どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護施設でいろんな症状がある人を何でも受け入れている感じだけど、実際は症状ごとに入る施設を分けた方が良いんだよね
・認知症
・精神病
・比較的健常な人
・身体の機能が衰えた人これらの人をごっちゃにして入所させてたらそりゃ疲弊するし本人の生活にも関わってくると思う
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) January 20, 2021
介護施設でいろんな症状がある人を何でも受け入れている感じだけど、実際は症状ごとに入る施設を分けた方が良いんだよね
・認知症
・精神病
・比較的健常な人
・身体の機能が衰えた人これらの人をごっちゃにして入所させてたらそりゃ疲弊するし本人の生活にも関わってくると思う
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
ツイートした通りですが、もう少し症状に合わせて入る施設を分けたほうが中に入る利用者や働く介護士の為になると思うんですよね。
・最近施設に様々な症状を持った人が入所してきている件
・症状が違う人が一緒に生活して介護士が支援することが困難であること
・この問題において介護施設ができること
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
一つの施設に様々な症状のある利用者を入所させることで起こるリスクに関して

介護施設も以前は身体介助を主とする利用者が多かったのですけど、最近は
- 認知症
- 精神病
- 中毒者(アルコールなど)
という方も入所することが多くなってきました。
そういう意味では多様な人を見れるようになって家族様からしたら非常に嬉しいことだと思います。
しかし一方では、いろんな症状を持つ入居者を同じ空間で生活を支援するのは難しいと感じています。
主な理由としては以下の通りです。
・今まで関わったことのないケースが増えてきてケアが定まらない
・本来医療的なケアが必要な人の対応はなかなかできない
・介護士が請け負える範囲が広くなりすぎている
以下より上記の事について解説していきます。
今まで関わったことのないケースが増えてきてケアが定まらない
介護施設にいろんな症状の人が入ってきて一つのユニットに
・比較的健常な人
・身体機能は衰えているが、認知機能には問題がない人
・身体機能は衰えていて認知機能に問題がある人
・アルコール依存で社会に適合できなくなった人
・精神病院から転居してきた人
・医療的ケアが必要な人
みたいな人が一緒の空間に生活しているのは多様的でいいことかもしれないです。
しかし支援をする側としては症状がみんな違って病院とかなら管轄が違います。
そういう人たちを「高齢者だから老人ホーム」みたいに同じ空間に入れてしまうのは強引ではないか?と思います。
病院ですら管轄を分けているのに介護施設で管轄を分けずにケアをするのは非常に困難だと言いたいです。

本来医療的なケアが必要な人の対応はなかなかできない
・糖尿病
・胃瘻
・喀痰吸引
・精神病
と症状の大きさによって違うかもしれないですが、これらは本来医療的なケアを病院で受けるべきものです。
実際に精神病を患っている人が居室で鋭利な刃で自らを切ろうとして大騒ぎになったことがありました。
こういう方の対応に関しては介護職員の仕事の管轄外なのではないか?と思います。
最近胃瘻や吸引に関しては資格を取得してケアを実施することができています。
それでも介護施設や介護士ができる範囲がどんどん広がっているのはあまり良くないことではないか?と思っています。

介護士が請け負える範囲が広くなりすぎている
介護士のするべきことが増えているのに対して対価は上がっているんでしょうか?
先ほど書いたように多くの症状の人を高齢者と言って全員受け入れる行為はニーズが高まっているから起こることです。
しかしニーズが高まっているからって無償で応えていく必要はあるのでしょうか?
これも現場を無視した受け入れをしている人たちが原因です。
それなら各症状に合わせて施設を作ったりユニットを構成していくべきです。
健常な人と精神病を持った人が同じ空間で生活するのは非常に難しいですし、介護職員も精神病などに対するケアの仕方を知らないみたいなケースも多いです。
それならその症状へのケアを多くしている人(スペシャリスト)を育成して症状に合わせていくべき場所を設定してあげたほうがいいと思いますね。

もう少し受け入れに関してはバランスを考えるべき

介護施設で入居者の受け入れをする際にはバランスを考えたほうがいいと思います。
症状によってユニットを分けるなどの対応はしたほうがいいです。
しかしくる人を受け入れ続けて最初は症状ごとに分けていたユニットが意味がなくなってごっちゃになってしまうケースはあります。
それでも施設の受け入れに関しては現場の状況と相談しながら慎重に決めていく必要があると思います。
・精神病院に入院する人の受け入れは断ったほうがいい
・相談員やケアマネとの連携はしっかり取るべき
・ユニットで症状別に分けて維持していくべき
上記の事について以下に解説していきます。
精神病院に入院するような人の受け入れは断ったほうがいい
先ほど書いたように僕は以前施設で自殺未遂をした利用者に遭遇したことがあります。
しかしはっきりいって認知症の対応は介護士の十八番みたいなところがありますけど、精神病は管轄外です。
今病院での精神病院は定員オーバーでその人たちが老人ホームに流れています。
なので精神病を専門とした介護施設やユニットを作ってもいいと思います。
既存の介護施設だと身体拘束をしてはいけない原則があるので、大きな問題につながってしまう可能性もあります。
そしてそういう方のケアに関しては経験が好くなったりみたいなケースが多いので非常に難しいものがあります。
なので、精神病の人は精神病院かそういう高齢者が入所するような施設やユニットを用意する必要があります。
逆に受け入れ態勢がない施設が安易に入所させてしまうと大きな問題につながってしまいます。
そういう意味でも精神病の人の受け入れは専門のユニットがない施設ではあまり受け入れなほうがいいと思います。
大きな事件の原因にもなりますからね。

受け入れ側との連携はしっかり取るべき
介護施設がいろんな症状を抱える人を受け入れてしまってごちゃごちゃになっているのは受け入れ側の責任なんですよね。
・相談員
・ケアマネージャー
・管理者
はしっかり現場に確認を取るべきだし受け入れができるのか?という話し合わないと実際に入って混乱する事になります。
なかなか受け入れを断るのが難しい状況ですけど、他の利用者や介護士に大きな負担になってしまいます。
だからこそ相談員とかは受け入れ前にしっかり相談して欲しいですね。
「この人入りますよ〜」と事後報告するのはあまり好ましくないですね。

ユニットで症状別に分けて維持していくべき
これは先ほどから言っているのですけど、症状によってケアするべきことが違うので、ユニットを症状別に分けるべきです。
そうすることで症状ごとのケアに精通したスペシャリストがケアに関わることができます。
それが症状別に分けずにごっちゃにしてしまうとその人が受けられるケアの質が担保されないという事になります。
それだと介護士全員がオールマイティーを求められてしまうので疲弊しやすいです。
あと健全者の利用者が認知症や精神病を患っている人と一緒に生活するのは無理があるというのが実感です。
余計なトラブルが起きる可能性もありますしあまりいいことはないです。
いろんな症状の人をまとめて見るのは非常に困難である

介護士不足もあるので一人で多くの人を見ることを求められているような気もします。
病院側もなかなか抱えきれない患者を介護施設に送りたい気持ちもあると思います。
しかしそれでもある程度の受け入れのコントロールはすべきだと思います。
なので受け入れる人の範囲はしっかり設定したほうがいいですね。
他の利用者のこともありますし、介護士の仕事の範囲のこともあります。
そもそも介護士の仕事の範囲が非常に広すぎるのでもう少し分散してもいいと思うぐらいです。
そう言う意味でも非常に今の状況はあまり良くないと思います。

個人的観測では社会福祉法人は受け入れをコントロールできない

僕は社会福祉法人でも株式会社でも有限会社が運営する施設で全て働いた経験はありますけど、社会福祉法人はなかなか入居者のコントロールが難しいと思いました。
老健に関しては特に様々な大変な人がごっちゃに入ってくると言う感じでした。

あくまで個人的な観測なので一概には言えないのですけど、逆に有料老人ホームだとそこらへんのコントロールはしやすいように感じます。
そう言う意味でも僕自身は有料老人ホームに勤めたほうがいいと思っています。
身体介助も少なくて体を壊し辛いと言うこともありますし(場所によって違うが)
で個人的には派遣で働いて自分にあった施設を見つけて就職するということをしたほうがいいと思っています。
派遣にはそれ以外にも多くのメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
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- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
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きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
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解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
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オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・最近施設に様々な症状を持った人が入所してきているので適切な場所に配置することが大事
・症状が違う人が一緒に生活して介護士が支援することが困難である
・この問題において介護施設ができることは受け入れの強化と断る勇気
実際に受け入れる側は実際にケアをしないのでいいかもしれないですけど、受け入れ側によって介護士の仕事も全然違ってきます。
そう言う意味でも介護士のことを考えた受け入れをしてくれる施設を探してそこで働いたほうがいいと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
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という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
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