どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
【介護士の悲しい現実】
・すぐに給料が上がらない
・新人が定着しない
・人手不足で仕事が増える
・求められるものは高くなる
・しかも訴えられる可能性も
・訴えられたら基本負ける
・暴力、暴言、セクハラあり
まさに負の連鎖で拡大していたんですよね
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 12, 2021
【介護士の悲しい現実】
・すぐに給料が上がらない
・新人が定着しない
・人手不足で仕事が増える
・求められるものは高くなる
・しかも訴えられる可能性も
・訴えられたら基本負ける
・暴力、暴言、セクハラあり
まさに負の連鎖で拡大していたんですよね
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
僕自身介護士で働いたのですけど、今の段階で介護士を本業として働く必要はないのではないか?と思っています。
実際に僕自身も正社員で働かずに複数ある生業の1つとして捉えています。
・介護士をメインに働き始めるのはあまりオススメしない理由
・副業必要性やフルタイムの脱却するべき理由の解説
・「食いっぱぐれないスキル」という意味での介護職はいい
それでは以下より解説していきます。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
介護士をメインに働き始めるのはあまりオススメしない理由

僕が今介護士を本業にして一本で食っていく事に否定的な理由は以下の通りです。
・介護業界は発展途上の業界であるから
・労働の場としての介護現場は非常に遅れている
・人手不足、低賃金、労働環境の悪さの3拍子を兼ね備えているから
以下より上記の事について解説していきます。
介護業界は発展途上の業界であるから
2000年に介護保険法が施行されてもう過ぎで20年経つのですけど、介護の質は向上する中で働く介護士の待遇変化はあまりなかったのではないか?と思っています。
しかし2025年には介護士が40万人が足りなくなるというデータも出ていて、今変化が求められています。
介護職として定着して働いてもらう為には介護士が「長く続けたいと思うような待遇」を用意できる介護施設が増えていく必要があります。
本格始動から20年経つのにまだ発展途上というのは非常に動きの遅い業界ではあります。
しかし今は世の中が介護を無視することができないほど深刻になってきています。
多分これから介護業界では大きな変化を迎えます。具体的には
・外国人労働者の導入
・AIや機械化を進めて効率化させる
・他職種がAIや機械化で多くの失業者が生まれる
・介護士の待遇改善
これらが進んでいくにつれて介護士の社会的地位も自然に上がっていくと思います。
介護士はなくならない仕事ですし、問題を多く抱えていますけど、これは時間やテクノロジーが解決するのかな?と思います。
あまりにも介護士が集まらないと国が躍起になって介護士の給料を上げるというのも考えられます。
しかし今は一番辛い時期で人もお金も無いのでわざわざ今働き始めるよりもいつでも働ける準備をしておくのがいいと思います。

労働の場としての介護現場は非常に遅れている
個人的に介護現場に懸念しているのは介護現場が労働をする場としてはあまり不適切なんじゃ無いか?と思っています。
・いまだにサービス残業がある
・人手不足で一人当たりの負担が大きい
・介護士へのセーフティーネットが弱い
それで仕事をする相手が認知書や身体に障害のある高齢者な訳です。
このような労働環境において、非常に難しい人のケアをすることがいかにリスクが大きいことなのか?ということを考えて欲しいです。
よく介護士の中でも「利用者に暴言を吐かれた」「暴力を振るわれた」みたいな声があります。
これらの問題に対してしっかり介護士にセーフティーネットを提供できる力があるのか?と言われたら疑問です。
多くの施設が「認知症だからしょうがない」とか言います。
もちろん認知症でしょうがない部分はありますけど、施設としてはケアしないといけない部分です。
認知症だからケアをすることを放棄していいとは違います。
そういう意味で労働をする場としては非常に遅れていて、中で働く介護士からしたら不安しかないんですよね。
結局自己責任で防衛していく必要があります。

人手不足、低賃金、労働環境の悪さの3拍子を兼ね備えているから
・人手不足
・低賃金
・労働環境の悪さ
を兼ね備えている業界に誰が行きたいのか?という話です。
最近は若者の傾向を見ると個人で仕事を請け負って収入を得る為に行動をしている中、人材確保のためにはこれらを持つ介護職にいくのか疑問です。
僕にしても当分は今みたいに最低限働いて、あとはサイドビジネスで稼ぎに行く方針を取っています。
特に今は波に乗っていることもあるので、時間対効果が桁違いに違います。
介護で時給千円とかですけど、1時間かけて書いた記事が万単位で収入になります。
労働はあくまで最低限の固定収入を得るための手段になっています。
なので手取り20万円で多くの時間を取られて非常に疲労度の高い介護職へ一本化するのは非常にリスキーだと思います。

副業必要性やフルタイムの脱却するべき理由の解説

副業はこれからの時代マストになってきますし、わざわざフルタイムで全精力を労働に注ぐいいはないと思っています。
労働は自分でコントロールしないとどんどん消耗していきます。
そのためには以下のような意識を持って労働に関して取り組んで欲しいと思っています。
・介護職は心身の負担が大きくて、怪我や体調を崩すリスクがある
・低収入の介護職一つに依存して働くことはリスクが大きい
・フルタイムの労働から脱却して複数の収入源で生活した方がいい
上記の事について順を追って解説していきます。
介護職は心身の負担が大きくて、怪我や体調を崩すリスクがある
僕自身はフルタイムの介護職を続けていくのは非常にリスクが大きいのではないか?と思っています。
・職業病と言われている腰痛
・入る利用者によって自分の心身が蝕まれる
・非常に神経を使う仕事でストレスが大きい
特に腰痛や心身の疲労で壊れてしまった人は非常に多いです。
そうなってしまうと収入源を途絶えてしまって生活が脅かされています。
特に怪我をしてしまった際にはもう2度と介護職ができなくなったりすると、他のスキルがない状態で転職をしないといけなくなります。
介護は手に職ですけど、体が資本です。
資本である体は結構簡単に壊れてしまいます。
それほど介護の仕事はハードであって自分でコントロールできないときついのではないか?と思っています。

低収入の介護職一つに依存して働くことはリスクが大きい
僕の場合は介護の収入に依存しないように介護以外の部分で発信を軸にしてリスクを減らしています。
・副業のアフィリエイト
・発信からリアルでの活動につなげる(新聞取材など)
・web運営やSEO等のコンサルは多分できる
・ライティングで稼ぐことも可能
まだ収入源は介護とアフィリエイトの二つですけど、もっと収入源は増やして行きたいと思っています。
ネットで完結するビジネスをしていればもし僕が腰を壊してしまった時にもう一つのビジネスが僕を支えてくれます。
なので若くて大量のある今のうちに行動をしたり多くのインプットをして将来に備えている感じです。
今の時代副業を推奨するのは少ない給料を補う意味よりも、労働の方で支障をきたして働けなくなった時のリスクヘッジであると考えて欲しいです。
今はネットの登場でネットビジネスが盛んに行われてますし、情報もたくさんあります。
行動するか?しないのか?ということで明暗が分かれてきます。
で今は行動をしないことがリスクになってるんですよね。
副業の勧めに関しては別の記事で解説していますので良かったら読んでみてください。

介護職は非常に神経を使う仕事でストレスが大きい
介護職は非常に神経を使ってストレスを蓄積する仕事です。
世の中は介護の末殺害する家庭内介護虐待が多くあるのですけど、これを仕事としてチームでやっているのが介護士です。
チームでやっている分負担が少なくなっているのですけど、それでもなおきつい部分はあります。
やっぱり人と関わるということはその分人のストレスの発散に使われてしまう可能性もありますし、やばい人間に当たったら終わることもあります。
そのような状況で働いていたら普通に長く続けるのは不可能です。

「食いっぱぐれないスキル」という意味での介護職はいい

しかし介護職をするメリットとしては「食いっぱぐれないスキル」に尽きます。
数年介護の仕事をしてある程度の知識やスキルが身についていたらどの施設に行っても欲しがってくれます。
なので別に数年介護で働いて、他の業界で働いたりして介護業界の景気が良くなったら戻ってくるみたいなことも可能です。
僕みたいに多くのリソースを発信に注いで副業をしている人からしても、「いつでも介護にフルコミットすればいい」という安心感は大きいです。
別に今のネット事業がうまくいかなくなっても食いっぱぐれないのが介護士の強みだと思います。
なので今は介護である程度のことができたらその安定感を盾にして挑戦するのがいいと思います。
逆に「どこでも働ける」「好きな形態で働ける」みたいなことをしないのは勿体無いです。
それなら収入が高い他の仕事をしたほうがいいと思います。

介護派遣で働くことで働き方をコントロールすることができる。

僕自身が介護派遣で働いているのは時間のコントロールがしやすいからです。
特に僕の場合は個人事業主としての一面があるのでなかなか正社員で働けないという部分もあります。
それでも派遣なら自分で時間や出勤日数を調整することができるのが非常に大きいですね。
その他にも多くのメリットがあります。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・介護士をメインに働き始めるのはあまりオススメしないのは労働環境の悪さと発展途上であるから
・副業必要性やフルタイムの脱却しないと逆にリスクが高くなる
・「食いっぱぐれないスキル」という意味での介護職はいいけど、一本に絞る必要がない
介護士という仕事はオススメできないというのは介護士一本で働くことに対してです。
逆に一生物のスキル的な意味では身につけたほうがいいです。
本気で1年で働きながら勉強することでどこでも通用する人材になることも可能です。
これから人手不足が深刻になればその分価値は上がって行きます。
そして介護業界が良くなったタイミングで転職をしたらいのではないか?と思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。