どうもたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在フリーランスとして生計を立てていますけどつい最近まで介護職で現場で日々分とする日々を送っていました。
また何かしらの形で介護業界の発展のために尽くしたいと思っています。
今回の記事は「嫌がらせをする同僚や利用者やその家族から逃れる方法」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
働いていると以下のような事態に遭遇することはありませんか?
- 同僚が嫌がらせやいじめをしてくる
- お局と言われる人との人間関係が面倒臭い
- 性格に難がある利用者に苦戦している
- 理不尽なクレームを入れてくる家族が多い
こういう悩みを解消する記事を書いていきます。
先日以下のようなツイートをしました。
介護職員に嫌がらせをするような上司や客がいるけど、そういう人からは逃げてもいい
そういう人と関わり続けていると、心が汚れてしまって将来自分が上司になったりサービスを使う時に同じようなことを他人にしてしまう
そういう場所には将来性もないので、無理して続ける意味がないです
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) May 10, 2021
介護職員に嫌がらせをするような上司や客がいるけど、そういう人からは逃げてもいい
そういう人と関わり続けていると、心が汚れてしまって将来自分が上司になったりサービスを使う時に同じようなことを他人にしてしまう
そういう場所には将来性もないので、無理して続ける意味がないです
結論を先に言ってしまうと「悪い場所からは逃げていこう」ということです。
しかし「そんなの分かっている!」という声が出てくると思います。
なのでこの記事では「どのようにして逃げていくのか?」「どのような意識を持って働けばいいのか?」ということを合わせて解説します。
大事なのはマインドです。
ある程度心に余裕があることでどのような状態になっても冷静な対応をすることができます。
僕自身もこの考えを持って働くようになってから気持ち的に楽になりました。
自分の経験からも有効な考えであると思っています。
最後までじっくり読んでいただいて、生かせるところ生かしてストレスの少ない介護士ライフを送っていただきたいです。
介護職が離職する理由に「人間関係」の部分が多いのですけど、その他の理由と転職する際に意識して欲しいことも別の記事で解説していますので合わせて読んでいただくことをお勧めしています。

この記事の目次
介護職員が遭遇する理不尽な人間関係の原因

介護職をしていると同僚や利用者や家族などの人間関係の問題が生じることが多いです。
具体的に書くと以下の通りです。
- 他の職員と結託して一人の職員を無視したり、仕事を押し付けたりする
- 利用者からの暴言、暴力、セクハラが横行している
- 家族が些細なことでクレームを入れまくって業務が進まない
こういう悪しき風習があるのは介護業界の良くないところではあります。
しかし元からこういう感じだったのではなくて、介護業界の悪い労働環境がそうさせている部分があります。
その部分についてこの項目では解説していきたいと思います。
問題を起こす側に対して介護施設が甘い
多くの問題に頭を悩ませて介護業界から足を洗った人は数知れずあります。
個人的にはこれらの問題は個人の人間の問題だけではなくて、それらの問題から介護職を守れない施設の責任も多いです。
どちらかというと、攻撃をする側に対して肩入れをして問題を先延ばしにしているところが多いです。

介護施設内では厳しい上下の関係がある
今でも介護施設に新人を退職に追い込むお局が働けているのもそういう人を厳しく処分していないからです。
簡単に言ってしまえば、介護業界の中での弱者に対して施設側としては厳しい対応をしてしまう風潮があります。
それを「介護業界はこういうものだ」みたいに言ってしまうので、多くの人が業界を避けるようになっています。
しかし国や施設が個人の抱えている問題に対して紳士的に対応してくれるのかというとそうではありません。
だからこそ個人で考えて対応をしていくべきだと思っています。
介護職の人間関係の問題に対して、これからの参入者が介護職を遠ざけているという事実の話を別の記事でしていますのでもし良かったら読んでみてください。

また具体的な人間関係の問題についての記事も深掘りしていますので合わせてどうぞ!

理不尽な介護職の人間関係からどのようにして逃げていくのか?

世の中には理不尽なコミュニケーションをしてくる人はたくさんいます。
中でも介護職は話すら通じないみたいなケースは非常に多いと思います。
先日インターン中の大学生が以前に介護施設に実習した話を聞いたのですけど、この点を危惧して介護業界への進出を辞めていました。
それぐらい人間関係においてはハードな業種だと思います。
だからこそ、個人で考えて対応しないと長持ちしません。
僕が個人的にして効果的に感じた方法を解説します。
具体的な対策は以下の通りです。
- 上司に相談して他の部署に異動させてもらう
- 早めに転職エージェントに登録していつでも逃げられるようにする
- 転職をして環境を変える
それでは解説していきます。
①上司に相談して他の部署に異動させてもらう
いきなり「転職しろ」と言ってもハードルが高いと思います。
なので最初は上司に相談して部署異動をさせてもらうことがいいと思います。
部署異動をしてしまえば人間関係が変わって以前抱えていた問題を解決できる可能性があります。
転職をするには大きなハードルがありますし、部署移動をすることで解決できるならいいのではないか?と思ったりしています。
もちろんその法人色というものがあって、どの部署に行っても何も変わらないということがあります。
しかし最初は部署移動で対応をしてみるのもいいのではないか?と思っています。

早めに転職エージェントに登録していつでも逃げられるようにする
個人的にはエージェントに登録しながら働くことを推奨しています。
理由としては逃げ道を確保することによって精神的な負担が軽くなるからです。
僕もエージェントに複数登録している状態で働いていましたけど、何かあったときに我慢することなく転職できました。
特に就職や転職した先が必ずしも自分に合っている場所である確証があるわけではないので絶対にしたほうがいいと思います。
転職のハードルは高いかも知れませんが、エージェントに登録するだけなら数分で終わります。
逆に逃げ道を確保していない状態で介護業界で働くのはとても危険な考えだと思います。
何かあって精神的に追い込まれてしまったら、心の余裕がなくなってしまって、転職への意識すら向けられなくなっています。
なのであらかじめ逃げ道であるエージェントに登録をするのは大事なことだと思っています。
就職・転職時にエージェントに登録するメリットに関しては別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

②転職をして他の環境で働くべき
部署異動の要請をしたら断られたり、部署移動先でも法人の色が浸透してどうも合わないと感じた時は転職を検討をしてください。
その環境で頑張り続けたとしても自分にとって得することはないですし、周りは基本的には変わりません。
人を理不尽に傷つけるような環境は相当なことがない限りは改善しません。
実際に人間関係が理由で退職する人が多い施設のその後の話を聞くことがありますけど、相変わらず同じままのことが多いです。
法人の色や周りの人間関係は自分の力では変えることができないです。
しかしどのような人と働くのか?ということは自分の行動一つで変えることが可能です。
なので「転職は逃げ」という考えはしなくていいです。
転職して待遇や労働環境が改善されたケースも多いです。
別の記事で「転職は逃げではなくて攻めの行動である」ということを掘り下げて解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
先述しましたが、派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

介護職が意識することは転職を盾にすることです
「転職する気がなくてもエージェントに登録する」という考えでも分かるように労働者である介護士は転職を盾に戦うことが大事です。
別に施設と介護士の対立構造を煽っているわけではなくて、後ろ盾のない労働は危険であるということです。
基本的に相手に後ろ盾のない状態だと判断されたら「この人は逃げないから何を言っても大丈夫」と理不尽を押し付けられることも多いです。
しかし「何かをするとこの人は転職をするかも知れない」と思われると理不尽な扱いは減ります。
実際に採用にはお金がかかりますし、その人材をすぐ手放すのはどの施設でも惜しいことです。
また転職を意識した働き方は「転職して収入をあげたい」という意識を持てるのでスキルアップを意識することができます。
実際に今は同じ場所で働く続けるということよりも、転職で待遇を上げていくことが主流です。
僕も転職で収入を上げていきました。
なので全ての労働者である介護士は転職を意識すべきだと思うし、後ろ盾を持って労働に励むことが自分を守る上で大事なことだと思いますね。
転職した先でも人間関係の問題があります
もちろん転職した先で同じような人間関係の問題に当たることがあります。
そのときに自分の振る舞いの問題が出てくるかも知れませんが、基本的に相手に理不尽な態度をしていない限りはそれは職場が腐っている可能性が高いです。
実際に人間関係で退職する人を見ていても、人に対して危害を与えていることは少ないです。
なのでその時は「運が悪かった」と割り切って転職や部署異動の選択をして欲しいと思っています。
もちろん転職するにあたってスキルアップして待遇をアップする意識は持っておいたほうがいいです。
スキルや知識がないので悪質な労働環境に身を置くみたいなこともありますし、「代替えの効く人材(実際に変わりがいない施設は多いが)」は扱いも悪いです。
逆に良い人材は何かあっても施設が総出で守ってくれることもあります。
なので「嫌だから逃げる」でもしっかりいろんなことを学んでステップアップする意識は捨てないで欲しいと思っています。
さいごに・・・

いかがだったでしょうか?
少しは介護職をする上での人間関係の不安は和らいだのではないでしょうか?
特に「後ろ盾を持つためにエージェントに登録して転職前提の働き方をする」というのは意識したほうがいいです。
もう一つの場所で定年まで働き続けるという時代は終わっています。
介護職は人手不足でどこでも求められますし、特にスキルを持っている人には優遇してくれます。
なので今の施設の人間関係に関しては別に我慢して耐える必要はないと思います。
介護職は理不尽な人間関係もありますけど、そういうことに関してしっかり対処してくれる施設も中にはあります。
なのでその施設を探し当てるまでスキルアップしながら転職をするのがいいと思います。
しかし「転職エージェントに登録するといっても、どこがいいのか分からない・・・」という人もいると思いますのでこの後、僕が厳選したお勧めのエージェントを紹介して終わりたいと思います。
基本的にはエージェントにはたくさん登録して案件を見比べたほうがいいと思います。
出来れば全部登録することをお勧めします。
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