫」みたいな事を言う施設があまりにも多すぎます。
上記のしょうがない案件に対していかに施設がケアできるのか?という事が大事です。
身体介助の多い現場だったり、非常に過労気味な現場だと体調を崩すのも当たり前です。
まずは職員へのストレスを緩和するための行動を取るべきであって「気をつけろ」だけ言うのはどうなんでしょうか?

多くの体調不良はストレスから起こる
そもそもストレスが少ない人はなかなか体調を崩しません。
多くの人はストレスが原因で体調を崩す事が多いです。
もちろんそれも自己責任ではあって、そんなにストレスを貯めるような場所で働き続けた人の責任です。
最近は「腰痛もストレスが原因ではないか?」と言われてきています。
これが本当なら腰痛は職業病ではなくて、体調を崩してしまうほどのストレスが介護士の職業病なんじゃないか?と思ってしまいます。
これから介護士は今まで以上に自分の感情やストレスに敏感になって対策を取っていく必要があります。

いくら気をつけても過酷な労働環境では意味がない
・残業続きの職場
・仕事量がとても多い
・業務改善をまったくしない
みたいな職場で働いてしまうと、いくら気をつけていても体調を壊してしまいます。
そういう職場ほど「体調管理の大切さ」を熱く説いてくるので非常にタチが悪いですよね。
残業もなくて仕事量も多くなくて定期的に業務改善している職場では体調を崩しにくいです。
疲労は体調に少なからず影響を与えてしまいます。
なので自分でその忙しさを多少コントロールできたら長く介護職を続けていく事ができます。

ストレスを緩和する対策について

介護士はストレスが大きい職業です。
いかに介護士がストレスから逃れるような働き方ができるのか?という事が大事だと思ってます。
思い切って仕事を休んでみるのもありです
大事なのは今の業務をする事ではなくて将来的に長く介護士を続けていく事です。
なので精神的に「そろそろやばいな」と思う時には何も考えずに休む事をお勧めします。
それを言うと「無責任だろ」とか言う人がいます。
逆に自分の体調にその人は責任を取ってくれるのか?と言われても責任なんて取ってくれません。非常に無責任な発言です。
いいじゃないですか?数日休んだら次の勤務から心地よく働いてくれるなら。
人が一人休んだだけで回らない人での少なさが問題であって休んだ人の責任ではないです。
仕事の数十倍自分の体調の方が大事です。
周りの目や職場の人の事も気にせずに思い切って休んで心を落ちつけたり今後について考えるのは全然ありだと思います。
有給の取り方は別の記事で解説しています。

明らかに職場が悪いと思うのなら転職をするのもありです
・残業が続いている
・人間関係がやばい
・仕事量が多い
と言う問題は本人の問題ではなくて介護施設の欠陥の部分が非常に大きいです。
そのような施設で働き続けていても、自分の貴重な時間とお金を失ってしまうだけです。
それなら今の職場を見切ってしまって次の職場に行くのはありだと思います。
このように職場の移動を重ねることによって自分が心地よく働ける環境を手に入れられる可能性が高くなっていきます。
その分その職場のルールを覚える過程がありますけど、納得しないまま働き続けるよりもはるかにましです。

もう少し肩の力を抜いて働いたほうがいいです
そもそもそんなに体調を崩すまで働くのはおかしいと思いませんか?
僕はおかしいと思うので体調を壊すぐらい追い込まれていると感じたら転職や仕事を休むなどの対策をします。
そして仕事では100%のちからを出さずに余力を残した状態で仕事を終われるようにします。
あくまで仕事であってお金を稼ぐ手段でしかないので、そこまでする必要はないです。
目的と手段を取り違えないようにして欲しいですね。

介護士は労働をコントロールする事を求められている

今の時代自分で自分の身を守る事が求められています。
それほどどの業界も不景気で人手不足なのでそのしわ寄せが労働者に向かいがちです。
なので自分で線引きをして「これ以上はできません」という風にした方がいいんですよね。
僕は派遣で夜勤専属しかしないことによってそれ以外の業務をする事はないですし、自分で納得して働いています。
最近は副業ブームなので副業をしつつ労働の選択肢を作って行く事が大事です。
派遣で働くことによって多くのメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
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⑤ココカイゴ転職
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解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
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・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護士が体調を崩す原因を解明したところで「気をつける」じゃ意味ない
・一番気をつけたほうがいい事はストレス管理であって、いかにストレスを緩和できるか?という行動にある
・ストレスを緩和するためには環境を変える事は一番大事であって、別に介護の仕事を辞めたとしてもそれでいい
別に介護以外の仕事が全ての仕事ではないですし、今の職場を絶対視するのはどうなのかな?と思っています。
逆に転職を積極的にして風通しのいい職場を作った方がいいと思うのは僕だけでしょうか?
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
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- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
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