どうもたんたん(@tantan4423)です。
現在はフリーランスとして活動をしているのですけど、以前は現場で介護職として働いていました。
普段はそんな介護職の働き方に関する悩みを解決する記事を書いています。
今回はネガティブな発信になります。
先日以下のようなツイートをしました。
個人的な予測としては今回テレワークできなかった職種である福祉従事者の転職が相次ぐ
理由としては
・自分や家族よりも仕事優先だから
・出勤にはリスクがあるから
・今回の件で働き方を見直す人が増えるから給料上げないとマジで誰もしたがらない
子供がいる人とか絶対テレワークできた方がいい
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) March 11, 2020
個人的な予測としては今回テレワークできなかった職種である福祉従事者の転職が相次ぐ
理由としては
・自分や家族よりも仕事優先だから
・出勤にはリスクがあるから
・今回の件で働き方を見直す人が増えるから給料上げないとマジで誰もしたがらない
子供がいる人とか絶対テレワークできた方がいい
先日現在テレワークをしている友人と話をしましたけど「これ世の中変わるヤツだ・・・」と感じています。
東日本大震災で居住に関して国民の意識が変わったように、今回はコロナウイルスによって世の中の働き方が大幅に変わっています。
かくゆう僕も昨年の10月からフリーランスになって基本的に在宅で仕事は完結します。
で今回のコロナウイルスも「在宅で仕事ができるようになって良かった」と思っています。
少し話が逸れてしまいましたが、ツイートした通り僕はコロナウイルスが収束したら介護職の離職が相次ぐような気がします。
理由としては「テレワークできないから」です。
これだけだと不十分だと思いますので掘り下げて解説していきます。
僕自身が在宅で100万円を稼いだ経験からオススメの副業を紹介している記事がありますのでもし良かったら読んでみてください。

この記事の目次
今回のコロナウイルスでテレワークできない職種の離職が相次ぐ
単純なことですけど、テレワークができる仕事というのはいざという時に出社しなくてもいいんですよね。
例えば今回のコロナウイルスのケースにおいても、感染のリスクのある満員電車に乗らなくてもいいです。
また今回みたいに学生の子供がいる家庭で休校になった場合だってテレワークなら対応をすることができます。
共働き家庭において1人でもテレワークオッケーな仕事をしている人がいることで家のことは何とかなるんですよね。
しかしテレワークできない職種は感染のリスクは上がって、いざという時も出勤しないといけないです。
で、今回の件で「自分の仕事の臨機応変の無さ」というものに絶望してテレワークありの会社に転職する流れは確実に出てくると思っています。
そうなってくると医療福祉の人材は不足しますし、いざという時のライフラインが破綻してしまいます。
あくまで僕自身の予想ですけど、結構現実味はあると思います。
今回の件で「介護士は無縁ですね」みたいな声がありましたし、裏返すと「介護士じゃない仕事はテレワークできて羨ましい」と捉えることもできます。
テレワークできない仕事はそれほど出社における重要度が高いんですよね。
言ってしまえば、本当にマスクが必要な人であって感染をしたらいけない人なんですよね。
そして家族や自分よりも仕事を優先しないといけないと思われている仕事です。
その事実に気づいて「この仕事をしていたら自分や家族を守れない」と思って転職を意識しても不思議ではないです。
介護士でも「家族や自分より現場の高齢者を優先させないといけない。仕事だから」みたいな風潮があります。
しかし今回みたいなことがあると「まずは自分の身を守らなきゃ」と思うのも無理ないです。
僕自身も基本的に自分を守る行動でいいと思います。
でもそういう出社しないといけない仕事がいるから僕たちの生活があるので感謝はするべきです。
この「自己犠牲」については別の記事で書いていますのでもし良かったら読んでみてください。

転職や就職でも「テレワークができる」ということを条件にする人は増える
今回の件で僕たち働く人間の求めるものに「テレワーク」は入ってくると思います。
実際に僕自身も4月に現場復帰をしようと思っていたのですけど、しばらくはフリーランスで活動することになりそうです。
それほど今はリスクが多い状態だと僕は思っています。
https://twitter.com/1002_t_yusuke/status/1237550636796743681?s=20
そして自分や家族を守るためにテレワークができる仕事に人が集まると思っています。
合わせて企業の求人でも「テレワークできます」という事を売りにする企業も増えてくると思います。
その波が来たら多くの人がテレワークがない仕事から抜けてしまう恐れがあります。
僕のいる介護業界も例外ではなくて、テレワークの波に飲み込まれて一気にきつくなる可能性はあります。
特に女性の多い仕事なので、テレワークのある事務職などに人が行く可能性は高いです。
今ですらコロナで現場は追い込まれてしまいますけど、その二次災害的に人手不足がさらに深刻になる施設が増えるのではないか?と思っています。
でもこれも時代が成熟している証拠でもあるので止めるべき流れでもないので複雑ですよね。
テレワークの波に介護業界は給料アップで対抗すべき
テレワークの波が来たら介護業界の人手不足はさらに深刻になると予想しています。
今回の件で「なんで職場に行かないといけないんだよ。家族は大変なのに」と思った人も多いです。
ある意味今回のことは、自分の働き方を見直すきっかけになっています。
でも介護業界にダメージがあるのは事実なのである程度の策を打っていくべきだと思っています。
でこの策は個人的にはお金しかないと思っています。
給料高いなら出勤したいと思う人はいる
テレワークをしなくても収入が高いのなら人はテレワークなしで仕事をします。
しかし今の介護業界は出勤をしてリスクをがあるのにテレワークしている人より給料低いというのは普通に「やってられないよ」となってしまいます。
多くの人が仕事をする理由がお金のためです。
出勤のデメリットをお金がかき消してくれます。
なので出勤しないと世の中が回らない仕事に関しては給料をあげないとどんどん破綻していくと思います。
はっきり言ったらほとんどのことはお金で解決すると思っています。
「介護はお金ではない」みたいに言いますけど介護がきついのは基本的にお金の部分です。
なのでまずはお金を入れて解決するというのがいいと思います。
理想と現実は全然違いますからね。
やりがいよりお金だと思っていますね。

出勤のリスクに対して対価を払うべき
そもそも、出勤自体僕は仕事だと思っています。
その出勤にリスクがあるわけなので、その分の手当ては出すべきではないでしょうか?
今回は特に出勤が持つ意味が変わってきています。
その感染症にかかるリスクを抱えているのに「今ままで通り働け」というのは前提条件が変わった意味ではまかり通らないような気がします。
給料低くてテレワークできない仕事はオワコンになるから
個人的に介護職の給料が今回をきっかけに見直されない限り介護職の従事者は減ってしまいます。
普通に安い給料で危険を冒して職場に行くという事自体好んでする人は少ないです。
コロナになる前から介護職が足りない話はあったわけですし、その介護士不足に拍車をかけてはいけません。
介護職は治安維持のためのセーフティネット的役割を果たしているので、介護職が減ってしまうと在宅介護が増えます。
在宅介護で仕事を辞めてしまったら貧困になる可能性が上がりますし、その結果家庭内虐待につながってしまいます。
ちなみに在宅介護について知りたい方は別の記事で解説していますので、もし良かったら読んでみてくださいね。

介護関係の仕事でもテレワークできる業種は出てくる
介護士として現場で高齢者の支援をする形式の仕事だとテレワークをする事ができないです。
しかし介護関係の他の業種ならテレワークする事ができます。
具体的には以下のような業種ではテレワークできる可能性があると思います。
・相談員(ビデオ通話などでコミュニケーションが取れるから)
・ケアマネジャー(時々現場に行く必要があるけど、ネットでのコミュニケーションでも事足りる)
・福祉用具の営業など(オフィスに常駐する必要はない)
現在のところは上記の仕事で在宅勤務することができていないケースが多いですが、理論上はする事ができます。
求人の中では在宅勤務ができる案件も存在しているので転職エージェントの担当者に相談してみるのもいいと思います。
介護職の転職エージェントでも介護士以外の仕事も紹介しているケースも多いので、とりあえず登録して相談することをお勧めします。
テレワークできる介護系の業種を探すために使える転職エージェント
「テレワークをしたいと思っていても介護業界から離れたくない」という人は業種を変えることをオススメします。
介護士の転職エージェントでも取り扱ってることも多いので、担当者に聞いてみることをお勧めします。
仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・テレワークの波は必ずくる
・その波に介護業界は飲み込まれる
・対抗するには給料を上げるしかない
それかもういっそのこと自分が納得する介護施設に転職するのもいいと思います。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。