どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしています。
でも時期には現場復帰するつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
月8万円の処遇手当を介護施設に渡すという点において不信感があるんでるんですよね
元から経営能力が低い傾向がある介護施設にたくさんお金を渡しても仕方ないわけだし
それなら介護士をしている人をデータベース化してその人たちの口座に振り込む形が良いのだけど
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) June 29, 2019
月8万円の処遇手当を介護施設に渡すという点において不信感があるんでるんですよね
元から経営能力が低い傾向がある介護施設にたくさんお金を渡しても仕方ないわけだし
それなら介護士をしている人をデータベース化してその人たちの口座に振り込む形が良いのだけど
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
結論を先に言ってしまうと「ダメな施設に処遇改善の8万円を渡しても有効活用できないんじゃない?」ということです。
・処遇改善の施設の使い方について知りたい
・介護業界が信用に値するのか?
・介護士としてはどのような行動をしたほうがいいのか?
それでは以下より解説していきます。
2019年10月に施行される処遇改善に関する不信感
僕自身のブログでも10月の処遇改善の件に関しては別の記事でも解説していますので詳しく知りたい方は読んでみてください。

でも今回の処遇改善移管してはうまく行くのか?と言われたら怪しいところがあります。
というのも今回の処遇改善には穴が多いと感じています。それは以下の通りです。
・介護士個人ではなくて施設にお金を渡す点について
・施設がもらったお金を好きなように人件費に充てられる点について
・介護士の給料はそこまで上がらないのではないか?と思う点について
上記の事について以下より解説していきます。
介護士個人ではなくて施設にお金を渡す点について
今回の処遇改善は経験年数10年の介護士に対して月に8万円を処遇手当を渡すというものです。
そしてそのお金自体は施設に行く事が問題だと考えています。
何が問題かというと経験年数10年経過した介護職員がその8万円をもらえるわけではないからです。
ただでさえビジネス的な感覚が薄い介護施設にお金を渡したところで有効活用できるかは不明です。
そのお金を使って人を採用して現場の介護士の数を増やして今いる介護士に恩恵を受けないみたいな事ができてしまうからです。
施設側がもらったお金を好きなように人件費に充てられる
現在の処遇手当に関しても全て介護士がもらっているわけではない施設が多いです。
なぜその処遇改善に関しては人件費に使うという条件でしかないので介護士じゃない職書のボーナスに充てているケースが多いです。
施設では介護士だけいるわけじゃなくて他職種である
・調理師
・栄養士
・ケアマネ
・相談員
・掃除員
などの職種のボーナスに組み込まれている施設が多いです。
介護士の給料だけを上げてしまうと他の職種の反感を買うのを恐れて一律に給料を上げてしまうところが多いです。
でもそれだとなんのための処遇改善かわかりません。
今回の処遇改善にしても対象者じゃない人に支給にされたり人を多く雇って給料を上げないみたいな事が出てくるのではないか?と思っています。
介護士個人の給料は大した上がらない可能性がある
先ほどにも書いたのですけど
- 介護に携わる他職種の収入アップ
- 新しい職員を採用して振り分ける
みたいなことを施設がしてしまったら介護士の給料が上がらないみたいなケースは増えていきます。
そして中には役員報酬に充ててしまう違反をしてしまう施設も出てくると思います。
なので施設に処遇改善の使い道を決める方式には反対しています。
実際に処遇改善をボーナスに充ててごまかしている所もありますし。
それほど介護施設の運営には不信感を抱いている人は多いと思います。
介護施設に対する不信感が多くの介護士が持っている
僕自身もブログで介護施設に対する批判を発信していますけど、それほど信用できないと思っています。
ちなみに信用できない施設(ブラック施設)の特徴に関して記事がありますので良かったら読んでみてください。

特に以下の点から処遇改善をしても介護現場の発展に繋がらないと考えています。
・最低限度の労働環境を提供できていない事実について
・給料が全然上がらない事について
・今まで散々泣き寝入りさせられてきた事について
上記の事について以下に解説していきます。
最低限度の労働環境を提供できていない事実について
介護士の労働環境は本当に悪質で鬱になって退職する事も結構あります。
・休日出勤
・サービス残業
・ギスギスした人間関係
・どんどん増えて行く仕事
・利益にならない仕事
介護の仕事に利益を求めるのが悪いという風潮は社会福祉法人は強いのです。
しかし、利益を出してどんどん還元する意識がないときつくなるだけです。
介護士の現場の過酷さは業務改善を本気ですれば解決するのですけど、人の命を預かっている事でなかなかためらっているところがあります。
しかしあくまで介護士は労働者であって最低限度の労働環境は与えるべきだと思っています。
介護士不足が深刻なのは当たり前のことを当たり前にできていないからだと思っています。

給料が全然上がらない(努力が報われない)事について
補助金が増えないことで介護士の給料に反映しないということですけど、それだとモチベーションを保つのが難しいです。
「介護士はお金にこだわるべきではない」みたいな意見を持っている人が多いけど、流石に的外れです。
介護士は別にボランティアでもないです。
やっぱり介護士でも努力が報われるシステムじゃないとなかなか継続できませんよね。
いくらやりがいのある仕事でも、ムチだけ与えられたらきついですよね。
今まで散々泣き寝入りをさせられた件について
介護士は本当に自己犠牲を当たり前にしている仕事です。
・セクハラ
・暴力
・暴言
これらの問題に関して、介護士に対して「それはしょうがないよ」と言って泣き寝入りさせてくるのが本当に悪質だと思っています。
しかもその被害者である介護士に対して「お前の仕事が悪い」と言ってしまうのが普通なので、腐っているんですよね。
そのような施設に対して処遇改善を渡したところで介護士に還元してくれるかは非常に怪しいところだと思っています。

ちなみに10年経過するまで派遣で働くのもありです。
今回の処遇改善の配分は施設によって変わってくると思います。
介護士としては
- 10年未満の介護士は10年以上の介護士の処遇改善のお金を均等に割り振ってくれる施設に行くべき
- 10年以上の介護士は10年の介護士に全額払ってくれる施設
と自分の立場に合わせて施設を選んで行くことが大事です。
そういう意味でも10年になるまで派遣で働いて10年になったら処遇改善を払ってくれる施設に行くのは結構ありな気もします。
その時の状況に合わせて自分の働き方を変えていけばいいと思います。
派遣にはその他にもメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・処遇改善が本来通りの使われ方をするか?というのは不明
・介護業界自体はあまり信用できない
・介護士は施設を見極める力と適切な環境への移動を積極的にして行くべき
介護士個人としては転職をして自分が得をする処遇改善の受け方をしたほうがいいと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。