どうもたんたん(@tantan4423)です。
今回は『「ありがとう」だけのモチベーションで働くのは難しい』というテーマで記事を書いていきたいと思います。
先日以下のようなツイートをしました。
『ありがとうはいいから給料上げろ』って普通は思うよね
お金がないことをありがとうで誤魔化してそれでたくさん働いてくれるというのは短絡的じゃないか?と思う
払うもの払ってからそのありがたい言葉を吐いて欲しい
— たんたん@『幸せな働き方』出版 (@tantan4423) January 9, 2020
『ありがとうはいいから給料上げろ』って普通は思うよね
お金がないことをありがとうで誤魔化してそれでたくさん働いてくれるというのは短絡的じゃないか?と思う
払うもの払ってからそのありがたい言葉を吐いて欲しい
僕の地元でも介護士募集のCMが流れるのですけど、そこに出てくる言葉が「やりがい」「ありがとう」の言葉だらけ・・・
これを見て「それしかアピールするところないのか?」と思ってしまいます。
そしてそれをして人が集まると考えるのは介護求人を舐めているのではないか?と思わざるを得ません。
まずはお金です。お金の部分を充実しない限り「ありがとう」も薄れてしまいます。
この記事の目次
「ありがとう」はお金へのモチベーションを超えない
あまりこういうことを言うと同業者に怒られそうですけど、僕たちが働いているのは「ありがとう」をもらうよりもお金をもらうためです。
お金をもらうからこそ理不尽なことでも我慢したり、本当は嫌な仕事でも我慢できるわけです。
それほど多くの人が「お金」というモチベーションで介護の仕事をしています。
逆に「ありがとう」をモチベーションにするのはなかなか難しいと僕は思っています。

多くの職員が給料をもらえない状態で「ありがとう」をモチベーションに働き続けることは無理です。
また「ありがとう」を言ってもらえないことに関して受け入れられるのか?と疑問も感じています。
「ありがとう」というモチベーションは給料をしっかりもらえて生活も安定して心のゆとりがある状態で初めて受けられると思っています。
しかし中を見ると給料や労働環境が悪いのに「ありがとうがあればいい」と言う風に自分を肯定するために使っているケースが多いように感じます。
CMとかで「ありがとう」を連呼するのも給料などの待遇面が悪いのを精神論で誤魔化そうとしているのではないか?と性格の悪い僕は見えたりしています。
介護に限らずにサービス業はこのようなケースが多いのですけど、いくら介護が尊い仕事であろうとやりがいの搾取をしている事実には変わりません。

ある程度経済的に潤わないと「ありがとう」はお金を超えません。
逆にマインドコントロールという形で「ありがとうがあればいい」みたいなことも多いですけど、それは健全とは言えません。
ちなみに都市部でがっつり労働で稼ぎつつ、心に余裕を持って副業に取り組みたい人は【きらケア派遣】 がオススメです。
詳しい情報をまとめた記事もありますのでもし良かったら読んでみてください。

「ありがとう」を連呼する施設はブラックである理由
僕自身いろんな施設で働いてきた経験があるのですけど、「ありがとう」とか「やりがい」を前面に押し出してくるのはブラックの特徴だと思っています。
ブラック施設の特徴に関しては別の記事でまとめていますのでもし良かったら読んで見てください。

僕自身銭ゲバみたいなところがあるので「ありがとうじゃ飯は食えない」という考えを強く持っています。
逆に自分が満たされている状況での「ありがとう」は強い原動力になるのも事実です。
だからこそ最初はお金を求めて働いたほうがいいと思っています。
「ありがとう」を使った搾取が横行している
求人での「やりがい」や「ありがとう」という文字を見るとはっきり言ってその施設に対していいイメージが持ちづらいんですよね。
この言葉は非常に抽象的すぎて中身が見えづらいです。
実際に入って見ると「利用者のために身を呈して働け」みたいなところも多いですし、なんか詐欺された感が半端ないんですよね。
やりがい搾取は詐欺罪だと感じる次第です(^∇^)
— ゆういち@介護コミュニティ運営♪ (@brace34492608) January 9, 2020
そう言う意味ではこう言う言葉を連呼するところは信用ができないんですよね。
「ありがとう」という言葉を搾取するために使っているところは「ありがとう」という素晴らしい言葉を冒涜しているように思えます。
「ありがとう」という言葉を使って搾取しているところを見ると「ありがとう」という素晴らしい言葉を軽視して冒涜しているのではないか?と思ってしまう。
— たんたん@『幸せな働き方』出版 (@tantan4423) January 10, 2020
「ありがとう」の価値を下げるような施設は結構あります。
まぁ彼らもビジネスで施設を経営しているのでしょうがないところもあります。
しかし、こっちも「自分株式会社」を運営しているのでそういうのに無理して付き合う必要はないのではないか?と思いますね。

「ありがとう」「やりがい」以外のアピールポイントがない
求人とかを見ると詳しい福利厚生や待遇に関して主張が少なくて「ありがとう」などの精神論の数々が出てきます。
他のサービス業の求人誌を見ても似たようなことが言えますけど、本当こういうサービス業は精神論が蔓延しているように思えます。
でも精神論って謳うことじたいただな訳であって、それで人が集まれば得をするのでしない意味はないのですよね。
とは言っても最近は選ぶ側も賢くなったのかこの手はなかなか通用しなくなってしまいました。
実際に求人に応募する人は減って、よりホワイトカラーに人が集中するようになりました。
介護職もあんなに求人が出ているのに人が集まらないのはこの香ばしい香りを察知して避けているからです。
なので最近はエージェントを使ってお金を使って求人を取るようになりましたし。
結局労働者側に利益がないと人は集まってきません。
「ありがとう」とか「やりがい」よりも労働者側が搾取されないということが重視されてきています。
同様に求人に「アットホーム」とか「チームワーク」とか書いているところも基本的にブラックだと思っていますね。

「ありがとう」の優先順位は低くしたほうがいい理由
確かに「ありがとう」は大きなモチベーションになることはあります。
しかしそれ以上に仕事をしてもらえるお金を使って自分を満たしたほうがいいと思っています。
お金を使うことの楽しさは「ありがとう」以上のモチベーションになります。
こういうことを言うと「意識低すぎではないか?」とか思われますけど、お金以上にモチベーションになることはあまりないと思います。
経営をする場合はこの理念や目標が大事になって、大切にするのは分かりますけど、労働者の場合は給料をモチベーションにしたほうがいいですね。
「ありがとう」という言葉が主観的で抽象的すぎる
「ありがとう」の言葉が与えるモチベーションは大きいのですけど、それは自分が満たされていないときついんですよね。
言われて悪い言葉ではないのですけど、それを第一にすべきではないんですよね。
しかし求人を見ると前面的にこの言葉を出しているところが介護業界での求人のやり方なんですよね。
でもそもそも考えて見たら、介護の仕事じゃなくても「ありがとう」をいただくことはあります。
別に介護業界だけが特別ではないです。
他の仕事もやりがいがありますし、介護業界よりも収入が高くてやりがいのある仕事は山ほど存在します。
あと給料や待遇の面に触れていないと言うところを見ると「この人たちはありがとうを餌にして人を集めているんだ」という警戒をしてしまいます。
そもそもこの「やりがい」とか「ありがとう」って抽象的すぎて中身が全く見えてきません。
実際にこのイメージで職場に入って「思っていたのと違う」と言って他職種に転職する人は非常に多いです。
この現実と理想のギャップが介護業界は激しいのではないか?と思ったりしています。
実際に見て見ると介護職を守ることは厳しい施設も多いです。

「ありがとう」は自分の生活が満たされてから求めていくべき
僕も介護の仕事がより一層楽しく感じられたのは副業で本業以上に稼げるようになってからです。
お金の心配をせずにできる介護の仕事は本当に楽しいんですよね。
しかしお金がない時の介護の仕事は精神的に追い詰められやすくて、目の前の利用者の変化に対しての喜びもあったけど、影で自分が苦しいという間に置かれていました。
何も気にせずに介護の仕事がしたいと思って副業をしました。
お金のストレスがあるとその仕事のやりがいを感じるのは難しいというのは感じます。
こういう経験からまずはお金を求めて欲しいですし、お金を求めることで仕事も楽しくなると僕は思っています。
お金は本当に精神安定剤です。
そして心が満たされていない状態での介護の仕事は苦痛が多いですし、より良いケアをすることもできないと思っています。
その辺のことも別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう
介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

現役介護士がオススメする絶対に登録しておきたい3つの介護転職エージェント
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・「ありがとう」よりもお金を意識して働くべき
・求人に「ありがとう」「やりがい」の文字が多い施設はブラック
・やりがいはお金を求めて働いてくるとついてくる
・介護だけはやりがいのある仕事ではない
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
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- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
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いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
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