どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
介護業界での衝突は個人主義と全体主義によるものなんですよね。
僕は個人が幸せになる為の発信なわけで、その為には全体の事をあまり考えなくてもいいという考えを持ってる
もちろん全体を整えないと個人か幸せになれないみたいな事もあるわけなんだけど、結局それが自己犠牲という方向に行ってる
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 20, 2019
介護業界での衝突は個人主義と全体主義によるものなんですよね。
僕は個人が幸せになる為の発信なわけで、その為には全体の事をあまり考えなくてもいいという考えを持ってる
もちろん全体を整えないと個人か幸せになれないみたいな事もあるわけなんだけど、結局それが自己犠牲という方向に行ってる
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
僕は全体主義を捨てて個人主義を持って生きるようになったのですけど、逆に介護職員は全体主義の人が多いなと思っています。
そのことによって損をしている人が多いのではないでしょうか?
・介護職員は全体主義の人が多い事実について
・個人主義を持って生きたほうがいいと思える理由
・個人主義と全体主義は衝突しやすい
それでは以下より解説していきます。
この記事の目次
介護職員は全体主義の人が多い事実について

僕の周りの介護職員では「全体の利益が自分の利益」という事を信じて疑わない人が多いです。
確かにこのような考えがありますけど、介護職の場合は全体主義になることによるメリットが非常に薄いです。
介護職は基本的に搾取の構造になっている
介護職をしていると感じていると非常に労働者としての権利や旨味を受けることができないと感じます。
・サービス残業をした結果、最低賃金以下になる
・休みの日なのに会議や欠員で職場に行かないといけなくなる
・労働者の権利である有給休暇が使えない
上記のことは労働者として当たり前の管理ですけど、これらの権利が守られていないことが多いのは介護職という働き方の問題点です。
僕自身は副業というか兼業で情報発信を起点にした個人的な活動をして収入を得ているのですけど、やっぱり非常に不安定です。
- 時給なんて存在しない、結果を出さないとお金は入らない
- 休みの日なんて存在しない
- 有給なんてもちろんない
こういう状況で働いていると労働者は非常に守られていると感じます。
しかし介護職を見るとここら辺のことが守られていないことが多いんですよね。
労働者としての旨味が少ないんですよね。

チームとして「自己犠牲して福祉を提供するべき」という考え方を求められる
介護職はチームとして福祉を提供してのですけど、そのチームという意識が強すぎます。
・「チームのためならわがまま言うな」
・「利用者のために自分を犠牲にするのは当たり前」
・「みんなで協力できない人は介護職失格」
・「それで本当にプロなの?」
みたい言葉を普通に人に浴びせる人間がいるぐらいなので、相当な村社会になっているのではないか?と思います。
はっきり言って労働なのでチームといえ基本的にはプライベートや労働時間街のことを要求するのはあり得ない話です。
でも福祉の場合は「人のため」と言う仕事なのでこういう理不尽がまかり通るようになっています。
非常におかしな業界でその全体主義が大きくなって歪んでいるのではないか?と思っています。

「周りとズレたくない」という人にはオススメの考えたくない
先ほどまで全体主義の介護職の事を痛烈に批判したのですけど、日本人的な考えなのかな?と思っています。
・周りの人と違う事をするのは悪い事
・人と違って仲間外れにされるのが嫌
・全員からいいように思われたい
みたいな感じの人は多いわけなので合わせておけばメンタルの安定に繋がって助かっている人も多いと思います。
全体主義は比較的搾取されがちの考えて実際に全体主義を出して搾取する介護施設が多いですが、その分「みんなと一緒の安心感」を与えています。
逆に村的な社会が同調圧力を作って変化もない周りから見たら異常な集団になってしまいますが。

個人主義を持って生きたほうがいいと思える理由

僕自身ははっきり言って個人主義の人間で「個人が幸せにならないと全体が良くならない」という考えを持っています。
あくまで介護施設は個人を集めている場所なだけで、全体のために個人を犠牲にする考え方に関しては批判的な立場です。
実際に僕も全体主義から個人主義に移行して良かったと思う人間です。
・介護の仕事はあくまで人生を幸せにするためのツールでしかないから
・仕事に対して居場所やお金や人間関係を依存するのは脆い事だから
・自分の人生なのに第三者にコントロールさせすぎるのはもったいないから
上記の事について以下に解説していきます。
介護の仕事はあくまで人生を幸せにするためのツールでしかないから
僕にとっての介護の仕事はあくまでお金を稼いで生活をするための手段でしかないです。
そのお金を使って自分やその周りの人を幸せにするという思いの方が強いです。
だからと言って「仕事を適当にするべき」と言うわけではなくて、生活を犠牲にするような働きをする意味がないと主張したいです。
介護の仕事は人と直接関わって、人の生活の支援をする仕事なので客である利用者に対しての感情輸入が強くなりすぎてしまうことが大きな問題だと思っています。
その感情輸入が強くなりすぎることによって労働を超えて一種の奉仕活動になってしまっているのではないか?と思っています。
結構施設の中では「働かせていただいている」みたいな事を言う人がいますけど、それは完全に奉仕活動と介護の仕事を捉えているからです。

仕事に対して居場所やお金や人間関係を依存するのは脆い事だから
仕事をしていると何もしなくても
・お金(給料)
・人間関係(同僚)
・居場所
を与えてくれます。
言い方が悪いかもしれないですけど、実際に介護施設に就職するだけで人生において必要な人間と居場所と給料をもらえます。
別に自分で価値を生み出されなくてもその場所は保証される気になっているので、依存をしてしまいます。
言ってしまえば介護施設がなくなったら給料だけではなくて、人間関係や居場所もなくなって途方に暮れてしまう人は多いです。
転職の流動性がなかなか良くならないのもこの与えられることに依存して自分で行動する事を躊躇わせているのではないか?と思います。
自分の人生なのに第三者にコントロールさせすぎるのはもったいないから
先ほど書いたように、労働をすることによって様々な事を与えてくれます。
・仲間
・居場所
・お金
を与えてくれるのですけど、この与えられて「これでなんとかしろ」感が嫌だと感じています。
自分の人生なわけなのでお金の稼ぎ方も居場所も仲間も自分で決めて行くべきだと思っています。
しかしその安心感を享受しないのは完全にもったいないので、僕の場合は2束のわらじで活動しています。
会社に依存して働いてしまうと自分の人生における大事な事をコントロールされてしまうので、そこをある程度自分で制御することが大事です。
依存してしまうと人生の選択肢が一気に狭くなっているので、あまりオススメできませんね。
個人主義と全体主義は衝突しやすい
介護職の中で自分の主張を通したいからと言って利用者を盾にして「それをしたら可哀想でしょ?」みたいな事を言う人が結構多いけど、普通に考えて卑怯だなとか思うけどどうなんでしょうかね?
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 25, 2019
僕自身は介護界隈の中でも相当な個人主義の人なので、やっぱり全体主義の介護関係の人には批判が集まります。
- あなたみたいな人が多いと世の中回らない
- それだと利用者が困る
- それで困る人がたくさんいる
みたいな事を良く言われますね。
そもそも自己犠牲しないと困る人がたくさんいると言うことがそもそも間違っているという事実を見ようとしないんですよね。
個人的にはもっと介護職個人に寄り添ったシステムを構築するべきであって、既存の介護職界隈は時代遅れのオワコンだと思っています。
人手不足の状況で全体主義を通してしまったら誰も集まりません。
と言う主張をしていますけど、基本的に分かり合うことはないですね。
個人主義と全体主義は対立するのはしょうがないです。
しかし最近はネットが発達したこともあって個人の時代になってきて個人が全体を倒してしまうような現象は各地で起きています。
それなら個人で力を身につけて自立して行く方が時代にあった生き方なんじゃないか?と思っています。
一つの施設で働き続ける意味はないです
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・介護職員は全体主義の人が多いのは福祉の性質上仕方ない
・個人主義を持って生きたほうがいいと思える理由としては最近はこの時代になってきたことの影響が大きい
・個人主義と全体主義は衝突しやすいのはしょうがない
実際に全体主義を持っている人や流されている人も「こう言うところがダメだよね」と疑問を持っていることも多いです。
というかそういう疑問を持っている人が個人として独立していくことが多いです。
僕自身もそうでしたし、そもそも全体に従っていたら利益を享受できるような時代でも職種でもないです。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。